こんにちは。少しずつ読ませていただきました。
完結お疲れさまでございますm(_ _)m
新たな精霊王となるのをあれ程拒んでいたセラがその選択をした時、運命のようなものに抗えない悲しさと、それでもセラが考えて選んだ道なんだという事で、不思議な気持ちになりました。
犠牲ではないんですね。愛のようなものなのだと、胸が熱くなりました。
素敵なお話をありがとうございました。
作者からの返信
こんばんは😊
労いのお言葉をありがとうございます!
運命に抗えない、というのはじつは書いた時にとても意識した重要なキーワードでして。
もしかしたら犠牲と捉えることも出来るかもしれないんですけど、大きな意味では違う。引き継がれていく願いのようなものを込めたかったんです。
星の命は引き継がなければならないとは実際の世界でもいえることで、ファンタジーなんですけどね。そうしたわたしの願いもこもってます。
こちらこそ最後までお読みいただきありがとうございます🙇♀️
ついに読了です!
切ない中にも息づく無償の愛、でしたね。
セラの物語でもありましたが、トニヤの物語でもありましたね。
この世界もまた知らない精霊王に見守られているかもしれません。
どのように生きていくのか、とても大事なことですよね。
作者からの返信
長い人生を生きてトニヤも兄の愛がようやく伝わってきたのかもしれません。自分が思ったように兄も思ってくれていたのか、と。
悟るって本当に長い年月がかかりますから。
ファンタジーですが、現実世界に通じる何かを書きたいと思っていたので嬉しいお言葉です。
世界は引き継いでいかねばなりませんよね。
我々はどう生きていくのか。それを時折考えながらながら。
最後までお読み頂きありがとうございます😊
今もセラは世界を見守っているんですね、といっても、本当に世界の様子が見えるわけではないのか。
空から家族を見守っているとか、そういうイメージでもないんですよね。
これでは父親が孤独で死にたいと思ってしまったのも仕方ないのかと思いました。
「人」の心を持ってしまったら――
手塚治虫先生の『火の鳥 未来編』を思い出しました。マサトという主人公が、永遠の命を与えられて、何億年も地球を見守り続ける物語です。
マサトは孤独で何度も発狂しかけますが、最後は神のようになっていきます。
彼はもともと衝動的で恋する男として描かれていたので、感情的だったのかも知れません。
ですので最後まで読んで、セラの性格設定に納得しました。
冒頭から喜怒哀楽があまり激しくなく、理知的で、どこか傍観者のような姿勢は、世界を見守る精霊王にふさわしかったと思います。
トニヤのような主人公タイプの性格だったら、個人の幸せを優先したでしょうからね。
セラが精霊王と融合したら、でっかい心臓に取り込まれるのか・・・! と愕然としました笑 私はロマンチックに、裸の美青年が氷の中で眠っている絵を想像しておりました!
手をつないで寝た最愛の兄が、翌朝起きたらでっかい心臓になっていて、二度と意思疎通できないって、トニヤ側から読んだらホラーでした汗
また、母親のことを考えたら、世界を滅ぼしても息子を助けたかっただろうなと思いました。
セラがもし100歳くらいまで生きたあとで精霊王になるなら、そこまで可哀そうではなかったと思います。ただ、あまりに若いんですよね・・・本を読んで旅をしただけで人生これからという年齢で、でっかい心臓になってしまうのはあまりに可哀そうだなあと思った次第でした。
長い感想になってしまってすみません。
雰囲気というか、物語に漂う空気感がとても好きでした。
最後になりましたが、完結おめでとうございます!
作者からの返信
精霊王ってなんかこう、人々が人生を終えるときに感じられるような大いなる存在といいますか。ああ、見守られてたんだ、とそこで初めて気付けるような存在かもしれません。
そして、仰るように従来の王が人の生を知ってしまったがゆえの結末だったかもしれませんね🤔
手塚治虫先生の作品には触れたことがなくて💦
火の鳥という名前は存じておりましたが、そういう作品をなのですね。今度読んでみたいと思います😊その作品を通してみるも王となるものも初めから王ではなかった、ということかもしれませんね。
心臓に関しては上手く言えないんですけど、生々しさも欲しかったというかリアルを求めたのかもしれません。
そうですね、お母さんはどういう思いかな。どうだろう、やっぱりセラのことを愛してますし。簡単に諦めもつかないでしょうけど。子供ってそういう存在ですよね。
作品の歯痒い結末は若さというのも大いに関係ありすよね。歳をとって王になるというのであれば、トニヤももう少し心の置き所はあったかもしれません。セラにはたくさん未来がありましたから。
セラはどこか達観したようなところがあって、受け入れたのもそういう性格も影響しているかもしれませんね。トニヤならたしかに帰っちゃいます😅笑
深くお読み頂き、嬉しいお言葉をたくさんありがとうございます。
最後までお読み頂きありがとうございます😊
ああ、やっぱりこうなってしまったぁ…。゚(゚´ω`゚)゚。
途中からもう、世界が滅んでもいいからトニヤのそばにいてあげてー!って思ってました。セラも最初は凄く嫌がってた、それが余計に切なく悲しい気持ちにさせてしまうのです。偉大なる王としてよりも、ただの少年として平凡な人生を全うさせてあげたかったなぁ…。
人は精霊王が守ってくれる世界を大事にしなくてはなりませんね。戦争や環境汚染なんてしてる場合じゃないよ…!!
セラが心穏やかに守ってゆける世界が続くようにと、願わずにはいられません。
連載、改稿も、大変お疲れ様でした!!
作者からの返信
トニヤの気持ちになってくださりありがとうございます😢 大事なたった1人の兄ですものね。頑張って追ってきたんですから。
セラもやっぱり自分の人生を生きたい気持ちは捨てきれなかったんじゃないかなと思います。それでも受け入れた。大事な人たち、世界のためですよね。
そうですよね、この星に生きる我々は大事に世界を守っていかなくてはなりません。
メッセージを汲んでくださりありがとうございます😊
労いのお言葉をありがとうございます。
最後までお読み頂きありがとうございます🙇♀️
編集済
読了いたしました。
トニヤとセラ……共に生きてほしかった。定めとも言えるセラの背負わされたものがすごく悲しい。でも、世界を生かす、それだけではなく、トニヤには幸せになって生きてほしいから託したのですね。
セラの強い覚悟とトニヤの兄に向ける強い愛情には心が打たれます。トニヤの精霊が見えなかったなというセリフが……(泣)
もう二度と会えることないだろうけど…二人が会えたらいいなぁ。
一冊のハードカバーを読んだような……余韻が残るいいお話です。本当に良い物語をありがとうございます。
作者からの返信
セラには大事なものが出来ました。だからこそその人たちの生きていく世界を守りたいと思えたのだろうと思います。
トニヤもずいぶん泣いたのだと思いますが、月日が過ぎるうちに心の傷は和らいでいったんじゃないかなと。たぶん精霊も時折探してたのだと思います。
なんかこう2人を会わせてあげたい思いはありますよね😢
おお、ハードカバー! とても嬉しいお言葉です。なにか残せてたら嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございます!
星もありがとうございます🙇♀️
コメント、失礼いたします。
読了させていただきました。
誰かの犠牲によってしか生き長らえることができない悲しい世界。
精霊の力を借りなければ生き長らえることができない悲しい人間たち。
「人の幸せを忘れるな」という精霊王の言葉は、あまりに重く、
新たな精霊王となるセラにとっては極めて残酷な言葉だったように思います。
人々は精霊王に祈る。
でも、そこに精霊王の苦しみを慰める気持ちはあるのか?
祈りに込められているのが、自身の暮らしの感謝だけなのであれば、
それは少し寂しい気がします。
でも、精霊王の苦しみを人々は知ることができない。
いずれもセラも孤独に蝕まれ…
そんなことを考えながら拝読させていただきました。
ハッピーエンドではなく、バッドエンドでもない。
しいて言えば、グッドエンドというように感じました。
心に余韻の残る物語、ありがとうございました。
こんな余韻の残る物語を書いてみたいです…
面白かったです!
作者からの返信
大いなる存在に見守られて人は安寧に暮らしていくのでしょうね。そこには大きな眼差しで見守る精霊王の姿があって、でも人はそれを知らずに生きていく。セラという少年の名も知らなければ、存在も彼の人生も知らずに。
そういう存在になってしまったのですが、物語を知っている側としてはこう切ない思いはありますよね。
なるほどグッドエンド。とても素敵に表現して頂きありがとうございます😊
余韻が残る物語とのお言葉嬉しいです。書いて良かったです✨
最後までお読み頂きありがとうございます🙇♀️
完結お疲れ様でした!
約15万字。最初にエッセイで知った時は凄いボリュームだと思っていたのですが、むしろあっという間だと感じるほどの熱量でした…!
世界観も、物語のテーマ性も、家族愛も…。すべてを伝えるのは大変なのではないかと思うくらいに深く、心に響くストーリーでした。
素敵なお話を本当にありがとうございました!
作者からの返信
労いのお言葉をありがとうございます😊
ほんとうは目標を30万に据えていたのですが、書き伸ばすのが苦手ゆえこれ以上は増えませんでした苦笑💦
あっという間と感じてくださったこと嬉しいです。
色々と願うものを詰め込みました。それが伝わっていると思うと嬉しいです✨
こちらこそ最後までお読み頂きありがとうございます🙇♀️
完結お疲れ様でした!
作品を最後まで拝読させていただ時、万感の思いが駆け巡りました。
切なくも儚く、優しさと温もりに包まれるような思い。
家族を、世界をその無償の愛で犠牲にした偉大さ。
素晴らしい作品をありがとうございました!
作者からの返信
労いのお言葉をありがとうございます😊
なんかこう言葉では伝えられないような何かを作品を通して語ることが出来ていたら嬉しいです。世界の安寧を✨
勿体ないお言葉をありがとうございます。
こちらこそ最後までお読み頂きありがとうございます🙇♀️
編集済
完結おめでとうございます。そして執筆、本当に本当にお疲れさまでした。
最後の方などページを開くたびに訳もなく涙が流れるという謎の現象が発生するほどで(苦笑)、それほど安心して作品の世界に浸れていたのだと思います。
ハッピーエンドの心躍るような物語もそれはそれで魅力があって、十分楽しいのですが、そういう作品〝だけ〟しかないとなると、やっぱり掬いきれない心とでもいうものがあって。こういう物語が存在していてくれること、書いてくれる人がいるということが本当に有難く、ただただ感謝です。置き去りにしていた様々な感情を自然と溶かしてくれるような、優しくて、儚くて、美しい、心に触れる物語でした。
夢のある物語を必要としてる人がいるように、なかには悲しみをそっと包み込むような物語を必要としてる人もいるのではないか。この作品はまさにそんな優しい物語なのではないか。拝読しながらそんなことを思いました。
素敵な作品をありがとうございました(_ _)✨
作者からの返信
労いのお言葉をありがとうございます😊
涙を流しながら読んでくださったとのことに感激しております。ラストに向けてが一番書き足したところで力も思いもずいぶん込めたのですが、頑張ってほんとうに良かったと思います。
じつはわたしはどうしてもこの作品をハッピーエンドに出来なかったんです。色々な葛藤はあったんですが、自分が書いてるんだよ、ということを最後は強く意識しました。もしかしたら届かない人もいるかもしれませんが、届く人に届けたい。わたしはそう思いました。
生きていると楽しい感情ばかりではないですよね。中には悲しみもあって。その中で生きたセラの人生です。それも書きたかったのかなと思います。
とても嬉しいご感想をありがとうございます✨
こちらこそ最後までお読み頂きありがとうございます🙇♀️
最後の最後まで美しい言葉で綴られ、心が癒されました。
生き続ける王の祈り、感動しています。
完結お疲れ様でした、そして、本当におめでとうございます。
素敵な物語を追うことができて、読者として幸せでした。
作者からの返信
アメたぬきさんにそのようなお言葉を頂けて嬉しいです。
世界はやっぱり願い紡いでいくことで回り続けるのだろうと思います。セラの思いが世界の隅々まで届きますように✨
労いのお言葉をありがとうございます。
幸せとまで仰って頂いて嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございます🙇♀️
コメント失礼します。
執筆、お疲れ様です。
完結、おめでとうございます。
奥森蛍様の作品群は、拝読していると名状しがたい心持になります。
前作でも、今作でも、同じ感覚を覚えました。
おそらく、奥森蛍様は、人間の優しさや希望を紡いでいるのではないか。
そんな風に思いました。それが、御作を通して心に響くのだと。
今回の御作も、本当に尊い物語でした。
有難うございました。
これから、拙いながら、レヴューを書かせて頂きますね。
作者からの返信
労いのお言葉をありがとうございます😊
じつは自分でも何書いてるの、と問われると即答できないような何かを書こうとしてるんだなと思っていて(苦笑💦)それが優しさや希望だと感じてくださったこと、とても嬉しいです。
自分にも心に響くものが書けるのだなとお言葉を噛み締めておりました。
勿体ない素敵なお言葉をありがとうございます。
こちらこそ最後までお読み頂き、素敵なレビューもありがとうございます🙇♀️
セラの決断。たった一人が背負うにはあまりに大きく、トニアとの別れを思うと切なくもありました。
だけどこの道を選んだことで、得られたものものもある。
すべての人々が安寧に暮らせますように。豊かになったこの世界に、この祈りが少しでも届いていきますように。
再び読んだセラの森、やっぱり面白かったです。完結おめでとうございます(*´▽`*)
作者からの返信
トニヤはやっぱり悲しいですよね。
人生の大事な場面ではやっぱり愛しかった兄を思い出し、涙した日もあるんだろうと思います。それでも大人になりました。
セラの祈りもきっと届いているのだろうと思います。どうか世界が紡がれていきますように✨
面白かったとのお言葉嬉しいです。
改稿版を最後までお読み頂き、素敵なレビューもありがとうございます🙇♀️
完結、おめでとうございます!
改稿前をどのくらい覚えているかと言えば自信が無いですが、完成度がかなり上がっているなという印象を受けました☆
すっごく重厚で深遠なテーマを投げかけてくるファンタジーだったと思います!
お疲れさまでーす°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
少し切ない終わり方も、全体のムードに合っていて、美しい終わり方だったと思います(●´ω`●)
作者からの返信
完成度が上がったとのお言葉嬉しいです。
たぶんそれだけを願い懸命に頑張った気がします。作品を通してセラの人生を描くことで、ようやく描きたかったことがじんわりと伝えられたかなという思いです。
労いのお言葉をありがとうございます。
ラストはですね、じつは迷ったので嬉しいご感想です。
最後までお読み頂き、素敵なレビューもありがとうございます🙇♀️
お疲れさまでした。改稿して、すごく完成度が上がったと思います。登場人物も多く、設定もすごく作りこまれており、相当大変だっと思います。
公募は残念でしたが、これだけの作品が書ければ他者の評価はどうでもよいかと。
編集者が読めば細かい箇所で修正は必要かもしれませんが、それはプロでも同じなので、作家が一人で書く第一稿としては十分なクオリティなのではと個人的には思います。
個人的には、若干、キャラクターの能動的な立ち回りが弱く、例えると、自分でキャラクターを操作している時間が少なく、ムービーパートが多いゲームような感じを受けました。たぶん、テーマ的にはこの分量でもまだ足りないのかもしれません。
作者からの返信
労いのお言葉をありがとうございます😊
思えば改稿をスタートさせたのは一年半前に明弓さんに頂いたお言葉からでした。大増版が読んでみたい、そしてラストに関するアドバイス。
それを胸に刻んで大改稿に挑みました。
あのお言葉が無ければ、この改稿はあり得なかったと思います。
本当にありがとうございました。
じつはご指摘のとおり能動的でないというのもこの作品の悩みです。
なかなか出来上がった文章を変えられないという難しさがありました。さらに改稿する機会があれば挑んでみたいと思います。
嬉しいお言葉をくださりありがとうございます。とても大事な作品になりました。
最後までお読み頂きありがとうございます🙇♀️
編集済
精霊であるとか、森にある植物や木……声は聞こえないまでも彼らもきっと何かを願って生きている。
願いが何かを芽吹かせる、芽吹かせて世界は色づいて。
生きて、自分の足で行きたい場所に行ける。見たいものを見て息を吸い親しい者達と過ごせる日々はなんと温かく幸せなのか……
寂しかった人生、愛された人生。
どれもすべてが生きていた証ですね……長く時が過ぎても色褪せない……それでも……あぁ……
心に響く、儚く素敵な物語をありがとうございました。
作者からの返信
頂いたコメントにセラの人生と旅の全てが集約されているような気がいたしました。
生きていることの喜び、取り巻くものの美しさ、時に忘れそうになるそれらのこと大切に感じて我々もまた生きねばなりませんよね。
セラの人生がようやく書けたのかなという思いです。
最後までお読み頂き、また素敵なレビューをありがとうございます🙇♀️
大変遅くなりました。読み始めてからすとっと間があいてしまい、申し訳ございません。熱を入れすぎた私がいけませんでした。それから、生意気にも指摘のようなことをして、ごめんなさい。
ご執筆お疲れ様でした。改稿もなさったようで、大変な思い入れがおありですよね。
堂々の完結、誠におめでとうございます。
エピローグは、遠い時間を縫ったセラ、王としてのセラ、その心ですね。
御作、『セラの森』は、どこに出しても恥ずかしくない奥森様の命の森です。
今後のご活躍も祈っております。
✨✨✨✨
作者からの返信
最後までお読みいただきありがとうございます!
いつもためになるご意見をいただきじっくりと読ませていただいてました。
そうなんですよ、思い入れがあるから諦められないの笑
だからまた送ってますよ。推敲も何度したか分からないです。冒頭は暗唱できるくらい読み返しました。
嬉しいお言葉をありがとうございます。
いつも応援して下さり、励まされています。時々、遊びに来てくれるのも嬉しいの🍓
お互いに執筆頑張りましょうね( *´艸`)