番外編 いつかの性夜のクリスマス


 今日もお母さんは帰りが遅いらしい。




 せっかくのクリスマスだからお母さんが喜んでくれる様な美味しい料理を作ろうと思ったんだけど……。



 私の為にお仕事を頑張ってくれてるんだから我儘は言えない。

 でも寂しいものは寂しい……。




 将来自分にもし子供ができたら、寂しい思いをさせない様に家でできる仕事をしたいなぁなんて考えてしまう。

 だから最近少し勉強し始めた。




 まぁ…彼氏なんていないんだけど……




 学校の子達は好きな人が居たり、クリスマス前に彼氏彼女が欲しいとか言っているけど、私は彼氏が欲しいとはあんまり思わないかな……。



 男の子を好きになる気持ちがまだ分からないのもあるけど、

なんだか面倒くさそうだなぁと思ってしまう。

 本当に好きになったらそんな風には思わないのかな…?



 彼氏ができたらエッチなこともするんだろうな……。



 でも男の人に体を触られるなんてちょっと嫌かも……。

 学校で話したこともない男子に告白されるけど、その人達としたいなんて全く思わない、不快感がすごいもん。




 私が男の人とエッチな事をする未来が見えない…。




「いいもん、気持ちいい事なんて一人でだってできるし…」




 そう一人で呟いてリビングのソファに寝転ぶ。

 お母さんの帰りが遅い日は家に一人しか居ないから好きにできる。



 自分の部屋でするのとは違う開放感が楽しいかもしれない。



 下着を下ろして服も胸をはだけさすように上にあげる。



 帰りが遅くならない日でもこんな時間に帰ってきたりしないから、少し大胆に普段しないところまで進み始めて、

私は……




「真帆〜♪メリ〜クリスマ〜ス♪これっプレゼ…ン……ト」


「……」


 テンション高めにリビングに入ってきたお母さんは、手にプレゼントらしきものを持っていて気まずそうに後ずさる…。




「あ…あはは……ごめんねぇっ! サプライズで早く帰って来たんだけど……。どうぞ続けて……?」




 私は訳がわからなくなってフラフラと部屋に戻った。



 高まっていた気分が落ち着いて布団をかぶって私は喚く。

「うぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!うぅぅぅぅぅぅぅっ!」





 …………




 せっかく私の為に帰ってきてくれたお母さんを放っておく事なんて出来ないし無駄にしたくなかったから、恥ずかしさを押し殺して30分後、私は意を決して部屋を出た。



 お母さんに見られてしまったのは辛すぎるけど……、

一緒に料理を作って食べて、楽しいクリスマスになった。




 やっぱり家族っていいなぁ。

 私にもちゃんと好きな人が出来るのかな……。







 ーーーー

 お久しぶりです。

 メリークリスマス🎄🎄


 クリスマスという事で書いてしまいました。

 後悔はありません。



 番外編としてますが聖女様の過去の一面が盛り込まれてるので予想外に印象を決める大事な一話になってしまったかも…。














  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

クラスの聖女様が俺の元セフレだなんて誰も知らない〜妊娠したがりだなんて俺も知らない〜隣の席の美少女と仲良くしてたらなんだか様子がおかしいです ゆきはなび❄️ @hanabieusagi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ