生とは? 死とは?

生と死をテーマとした作品の多い作者様の新作長編。
今回も真正面から向き合っております。

本作は現代ドラマでの登録ではありますが、SFの一面やミステリー小説の雰囲気もあります。
巧みな構成と表現がそうさせるのですが、かなり没入感の高い作品です。

主人公がこの後直面するであろう出来事によって、生と死にどの様な結論を見出すのか。
それによって物語がどう展開するのか興味が尽きません。

重いテーマではありますが、しっかり読み物として楽しめる作品となっております。
じっくり読みたい派の貴方。
是非是非~