存在しない作品のミリしらやってみた
みなもとあるた
存在しない作品のミリしらやってみた
【洋菓子屋に勤めて300年、ひたすら焼き続けたバームクーヘンがついに5億層を突破した件について】
羽田健司(主人公)…お小遣い稼ぎのために始めた洋菓子屋のバイトでバームクーヘン焼き担当になったのが運の尽き。実はこのバームクーヘンは洋菓子の神様に献上するための特注品であり、生地を10億層重ねにして焼き上げないといけないのだ。作品内の時間で300年経過したが、今のところ半分の5億層にしか到達していない。
佐門次洋子…洋菓子屋の一人娘。健司のクラスメート。バームクーヘンが1億層に達した辺りで天寿を全うしたため読者もその存在を忘れつつある。
佐門次ともみ…洋子の娘。編集部からのテコ入れにより、途中の1話だけ健司とお色気ラブコメを繰り広げた。バームクーヘンが1億5000万層に達した辺りで天寿を全うした。
【えっ!?この状態からでも入れる新興宗教があるんですか!?】
道場大志(主人公)…名前の読み方は「みちばたいし」。どこにでもいる普通の高校生だった大志は、ある日トラックに轢かれ生死の境をさまようことになる。薄れゆく意識の中で大志が見たのは、ご先祖様達が三途の川の向こうで手を振る光景ではなく、怪しいツボを持った美少女の姿だった…
教祖闇子…本作のメインヒロイン。死にかけの大志の意識の中にどうにかして現れ、ツボを売りつけようとする。信者からのお布施を定期的に回収するのが面倒になってきており、最近流行りのサブスク形式で簡単に集金できないか考えている。
ツボ…自我を持った喋るツボ。いつも闇子に抱えられている。趣味は体内で梅干しを作ること。
【ダイエットは明日から】
浜崎えみ…都内の外資系企業で事務員を務めるOL。割と本気でダイエットを始めようとしているのに、毎日何かしらのトラブルが発生して最終的には大食いバトルで決着をつける羽目になる。口癖は「デスクワークではカロリー使わないのに」
柴田部長…第一話で登場した、えみの取引先のお偉いさん。自社に商品が届いていないことをえみのミスと勘違いした結果、なんやかんやあってデカ盛りカレーの大食い対決でえみと対決することになる。
【鮫シャーク2】
ヒルダ・ボトムストン(主人公)…海洋生物を研究する女性博士。大学研究室の学生たちと共にハワイ沖の調査を進めていたところ、仲間の一人からの通信が突然途絶えてしまい…
鮫シャーク…上半身が鮫、下半身がサメという新種の生命体。鮫のパワーとサメのパワーを併せ持ち、前作に登場したサメシャーク以上の被害をハワイ諸島の住民たちに与えている。
ジョン・ボトムストン…前作の主人公。ヒルダの叔父でもある。前作では上半身がサメ、下半身が鮫の化け物であるサメシャークとの戦いで片腕を失ったが、ヒルダのピンチを聞きつけ武装義手を装備した姿で登場した。
【異世界俳句王決定戦 ~ドラゴンは春の季語なのかよ~】
アームストロング賢吾(主人公)…日本人とオランダ人のハーフ。祖父と共に裏山で矢数俳諧を楽しんでいたところ、いつの間にか異世界に転生していることに気付く。現実世界に帰るためには王国で開催される俳句王決定戦で優勝しなければならないのだが…
ファリエ…メインヒロイン。種族はエルフ。異世界から転生してきた賢吾と初めて出会った現地人であり、賢吾の俳句力の高さを見抜いて俳句王決定戦に参加することを勧めた人物でもある。彼女自身は短歌の方が好き。
存在しない作品のミリしらやってみた みなもとあるた @minamoto_aruta
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