これが魂逢。
とてもロマンチックで素敵な出逢いですね。
件で古志加が穢された様な気分でしたが、少し心洗われた気分になりました。三虎、ありがとうございますm(_ _)m
何とか加須千花神が執り成してくれたようで、関係性もあまりギクシャクせずに済みそうです。
さて、この件で三虎に火が付くか否か、楽しみですね(*´﹃`*)
作者からの返信
かごのぼっち様
魂逢い。
とてもロマンチックで素敵です。奈良時代の人は、この魂逢いを、本当に信じていました。
「古志加が穢された様な気分でしたが」ドキッ(・_・;)
「心洗われた気分になりました」ホッε-(´∀`*)ホッ
三虎、ナイス(≧∇≦)b
加須千花神という言い方が面白いです〜。
古志加、男として阿古麻呂を見る事はありませんが、同僚としては、一緒に働いていく心づもりです。
阿古麻呂も「これはもうダメだ……」と尻尾を下にたらして、うなだれたワンコみたいになってるので、関係性は、大丈夫です。
さて、この件で三虎は……。
コメントありがとうございました。
夢の件は「そうだよねぇ、見ちゃうよねぇ」と二回読み返してしまいました。
泣いてるのを見つけたのが女官たちで良かったです。
後日の古志加も口を尖らせたり、「ひどいよ」と言いながらも許すところも可愛らしかったです。
ただ許された途端に調子に乗る阿古麻呂くんには、ビンタの後にきんくまもハリセンで粛清の一撃を加えましょう…
今章も素敵な物語でした、ありがとうございます。
作者からの返信
きんくま様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
夢の件、二回、読み返し、ありがとうございます。
嘆きながら眠った古志加、素敵な夢を見たのです……。
泣きながら女官部屋に戻った古志加。途中、他の衛士たちに見つけられていたら、どうなったんでしょうね……? 私にもわかりません。
『「ひどいよ」と言いながらも許すところも可愛らしかったです。』
ありがとうございます。
阿古麻呂、古志加にほっぺビターンされたあと、誰かに後ろから頭をハリセンで殴られたようです……。
パコーン!
阿古麻呂「あいたっ! 誰っ?!」
粛清あるのみっ!(笑)
コメントありがとうございました。
阿古麻呂に無理やり迫られて傷ついていた古志加ですが、三虎の夢を見れてすっかり元気になってようでよかったです。
そして同じころ、三虎も古志加の夢を…遠く離れていても、夢で逢えるなんて素敵ですね。しかも同じ口づけの夢…!
三虎も文を出してやればいいのに、ここで出さないのが彼らしいと言うか、なんというか…。
作者からの返信
日鷹久津さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
奈良時代の人は、「魂逢い」を本当に信じていたそうなのです。
同時刻、愛し合う男女が、同じ夢を見る。
夢の橋を渡って……。
素敵ですよね。古志加、良い夢見ちゃったようです。
阿古麻呂に無理やり迫られて、心が傷ついた古志加ですが、すっかり、これで元気になりました。
三虎、ここで文、出してやれば良いのにー。私もそう思います。
でも出さない。三虎らしく、困りものです。┐(´д`)┌ヤレヤレ
コメントありがとうございました。
阿古麻呂さんには気の毒だけど、その強引さが却って古志加ちゃんの三虎さんへの想いを激しくさせましたね。
余計に会いたくなっちゃった!
夢であえて良かったけど……。
古志加ちゃん、きっちり自分の気持ちを阿古麻呂さんに示せて良かったです。
そこまできっぱり言わないと阿古麻呂さんも諦めきらないでしょうからね。
作者からの返信
この美のこ様
続けてご高覧くださり、ありがとうございます。
「阿古麻呂さんには気の毒だけど、その強引さが却って古志加ちゃんの三虎さんへの想いを激しくさせましたね。」
その通りです。
夢での儚い口づけです……。
古志加、しっかり阿古麻呂に気持ちを伝えました。
阿古麻呂、しょんぼりとしながらも、このあとは、古志加につきまとったりはしないので、ご安心ください。
今夜は、花麻呂相手にやけ酒です。(笑)
コメントありがとうございました。
あらら、不意の口づけ食らったことで頭から離れなくなってしまいましたね(・・;)
阿古麻呂、ちょっと早まったかなぁと思いましたが、この感じだと慎重に進めても最後のところでうまくいかなかったかもしれませんね……
作者からの返信
川野遥さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
古志加にとって、阿古麻呂は、唯一、自分を女扱いして(ホントは皆そう扱ってるんだけど、直接は口にしない)プロポーズまでしてくれた人。
その事は、やっぱり大きいです。
でも、だからって惚れるかは、また別の話。
古志加が好きなのは、変わらず、三虎です。
だから、阿古麻呂が早まろうと、慎重であろうと、結局、うまくはいかなかったでしょう……。
哀れ阿古麻呂。
コメントありがとうございました。
私の若い頃は「会いたい、会いたい、会いたい!」という歌(J-pop)がいくらでも流行っていたのに
この頃は恋愛の熱~い歌、情熱こめた切ない歌をとんと聴かなくなったなぁ…と
しみじみ時代の移り変わりを寂しく思っていましたので
こういう「会いたい」「切ない」という心の声がじーんと沁みます。
あんな一部の恋愛強者だけが楽しい時代と比べたら今の方が~と言う人は多いのでしょうが
でも若い頃って、いいことばかりじゃなくてももう相手のことばっかりに夢中になって、じたばたする時間って必要だと思うんですよー💦
と、なんか私情が湧き出ちゃった////
古志加ちゃん、許してあげたの、ほんと懐深くて、いいお母さんになれそうです(*´▽`*)
作者からの返信
松ノ木るなさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
『こういう「会いたい」「切ない」という心の声がじーんと沁みます。』
とのお言葉、ありがとうございます!
そう、恋愛って、『いいことばかりじゃなくてももう相手のことばっかりに夢中になって、じたばたする』会いたい気持ちが募って……。
そういうものですよね〜。
恋愛にむきあって、恋心を切々と詠う。堂々と詠って良い、と思っています。
古志加、許してあげました。三虎の夢ちゅうがあったしね。
阿古麻呂は、衛士として同僚である事はかわりないし。きっと、古志加は、無理やりちゅー以上の事はされない、とどこかでわかっていたのでしょう。
古志加、いつか、良いお母さんになれると良いな……。
コメントありがとうございました。
この感じだと阿古麻呂は仕事でも詰めを誤ってやらかしそうな予感が…。今回も許してもらえなかったら結構な大ごとになりかねなかったことを考えると先行き不安ですな。
作者からの返信
焔コブラさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
阿古麻呂、恋は暴走してしまいました。思い詰めると爆発するタイプのようですが、衛士の仕事は思い詰めるほどの事はないので、安心です。
(夜勤有で、毎日、午前午後の鍛錬・9日勤務1日休み、とハードはハード)
彼はそんなに心配しなくても大丈夫です。
古志加は許したので、仕事の同僚として、ごく普通の優しさで接するようになります。
ごく普通の優しさで剣でボコボコにします。(古志加の一番得意は剣)
コメントありがとうございました。
拝読致しました。
古志加ちゃんの傷ついた心を癒してくれるのは、やはり三虎さんなのですねぇ(*´▽`*)
魂だけがするりと抜け出して、夢の世界での逢瀬。なんともロマンチックな話ですね(^-^)
そして阿古麻呂クンとも、区切りをつけられました。引きずりすぎず、折り合いをつけられるのは、成長した証しかな、と思えます。
シンデレラへのルートは謹んで蹴り飛ばしたので、仲間集めて西遊記ですね!(違
さて、そろそろ三虎さんは帰ってきてくれるのか……
作者からの返信
たけざぶろうさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
そうです。古志加の傷ついた乙女心を癒やすのは、やはり三虎しかいません。
魂逢いは、当時本当に信じられていたことでした。
なんとも、ロマンチックです。
阿古麻呂とは、これにて、区切りです。ちょっとは、成長できた古志加ですね、きっと。
シンデレラルート駄目、西遊記ルートは……。そちらも難しそうです。(真面目)
この後をお読みいただければ、私がこう言うのもご納得いただけると思います。(匂わせぶり)
三虎、そろそろ帰還します。
コメントありがとうございました。
編集済
応援したとたんにこれはだめだ…となってあわわしました…
もう少しゆっくり距離を近づけていけば少し違ったのかな。
でも久々に三虎と夢で会えてよかったですね。
「なんだおまえは。
オレのところに泣きにきたのか。」
やっぱり三虎には敵いませんね、ぎゅうううん(胸キュン
作者からの返信
ちづさま
応援いただいた矢先に、阿古麻呂、やらかしました。
もう少しゆっくり距離を近づけていけば……。多分、それでも駄目でしょう。本当に古志加の恋心にはつけいる隙がないです。
大泣き古志加、夢でひさびさに三虎と逢えました。
これは夢だと自覚のあった三虎。
夢のなかでなら、泣いてる古志加をこのようにして慰めるようです。
ぎゅうううん。と強く胸キュンさせる三虎です。
ちづ様にわかっていただけて、嬉しいです!
コメントありがとうございました。
古志加さん、三虎さんと夢で会えて良かったね……と安堵しました。
阿古麻呂さんは……もう何も言わないです(笑)
最後まで懲りなかったことにもう呆れでしたが、古志加さんのビンタにすっきりしました(笑)
作者からの返信
白原糸さま
嘆きの深い古志加、三虎と夢で逢えました。
そしてまさかの、三虎からの口付けです。
わあビックリ!
おかげで、古志加、立ち直りました。
阿古麻呂は……。反省してます。(やってしまった。古志加に嫌われてしまった)としょげてます。
あんまり古志加が可愛い事を言ってくれたので、抱きしめたくなっちゃいましたが、あえなくビンタです。
阿古麻呂、花麻呂相手に、昨日もやけ酒、今日もやけ酒です。
コメントありがとうございました。
こんばんは!
阿古麻呂、最後の最後まで粘りますね(笑!
最後のビンタはいい気味ですね!
さてさて、古志加と三虎は同じ夢の中で、お互いに
口付けをした訳でして・・・この先が楽しみでなりません。
(三虎の口付けの後の顔・・・もう三虎らしくて笑ってしまいました(笑))
そう言う意味では、阿古麻呂のアタックは
この二人の背中を押したとも言えるのですかね!?
いやはやこの先が更に楽しみになってきました!
作者からの返信
kone様
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
阿古麻呂、最後まで粘りつつも、古志加を諦めました。
昨日もやけ酒、今夜もやけ酒です。
花麻呂がつきあいます。
最後のビンタ。やられっぱなしで黙ってない古志加です。
さてさて。
三虎の口づけのあとの顔。三虎らしくて笑ってしまいましたか。ふふふ。良かったです。
……三虎と古志加はどうなるのでしょうか……。
コメントありがとうございました。
阿古麻呂お。
焦らず行けば、もう少し結果は変わったかもしれぬのにい⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
古志加応援隊の私も、古志加をおみなとして見てくれるキミに、けっこう心を許しかけていたというのにい⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
三虎との夢での出会いは幻想的でした。
二人で同じ夢を見て、ただ、逃げ出した理由は古志加視点で分かるっていう。笑
でも三虎に花麻呂に阿古麻呂に。(あと難隠人さま)古志加を巡る男たちが増えて来ましたねえ(*´꒳`*)凄く楽しいです♬
作者からの返信
大入圭さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「焦らず行けば、もう少し結果は変わったかもしれぬのにい⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝」
本当です。
でもこれは、普段の古志加が、阿古麻呂にすごくそっけなかったので、阿古麻呂に、「この機会を逃しては駄目だ!」と思わせてしまったせい、もあります。
「古志加応援隊の私も、古志加をおみなとして見てくれるキミに、けっこう心を許しかけていたというのにい⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝」
そう応援隊の大入圭さまに仰っていただき、ああ、ちゃんと阿古麻呂を描けたな、と、胸をなでおろしております。
つくづく、惜しいことをした阿古麻呂。
魂逢いは、奈良時代、本当に信じられていました。
古志加、夢での口づけ。
真っ赤な顔で、びっくりして、涙もひっこみ、逃げ出しました。(笑)
古志加を巡る男たちが増えてきて、賑やかになってまいりました。
難隠人「あっ、大入圭さま、私も入れてくれて、ありがとう。
うん、私も、ちゃんと入ってるぞ!」
私「……いや、そんなに君は話にからんでこないけどね……。」
コメントありがとうございました。
加須様
ごきげんようでございます。
阿古麻呂さんの生い立ちが分かると、彼の思いもまたよく理解できるのですが、それでも相手の気持ちを無視してファーストキスを奪うのは駄目ですよね。
現在なら大問題ですよ(^^;
落ち込んだ古志加さん、奈良にいる三虎さん、同じように夢で口づけ!
なんて素敵なんでしょう!
きっと、これでファーストキスは上書きされましたね。
翌日の古志加さんも、元気そうで良かったです。
それにしても、優しくて健気な古志加さん。幸せになってもらいたいですよ!
作者からの返信
明之 想さま
ごきげんようでございます。
そうです……、阿古麻呂、軽い、ちゅっ、ではなく、しっかりな口づけでした。
古志加は女としてもびっくりしてしまいます。
あかん……、あかんよ、阿古麻呂。
裏返すと、阿古麻呂がここまで強引男でなければ、ちょっと、古志加と阿古麻呂の関係はどうなっていたかわかりません……。
魂逢いは、当時、本当に信じられていたことです。
ロマンチックな、忘れられない夢を古志加は見ました。
すっかり元気が復活です!
「優しくて健気な古志加さん。幸せになってもらいたいですよ。」
あたたかいお言葉、ありがとうございます!
コメントありがとうございました。
阿古麻呂……
まさか「夢の中の」の三虎にあっさり負けるとは……
古志加の三虎愛と立ち直りの速さは凄い(^^)
色々ありましたが、仲直りできて良かった良かった( ´∀`)
こんな事言ったら、反感買うかもですが、唇を奪われてしまったのはあれですが、今回の件は古志加にとって、ある意味では良い経験になったかもしれませんね。
自分を女性として好いてくれる人がいる
それでも三虎が、やっぱり良い
また一つ大人になりましたね。古志加。
ん〜、ハラハラした章でした❗️(´∀`)
作者からの返信
アニマルさま
たくさん一気読み、感謝申し上げます。
阿古麻呂、無理やりちゅーの時点で、古志加のなかから退場しました。
ちーん。
魂逢いは、当時本当に信じられていたことでした。
古志加は、はっきり確証は持てないけど、夢で本当に会えたのかも、あれは本当の三虎だったのかも、とドキドキしています。
古志加の三虎愛と立ち直りの早さは、目をみはるものがあります。
強い子。
そう、「自分を女性として好いてくれる人がいる
それでも三虎が、やっぱり良い」
それを書きたかった章でした。
子供の頃から追ってきてるヒロインですから、人生経験、つませてあげたかったのです。
ひとつ、大人になりました。
この章、ハラハラしていただけましたか。良かったです!!
コメントありがとうございました。
夢とはいえ、三虎と出会って古志加が立ち直って良かったぁ。んで、直ぐに許してもらった阿古麻呂は古志加に目いっぱい感謝して、その百分の一ぐらいは夢の三虎に感謝しときー。
作者からの返信
矢口こんたさま
この魂逢いは、万葉集の時代、本当に信じられていたようです。
夢で逢った男女は、現実でも結ばれるのです。
私たちの御先祖さまは、随分ロマンチックですよね。
ファーストキスが奪われた古志加の嘆きが深くてですね。こうでもしないと古志加が立ち直れませんでした。
で、三虎に逢ったら、すぐ立ち直りました。
古志加、強い子。
阿古麻呂、許してもらって良かった、
古志加を傷つけるつもりじゃなかった、
ごめんなさい、と、
もう嫌われちゃったよなあ、無理だあ。
と、
……古志加のあまりのウブさに、切なく、惹かれてしまう思いがあります。
私「ほらっ、阿古麻呂、古志加に目一杯感謝!」
阿古麻呂「本当すみません……。許してもらって、ありがとう、古志加……。」
肩を落とした阿古麻呂が、よろよろと舞台袖に去っていきます。
おや? 花麻呂が来て、がしっと阿古麻呂の肩に腕を回しました。
これから二人は呑みに行くようです。
私「いってらっしゃーい。」
コメントありがとうございました!
なんとか和解できて良かったです!
阿古麻呂さん、残念でしたね。でも許して貰えるだけ良かったと思いますよ。(まさかあれがファーストキスだとは思いませんでした!!そりゃショックですよ!!もー!!)
夢の中で逢えるのってロマンチックですねー!!(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡
一途なコジカちゃんが可愛いです!!
届け!!この想い!!!
作者からの返信
YAKIJiKA様。
古志加は、男にストレートに女らしい、恋しい、って言われたのも初めてなら、キスしたのも初めてでした。
一途な古志加。そりゃー泣きますよ……。
そう、魂逢いは、万葉集のなかにいくつか詠まれています。
ロマンチックです。
きっと、奈良時代の人たちは、本当に夢で逢瀬をしていたのかもしれません♡
古志加を可愛いと言ってくださり、ありがとうございます。
三虎へ、届け、この想い! ですね……。
しかし三虎ですからね………。どうなるでしょう……。
コメントありがとうございました。
編集済
コメント失礼します。
阿古麻呂が手段を間違えなければ、古志加の心を完璧に開けたのかもしれませんね。「三虎〜早くしないと古志加取られるぞ〜」と背後霊になって、囁やいて困惑させたい。古志加も立派な女になって……三虎より強くなって欲しいです。
作者からの返信
アワインさま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
たくさんご高覧いただき、ありがとうございます。
「阿古麻呂が手段を間違えなければ、古志加の心を完璧に開けたのかもしれませんね。」
そうかもしれません。古志加は初めて男からストレートにアプローチされて「ふわふわ」してました。
自分を好きになってくれた男を、好きになる?
自分が好きで好きでたまらない男を、絶対にあきらめない?
現代にも通じる恋模様だと思っています。
* * *
夜。奈良の、上毛野君がもうけた屋敷で。
三虎はせっせと唐櫃から大川の衣の整理をしている。
……びょう。冷たい風が吹き、
三虎「……うっ?!」
(何か今、背中から首にかけて、ゾクゾクっとした……。早く……、取られるそ……、とか聞こえたような……。)
三虎はぶるぶるっ、と頭をふり、後ろ首をさすった。
三虎「疲れてんのかな……? 早寝しよう。」
* * *
三虎、日頃の行いが悪いようです。(笑)
古志加、強く……、そうですね。
強くしなやかに生きてほしいです。(おまえが言うか)
コメントありがとうございました!
古志加、生き霊になって三虎のところに行っていたのでは!?
源氏物語の六条御息所を思い出しました。
作者からの返信
綾森れん様。
これは源氏物語より古い時代。生霊、というイメージではなく、
万葉集の時代、「魂会い」という、本当に、夢で恋人が会って、その夢を見ると、現実でも恋が成就する、という事が信じられていたのです。
私の架空ではないのです。
私たちのご先祖さまは、夢の架け橋を、本当に信じていたんですよ。
コメントありがとうございました。
>母刀自が生きていれば、あたしは母刀自を安心させるために、阿古麻呂の申し出を、受けていたんじゃないかな……。
本筋とは関係ないですけど、そうだろうなあ……と胸が苦しくなりました。
自分の気持ちより「親を安心させるため」に結婚。で、「親を安心させるため」に子どもを産んで、夫が他に女を作っても「親を安心させるため」に我慢。
そんなもんですよね。わりと現代でも……。
作者からの返信
鏡りへいさま。
古志加は、なんとなく、三虎と恋仲になるのは難しいことだ、と無意識で察しているようです。(哀れ)
それなら。本気で妻問いしてくれた阿古麻呂を選んでいたろうな。───母刀自が生きていれば。
母刀自を安心させるために結婚です。
古志加は、そのことを嫌とは思っていません。母刀自を安心させてあげたい、と願ってしまう子なのです。
現代ほど、「自分の幸せを追い求めるために生きてるの! お母さんのために生きてるんじゃない! あたしの人生よ!」という価値観が育ってません。
結婚は、子供を男が望むからするもの。
女は結婚したら、産むもの。そういう意識が奈良時代の女には刷り込まれてます。(ほら、奈良時代だから!!)
産めない女ほど、辛いのです。
もう自分の母親のために、は飛び越えまして、夫やお姑さんや、まわりの郷人に白い目で見られたりイヤミを言われたり、大変です。自分のためにも、産んだほうが楽なのです。
閉鎖的な郷のなかではね……。
しかし、郷の男なら吾妹子を持つ金はありません。浮気したら知らんぷりか、鉄拳制裁です。その妻による。
そしてね。浮気、男だけじゃないと思うなあ。
万葉集、人妻への思慕の歌があったり、人妻が、男に言いよられて「私は人妻なのよ!」と言ってる歌なんかがあります。歌に残らない夜は、きっと女だって……。
奈良時代、女は苦しみや、時代の縛りも、あります。でも、楽しみや、鉄拳制裁も、謳歌していたのではないかな、と、思っています。
……しかし、鏡りへいさまの、わりと現代でも、は、私も同意です。
コメントありがとうございました。
阿古麻呂さん、やりすぎ系ですがなんだかんだ一途で良い男じゃないですかー!
って思っていたのですが、そうですよね、古志加ちゃんは三虎さん一筋です。
二人それぞれに口付けられた時の反応の違いが良い対比になって、古志加ちゃんの気持ちが明瞭になった気がしました^^
うーんでも阿古麻呂さんにもいつか幸せが訪れますように!
作者からの返信
平本りこ様。
おはようございます。
たくさんご高覧いただきありがとうございます!
阿古麻呂も、ここで無理に口づけしてなければ、どうなっていたかわかりません。
今まで男性にこういうアプローチをされた事がなかった古志加は、ふわふわ気持ちが舞い上がっていたので。
でも、こうなります。やっぱり好きなのは三虎です。もうこれは、古志加本人にもどうしようもできない恋心です。
「二人それぞれに口づけられた時の反応の違いが良い対比になって、気持ちが明瞭に」
そう言っていただけて、良かったです!
私は今、ほっと胸を撫で下ろしております。
阿古麻呂も、仰る通り、やりすぎ系ではありますが、一途で良い男なので、はい、幸せになってほしいと思います。
コメントありがとうございました。
こんにちは。
阿古麻呂の方は予想どおりの展開でしたが、三虎の古志加への口づけシーンは、たとえ夢の中での世界でも、ないなあと思っていました。
何だか、妙にリアル感がありますね。
それにしても阿古麻呂はめげない男ですね。
実際のところ、阿古麻呂と夫婦になった場合って、古志加は幸せに暮らせるのかなあ。
作者からの返信
水無月 氷泉さま。
コメントありがとうございます。
○三虎は夢となんとなく自覚している。
○夢では自分の願望が出やすくなる。
○なんだかボンヤリしていて、もし「魂逢い」だったら、古志加もこの夢を見ている可能性まで考えが及ばない。
ここまで「三虎の心を自由にしてあげる」お膳立てをし、ダメ押し、
◎古志加がボロボロ泣いてる。
ここまで用意してあげないと、三虎は、心の奥で古志加をどう思っているか、示してはくれません。
ここで、ふっと口づけをする、で、あっているのですよ。
水無月氷泉さま。お願いなんですが、次の「この恋は届かない」は、必ず、「二話」を読んだら「三話」もすぐに読んで下さい。できれば「五話」まで読破して下さい。
そこまでして、読者さまの感情の処理ができるように計算して作っております。
お時間が許せばですが、是非とも、そのようになさって下さい。
よろしくお願いいたします。
魂逢いがリアルなのは、実際奈良時代、信じられていたからです。
私たちのご先祖さまは、これを信じていたんだなあ、と感慨深く描いています。
阿古麻呂とは、何を持って幸せというかですね。
衣食住には不自由しません。奈良時代、ポイント高し。
浮気の心配もなく、大事にしてくれそうです。
この点は幸せです。
しかし、古志加はここまで三虎が好きで、他の男と幸せになれるでしょうか。
三虎はくっそめんどくさい男だけど、恋しすぎて、あきらめることさえできない恋。
それが古志加の恋です。
コメントありがとうございました。
やっぱり古志加は、三虎がいいんだね。
阿古麻呂の妻問いで、かえってその気持ちがさらに強くなった感じですね。
阿古麻呂、お疲れ様ww
作者からの返信
本城 冴月さま
ええ、やっぱり古志加は、三虎が良いです。
阿古麻呂の強引な妻問いで、ますますその気持ちが強くなりました。
阿古麻呂は、「これはもう駄目だ」と、しょんぼりしてます。
阿古麻呂お疲れ様、ですね(^o^;)
コメントありがとうございました。