第6話 とりあえず戦鎚がいいの!魔法適性とか関係ない!
「えまて、なんで取れちゃったの?」
「わかんない、ほしーなーって思ったら取れた」
「おいレイア、嘘はよくないぞ」
「使えると思うよ? 【鑑定】」
ん、ゲームみたいに物の詳細が見れるようになってる
「目が…!」
目?
「目がどうなってるの?」
「どうも何も、レイアの赤い目が青に変わってるぞ!」
へーぇ、スキル発動時の特殊効果みたいなもんかな。
いっぱい鑑定できるね、便利。
「これは将来が楽しみだ…! 最高傑作を作ってやる!」
「黒くて大きめの戦鎚にしてほしいんだけどいい?」
「…え、絶対に魔法の適性があるだろうに本当にいいのかい?」
「もちろん! 魔法は補助として使ってくよ!」
「適正ありまくりの魔法が補助だなんて…」
ガランは苦笑してた。
まあこれ本音だしね。あー武器楽しみ!
とりあえず全部粉砕して突き進めぇぇ!! 架瀬ばにら @chocolate_latte
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