ぎゃーん!切ない!!
両想いなのに!!
古志加、勇気を振り絞ったのに…!
三虎の気持ちもすごくよくわかる。
だけど今一夜を共に過ごしても、過ごさなくても、古志加は永遠に三虎を思い続けて帰りを待ち焦がれるのではと、そう思います。
作者からの返信
北原黒愁さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
ぎゃーん! です。
切ないです。
ね? 両想いなのに。
古志加、勇気を振り絞ったのに。
三虎は古志加を思って、古志加に背中を向けます。
「だけど今一夜を共に過ごしても、過ごさなくても、古志加は永遠に三虎を思い続けて帰りを待ち焦がれるのではと、そう思います。」
……私もそう思います。
このシーンは思い入れの深いシーンです。
もし、玉ならば。
手の中にいれて、可愛がって、唐にでも、連れていけたのに───。
コメントありがとうございました。
三虎の小指に、他の女の跡を見ても、古志加は勇気をふりしぼって歌を詠んだというのに……
それを突き放すなんて、三虎はやっぱりバカだ。
(ごめんなさい、三虎にも三虎の考えがあることはわかってるんです。
つい、古志加の気持ちになってしまって)
作者からの返信
本城 冴月さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
三虎の小指に、他の女のあと───。
ひでえ話だ!!Σ(゚Д゚)
これでジャンル恋愛のヒーローなのか!!
と思わず自分で突っ込んでしまいました。
ええ、本城 冴月さまのおっしゃる通り、勇気をふりしぼって、戯れでも良いから一晩共寝して、と誘い歌をうたった古志加。
それを突き放すなんて……。
三虎はバカなんだと思います。
しんみり……(´;ω;`)
(古志加の気持ちになって、唐突に悲しくなる加須 千花)
コメントありがとうございました。
三虎の心情が書かれる回はいつも唸らされてしまいます。
端から見ていると粗暴に見えることも多い彼ですが、内面は意外と?繊細なところがあって、しっかりと古志加のことを想っているんですよね。
とは言え、この期に及んでも受け入れられませんでしたか……。
どうにも間が悪い、二人とも。
作者からの返信
プロエトスさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「三虎の心情が書かれる回はいつも唸らされてしまいます。」
うふふ、嬉しいです。
いつも、三虎、正述心緒は、力を入れて書いています。
そう、三虎、外から見てるとわかりにくいですが、しっかり古志加のことを想っているんです。
遣唐使船に乗るのではなかったら、三虎は、抱きしめた腕をほどく事はありませんでした。
無情にも、二人はすれ違ってしまいます……。
コメントありがとうございました。
凄い…三虎の想いが溢れる場面はとても強い熱量を感じました、素敵です。
何となく察することはできた彼の思考や、行動も、独白されるとはっきりしてモヤが晴れてスッキリです!
大事に想い合ってもベクトルが少しズレるだけで、こうも苦しいものなんですね…
でも! 遊浮島に行ったことは忘れてませんよ!笑
作者からの返信
きんくま様
三虎の想いが溢れる時の、熱量。
感じ取ってくださり、ありがとうございます。
そうです、この回、すごーく力をいれて書いています。
「何となく察することはできた彼の思考や、行動も、独白されるとはっきりしてモヤが晴れてスッキリです!」
やっとスッキリですよね(;^ω^)
なかなか三虎は語らないので、ここまでお待たせしました。
「大事に想い合ってもベクトルが少しズレるだけで、こうも苦しいものなんですね…」
うん……、本当に。
これがこの二人の恋愛のテーマかもしれません。
ベクトルがズレ、想いがすれ違い、苦しい。
「でも! 遊浮島に行ったことは忘れてませんよ!笑」
奈良時代の坊っちゃんなので、しれっとした顔で、しっかり昨日、遊浮島に行ってきた三虎です。
コメントありがとうございました。
編集済
お互いに真っ直ぐに真剣に向き合い、気持ちをぶつけ合った結果がこれならば……この場はこれ以上は無いのかも知れない。
きっと二人は流れに逆らえず、このまま分かつのだろうと、思う。
遣唐使の年月を超えて、二人は逢うことが叶うのだろうか。
崇徳院の百人一首が頭を過ぎりますね。切ないです。
追記
万葉集、一度読んでみたくなりますね。ありがとうございます!
作者からの返信
かごのぼっち様
古志加と三虎。
この場は、これ以上は、どうにもなれない二人です。
崇徳院の、「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢わむとぞ思ふ」素敵ですね。
では、万葉集から、作者不詳の和歌をひとつ。
高湍《たかせ》なる能登瀬《のとせ》の川の後《のち》も逢はむ
妹には我れは 今にあらずとも
高湍を流れる能登瀬川のように、後に逢おう、妹にオレは。
今でなくとも。───今はかなわずとも。
コメントありがとうございました。
漸く素直な気持ちが見えたと思ったんですが、あと一手がなぁ~……という感じですね(-ω-;)
一番いいのは行って帰ってきて、一緒になることですが、あまりにも不確定すぎるし……
ここばっかりは両者の気持ちが痛いほどわかりますね。
作者からの返信
最十レイさま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
ようやく、素直な気持ちを見せた三虎。
遣唐使船にのるのでなければ、古志加を抱きしめた腕を、ほどく事はなかったでしょう……。
「一番いいのは行って帰ってきて、一緒になることですが、あまりにも不確定すぎる」その通りです。
思いが成就できそうで、できない。
祭りの夜に、古志加は泣いて両膝をつき、三虎は、けして振り返りません。
物語がどうなるか、見守ってくださったら幸いです。
コメントありがとうございました。
おはようございます。
真比登さんから何か言われていた、というのがかなり気になります。
あの人も元々は滅茶苦茶なことやっていたのに、うまく行った途端先輩風吹かせているとしたら「うわぁ、こいつ殴りてぇ」とか思ってしまいそうです(笑)
よくよく考えると大川様はセンスがずれているし、陸奥にいた面々もこの手の相談には適さなさそう(源くらい?)。
恋人の前段階で、友達作りもうまくなかった……(^^;)?
作者からの返信
川野遥さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
真比登に反応してくださり、ありがとうございます。
ふふふ、そうですよねえ。
真比登も滅茶苦茶だったのに、ですよね。(笑)
大川さまは、そうですね、大豪族の跡取りですから、恋愛観は一般とは違うかもしれません。
五百足《いおたり》(真比登の副官)と三虎は仲良しです。源は脅威の弟パワーで人の懐にもぐりこむので、三虎とも仲良しですよ。(≧▽≦)
コメントありがとうございました。
古志加ちゃん、勇気を振り絞って、歌で誘ったのに……。
四ツ船に乗ってしまったら、帰って来れぬかもしれないと思って……。
しかし、三虎さんとしたら、死ぬかもしれない自分を思うと、古志加ちゃんに辛い思いをさせたくない心が働いて振り切るしかないですよね。
辛い場面です。
作者からの返信
この美のこ様
古志加、勇気を振り絞り、一夜の戯れでも良いから、と三虎を誘いました。
もう、四ツ船から、帰ってこないかもしれないのです……。
三虎はやっと、ここで、古志加を抱きたい、恋うているから、と認めました。
四ツ船に乗るのでなければ、抱きしめた古志加を手放すことはなかったでしょう。
しかし、古志加の幸せを、今までもこれからも願ってしまう三虎は、いつ帰れるかわからない、死ぬかもしれない自分を待て、と古志加に言えません。
古志加を愛しているからこそ、振り切ってしまいます。
四ツ船に乗るのでなければ……。
このシーンが、この物語の「核」です。
コメントありがとうございました。
三虎が大川様や遣唐使の件で、板挟み状態ですね。
それが無ければ、或いは古志加の想いに応えられていたのかもしれませんが。
然りとて、仕事や主君に情熱を燃やさない三虎は想像できないと言うか、そもそも古志加も惚れて無さそうと言いますか。
お互いの気持ちが分かるだけに、辛い流れですねえ。
作者からの返信
濱丸さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
三虎、きっと、遣唐使に行くのでなければ、ここで古志加の想いを受け入れていたと思います。
三虎は、古志加と出会った時点ですでに、大川様が大事なので、古志加に惹かれれば惹かれるほど、板挟みです。(^o^;
「然りとて、仕事や主君に情熱を燃やさない三虎は想像できない」
その通りなんですよ。
私も想像できません。
そして、そんな三虎を、古志加はやっぱり好きで……。
古志加にとっても、三虎にとっても、辛い流れです。
せっかく、古志加は告白できたのに……。
コメントありがとうございました。
拝読致しました。
幼きころに己の生き方を定めてしまった三虎さん、ここにきてその齟齬が。。。
相手を傷つけまいとする、真摯に相手を気遣う姿勢と共に、自分の生き方さえ全うすればよいという自分中心の考え方。
うーん、古志加ちゃん、泣いてますよぉ(¯―¯٥)
一夜なりとと願う古志加ちゃん、中途半端はできぬと袖にする三虎さん。
さあ、古志加ちゃんの選択肢やいかに!
1.もう一回、三虎さんの夜を襲撃する
2.三虎さんが乗る舟に密航する。「来ちゃった、てへ(。˃ ᵕ ˂。)」
3.呪いの言葉で三虎さんを一時的にダウンさせ、出航できなくする
うーん、どれもダメかぁ。。。
変な選択肢は選べないけど、がんばって、古志加ちゃん!
作者からの返信
たけざぶろうさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
昨日は、お願いをきいていただき、ありがとうございました! m(_ _)mペコリ
「幼きころに己の生き方を定めてしまった三虎、ここにきてその齟齬が」
その通りです。
「相手を傷つけまいとする、真摯に相手を気遣う姿勢と共に、自分の生き方さえ全うすればよいという自分中心の考え方。」
本当にその通りです。
三虎は、古志加を一番に考えられません。
大川さまに仕える自分の生き方をまっとうしたい。
それは、自分中心の考え方とも言えます。
古志加は泣いてます……。
『1.もう一回、三虎さんの夜を襲撃する』
ここまで、三虎にハッキリ断られてしまったので、もう、再び夜襲しても、拒まれる未来が見えます。
夜襲できないです……。( ;∀;)
『2,三虎さんが乗る舟に密航する。「来ちゃった、てへ(。˃ ᵕ ˂。)」』
絵文字が可愛い〜!
これができたら良いでしょうが、船は博多から出るので、そこに行くまでに、見つかってしまうでしょう……💦
『3.呪いの言葉で三虎さんを一時的にダウンさせ、出航できなくする』
これには笑いました!
呪いの言葉を知っていたら、古志加、試してしまいそうですね。(笑)
勇気をだして、告白したのに、泣く結果になってしまった古志加を、頑張って、と励ましていただき、ありがとうございます。
コメントありがとうございました。
どちらの想いも間違っていないだけに辛いものです。互いのことを思いやっていることが分かるが故に余計に。
どちらの想いが成就するのか分かりませんが、願わくばと思ってしまいます。
それにしても、本当に美しい(語彙力無)!!
作者からの返信
焔コブラさま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
どちらの……古志加の想いも、三虎の想いも。
「間違っていないだけに、辛いものです。」
そう感想を頂戴し、嬉しいです。
三虎はずっと、想いを抑圧し、長い時間をかけて、やっと、運命の相手「妹」は古志加なのかもしれない、と、思いはじめ……、でも、生きて戻れるかわからない旅路にでる三虎は、古志加の肩を、とん、と押します。
三虎も、古志加も、お互いのことを、深く思いやっているのに……すれ違うのです。
願わくば、と、古志加と三虎の幸いを祈っていただき、感謝申し上げます。
本当に美しい、とのお言葉、ありがとうございます!
コメントありがとうございました。
そうなのか!?三虎!と思ってしまいます。
一夜の思い出を胸に、その後幸せになっていく道だってあろうに…
死ぬかもしれない身の俺を好きになるな、俺を忘れて幸せになれ…分かる気もしますが、ねえ…こんなに長く、もはや妹と愛子夫の想い合いのようなもんなんだし…正式な妹だったならこういう風にはなっていないでしょうか。
しかしながら、三虎の心の内が今までで1番素直だったような…
作者からの返信
海藻ネオさま
三虎は、古志加のことが大事すぎて、自分が唐から帰ってこれなかったら、他の男と幸せに生きてほしい。そう思いました。
自分が手をつけない方が、他の男が古志加をより大切にしてくれるだろう。
幸せになれ、古志加。
そう思ってしまう、不器用な男です。
こんなに長く、海藻ネオさまのおっしゃるように「もはや妹と愛子夫の想いあいのような」魂のつながりがある二人なのに、こうやってすれ違う二人です。
三虎、今までのなかで、一番、心の内が素直になっていますね。
……古志加が好きだと認めました。
でも、同時に、お別れです。
彼は遣唐使船に乗るのです。
コメントありがとうございました。
歌で誘う!
時代を感じる‼︎
いわばこの時代でいう一種のラブレターみたいなものですな( ´∀`)❤️❤️
にしても……
この人ぉぉぉ!
五日前に遊浮島うかれうきしまに行ったばかりなのに、昨日も行ったぁぁぁ!
…… ヤキモチ古志加も可愛い♪
もう、何してても可愛い♪
間違いない❤️
三虎、ようやく自分の気持ちに向き合うか❗️
(おせぇよ! 朴念仁!笑)
さあ、どうなるか
続きを読もう!
作者からの返信
アニマルさま
はい、歌で、お誘いするのです!
奈良時代です。
一種のラブレターです。
そして焼きもち古志加……。
ん?
何してても可愛いの?
アニマルさまの愛が深い……。
ありがとうございます。m(_ _)m
三虎への、おせぇよ! 朴念仁!(笑)
には、ちょっとクスッと笑ってしまいました。
本当にそうですよねぇ……。
コメントありがとうございました。
歌垣で誘うなんて・・・! 素敵! 古代っぽい!!
でも最後まで古志加から誘うんですね。
いや、まだ最後じゃない!
三虎が男を見せる展開になるのか。それとも一貫して三虎は三虎なのか?
ようやく自分の想いを認められた三虎、ここがスタート地点?
唐行き決まってますからほぼゲームオーバーですが( ;∀;)
作者からの返信
綾森れん様。
私は絶対、歌垣で誘う、と決めていました。そうっ、奈良時代だから!!
素敵ですよね……。
古代、ありえない形に人を例えたりするのですが、これもその一つ。
愛しい人を、玉にしてしまうのです。
そして、手におさめて、愛しんで、肌身離さず、撫でたおしてしまうのです。
三虎は……、一貫して三虎です。(^_^;)
やっと、自分の想いが認められたのに、今となっては、もう遅い。
遣唐使船にのるのだから。
スタート地点にして、ゲームオーバーです。……哀れ。
コメントありがとうございました。
こんにちは。
ここまでの物語はここを書くための、乱暴に言ってしまえば導入といったところでしょうか。
三虎と古志加の関係は、導入を読んでいれば、こうなることも必然であった。
そして、終わらせるなら悲恋のまま、となるのですが、そうならないのですね。
それだけでも救いでしょう。
男と女はかくも複雑な生き物ですね。
作者からの返信
水無月 氷泉さま。
コメントありがとうございます。
看破されました。
その通りです。
宴の夜の暗がりから、女は男の胸に飛び込む。男はしっかと女を抱きこめかみに顔をすり付け、しばらくじっとしているが、女を突き放す。
女は泣き崩れ、迷いなく背を向けた男の目にも滲むものがあった。
この二人は、どういう物語があったのか……。
それを語るのが、この「あらたまの恋 ぬばたまの夢」の物語です。
水無月 氷泉様、流石ご慧眼です。
そして、冒頭でちゃんと「愛子夫を得た古志加」を描いておいて良かった、とホッとしております。
男と女は、難しいですね。
コメントありがとうございました。
編集済
「手手にやは 玉ならば
昼は手に据ゑすえ 夜は我が……
勇気を振り絞った必死の古志加
三虎はやっと気がついた
だからこそ、手が出せないですよね。
大事なんだもの、古志加の元へ帰れない可能性だって高いから自分以外の誰か善い男に大事にされたほうがいいと
自分を押し殺しても大切にしたいから。
だよ、古志加。゚(゚இωஇ゚)゚
作者からの返信
ゆうつむぎ様。
沢山一気読みしてくださってありがとうございます。
ここ「手手にやは」こそが、私がこの物語で描きたかった核なのです。
大好きな回なのです。
本当に古志加は、勇気を振り絞って必死に頑張りました。
───もう、これで生きて帰ってこれないのかもしれないんだもの。
やっと己の気持ちに気がついた三虎は、自分を押し殺して、古志加に背をむけます。
───古志加のもとへ、生きて帰れない可能性だって高いから。
コメントありがとうございました。
やっと自分の思いに気付くことが出来た三虎…ですが、気づくのには遅すぎたのでしょうか。
古志加の思いと三虎の思いは噛み合いそうで噛み合わない…。
過酷な唐への旅を考え、古志加に自分を忘れるように言う三虎。またも二人の思いはすれ違ってしまうのでしょうか…!?
作者からの返信
日鷹久津さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
やっと自分の思いに気付くことができた三虎。
でも、過酷な唐への旅を考え、古志加に自分を忘れるように言います。
遣唐使船に乗るんじゃなかったら、ここで、三虎は古志加を受け入れていたはずです。
でも時が悪すぎて、想いは噛み合わず、二人の思いはすれ違ってしまいました。
三虎、気付くには、遅すぎた……。
コメントありがとうございました。