古志加は、母に連れていってくれることを望んだけれど、母は古志加を連れていかなかったんですね。
そして、おそらく古志加の兄であろう花麻呂と、お世話になった日佐留売に、さよならのごあいさつをしたんですね。
作者からの返信
本城 冴月さま
古志加、その通りです。
夢のなかですが、母刀自と会えて。
幸福を望まれて。
古志加、もう大丈夫です。
母刀自は、花麻呂と日佐留売に挨拶をして、笑顔で昇天しました。
できれば福益売にも挨拶したかったのですが、時間切れとなってしまったようです。
コメントありがとうございました。
母の愛が古志加を守ってくれたんですね。それだけじゃなく、花麻呂のこともしっかり見守ってくれてたんですね…。虫の知らせも彼女のおかげ、と。
古志加が世話になった日佐留売との、母親同士伝わるものがあるのもいいですね。
不滅の母の愛を感じる、とてもいいお話でした。
作者からの返信
日鷹久津さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
ええ、母の愛が古志加を守ってくれました。
花麻呂のことも見守って、「古志加を助けて!」と働きかけていました。虫のしらせ、花麻呂の腹くだしも、母刀自のせい、です(笑)
古志加がお世話になった日佐留売に、母親としてお礼を伝えたかった福成売。
言葉が一言しか通じなくても、母同士、伝わるものがあります。
とてもいいお話、と言ってくださり、ありがとうございました!
コメントありがとうございました。
丁寧なコメント欄のやり取りも、拝読いたしましたよ(^^)
古志加の側にいたのですね。叫びに全力で応えて祓ってくれたんですね。
分からなくとも本質で息子との繋がりも。
お母さん同士のやりとりもじんわりしました。
ああ、逝かれるんですね。古志加に幸多かれと抱きしめて。
母の愛、見事に文章の中に昇華されましたね
作者からの返信
蜂蜜ひみつ様
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
コメント欄も目を通してくださり、ありがとうございます。
ここは、とても大事な回ですので、嬉しいです。
蜂蜜ひみつ様のおっしゃる通り、母刀自、ずっと、古志加のそばにいてくれました。
古志加の叫びに全力でこたえ、悪夢を祓ってくれました。
名乗りはせずとも、息子を見守り。
日佐留売には、母親として、ありがとうを伝え。
母刀自は、もう、古志加のすぐそばにいる事はできません。お空の上に昇ります。でも、心では、ずっと、古志加の幸多かれ、と、願い続けています。
「母の愛、見事に文章の中に昇華されましたね」
と言ってくださり、ありがとうございました!
コメントありがとうございました。
福成売、このタイミングで成仏するなんて……。
母の愛が古志加の心に力を与えてくれますように。
そして、なるほど。
花麻呂の第六感も母の愛によるものだったんですね。
胸の奥が熱くなりました。
日佐留売にもご挨拶する辺り、お母さんらしくて和み。
作者からの返信
プロエトス様
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
福成売ママ、母の愛で、古志加の悪夢を祓ってくれました。霊体としての力を使い尽くし、成仏します。
「母の愛が古志加の心に力を与えて」ます! ご安心ください。
花麻呂の第六感、母の愛によるものでした。花麻呂は、
(この人、古志加の殺されたっていう母刀自かな?)
としか思いません。
でも、魂で何かを感じ取っています。
「胸の奥が熱くなりました。」
とのご感想、ありがとうございます。
日佐留売にも最後にご挨拶。
お母さんらしくて和み、このご感想も嬉しいです。
昇天する福成売ママを最後に見送るのは、日佐留売お姉さま。これは、初めからずっと、決めていました。
コメントありがとうございました。
母刀自…言葉が出ないです…
古志加、花麻呂に加えて日佐留売さんのところに来てくれるとは。
古志加の話にうなづく場面、花麻呂の直感の理由、母親同士の通じる感じ、
全部ぜーんぶ素敵でした。
作者からの返信
きんくま様
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
母刀自は、想いをつたえて、笑顔で、お空の上に昇りました。
古志加、花麻呂、それに加えて日佐留売のところに、は、福成売から作者へのリクエストでした。
福成売は、古志加を支えてくれた日佐留売に、深く感謝しているのです。
古志加の話に嬉しそうに頷き。
花麻呂には、ごめんね、と言いたげに微笑み。
日佐留売には、母親同士として……。
全部ぜーんぶ素敵、と言ってくださり、嬉しいです!
コメントありがとうございました。
編集済
凄い。
娘が母を求めて焦がれる気持ち
母が娘を慈しみ深い愛を以て包み込む気持ち
それぞれの想いが交差して、混じり合い、それぞれの胸に届けられる
そんな情景がこんなにも美しく表現なされるところ、さすがです!
これはひとつの魂逢いとでも呼べるでしょう。 しかし、これにて今生の別れ。 子守唄がとても心に染み入ります。
そんな魂逢いが三編。
花麻呂はこんなにも真っ直ぐ良い男に育ちました。 生みの親を知らずに、知らず知らず妹に寄り添い支えて来た頼もしいお兄ちゃん。 せめて魂だけでも抱きしめて上げて欲しかったですね。 花麻呂は男だから強いけど。
日佐留売とは同じ母刀自として通じ合うところがあったのでしょうね。娘でも息子でも、子を想う気持ちは同じですよね。
『優しい子守唄が陽の光のように、空から降り注いでいた。』
とても素敵な感動をありがとうございましたm(_ _)m
作者からの返信
かごのぼっち様
「それぞれの想いが交差して、混じり合い、それぞれの胸に届けられる
そんな情景がこんなにも美しく表現なされるところ、さすがです!」
と言ってくださり、ありがとうございます。
母刀自が非業の死をとげてから。
この回を書くために、突っ走ってきました。
福成売は、花麻呂を両腕で抱きしめはしませんが、手をあげて、冷風が花麻呂の胸を通りぬけた時、福成売と花麻呂の魂はふれあっています。
それが福成売の「魂の抱きしめ」です。
日佐留売と福成売は、母刀自として、通じ合うものがあったようです。
とても素敵な感動、とのご感想、ありがとうございました!!
千花ちゃん、こんにちは😊
母刀自さん、古志加ちゃんの所にも、花麻呂さんの所にも、日佐留売さまの所にも夢で逢いに来てくれたのですね。
子守歌に乗って優しい笑顔で……。
母刀自さんの愛が心に沁みてジーンときました。
作者からの返信
この美のこ様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
ながく苦しい、古志加の「ぬばたまの」闇でした。
お待たせしました。
母刀自が救いにきてくれたので、古志加はこれにて、もとの古志加に戻ることができます。
母刀自、古志加だけでなく、花麻呂、日佐留売にも挨拶をして、天国に旅立ちます。
娘と唱歌する子守唄に乗って。
優しい、慈愛に満ちた笑顔で……。
母刀自の愛。この美のこ様の心に届きましたか。良かったです……( ;∀;)
コメントありがとうございました。
全員のところに別れを告げに来たということは、母刀自、成仏するということでしょうか……
今までは娘のことが心配だったけれど、周囲に多くの友達や家族?がいるので安心したということでしょうか。
調べているのだろうとは思いますけれど、母刀自が何者だったのかも気にはなるところです。花麻呂はともかく、日佐留売とも近しい人だったのでしょうか。
出自が分かると、古志加ももう少し自信が持てそうですし……
作者からの返信
川野遥さま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
母刀自、古志加が心配で、ずっと、古志加をそばで、見守っていました。
しかし、霊体としてのパワーは、次第に弱まっていきます。
今回、古志加が、「母刀自、迎えに来て!」(もう死にたい)と悲痛な心の叫びをあげたのを聞いて、全ての力を振り絞り、古志加の夢に現れました。→成仏します。
母刀自は、どこともしれない、ただの郷の女でした……。
ここらへんは、別の物語として、「うらふく風の 〜母刀自、福成売〜」で書きました。本編読了後、気が向いたら、いらしてくださいませ。
コメントありがとうございました。
古志加のお母さんは、最後の別れに娘を助けてくれた人達に挨拶して天国へ旅立ったんですね~。
これで古志加は大丈夫だと言っているようだったな~。
親はいつまでたっても子供のことが心配よね~。
作者からの返信
碧心さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
古志加のお母さんは、娘を助けてくれた人たちに挨拶して、天国へ旅立ちます。
ここは、とても大事な回でした。
古志加のお母さんは、古志加から悪夢をはらう為に、霊として持っていた力を使いきりました。
悪夢ははらいのけきったので、その点は、大丈夫、と思っています。
ええ、親は、いつまでたっても子供のことが心配です。(・∀・)
コメントありがとうございました。
母刀自…………泣ける、いや、もう泣いてる。
作者からの返信
🌸桜蘭舞🍒様
ここは、ずっと書きたかった回です。
母刀自が非業の死をとげてから、この「子守唄を重ねて」を書くまで、私はつっぱしってまいりました。
もう泣けている、を頂戴し、嬉しいです。
コメントありがとうございました。
加須様
ごきげんよう。連続で失礼します。
母刀自がこの場面で登場ですか。
それも、夢の中、素敵な子守歌を重ねて!
ああ、なんて素晴らしいんでしょう!!
これで心に響かないわけがありません。
言葉にすると陳腐になってしまうぐらいです。
本当に素敵なお話ありがとうございました。
作者からの返信
明之 想様
ごきげんよう。
続けてコメントを賜り、ありがとうございます!
母刀自、この場面で登場です。ここです。
ここしかありません。(๑•̀ㅁ•́๑)✧
もう亡くなっているのですが、福成売は魂となり、ずっと、古志加のそばで見守っていたのです。
なんて素晴らしい、とのお言葉、ありがとうございます。(・∀・)
コメントありがとうございました。
お母さん……!!これがコジカちゃんとの最後の別れなのですね……!!
花麻呂さんの所で、花麻呂さんの虫の知らせは(恐らく)兄である本人の能力ではなくお母さんの仕業だったと判明しましたが、それが何故自分に来たのかは分からなかったのですね……切ないー!!!
ずっとコジカちゃんを見守っていたお母さん、成仏してしまうのでしょうか。
作者からの返信
YAKIJiKA様
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
お母さん、これが古志加との最後のお別れです。
花麻呂は、赤ちゃんの頃、今の両親に金で買われました。
花麻呂は、その事を知りません。
義理の両親が心から愛し育ててくれたから、花麻呂はここまで明るい性格です。
その事がわかっている母刀自は、花麻呂に名乗る事はしません。
切ないですが、成長した花麻呂を見守る事ができ、母刀自は満足です。
お空の上へ……、母刀自は成仏します。
コメントありがとうございました。
うわあああやっとお母さん出てきてくれたぁあああ(泣)
(ちょっと今、肉欲の絡む愛情に疲れていまして…、いえ基本は好き者なのですが、その時その時の気分といいますか、アガペーな愛情に触れたいこの頃でしたので、お母さんがいろんな人にお礼言って回るのにだばだば泣けます…。(逆にそれが恥ずかしくて心にもないことを言って(後悔して)しまう反抗期中学生のような気分の時もあったりするのですけどね(笑)
あとやっぱり薩人さんが可愛くて良きです。大川様に手を焼いているところがwほんと三虎さん甘やかしすぎ困ります( *´艸`)
(すみませんが三虎さんと阿古麻呂さんと布多未さんの男気と男の本能溢れる人たちはちょっと置いておいて)薩人さん成分が足りません。スピンオフください。
作者からの返信
松ノ木るなさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
ちょっと今、肉欲の絡む愛情につかれていらっしゃったのですか。
あ〜そのような気分のときに、どーんと「夢」のシーンの連続で、申し訳ありませんでした(^_^;)
読んでくださり、ありがとうございます。
やっと、やっと母刀自。
冒頭で、母刀自が悲しい死をむかえてから。
私はこの「子守唄を重ねて」を書くために、つっぱしって来たのです。
母刀自は魂に残された力をふりしぼり、古志加から闇を祓い、愛を伝え、お礼を言いたい人にお礼を言って、昇天していきます。
だばだば泣けましたか。
私もここは、だばだば泣きながら、執筆しました。
おや、薩人。可愛くて良き、とのお言葉、ありがとうございます。
大川さまのお世話、本当、手が焼けるようです。(笑)
三虎は大川さまを甘やかしすぎで、困りものです。(笑)
薩人の〜、スピンオフはショートでなく、ちょっと長い話を書こうと思っています。
カクヨムコンのシーズンのあと、書けるかな……。
なので、来年2月以降、書く事になるだろうか?と思っています。
どうなるかわかりませんが。(;・∀・)
書けたら、よろしくお願いします。
コメントありがとうございました。
母刀自の優しさに、思わず涙が……。
ちゃんと見守ってくれていたのですねえ。
花麻呂も、その役目を終えたのでしょうか。
古志加を守るというその使命、三虎が引き継いでくれることを祈ります。
作者からの返信
濱丸さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「母刀自の優しさに、思わず涙が……。」と言ってくださり、嬉しいです。
母刀自は、魂となっても、ずっと、ずっと、古志加を見守っていました。
花麻呂も、母刀自昇天で、もう、不思議な虫の知らせも、理不尽な腹痛も、こなくなります。
三虎が……、古志加を守る使命を引き継いで……。
……。この人、大川さまにくっついて、また奈良行く気ですが。大丈夫かな……。(;・∀・)
こほん。
三虎と古志加の幸せを祈ってくださり、ありがとうございます。
コメントありがとうございました。
拝読致しました。
自らは過去の因縁により喋れない母刀自さん。
古志加ちゃんが歌う子守唄に合わせて、声のない子守唄を唱和する姿に、ぐっときました。
こうやって、母娘で一緒に歌ったり、日常のあれこれを共に成したかったり、当たり前の幸せ。
寄る辺なく遺してしまった娘に心を残し、見守り、懸命に助けを呼んで。
現世と幽世のはざまで迷う古志加ちゃんを想い、最後に会って、自らも細やかな願いを叶えて。
きっと小さな勇気を与えて、次を三虎さんに託して去っていったのでしょう。
本当に、幼き頃から、今に至るまで、古志加ちゃんの心の支えであった母刀自さん。
良い話でした。
作者からの返信
たけざぶろうさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
古志加と一緒に声のない子守唄を唱和する母刀自。
その顔には嬉しそうな笑顔が浮かんでいます。
寄る辺なく遺してしまった愛娘を、魂となってからも見守り続け、最後に、笑顔を見せて、と要求し、惜しみない愛を伝え、母刀自は物語の舞台から退場します。
「ぐっときました。」「良い話でした。」とのお言葉、ありがとうございます。
幼き頃から、今に至るまで、母刀自は、古志加の心の支えでした。
こうやって、天へ見送ってからも、ずっと、古志加にとって大事な母刀自です。
家族を愛するとは、そういう事ですよね。
母刀自が三虎をどう思っていたかは、「うらふく風の」に書いたので、ここでは書かないでおきますね。
コメントありがとうございました。
母刀自さん……。ずっと古志加ちゃんを見守ってくれたのですね。
花麻呂さんの夢にも。虫の知らせが来なくなるということは、もう古志加ちゃんは大丈夫ということでしょうか。そして花麻呂さんとの繋がり。もしかしたらもしかしたら……?と。
日佐留売さんもずっと古志加ちゃんを助けてくれて、母刀自さんもお礼を言いたかったのかなぁと。
作者からの返信
朝倉さま
こんばんは。
母刀自は、魂となっても、ずっと古志加のそばで見守っていました。
花麻呂は……。答えは、中篇「うらふく風の 〜母刀自、福成売〜」にて。
花麻呂サイドから語ると、花麻呂は、この虫の知らせは、古志加に関してだけ表れる、と理解していました。
この夢の女が古志加を守っていたのだろう。
そして、別れの挨拶に来たのだろう。
もう、この夢の女は去る。
だから、虫の知らせは、もう来ない。
それを理解します。
そして、花麻呂は、それ以上は考えたり、悩んだりしません。
古志加の父は行方不明。母刀自は死亡。
一方、自分の愛する両親は、ピンピン、元気にしてるからです。
日佐留売に関しては、朝倉さまのおっしゃる通り、そのまんまです(・∀・)
コメントありがとうございました。
うるると来てしまいました。
始めは男たちの欲望剥き出しの笑える夢。
続いて古志加の恐ろしい悪夢。
そして母刀自の夢。
ここで母刀自が来てくれるのですね。
そしてこの三人に。
私は『あらたまの恋〜』でとびきり好きなのがこの四人なんです。
古志加、花麻呂、日佐留売、母刀自。
色んな意味で凄く強いのに、思いやりがあって優しくて。
母刀自がこの三人の夢に現れたのも分かるし、ああずっと見守ってくれていたんだなと想うと涙が止まりませんでした…。
作者からの返信
大入圭さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「始めは男たちの欲望剥き出しの笑える夢。」
→申し訳ありません。(^_^;)
私、こういうのも、心をこめて書いちゃう☆
「続いて古志加の恐ろしい悪夢。」
→本当に可哀想でした……。
「そして母刀自の夢。」
→いよいよ、です。
とうとう、母刀自が、古志加を救いに来てくれました。
力を使い果たし、成仏となります。
今まで、母刀自は、ずっとこの物語の世界にいました。魂となっても、ずっと、見守っていたのです……。
古志加、花麻呂、日佐留売、母刀自。
この四人を、とびきり好き、と言ってくださり、ありがとうございます。
また、涙が止まりませんでした、とのご感想、感謝感激です!!
コメントありがとうございました。
加須 千花さま
こんにちは!
おお、三者三様の夢。
古志加の夢はただただ母刀自を思い、花麻呂の夢は血縁である可能性をさらに色濃く暗喩し、日佐留売の夢は同じ母として子をいとしく思う気持ちに共鳴し……
美しい一話ですね。
作者からの返信
佐藤宇佳子さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
はい、古志加の夢はただ母刀自を思い、夢の中ではありますが、ここで本当の別れを告げます。
花麻呂は、知らない女、と思いつつ、何か切なさを感じ、……意識してか、してないのか、女が古志加に似ていることも、……自分に似ていることも、気がつきません。
爽やかな笑顔を見せてくれて、見送りをします。
日佐留売は、もう、母としての共鳴。その一言に尽きますね。
美しい一話、と言ってくださり、ありがとうございます。
コメントありがとうございました。
はぅ……なんだか涙が出てきます。母刀自から我が子へと伝えていきたい子守唄、ちゃんと古志加にも継がれて良かったね(ノ_・。)
花麻呂に古志加を助けるようお願いしてたの、古志加の母刀自だったんだ。
日佐留売さまのところに感謝を伝えるのも素敵です。三虎のとこへは……遠くからこっそりと古志加との行末を見守るつもりかな。
作者からの返信
矢口こんたさま
こんにちは。
涙が出てきますか。良かったです。
ここは、私も泣きながら書きました。
一番の泣かせどころ、ですっ!
古志加は、やっと、母刀自と一緒にうたを歌えました。
母刀自から継がれた子守唄を……。
日佐留売から教えてもらった子守唄を……。
花麻呂に古志加を助けるようお願いしていたのは、古志加の母刀自でした。
日佐留売のところに感謝を伝えにいくのは、福成売から作者へのリクエストです。どうしても、伝えたかったようです。
三虎は……。
本篇読了後、「うら吹く風の 〜母刀自、福成売〜」をお読みいただくと、よくわかります。この、「子守唄を重ねて」を、母刀自サイドから描いた短編になります。
(わー、読了していただくのを前提に話してる〜。わー。私ったら(^_^;))
コメントありがとうございました。
花麻呂に虫の知らせをよこしていたのは母刀自だったのですね。
母刀自、本当にひどい人生でしたね。。。
かどわかされて舌を切られ、結婚後はほぼ誰ともコミュニケーションを取れず、産んだ子も一人を残して育てられず、夫が消えたと思ったら、またかどわかされて情事の最中に絞殺されるとは。
彼女を殺した人間がようやく死んだから、母刀自の魂も成仏できるように感じます。
本当は、娘の成長を見届けたからと解釈するべきなんでしょうが💦
作者からの返信
綾森れん様。
はい、花麻呂に虫の知らせをよこしていたのは、母刀自でした。
そして、母刀自の人生、本当に、散々でした。おっしゃる通りです。
彼女を殺した人間がようやく死んだから……、なら、もうちょっと早く、母刀自は成仏していたでしょう。
母刀自の望みは、復讐して! ではなく、古志加が幸せに暮らせるか……、でした。
母刀自は、古志加が悪夢に苦しんで、母刀自に「悪夢を見る前に黄泉に連れていって」と願ったのを聴き、魂に残された最後の力を振り絞って、古志加の悪夢を祓うために、古志加の夢に訪れます。
そして、悪夢を祓い、魂の力を使い切り、昇天します。
コメントありがとうございました。
母刀自、生きている間も不幸なばかりではありませんでしたよね。
終わりよければすべてよしとは言いませんが、『この先』幸せであることを願います。
作者からの返信
鏡りへい様。
こんばんは。ようこそ、いらっしゃいませ!
わ〜、たくさん一気読みしてくださって、ありがとうございます!
そして、母刀自に、「『この先』幸せであることを願います。」と言ってくださって、ありがとうございます。
母刀自は、生きている間も、不幸なばかりでは、ありませんでした。
鏡りへい様の仰るとおりです。
そして、死んでしまってからも、この「子守唄を重ねて」まで、ずっと、古志加のそばに、魂となって、いてくれたのです。
コメントありがとうございました。
わらって。
もう、このことばだけで、十分。
こじかちゃんは、わらう。おおきな笑顔で、ずっと一生、胸にたくさんのあったかい涙を溜めながら、ずっと、ずっと、わらっていける。
ああ。
もう、だめ。
作者からの返信
壱単位さま。
こんにちは。
母刀自が非業の死をとげる冒頭を描いてから、私は、この「子守唄を重ねて」を書くために、ここまでつっぱしって参りました。
母刀自の愛を、描くために。
はい、古志加は、もう、母刀自の最後に嘆き悲しんでばかりいないで、壱単位さまの仰るとおりに、
母刀自の望んだ笑顔とともに、歩いていけます。
胸にたくさんの、あったかい涙を溜めながら。
私も泣きながら執筆しました。
コメントありがとうございました。
母刀自の愛情に涙です。
生きて見守れなかったのは心残りでしょうけれど、今ではみんなから愛されている古志加ちゃんの姿に、きっと安心できましたよね。
そして花麻呂さん、やはり古志加ちゃんの……?
母刀自の「ごめんね」に深い意味が込められているような気がしました。
作者からの返信
平本りこさま。
ようこそ、いらせられませー!
やっと、やっと……。
古志加は救われました。ヒロインを長く辛い目にあわせて、ごめんなさい。
そして、母刀自も、笑顔で旅立つことができました。
花麻呂は……。
きっと、平本りこ様が察している通りです。
実は、最近、「うらふく風の 〜母刀自、福成売〜」という短編を書きました。
この「子守唄を重ねて」を、福成売サイドから描いています。
この短編は、本編読了後、お読みくださいとお願いしているのですが、花麻呂も、登場しています。
こんなぼやかし方でスミマセンっ。
コメントありがとうございました。
こんばんは。
ああ、良いですね。その言葉しか出てきません。
このエピソードは母の愛が本当に詰まった素晴らしい回です。
第十四章はもっとエピソード数が多いので、若干冗長かなと思った部分もありますが(すみません!あくまで私的感覚です)、この話が差し込まれることで完成しているようなものですね。
いつの世も子を思う母の気持ちは偉大なのです。
作者からの返信
水無月 氷泉様。
こんばんは。
コメントありがとうございます。
「ああ、良いですね。」頂戴しました……!
はい、母の気持ちは、いつの世も偉大です。
母刀自は、ずっとずっと、古志加を見守っていたのです。
はじめに、母刀自が悲しい死を迎える時から、この「子守唄を重ねて」を描くと決めて、ここまで私はつっぱしってきたのです。
この悲しい母親を、救うと。
殺されてしまっているから、救えはしないけれど、でも、できる限りの救いを与えると。
そう、この短めの一話、「子守唄を重ねて」が、この章の要です。
第十四章は、三虎の「心のひだ魂の深く」が長いのです。
しかしこれは、短くできるものではありません。
してはいけないのです。
三虎が、己の魂を熱く燃やし、必ず古志加を救う、と頑張ってくれた回なのです。
私は、頑張ってくれた三虎に感謝をしているくらいなのです。
……読者の読みやすさとか、計算とか吹っ飛んでますね。あっはっは……。
コメントありがとうございました。
なんと美しい話でしょうか。
母刀自の偉大な愛に、胸が熱くなりました。
そして最後に挨拶をしていくのが日佐留売さまとは、これ以上に適任な方は居ませんね。
日佐留売お姉さま推しの私としては、その慈愛に満ちた言葉や仕草に涙無くして読み進めることが出来ませんでした。
素敵なお話をありがとうございます(*´꒳`*)
作者からの返信
八神綾人さま
物語のクライマックスを、一気読みしてくださり、ありがとうございます!
「なんと美しい話でしょうか」
良かったー!(この章のはじめは、けしからん話2連チャンなので、そのように言ってもらえると、ほっとします)
母刀自の、偉大な愛。魂となって、なお、力のかぎり娘を守ろうとしてくれました。
おや、日佐留売お姉さま推しですか。嬉しいです!!
そう、母刀自を最後に見送るのは、日佐留売。彼女がふさわしいです。
日佐留売が、古志加を精神面で強く支えていると、母刀自はわかっています。
「慈愛に満ちた言葉や仕草」
二人の母親の愛が、八神綾人さまに伝わって、良かったです……!
コメントありがとうございました。