編集済
古志加と藤売の関係が、ちょっぴり良くなってきたかなー、といったところへ、蛙騒動。
激情型で、手を出すのの早い藤売は、子供を痛めつける現場を大川さまにばっちり見られてしまいましたね。
そして、母刀自にはなれない、と。
河内国へ帰ることに。
帰る前の古志加とのひとときは、これまでの藤売の意地悪を考えると、複雑な気持ちでした。
古志加は優しすぎるくらいだなあ、と思いました。
作者からの返信
本城 冴月さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
藤売、キャラとして語る事を全て語り終えたので、退場となります。
蛙騒動。プライドが高く、また手を出すのが早い藤売は、カッとなって、子供相手でも容赦しません。
大川に見られる、よりも、このクソガキどもに目に物見せてくれる! という感情のほうが勝ってしまいました。
大川からの拒絶。
そしたらもう、藤売には、ここに留まる理由はありません。
しつこい追手問題も解決しましたしね。
藤売は、悪女です。最後まで悪女を貫きました。
しかし同時に、大川に恋する乙女でもありました。
恋。その感情で、大豪族の娘と、田舎娘の古志加は、つながります。
古志加は、藤売の子供たちへの対応は許せませんが、自分への意地悪は、そこまで恨んでないようです。
藤売から、「女としてもっと頑張りなさいよ」という、裏表のないエールを受取り、「あたし、頑張るよ」と思います。
そんな、藤売と古志加です。
コメントありがとうございました。
そうか〜!! 龍虎対決は決着ならず、残念!!
それにしても素敵な恋歌ですね。意訳?も素晴らしい。
藤売がまさかのツンデレキャラだとは思わなかった件Σ(´∀`;)
作者からの返信
かごのぼっち様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
まず、古志加にカレーをふるまっていただき、どうもありがとうございました。
古志加も私も、とっても幸せな気持ちになりました♫
龍虎対決は決着ならず。でも、この塩梅が私は好きです。
万葉集、素敵と言ってくださり、ありがとうございます。意訳でございます。(๑•̀ㅁ•́๑)✧
藤売は、悪女として登場し、悪女を貫きました。
ただ、恋する一人の女でありました。
その、恋情、一点のみで、田舎の郷出身の変わり者女官、古志加と、大豪族のお姫様は、通じあいます。
コメントありがとうございました。
難隠人くん、身体張りましたね、小さくても男だと感じます。
藤売さんはやってきたことがことなので、順当な報いだとは思うのですが、最後を見てしまうとちょっと同情しちゃいます。
私、モブとか敵役とか負けヒロイン(男)に感情移入しちゃう癖があるんですよねぇ笑
作者からの返信
きんくま様
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
難隠人くん、身体はりました。古志加に酷い罰を与えた藤売がどうしても許せなかったようです。小さくても男です!
藤売、順当な報いだと私も思います。
彼女は悪女として登場し、最後まで悪女を貫きます。ぶれません。
そして、同時に、恋する乙女でした……。
感情移入、ありがとうございます。
そして負けヒロイン(男)ご贔屓にしてくださり、嬉しいです。
あああ、でも、薩人、あんま出番ない……。彼は怪我もすっかり治り、物語の最後まで、きちんと卯団の少志《しょうし》(実質副団長)です。
コメントありがとうございました。
幼児を容赦なく蹴り上げるのはやりすぎ!
そりゃ大川様もキレます。
藤売もこれから少しずつ丸くなっていくのかな……なんて前話では思いましたけど、ここであえなく退場ですか。
古志加との仄かな友情も予感させてくれたり、美人というだけでなく何かと目が離せない人物でしたね。
彼女の今後も気になるところ。
作者からの返信
プロエトスさま
藤売は悪女として登場し、最後まで、悪女を貫きます。
幼児を蹴り上げるのはやりすぎ。NO体罰。いけません。(~O~;)
とうとう大川さま、キレました。彼は女に対しては淡白な感情しかありませんでしたが、難隠人の義父として、難隠人を大切にしています。
とうとう、藤売を完全に拒絶しました。
大川に拒絶されたら、藤売に、ここにいる意味はなくなります……。
もう、賊も襲ってこないでしょうしね。
藤売は、キャラクターとして、語るべき事をすべて語りましたので、ここで退場です。
「古志加との仄かな友情も予感させてくれたり、美人というだけでなく何かと目が離せない人物」
とのご感想、ありがとうございます。
藤売は、まさしく、そんなキャラクターでした。
藤売は、今後、この物語の舞台にあがる事はありません。
彼女は家柄も良い、誰もが振り向く美女。まだ若さもあります。
きっと、河内国で、彼女の幸せがあるでしょう───。
コメントありがとうございました。
大川にぞっこんに見えた藤売も、心に誓った人が居たのですね…大川もそれを見抜いていたからこそ、つれない態度を取っていたのかもしれませんね。
色々あった藤売と古志加ですが、最後は友人のような関係に追われて良かったです。彼女はこれで物語から退場するかもしれませんが、なんだかんだ嫌いになれないとてもいいキャラクターだったと思います。
作者からの返信
日鷹久津さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
藤売は、高貴なお方……皇太子に見初められ、燃えるような恋をしたのです。
でも、その皇太子は政変に巻き込まれ、藤売を実家にいち早く逃がしたのです。
もう、二度と会う事はかないません。藤売は、高貴なお方を思ってメソメソ一生過ごすのではなく、人生を前に進める決意をしました。
現代人なら、仕事に生きるキャリアウーマンに、という選択肢がありますが、藤売は、恋に重きを置いて、恋愛が行動原理だった女。
恋愛から自分を切り離して考える事ができません。
そして、思い出したのは、淡い初恋。素敵な美男子、大川さま。
彼なら、また、あたくしは恋ができる。彼なら良いわ。
高貴なお方を忘れる事はありません。でも、恋をして、男にちやほやされながら生きるのが、彼女の道です。
大川はそれを感じ取って───という事はまったくなく、ただの女嫌いです。(;´Д`)
色々あった藤売と古志加。
最後は不思議と、通じ合いました。藤売は完全退場です。「なんだかんだ嫌いになれないとてもいいキャラクター」と言ってくださり、満足です!
コメントありがとうございました。
遂に大川さまがバシッと言ってくれましたね!
『その言葉を待ってた!』と言いたいところですが、藤売も最初に抱いていた印象と、ちょい変わりました。
古志加に対する態度も、どことなく柔らかなものに……
もうちょっと接していたら、まだまだ変われたのかなと、名残惜しくなりました(*´ω`*)
作者からの返信
最十レイさま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
子どもたちへの折檻で、とうとう大川さまもブチ切れました。
バシッと言います。
「藤売も最初に抱いていた印象と、ちょい変わりました。」
そうですよね。悪女を貫きつつ、愛に生きる女であることも、書きました。
「もうちょっと接していたら、まだまだ変われたのかなと、名残惜しくなりました」
そう言ってもらえるキャラクターに成長して、良かったです!
藤売、ここまで。これで、退場です。
コメントありがとうございました。
藤売さま、嵐のように現れて嵐のように去っていきましたね。
しかし、悪女と思っていた最初の印象と違って、藤売さまも一人の恋する女だったんだなぁと思いました。
短い間に色んなことがありましたが、藤売さまの見方が変わってきました。
凄くインパクトのあるお方でしたね。
作者からの返信
この美のこさま
たくさんご高覧いただき、また、挿絵もご覧いただき、ありがとうございます。
藤売は、嵐のようにあらわれ、嵐のように去っていく女《おみな》です。
悪女をつらぬき、同時に、一人の恋する女でありました。
藤売は古志加に紅珊瑚の耳飾りを与え、物語から去っていきます。
藤売は、読者さまによって評価の分かれるキャラですが、もちろん、私は藤売のことも好きです。
コメントありがとうございました。
まぁ、急展開! 私は藤売はこの後古志加ちゃんと仲良くなって、みんなとも上手くやっていくのでは? なんて思ってたけど、悪ガキ達がやってくれました!
まっ、コレで良かったんですかね……。
作者からの返信
🌸桜蘭舞🍒様
藤売は、語るべき事を全て語り終えたので、これにて、物語から退場します。
藤売は、さんざんまわりをいじめてきたので、自分の行動のしっぺ返しを、悪ガキどもからされました。
これで良かったのだと思います。
彼女の幸せは、上野国ではなく、都会である河内国にあります。
コメントありがとうございました。
古志加ちゃんにとってキツイのは、女のイジめ>>>賊の襲撃らしい(
さすがにちょっと蛙は……藤売さんに同情してしまうかなぁ(^^;;
わんぱく坊や慣れしてない人にはキツイいたずらですね(苦笑)
藤売さんには、他に恋しい人がいたのですか。また恋ができるといいなぁ
古志加ちゃんも応援しているし!
そして古志加ちゃん、ピアスデビュー!(*ˊᵕˋo
作者からの返信
松ノ木るなさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
古志加、女のいじめ、藤売は陰険なのもあるけど、体罰が多いから、やっぱしんどかったです。(-_-;)
賊の襲撃は経験値上がるワクワクイベントです。(←おい)
藤売、思わぬ蛙攻撃で、怒り心頭、手と足がでました。蛙、よっぽど驚いたようです。
藤売、宮中でやんごとなき方と恋に落ちました。その方は自分の身が危ないのを察して、藤売を実家に逃がしました。
もう、会う事は叶わない方です。
藤売は、炎で身を焼くような恋だった、と思いつつ、昔むかしの、初恋の人を思い出しました。
美しい大川さまなら、あたくしは、愛せそうだわ。
そう思い、逃亡先の田舎を、上野国に定めたのです。
失意のまま、藤売は河内国へ帰りますが、藤売は、絶世の美女。
きっと、良い殿方が放っておかないでしょう。
そして古志加、ピアスデビューです!(≧∇≦)b
コメントありがとうございました。
拝読致しました。
藤売さん、お勤め、ごお疲れさまでしたぁっ!
……て感じで卒業されて行かれてしまいましたね。
折に触れて古志加ちゃんが血赤珊瑚の耳飾りをしていないことを気にしていた藤売さん。
ここで、色香よりも直情径行を選んでしまう古志加ちゃんに女としての心意気を伝えるキーマンだったわけですね。深いなぁ。
ブレずに、どこまでも自分を強く持っていた藤売さん。
上司にも部下にも隣人にも友人にもしたくはありませんが、尊敬できる部分も持ち合わせていらっしゃる。良い、とか、悪い、という次元を超越した存在。
とても印象深い女性でした。意地悪だけど。
これにて表舞台から退場ですね、(ほどほどに)お元気で(^◇^)/
作者からの返信
たけざぶろうさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
はい、藤売は、全ての役割を上野国で終えて、卒業していきました。
己に正直に、最初から最後まで行動した藤売。
古志加に女としての心意気を伝えるキーマンでもありました。
良い、悪いという次元を超越した存在、とのお言葉、ありがとうございます。
そこを目指したキャラでもありました。
(私も、上司にも部下にも隣人にも友人にもしたくないですが💦)
これにて、藤売は退場です。彼女はこれからも、意地悪に美しくあでやかに生きていきますとも。
お元気で、と送り出していただき、ありがとうございます!
編集済
未玉、ここで出て来ましたね。なんとも、印象に残る味のある出し方で…
この2人の会話に出てくる何気ない言葉なのでしょう。しかし、特に絶体絶命みたいに盛り上がっているわけではない場所に、パァァっと晴れが差し込むような台詞が紛れ込むことってありますよね。
作者からの返信
海藻ネオさま
未玉、ここで出てきました。
「なんとも印象に残る味のある出し方」
「ぱぁぁっと晴れが差し込むようなセリフ」
とのお言葉、ありがとうございます。
最後まで悪女だった藤売。
同時に、彼女は、自分の美しさに自覚的で、意識して女を磨き、恋に生きていました。
仏頂面の従者に、一途に恋をし、美女のくせに、自分を上手く女性として花開かせることができない不器用な古志加を、同じ、「恋する女性」として、そっと背中を押してあげるのです。
未玉の話を古志加にするのは、藤売がふさわしいのです。
コメントありがとうございました。
藤売も少しづつ打ち解けて行くのかなと思っていましたが、こういう結果になってしまいましたか。
登場した時は傍若無人過ぎる! こりゃすごい…と読み進めていましたが、最後には何となく憎めない。去っていく事が寂しく感じる。そんな不思議な心持になりました。
意地悪で我儘で人を人とも思わない。決していい人ではない。なのに魅力がある。
圧倒的なキャラでした。う~ん、人物描写も本当に深みがあって勉強になります。
藤売、一筋縄ではいかない、とても魅力的なキャラでした!
作者からの返信
ぱのすけさま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
挿し絵もご覧いただき、ありがとうございます!
藤売は、最後まで藤売を貫きます。
悪女です。
でも、最後には、去っていくことが淋しく感じるような、圧倒的なキャラ。それを目指しました。
彼女は、自分のまわりの人は、自分の良い気晴らしであるべき、と思っている傲慢なお嬢様です。
同時に、藤売は恋に生きていて、女として上手く自分を開花しあぐねている古志加には、同じ女として、「あんた、花開きなさいよ」と接します。
とても魅力的なキャラ、と最後にお言葉をいただき、ありがとうございます。
(彼女は読者さまによって評価が割れるキャラです。そりゃそうだ。)
コメントありがとうございました。
編集済
藤売さま…いいも悪いも含んだ好きな人でした。悪い人を書くのっていい人を書くより難しいなあって最近思っていたのでわっるい魅力に溢れた藤売さまには少し肩入れしてしまったかもしれません。許せないところもあるし、許せるところもある、それでいいかなとも。
そして簪に引き続き、古志加は耳飾りを受け取ったのですねえ(*´▽`*)
作者からの返信
ちづさま
わっるい悪女を最後まで貫いた藤売です。
そして、古志加の心には、藤売の笑顔と、涙と、恋心が残りました……。
藤売は、「許せないところもあるし、許せるところもある、それでいいかなとも。」それで良いと思います。
古志加は、簪に引き続き、紅珊瑚の耳飾りを受け取ったのです。
金の簪は、いつか身につけたい。
紅珊瑚の耳飾りは、女として頑張る。
そういった象徴になります。
コメントありがとうございました。
こんばんは
藤売、ここで退場とは!
まあ、子供相手にこれ以上ない位の暴れっぷりでしたからね💦
女性とは思えない位、攻撃コンボがエグい😅💦
かなりの大悪女でしたね💦
ただ、良い言い方をすれば、ですけど
彼女は自分の気持ちに正直に、そして一人の女として恋に生きてきた…… ある意味では、ただの一人の女性だったのかもと思ってしまいました。
ただ、彼女は自分の事しか考えず、周りを大切にしなかったから心が成長しないまま、この様な結末を迎えてしまったのかもしれませんね……
そう考えるとちょっと可哀想かもと思いつつ、まあ、それだけの事やってたしね!と思う気持ちもあり……
んー、何か複雑な気持ちですね💦
ただ、藤売にとって古志加に会えたのは自身の人生において素晴らしい財産になるかもですね!
と、いっても帰っても藤売節全開で、これからも生きると思いますが(笑)
それにしても古志加は凄いですねぇ!
よくよく考えたら、出会う人出会う人の心に大きな影響を与え続けているのですから!
古志加は色んな意味で素敵な女性、立派な人間に成長していっていますね(´∀`)
作者からの返信
アニマルさま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
藤売は語ることを全て語り終えたので、ここで退場となります。
子供相手にも一切容赦しない大悪女。
藤売は最後まで、悪女を貫きます。
同時に、恋に生きた一人の女でした。
恋心だけは……。
境遇も生き方も何もかも違う古志加と、恋心だけは、響きあうのです。
藤売は、そういった女でした。
嵐のような女でした。
古志加、いろんな意味で素敵な女性に成長してますか。古志加もよーく頑張ったので、そう言っていただけて、嬉しいです!
コメントありがとうございました!
編集済
藤売さん、少し打ち解けられるかな? と思った矢先。
古志加の為にと、お優しいのだけど難隠人さまのいたずらのタイミングが……(・_・;
子供のお腹を体が浮く程に蹴り上げる藤売さん。流石に激しいですね、仕方無しです。
退場する最後まで、気高く激しくも儚さを持った貴人を貫きましたね。
もし、次に古志加と会う機会があれば、女同士のお話ができるのかな?揶揄って気晴らしをするのかな? 想像してしまいます。
作者からの返信
矢口こんたさま
おはようございます。ようこそ、いらっしゃいませ。
藤売は、語ることを全て語り終えたので、退場となります。
彼女の幸せは、畿内の都会にあります。
(上野国から去っても、彼女は誰もが振りかえる美女、まだ若く、必ずや、良い縁があるでしょう。
もう、追手に怯えて、田舎に逃げる必要もないのです。)
難隠人の大好きな古志加を、いじめすぎた藤売。難隠人は、藤売に義理の母となって愛してほしいという、甘い期待を抱いていましたが、藤売と決別します。
難隠人は、悪戯坊主らしいやり方で、藤売にお灸をすえます。
藤売がやってきた事の因果応報です。
そして、子供相手でも、やられっぱなしではすまさない藤売。
藤売は、最後まで激しく悪女を貫きます。
退場する最後まで、気高く愛に生きる女を貫きます。
毒を持ち、なお美しく。
それが、藤売という女でした。
次に古志加と会う機会があるとしたら、奈良でしょう。
その時には、古志加は今より美しく、蜜がしたたるほどの女っぷりになっているので、一目で古志加の幸せを見抜いた藤売は、
「ふふーん。(ちゃんと女として花開いたじゃないの。)」
とニヤニヤ笑い、古志加はそのからかいを含んだ笑顔にたじたじとなるでしょう……。
コメントありがとうございました。
見どころ野村満載回!
藤売さん古今東西春夏秋冬を短い話の中で体感出来ました(←意味不明)。
クソガキーー!
バーニングアッパー!
からのお、サマーソルトっ、飛び膝蹴りっ
腕ひしぎ逆十字っ!
暴れっぷり最高です
途中から、私の妄想です。
嘘付きました最初から私の妄想です。
大川さんにシュバッと振られてしまった藤売さん可愛そう。
でも古志加ちゃんと笑み交わし合ったり抱きつかれて驚くところはかわいい。
作者からの返信
かつたけい様。
こんにちは。ようこそ、いらっしゃいませ。
かつたけい様のコメントが、見どころ満載なの、どうしましょう♪
こんなに読み応えのあるコメントを頂戴できまして、私は果報者でございます。
藤売は、悪女を貫く、と決めていました。
勢いはまさに、クソガキー!
バーニングアッパー!
───けろけろー!
サマーソルト!
───けろけろー!
飛び膝蹴りぃぃっ!
───くわっくわっくわー!
てなもんでした。
いや、いけません。子供相手にやりすぎです、大川さま、シュバッと振って、正解です。
ではあるのですが、藤売は、恋に生きようとした女。
彼女のなかには、揺れる涙があったのです……。
そういう女でした。
「古今東西春夏秋冬を短い話の中で体感出来ました。」
そう、がーッとジェットコースターを目指した回でした。
伝わったようで、嬉しいです。
コメントありがとうございました。
こんばんは!
いやはや藤売さま最後まで悪女でしたね。
でもでも、なんか。
子供を足蹴にするのも、古志加に対する折檻も許せないのですが
最後の最後まで素でぶつかってきた古志加へ、不器用に優しさを
見せた藤売さま、なんか憎めなかったです。
「田舎娘……。」と言って、微笑む最後のシーンも、それを受けて
古志加が耳たぶに穴を開けるシーンも、なんか凄く良かったです。
なんか言葉にできなく、もどかしいのですが
とても素敵でした。
作者からの返信
kone様
こんばんは! ようこそ、いらっしゃいませ!
体調不良は、もう、良いのでしょうか?
ゆっくり休めてますか?
読みにきていただいて、嬉しいです!
今回頂戴したコメントは、もうまるまる、そうなんですー! とお伝えしたいです。
最後まで悪女。
子供を足蹴にする姿は強烈すぎます。一方、素でぶつかってきた古志加にみせた、不器用な優しさ。
それが藤売です。
古志加は、大川さまへの恋が破れて、はらはら泣く藤売を見ていました。
恋が破れた辛さが藤売からあふれ、古志加はそれをキャッチし、藤売の悲しさを思いやります。
藤売も、おのれの女を持て余し気味な古志加を思いやり、その恋の行く末を案じます。
恋
で、二人の女の感情が、つながりました。
『 なんか凄く良かったです。
なんか言葉にできなく、もどかしいのですが
とても素敵でした。』
ありがとうございます。
この時、うまく言葉にできない感情が、二人を繋げています。
kone様の感じ方で正解! です。
コメントありがとうございました。
編集済
私の大っ嫌いな藤売が退場してくれて嬉しいです。
作者様にとっては悪役も可愛い子供だと思いますが、私にとってはヘイトがたまるだけのキャラでした。
率直な気持ちです。私自身書いていて、読んでくれた方がどの程度ヘイトをためるのか分からないので、正直に書きました。
私自身、耳に心地よい感想ばかりもらっていてもな、と思うタイプですので、自分が感想を書くときは真摯に向き合うようにしています。
小さな子を足蹴にするのは許せません。
子供といっても10歳以上ならアリですが、この年齢の子には頬かお尻に平手打ちまでかな、と思います。
殺しかねないので。
しかも今回の場合、古志加に対する過ぎた折檻を見た、子供たちなりの正義感の発露でした。
見方によっては先に手を出したのは藤売とも言えます。
藤売は恋愛はできても感情のどこかが幼児のままですね。
小さな子に本気で怒るのは本人が子供だからです。
残念ながら、恋しかできない女に魅力は感じられませんでした。
失礼な感想だったら申し訳ございません。
本気で書かれた作品を読ませていただく以上、私も本気で向き合いたいと思っています。
これだけ心を動かされる作品を書かれる作者様の筆力に敬意を表します。
作者からの返信
綾森れん様。
藤売、「私にとってはヘイトがたまるだけのキャラでした。」
あ〜っ!! すみません……、ここまで、藤売の横暴さを読んできて、多分、退場時に、「すっきり感」が少なかったですよね?
藤売、これだけ悪女で、退場時に、
「あたくしが悪かったわ、許してぇ、追い出さないで!」と泣きながら土下座をし鼻水をたらしながら大川に擦り寄り、古志加に助けを求める視線を送る……。
というようなことが無いので、読者はズッコケるだろうな、とわかってはいたんです。
「小さな子を足蹴にするのは許せません。」仰るとおりです。
「しかも今回の場合、古志加に対する過ぎた折檻を見た、子供たちなりの正義感の発露でした。」そうなんです。
「藤売は恋愛はできても感情のどこかが幼児のままですね。
小さな子に本気で怒るのは本人が子供だからです。
残念ながら、恋しかできない女に魅力は感じられませんでした。」
藤売は、恋愛と自分にしか興味がありませんでした。ある意味、子供です。
綾森れん様の仰るとおりなんです。
大豪族の娘、しかもすごい美人だから、それが今までの人生で許されてしまっているんですね……。
悪女は退場しました。
今後は、このような悪女は出てきません。もう読んでてイラっとするようなキャラは出て……、
………。
三虎以外は大丈夫なはずです。(汗)
コメントありがとうございました。
加須様
ごきげんようでございます。
難隠人様と浄足くん、やってくれましたねぇ。
その後の藤売さんの反応、大川様の対応、どれも見ごたえのある素晴らしい一幕でした。
藤売さん、やはりただの悪女ではない。
プライドが高く取っつきにくい都の女性ですが、強い心、優しい心も持ち合わせた、とても魅力的な女性でした。個人的には、かなり惹かれちゃいましたよ。
古志加さんとの抱擁シーン。
瞬間的に映像が浮かぶくらい、美しく絵になる場面ですね。
お互いのセリフも変に飾ることなく、素敵でした。
そして、玉限るの歌。最高です!!
玉は貴重な珠でもありますし、音的にも意味的にも魂と考えられますから、加須様の解釈に大賛成です。
ほんと、感動、感嘆、感服、敬服。
表現する言葉もなくらいですよ!!
作者からの返信
明之 想さま。
ごきげんようでございます。
まずは、素晴らしいコメント、ありがとうございます。
「感動、感嘆、感服、敬服。
表現する言葉もなくらいですよ!!」
過分なお言葉で、酸欠をおこしそうなほど嬉しいです。ひぃ、ひぃ……!
難隠人、浄足、やってくれました。
イタズラ坊主らしいやり方。
日佐留売も帰ってきてくれたし、古志加への仕打ちは許せないし、で、藤売との決別です。
ああ、本当に、私が言いたかったこと、全部読み取っていただいて、嬉しいです。
やっと動いた大川さま。
藤売は、悪女を貫きとおし、同時に、美しく魅力的な女でもありました。
個人的には、かなり惹かれちゃいましたよ───。
そう思わせる何かがある、そういう女を描きたかったのです。
古志加との抱擁シーン。
「瞬間的に映像が浮かぶくらい、美しく絵になる場面ですね。」
二人の美しさが伝わって、良かった……!
「お互いのセリフも変に飾ることなく、素敵でした。」
そう言ってもらえると、安堵します。ありがとうございます。
玉限るの解釈、賛成してもらって、嬉しいです!
万葉集に感謝。この和歌の激しさ、うちの藤売にぴったりだ、と、使わせてもらいました。
この回は、私も気に入ってる回で、明之 想さまに頂戴したコメントが嬉しくて、自分でさっき一回見返しました(笑)
コメントありがとうございました。
ふじめさん、やはり、それなりの女人だったのですね。噴出の方向も、やりかたも、正しくはないし好きではないけれど、その時代を、うけた境遇をいききった、おみな。尊敬します。
腹パンは無期延期(もういい
作者からの返信
壱単位さま。
藤売は、悪女のカテゴリの女です。
私は妥協しません。最後まで悪女を貫きます。
同時に、私は藤売のことも好きなのです。
藤売はプライドが高く、自分と自分の恋愛にしか興味がなく、やられたらやりかえす、自分のなかの主義を通しきります。
たくさんの女官を自分の気分で打ち据えたことも、かわいそうな童を足蹴にしたことも、ちっとも気にしていません。
さらには、そういった行いのせいで、自分がまわりからどう見られるか、なども、まったく気にしません。
やりたい事をやるのです。
自分は美しいのです。大豪族の娘なのです。
そうやって、何があっても常に顎をツンとそらし、歩いてきたのが藤売なのです。
噴出の方向も、やりかたも、現代人から見て正しくなく、好きではない、当然です。しかし、尊敬します、までのお言葉をいただけて、「藤売、玉限る。」を描ききれた、と、ほっとしています。
腹パンは無期延期に落ち着きましたか。(笑)
コメントありがとうございました。
あーーっ藤売さまっ!。゚(゚´ω`゚)゚。
藤売、やることはさんざんやってたので仕方のない結末かもしれませんが、いやはや、幸せにもなって欲しかったっ!!
こじかちゃんを前に、やっと素直になれたって感じですね。そこを引き出せなかった大川さま、ある意味もったいない!
作者からの返信
虎の威を借る正覚坊様。
コメント続投ありがとうございます。
大川さまは、本当に怖い女が嫌だったので、藤売には冷たいです。
美貌の女でも、心を動かされない大川さまなのです。
では、せっかくなので、舞台袖の藤売を呼んでみましょう。
藤売、豪奢な衣で、楚々としたすり足、さっぱりとした表情で。
藤売「河内国へ帰国して、思い知ったわ。やっぱり田舎暮らしは、あたくしには合ってなかったのよ。全然、上野国のことなんて思い出さないわ。
まあ、母刀自には、あげた櫛を失くすなんて、って散々言われ、娘が結婚して幸せになると思っていたのに、って泣かれたわ。
……幸せ、ね。ふふ……。
あたくしは、幸せを祈りに、東大寺にでも行ってこようかしら。み仏に、幸せを祈るくらいは、いいわよねぇ?」
まだ若く美しい藤売は、きっと、上野国では得ることのなかった出会いがあるでしょう。
あっ、吉祥天さま。吉祥天さまにお参りすれば良いのです。
コメントありがとうございました。
うわー!うわわっ!!こうなってしまいましたか……!!!藤売は、間違いなく悪女ではありましたが、同時に堪らなく魅力的な人物でもありました……!!最後のコジカちゃんとのやり取りが素敵過ぎます……!!
藤売さんが子供達に手を出すシーン、コジカちゃんの事は助けられなかった大川さまが、子供の事なら即座に判断して決行するあたり、愛情が本物とわかるのがまた……!!ぐぅ。
作者からの返信
YAKIJiKAさま。
「藤売は、間違いなく悪女ではありましたが、同時に堪らなく魅力的な人物でもありました……!!」
はい、そう言ってもらえて、嬉しいです。その言葉、欲しかった言葉ですっ……!
藤売は、自分の判断基準で生きています。
やられたらやり返す。
女官やまわりの人間は自分の良い気晴らしであるべきなのです。(酷い)
でも、女官を憎んでるわけではありません。
古志加が心を語ったら、自分も語る。
古志加が女として、己を開花しあぐねていると感じたら、そっと、女として花開きなさい、と背中を押してあげる。
そういった女でした。
最後の会話、私もとても気に入っています。
素敵と言ってくださり、ありがとうございます。
そして、大川さま。やっと動きました。
愛情を、見せてくれました。難隠人、嬉しがってます!
コメントありがとうございました。
こんにちは。
ああ、いずれ別れると思っていましたが、こんな形になって藤売と古志加が別れることになろうとは。
前話で古志加の敵となったところまでは良かったものの、その先の行動はさすがにやりすぎましたね。
最後の別れ際、藤売が本心を語ったのは少し意外でしたが、古志加に応えたということで納得感もありますね。
作者からの返信
水無月 氷泉様。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
藤売は、やりすぎたなんて思ってません。
やられたらやり返す。
まわりからどう見られるかなんて考えてません。
女官やまわりの人間は自分の良い気晴らしであるべきなのです。
藤売は己の美しさと恋愛対象のことしか考えていないのです。
でも、女官を憎んでるわけではありません。
古志加が心を語ったら、自分も語ってあげる。
古志加が女として、己を開花しあぐねていると感じたら、そっと、女として花開きなさい、と背中を押してあげる。
藤売は、女、そのものなのです。
まあ、本人は全くそう思ってないですが、因果応報でこうなりました。
藤売のこの幕引きは、藤売登場時から決まっていました。
コメントありがとうございました。
藤売、悪女ではありましたが、最後は何処か憎み切れない一面も。
古志加との関係も、また違った形であれば、もしかしたら互いに良き理解者になり得たかもしれませんね。
数々の行いは目に余るものがありましたが、これにて一件落着ということで。
作者からの返信
八神綾人さま
古志加は、身分の低い(というか普通の)郷の女ですが、メンタルが衛士。身分が上の女に媚びようとしません。
(衛士だから、媚びても出世につながらないし。無欲なので媚びようとも思わない)
その堂々とした男らしい態度と、一途な恋心が、藤売から気に入られたようです。
身分差がありすぎ、古志加からは、藤売の精神構造は理解できません。まるで宇宙人。
でも、恋心、この一点だけで、女同士、繋がるものがありました。
数々の行いは目に余るものがありましたが、私は藤売という女も、好きです。
作者が愛せない悪女など、魅力的ではないからです。
なので、最後の仕置はこのような形、かへるケロケロとなりました。
これにて、紅藤の嵐は、上毛野君の屋敷を去り、再登場はありません。
コメントありがとうございました。