第3章 怨苦

 あいつを初めて見たのは四年前――僕が十一歳の時だった。

 あの時も、僕と姉ははいつものように家の裏手にある崖下の潮だまりで、網を片手に得物を追っていた。姉は僕よりも五歳年上で、当時は中学三年生。歳は離れていたが、僕の面倒をよくみてくれるいい姉だった。その日も、姉は岩に腰掛けて僕に声を掛けながら、逃げ惑う魚の行方を指示していた。 

 不意に、姉の声が途絶えた。訝しげにふと顔を上げると、陽に焼けた小麦色の両脚と、その間から除く白いショーツが眼に飛び込んできた。姉はスポーツブランドのロゴの入った白いTシャツにデニムのミニスカ―トを履いており、しゃがみこんでいるその姿勢からは、僕の眼に無防備な光景を曝け出す結果となっていた。         

 僕は妙な緊張感を抱きながら、至近距離に見える姉のショーツを食い入るように見つめた。汗で張り付いた木綿の白い生地は微妙な陰影を描き、その向こうに隠された秘部の形状を仄かに浮かび上がらせている。

 抑えきれない高揚感が込み上げて来るのに従い、僕は本能の奥底から緊張に満ちた好奇の衝動が掻き立てられていくのを感じていた。

今までに感じた事の無い、妙な気持ちだった。心臓はいつもの倍近い拍動を繰り返し、その振動は僕の顔全体で感じ取れるほどにまで膨らんでいた。

 勿論、姉の下着姿は初めてではなかったし、裸ですら珍しいものでは無かった。今でこそないが、以前は入浴も一緒だったし、姉が中学生になるまでは部屋も一緒だったから、裸だろうが下着姿だろうが、日常生活の中のごく普通の光景だった。

 なのに、今日は変だ。

 今までになく、姉の存在を異質な眼線で捕えていた。

 それは禁忌の扉をこじ開け、触れてはいけない世界を垣間見てしまったような感覚だった。やってはいけないと言われると余計にやりたくなる、悪魔の囁きに似た甘美な誘惑に、僕の好奇心は、躊躇い抵抗しながらも打ち震える魂の興奮を抑える事が出来無かった。

 徐に、姉が立ちあがった。僕は自分の行為が姉に気付かれたかと思い、とっさに幾つもの言い訳を脳裏に描いた。が、それはすぐに取り越し苦労だと気付いた。姉は、僕では無く、僕の後方を凝視していた。それも、怯えた表情で。

 僕は反射的に姉の視線を追った。振り向くと、一人の青年の姿が眼に映った。長身で、がっちりとした筋肉質な体躯。黒いTシャツに、色褪せたモスグリーンのカーゴパンツを履いている。小ぶりのリュックを背にしょい、右手にはルアーのぶら下がった釣り竿を握りしめている。

 釣り客の様だ。この辺りは岩礁だけに、釣り師にとっては絶好のポイントが点在しており、この潮だまりを横切る人影はそう珍しくは無い。でも、この青年はちょっと違った気配を孕んでいた。青年は笑みを浮かべながら、此方を見ていた。ただ、姉だけを。

「崖の上の家の子かい?」

 青年が話し掛けてくる。

「帰ろ」

姉は言葉短く僕に声を掛けるとそそくさと小道を掛けだした。

「あ、待ってよ」

 僕は慌てて岩場を駆け上がると、急いで姉の後を追った。ふと振り向くと、僕は青年のとった不可解な行動に気付いた。青年は、猥雑な笑みを浮かべながらカーゴパンツのファスナーをゆっくりと引き上げていたのだ。

 あの日以来、姉は磯遊びに行かなくなった。僕も姉に従い、磯浜に下る小道にすら近付かなくなった。

 もう二度と会う事は無いだろう。そう思っていた矢先、奴は再び現れた。

 奴と初めて遭遇してから二週間後の午後、家の前の庭で、僕と姉がバドミントンを楽しんでいた時のことだった。

 本来、姉は午後から女友達と会う約束をしていたのだが、相手の都合が悪くなったとかでドタキャンになった為、暇そうに部屋でごろごろしていた僕を外に連れ出したのだ。

 どうやっても姉に勝てない僕は、やけを起こしてシャトルを力いっぱい撃ち返した。無理な力が加わった為か、シャトルは姉の頭上を越え、庭の端の藪に飛び込んだ。

 姉は慌ててシャトルを追い、藪の前で不意に立ち止まった。恐らく、蜘蛛の巣が邪魔して取れないのだろう。虫はそうでもないのだが、蜘蛛を毛嫌いしている姉にとっては、そこを通過してシャトルを探すのは苦痛以外何物でもないのだ。ここは、僕が助けに行くしかない――そう悟った僕は、すかさず姉の傍に駆け寄った。ゲームで負けてばかりだったので、この時ばかりは優位に立とうと僕なりに奮起したのだ。だが、真実は僕の想像を遥かに逸脱していた。

「姉ちゃん?」

 背後から声を掛けた僕に答える素振りもないまま、姉は微動だにせず立ち竦んでいた。ミニスカ―トから伸びた両脚が、小刻みに震え、かっと見開いた両眼は、雑草の生い茂る藪の一点をじっと見据えていた。

 姉の異常な行動に、僕は得体の知れぬ恐怖にかられながらも、恐る恐るその視線を手繰り寄せ――絶句した。

 奴だ。以前、磯遊びしていた僕と姉の前に現れたあの青年の顔が、藪からこちらを伺っているのが見えた。迷彩色の衣服を纏い、まるで敵地を伺う斥候兵の様に息を凝らしながら此方をじっと見ている。あの時と同じ、猥雑なにやにや笑いを浮かべながら。

 突然、青年が立ちあがった。熱病を患っているかの様な、虚ろな眼線を姉に注いでいる。

 青年は、徐に姉の脚元に白い綿のハンカチの様なものをほうり投げた。

 姉は、ゆっくりとそれを拾い上げた直後、愕然とした表情で汚物を扱うかのように足元に落とした。

 姉の白いショーツだった。青年がどうやってそれを手に入れたのかは分からない。でもそれは、紛れも無く姉のものだった。断定出来る根拠が、僕にはあった。それは 以前、奴を初めて見掛けた時に、姉が履いていたショーツだったのだ。

 同じような白いショーツは、姉も幾つか持っている。でも、あの時、姉のスカートから覗き見たクロスの質感、繊維の編目、クロッチの厚み――そのイメージは、禁忌の魅惑に翻弄された僕の脳裏に、忘れる事のない映像として強烈に焼きつけられていた。

 つい最近、姉が母にそのショーツが無くなったと相談していた。姉は洗濯物を外に干している時にとられたんじゃないかと表情を曇らせていたが、母は笑って何処かに紛れているんじゃないかと呑気に答えていた。

 母と姉は両親や僕の洋服ダンスを引っ掻き回して探しまくっていたが、結局見つからなかった。

 やっぱり盗まれたのかもしれない。

 姉の顔に暗い影が浮かぶ。

 姉には気になることがあったのだ。ひょっとしたら、奴が盗んだのかもしれないと。

 磯浜で不審者を見かけた件は、両親には話していない。

 僕も姉に黙っておくように言われていたので、ずっと胸の奥にしまっていたのだ。

 だが一向に真剣に取り合ってくれない母親に、姉はとうとう我慢しきれずに奴の事を母に告げた。

 途端に、母は顔色を変えると、どうしてもっと早く言わなかったのかと姉を叱咤した。

 ただ干していたのは二階のベランダだ。そう簡単に盗めるものじゃない。

 とは言え、ベランダを支える支柱をよじ登れば、不可能ではない。

「盗まれたんだとしても、どうして私のは盗って行かなかったのよ」

 母は窓越しにベランダを見据えながら、不満気に意味不明な台詞をぶつぶつと呟いていたのを覚えている。

 ひょっとしたら、何処かに紛れていて、意外な所から出てくるかもしれない。

 そんな淡い期待も、直視している現実が最悪の答えを突きつけていた。

 ただ、そのショーツには、あの時の僕の記憶とは異なる点が一つあった。

 白濁色の異形の物体が、僕の記憶を踏みにじるかのように白い生地を汚していた。

 股間を覆う二重布のクロッチ部分に、白濁した粘液がべっとりと張り付き、植物的な独特の生臭い異臭を放っていたのだ。

 姉の喉から、獣の咆哮のような絶叫が迸る。不意に、打ち震える太腿と太腿の間から一筋の水流が零れ落ちた。水流の勢いは衰える事無く、更には太腿から脹脛へと幾つにも分流しながら両脚を伝い、白いスニーカーソックスを薄黄色に濡らしていく。

 同時に、稲藁に似た、香ばしい匂いが姉の身体から立ち昇る。

 姉は失禁していた。底知れぬ恐怖と憎悪が姉の意識を激しく苛み、思考と理性を瞬時に根底から奪い去っていた。

 玄関のドアが勢いよく開く。姉の悲鳴を聞きつけた母が、何事かと家を飛び出して来たのだ。

「美汐っ!」

 ただならぬ光景を目の当たりにした母は、姉の名を呼びながら慌てて此方に掛けよってくる。

 青年は満足そうな表情を浮かべながら藪から飛び出すと、家の裏に向かって駆け出した。

 海岸沿いに逃げるつもりなのだ――瞬時にそう思った僕は、バドミントンのラケットを握りしめたまま、反射的に奴の後を追った。

 僕を呼び止める母の声が聞こえる。が、僕は奴を捕えて懲らしめてやりたいという衝動にかられ、それを黙殺し、走り続けた。

 奴がした行為がどういう事なのか、その時の僕には理解出来ていなかった。だが、それは姉を侮辱し、心に深い傷を負わせた行為である事は本能的に感じ取っていた。

 許せなかった。大好きな姉を今までに見た事が無い程に震撼させ、恐怖の深淵に陥れたあの青年が、どうしても許せなかった。

 奴は、追手が僕一人だと気付くと、余裕に満ちた笑みを浮かべ、後ろを何度も振り向きながら走り始めた。

 突然、奴の身体が、路肩から消える。油断して崖から足を踏み外したのだ。

 奴の身に天罰が下ったのだ。

 僕は歓喜に震えながら路肩に駆け寄った。奴が消えた辺りで立ち止まると、背伸びをして上から下を見下ろした。下方から波のうちかえす音は聞こえるものの、生い茂るイネ科の雑草が邪魔をして、青年の姿は見えない。

(下まで落ちてしまったのだろうか)

 ここから下に落ちればどうなる事位は幼い僕でもはっきりと理解出来た。

 悪いのは、あいつだ。それに、これはあいつ自身の不注意で招いた事故だ。

 僕はそう自分に言い聞かせた。でも同時に、僕の中に不本意なしこりが生じ始めていた。

(僕が追いかけなければ、奴は転落事故を回避できた。もし奴が死んでしまったら、僕のせいになってしまうのだろうか……)

 奴を追い詰める事に必死だったさっきまでとはうってかわって、納得のいかない罪悪感が僕の心を翻弄していた。

(せめて、生きててくれれば……)

 僕は恐る恐るバドミントンのラケットで生い茂る雑草を押しのけ、路肩から身を乗り出して遥か下の磯浜を覗き込んだ。

 刹那、視界を遮っていた雑草が左右に倒れた。

 奴だ。さっきまでのにやにや笑いとはうって変って、憤怒に歪んだ凄まじい形相が、僕を真っ向から睨みつけていた。

 反射的に、僕はその顔目掛けてラケットを振り降ろしていた。ラケットは無防備な奴の顔を確実に捕えていた。奴が驚きの呻き声を上げる。が、僕は手を止める事無くラケットを振り続けた。弱者の僕でも同じ個所への集中攻撃はかなりのダメージを与えるらしく、奴の額は赤く腫れ上がっただけでなく、表皮が割れ、血が滲み始めた。

不意に、草の間から伸びた大きな手が、ラケットの先を掴んだ。

 一瞬、驚愕の余りに身体が硬直する。

 次の瞬間、強烈な力が、ラケットを思いっきり引っ張った。

 僕は成す術も無く、ラケットと共に雑草の中に頭から突っ込んだ。

 気がつくと、グリップだけになったラケットを握りしめたまま、僕は雑草にしがみついていた。自力で這い上がると、衣服に付いた泥を落としながら家へと向かった。

 家の中では、母が放心状態の姉を抱き抱えたまま、脇を通る僕には眼もくれず、大声で電話を掛けていた。

 やがて玄関の前に何台ものパトカーが並び、大勢の警察官が家の周囲を慌ただしく動き回り始めた。

 僕はじっと、自分の部屋からその動向を伺っていた。恐らくじきに磯浜に横たわる容疑者が発見される事だろう。きっと、グリップの無い、血のこびりついたバドミントンのラケットのネットを鷲掴みにした状態で。そしてきっと警官達は僕を取り巻き、根掘り葉掘り状況を聴取する事だろう。

 悪いのは奴なのだ。でも、不自然なバドミントンのラケットのなれの果ては、どう説明すれば信じてくれるのだろう。

 どうしよう。ありのままを正直話すべきか。

 心臓が、今までに経験したことが無いくらい、激しく拍動を繰り返している。

 だが、状況は僕の心配を大きく裏切る形となりつつあった。

「容疑者不明!」

「見つかりません!」

 めまぐるしく行き来する警察官達の間からそれは声高に、そして否応無しに耳に飛び込んでくる。

 どうやら、奴は生きていたらしい。しかも、警察の包囲網を振り切って逃げ遂せた様だ。

 何となくほっとした半面、新たに深刻な危惧事項が生れた事に気付く。

 しばらくは来ないだろう。でも、ほとぼりが冷めたら、奴はきっとまた現れる。

 その時は……僕が姉を守る。

 この時、僕はそう、心に強く刻んだのだ。

 あの日以来、僕は学校に行くのをやめた。

 家の敷地内だけが、僕の行動範囲になった。

 そんな僕を、両親も姉も咎めようとはしなかった。

 あの事件のせいで、心に深い傷を負ってしまったのだ――恐らく、そう解釈したのだろう。

 そうじゃない。

 そうじゃないのだ。

 僕の心に潜むのは、奴への畏怖でも脅迫概念でもない。姉を汚した奴への怒りと、姉を絶対に守ると言う熱い使命感だけだ。

 僕は吐息をつくと、窓から周囲を伺った。あの時と同じ様に、生い茂る雑草は濃厚な緑の洪水となって、庭を侵食している。流石に家の前のアプローチとその周辺は管理会社の手で草刈りはやってくれたものの、じきに第二弾、第三弾を繰り出す必要が出てくる。流石にそこまでは管理会社もやってはくれない。後は自力で何とかやるしかない。

(合間を見て、草を刈ってしまおうか。そうすれば、奴が潜む場所が無くなる)

 眼下を、数名の作業服姿の男性が通り過ぎて行く。引っ越し便の面々が、作業を終え、引き上げて行くのだ。

 車のドアの閉まる音が、乾いた大地に響く。

 一時の喧騒が急速に終息を迎え、本来優位を誇る沈黙の時間が時を刻み始めた。

「休憩にしよう」

 父の声が階下から響く。姉はすぐさま快活な声で答えると作業を中断し、階段を下りて行った。僕は姉の後を追うように窓を離れた。刹那、新たな車の排気音と地面を噛むタイヤの音が再び沈黙を破った。

 僕は再び窓の外に視線を向けた。

 黒い軽自動車が、敷地に入って来るのが見える。

(誰だろう)

 僕は窓から身を乗り出して、車から降り立つ人物の姿を追った。

 淡いピンクのワンピース姿の若い女性が、落ち付いた身のこなしで車中から姿を現した。  

 誰だろう。

 見覚えはない。

 玄関の呼び鈴が鳴る。

 母が返事をしながらパタパタとスリッパで玄関に向かう足音が響く。

 僕は階段を降りながら、恐る恐る玄関を覗き見た。

「どうぞ、開いてますから」

 母が玄関のドアに向かって声を掛けた。

 ドアがゆっくりと開き、訪問者の姿が露わになる。

 吸い込まれる様な大きな瞳が僕を捕えていた。二十代後半くらいだろうか。目鼻立ちの整った顔立ちに見る人の心を鷲掴みにする魅力的な笑みを湛えている。

「縞本部長の奥様でいらっしゃいますか?」

「は、はい。何か?」

 目前の女性の存在感に圧倒され、母はしどろもどろになっていた。

「申し遅れました.。私、都賀葉月と申します。つい最近まで、部長の下で御世話になってました。あ、これ、引越しの御祝いです。よろしかったらどうぞ」

 都賀と名乗った女性は、小脇に携えた菓子折りを母に手渡した。

「都賀……さん?、あ、御丁寧に有難うございます」

 母は強張った表情を歪め、慌てて笑みを創ると彼女に礼を述べた。

「君は……」

 母の後ろから遅れて現れた父が驚きの声を上げる。

「部長――失礼しました、支店長、御栄転おめでとうございます」

 都賀は父に頭を深々と下げた。

「有難う――しかし、君、どうしてここに?」

 父が訝しげに都賀に尋ねた。

「実は、会社辞めたんです。知人から紹介された縁談がありまして。今、花嫁修業中なんです。実家が、ここの隣町なので。在社中、色々と御迷惑を御掛けして申し訳ございませんでした」

 明るい表情で話す都賀に、父はにこやかに頷いた。

「それは良かった。おめでとう。そうだ、石岡を覚えているか? 去年一足先にこちらの支店に異動になった、君の同期の」

「はい、覚えていますよ。超真面目な」

「そうそう。彼も元気にやってるよ。でも、君が結婚するって知ったら驚くだろうな」

「どうでしょうか。彼は余りそういった話には興味なかったみたいですし」

「そういえばそうかもな」

 父は苦笑を浮かべた。

「忙しい時にすみませんでした。それでは、私はこれで失礼致します」

「あ、ごめんなさいね、何のおかまいもなしに」

 気遣う母に都賀は笑みで答えると、戸口で再度御辞儀をし、ドアを閉めた。

「綺麗な人。歳は幾つ位なの?」

 立ち去った都賀を羨望の眼差しで追いながら、姉が父に尋ねる。

「確か現役でT大卒で入社して六年目だったから、二十八歳位か。営業担当で仕事の出来る子でね。今年係長に昇格したエリートだ。意外だな、仕事が全てという感じだったんだが寿退職とはな。でも彼女が抜けた穴埋めはきついだろう」

 父が感慨深げに呟く。

「T大現役合格で超美人、それに仕事も出来るエリート社員かあ……あーあ、何でこうも違うんだろ」

 羨ましげにぶつぶつと呟く姉を、僕は苦笑を浮かべながら見つめた。

 

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