君を食べちゃいたいぐらい愛してる

立花 ツカサ

君を食べちゃいたいぐらい愛してる




「ごめんな。お前に心配かけて。」


「ううん。君が私と離れたいって言うなら、私はそれでいいわ。」


「いや・・・ちょっと俺には刺激が強すぎただけで・・・離れたいわけじゃないんだって・・・なあ、わかってくれよ。」


「じゃあ、どうすんのよ。私と離れろって言われたんでしょ。」


「そりゃそうだけど・・・まだまだお前を食べたいんだ。」


「いやらしいわね。」


「仕方ないだろ。俺はまた、君のかわいらしい赤い頬にキスがしたいし、君の甘さを感じたい。」


「ありがとう。」


「また、顔が赤くなったな。」


「仕方ないでしょ。私だって君と離れたくないんだから。」


「なら、俺のために変わってくれよ。」


「そうね。君がしたいようにすればいいわ。君好みに私をしてちょうだい。」


「本当に?」


「ええ。」


「お前を、ぐちゃぐちゃにして形を変えてしまうぐらいにしてもいいのかい?」


「ええ。君が私を食べてくれるならどうなってもいいわ。」


「やっぱり、お前を可愛すぎて食べちゃいたい。」


「どうぞ。」
























「リンゴ、大好きだよ。愛してる。」


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君を食べちゃいたいぐらい愛してる 立花 ツカサ @tatibana_tukasa

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