古志加の気持ちはすごくよくわかります。
三虎は古志加のことが好きだとは思うけど、莫津左売のことも大事に思っていそうですよね。
古志加の恋はどうなるんでしょう。
作者からの返信
本城 冴月さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
古志加の気持ちをわかっていただき、ありがとうございます。(≧▽≦)
古志加は三虎を一途に好きです。
三虎は、莫津左売のことを、とても優しい目で見ています。
莫津左売の事は床を共にする女として見ています。
古志加の恋はがどうなるか……。見守っていただけたら幸いです。
コメントありがとうございました。
古志加を窘める荒弓、素敵です。時代が進んで江戸でも現代でも、華やかな世界の裏は程度の差はあれ辛く厳しいものなのだと思います。
荒弓おじ様、衛士舎番付(きんくま調べ)で薩人との差がグッと縮まりました。
作者からの返信
きんくま様
荒弓のことを、素敵と言ってくださり、ありがとうございます。
荒弓は頼れるおじさまです。
「衛士舎番付(きんくま調べ)で薩人との差がグッと縮まりました。」
ふふふ、今後、衛士舎番付がどう変わっていくか楽しみです。♫
「江戸でも現代でも、華やかな世界の裏は程度の差はあれ辛く厳しいものなのだと思います。」
きっと、そうですよね……。
奈良時代の遊行女は、実在はしていた(和歌が残ってる、あと、ちょっとした逸話)なのですが、実態は不明です。
資料が少なすぎる。
なので、私の想像で大幅に作ってます。
コメントありがとうございました。
莫津左売。絵も拝見しましたが、まさに白梅を人にした様に色白で、控えめで、それでいて良い香りが漂って来そうな美女ですね。
流れる様な動作、鮮やかな色、リズム、嘸かし美しい舞であるのだなぁと文面から伝わります。 非常に丁寧に言葉を選んでいるのだなぁと思われます。 これが加須千花マジック!?←
古志加ちゃん、名前を尋ねるほど美しいと思った女性、そこに現れる三虎、目配せを交わし、言葉を交え、優しい表情を見せる、魅せる。
これは古志加ちゃん、やられましたね。谷底に突き落とされた様な気分でしょうに。
しかし、この嫉妬のお陰で自分の熱い想いにようやく気付いたのは良かった。 そして、自分が女である事にも。
当たり前の事、当たり前の感情、がようやく備わった古志加ちゃん。女として遅めのスタートですが、これからの変わりように目が離せませんね。
作者からの返信
かごのぼっち様
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
えへへ、莫津左売はまさに「白梅を人にした様に色白で、控えめで、それでいて良い香りが漂って来そうな美女」です。
挿絵もご覧くださり、ありがとうございます。
わーい、加須マジックって言われちゃった(◍•ᴗ•◍)
嬉しいです!
遊行女の舞は、美しくしたかったので、気合を入れて書きました!
あ、ちなみに、莫津左売の名前をきいたのは、花麻呂です。
莫津左売は、好みど真ん中の女性でした。
「三虎、目配せを交わし、言葉を交え、優しい表情を見せる、魅せる。」
三虎もね、かっこいいんです。
「これは古志加ちゃん、やられましたね。谷底に突き落とされた様な気分でしょうに。」
そうです……。すごく、辛いです。嫉妬の炎に焼き付くされそうです。
そして、恋に、自分が女であることに、気が付きました……。
この夜の話は、まだ次話に続きます。
コメントありがとうございました。
論語のやりとりを交わすあたりといい、三虎と莫津左売さんとの間にはかなり親密な関係がありそうですね。
それをいきなり目の当たりにさせられるのは辛いところですが、逆に目の当たりにしたからこそ自分の思いにも気づいたのでしょうか。
その思いが今後もっと美しくするとは思いますが、果たして三虎が気づくことはあるのでしょうか……
作者からの返信
川野遥さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
莫津左売と三虎の間には、親密な関係でないとしない、濃厚な目配せがあります。
普段ムッとした顔をしてるのがスタンダードな三虎も、莫津左売を見る目つきは、優しいのです……。
古志加にとっては、心臓が燃え、血が沸騰しそうなほど、すごく辛い……、それで、はっきりと、わかったのです。
それは嫉妬。
自分は、三虎を愛している、と。
古志加は、この後、もっと美女に成長していきます。
その美しさを、三虎が気がつくことは……。
……三虎は相当なニブチンですよ。(^_^;)
コメントありがとうございました。
莫津左売さん、軽盈縵舞まさにその通りですね。
(三虎ははにかんだ笑顔を浮かべた……。)
古志加ちゃんもこの三虎さんのはにかんだ笑顔や二人が見つめ合う様子を見たら、ピンときますよね。
そして三虎さんの莫津左売さんへの想いも知って、自分の恋心に気づきましたね。
嫉妬と羨望、古志加ちゃんにとって辛いシーンになってしまいましたね。
うわぁ、古志加ちゃん、これからどうなるのだろう?
挿し絵を見てきました。
莫津左売さん、みんなが憧れる素敵な女性ですね。
三虎さんが夢中になるのも当然ですね。
作者からの返信
この美のこさま
「莫津左売さん、軽盈縵舞まさにその通りですね。」
ありがとうございます!
このエピソードタイトルは、公開後ずいぶんたってから考えたので、そう言ってもらえると、嬉しいです!
三虎のはにかんだ笑顔。
そんなものを見せられて、古志加、ピンときました。
嫉妬と羨望のなかで、古志加はやっと、恋心を自覚します。
たくさん泣きながら……。
莫津左売は、たおやかで美しく、優しく、みなが憧れる素敵な女性、と言って良いでしょう。
莫津左売は、「あらたまの恋 ぬばたまの夢」では、ちらちらと三虎の影に見え隠れする、影の女、の役割です。
古志加の恋の行方は……?!
どうなるのか、ぜひ、見守ってくださいませ。
コメントありがとうございました。
雅な描写にうっとりしてしまいますー!!
ああもうほんとうに、舞姫たち美しい!!
やっぱり可哀そうな身の上には変わりないので…
私は遊女の彼女さんも応援してしまいます…。
作者からの返信
松ノ木るなさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
雅な猫写、と言っていただき、ありがとうございます!
舞姫たち、きらびやかで、美しいです。
その笑顔の奥には、悲しさがあります。
ぜひ、遊行女の莫津左売も応援してください。
(とはいえ、この物語では、莫津左売は影の女の役割なので、ずっと居つづけますが、あまりスポットライトはあたりません。)
コメントありがとうございました。
古志加ちゃん、自分の気持ちに気付いてしまいましたね。うーん、挿絵見たら勝ち目ないよー! ……溢れる色気がヤバいわ。
作者からの返信
桜蘭舞さま
続けてご高覧いただき、ありがとうございます。
古志加、やっと、自分の恋心に気が付きました。……苦しい嫉妬とともに。
挿絵もご覧いただき、ありがとうございます。
そう、莫津左売は、あふれる色気がやばくて、華奢で、おとなしいかんじの、男性の保護欲をそそる美女です。
まだまだお子様認定の古志加に勝ち目は……。
莫津左売はもう三虎と、懇ろな男女の関係を築いているようですし……。
古志加、厳しい恋路です。
コメントありがとうございました。
拝読させて頂きました。
荒弓の遊行女に対する評価が、驚かされつつもお見事だなあと思いました。
この時代、古志加のように、遊行女を偏見的な目で見る人は多いでしょうに。
ちゃんと遊行女の苦労を察して讃えて、古志加にも教え諭しているあたり、荒弓の真面目さが窺えますね。
そしてすぐに謝れる古志加も立派でした。
古志加は周りの大人たちに恵まれましたね。
作者からの返信
濱丸さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
荒弓は、人格者です。伊達に卯団の大志(ほぼ団長ですよ)を長年務めていないのです。(๑•̀ㅁ•́๑)✧t
遊行女を偏見的……も、あったでしょうが、そもそも、遊行女の数も少なく、あまり大衆に開かれたあそびではありませんでした。
国司さまの宴の華、パトロンは国司、という設定です。
(遊行女の資料が少なすぎて、実態は良くわからないのです。)
なので、平民からすると、憧れ、が強い存在だったのではないかと。
もちろん、金をもらってなんて……、という古志加のような考え方もあったでしょう。
荒弓、真面目。
古志加も、素直です。
古志加はまわりの大人たちに恵まれています。
コメントありがとうございました。
編集済
うむむ…古志加、やはり比べてしまいますね。
莫津佐売は魅力的な遊女ですね。その振る舞いと芸達者な様子だけで、努力と苦労の跡が見えます。
論語の解説ありがとうございます。面白い話ですね。確かにその通りですね。人の真の内は分からない、というか、道徳という規範は、極端でなければ誰でも上がったり下がったり、行ったり来たりするようなものではないかと思います。
作者からの返信
海藻ネオさま
古志加のまわりは、たおやかな美女ばっかりです。
母刀自も美女でしたし、大豪族の屋敷の女官は、美女が採用の基準です。
そのなかで、逞しい女性美の古志加は、違いに悩み、子供の頃男の子として扱われていたことも相まって、自分の女らしさを探しあぐねる事になります。
莫津左売は、魅力的な美女です♡
まさしく、努力と苦労で芸達者となっています。
儚げで華奢で、優しい。
ある意味、男の理想です。
論語、面白い話と言っていただき、ありがとうございます。
仁は、得ることが難しい、という話なのかな、と理解しています。
(ぽやっとした返信でごまかす)
コメントありがとうございました。
論語? 漢文苦手な私は、正直意味分からず、下の意味を見て理解したんですが(^^;)
ただ、遊行女と三虎の美しい状況が浮かび、古志加、ごめんね~。2人はお似合いだわ~素敵だな~と思ってしまいました~(*^o^*)
素敵な回、ありがとうございますw
作者からの返信
碧心さま
論語、大丈夫、上毛野君の屋敷のほとんどが、ちんぷんかんぷんです。
ほらほら、現代でも、流行りの歌、英語の歌詞入ってるじゃないですか。
……意味全部わかんなくても、「かっこいい」で、大衆に通じてるじゃないですか。
あのノリです。
名家の三虎が、教養たっぷりの知識を披露して、
「かっこいい〜! 意味わかんねえけどな!」
と盛り上がる、のどかな田舎の人たちです。
なので、本当に、注釈は必要ないくらいなのです。
莫津左売は、女性らしい美しさに満ちていて、華奢で、三虎と並び立つと、お似合いなのですよ……。
碧心さまに正しく、私が伝えたい情景が伝わっていて、嬉しいです。
コメントありがとうございました。
嫉妬を知ってしまった古志加の心情が胸に迫りますね。
チカチカとひりつく心の内がいじましい。
それにしても、加須さんは人物描写でも特に女性の描写が非常に巧みですね。
莫津左売の匂い立つ美貌が行間からバシバシ洩れてました。羨ましい才能です!
作者からの返信
ぱのすけさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
古志加は、どうにもならない嫉妬と同時に、己の恋心をやっと自覚しました。
「チカチカとひりつく心の内がいじましい。」
まさに、そんな感じです!
古志加の心の内面にせまっていただき、ありがとうございます。
そして、わほー、女性の描写が非常に巧みって言っていただき、嬉しいです。
才能なんかはありませんが、莫津左売は、匂い立つような美貌なので、伝わるように頑張って書きました!
コメントありがとうございました。
前半の美しい舞から、三虎さんの笑み、そして自分の気持ちにようやく気づいた古志加ちゃん。
恋とはままならないものだなあって、思ってしまいました。
舞う二人もですが荒弓さんの「相手が三虎だから勝てない」って言葉がすごく印象的でした。そういった強固な繋がりを持った二人を見てしまった古志加ちゃんの気持ちを思うと……つらい。そしてもっと自分に自信を持って欲しいなぁとも思うのです。
作者からの返信
朝倉さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
やっと、古志加は自分の恋を自覚しました。……嵐のように泣きながら。
恋とはままならないものです……。
荒弓の言葉、印象的でしたか。
荒弓は、三虎の魅力を側で見て、知っているのです。
まあ、三虎の財力、一衛士とは全然違う、も、ありますが。
古志加は……。男みたいな自分の、女としての魅力を、なかなか自分で見つけ出すことができません。
ここは、古志加にとって、根深い問題です。
コメントありがとうございました。
編集済
とても、とても美しい一話でした。
とうとう自分の心の内にあったものを自覚する古志加。
気付いたきっかけが辛いところですが、だからといって収めることが出来ないのが恋心ですものね。
この後の展開も楽しみに読み進みたいと思います。
『あの遊行女たちと、オレの前では、侮辱するようなことは言わないでくれ』
“オレ達”ではなく“オレ”と言った荒弓に、おや?と思ったのですが。
個人的にも何か思うところがあるのかしら…。荒弓好きなので、ちょっと気になってしまいました。
作者からの返信
幸まるさま
こんにちは。
「とても、とても美しい一話でした。」と言っていただき、嬉しいです。
莫津左売も美しい女です。
古志加の恋心も、美しいのです……。
おさめることができない、恋心。つらく、苦しい。涙を流させる。
そんな恋心ではありますけれど……。
荒弓、「オレ達」と言うと、卯団衛士全員をさしますよね。
そうではなく、
・遊行女を前にして、直接、侮辱するような事は言うな。
・オレがいるところでは、彼女たちを侮辱するような事は言うな。
と荒弓は古志加に言いました。
侮辱してほしくない、は、荒弓個人の考えです。なので、こういう言い方になります。荒弓は線引きが上手な男です。
「個人的にも何か思うところがあるのかしら……。」
お時間があれば、気が向いたら、
「三虎、吾が夫 〜遊行女の恋〜」をのぞいてみてください。
ちらっと、楽しそうに「大人の遊び」をしている荒弓がおります。
コメントありがとうございました。
いいシーンですね!
莫津左売の歌、三虎の論語、古志加の恋心。贅沢だ!
そしてそして、論語!
数話前に大川様が言ってたので楽しみにしてました。いや、堪能しました。
まさかのデュエット(こうは言わないと思うけど)
しかもその仁を問うシーンの最中で嫉妬にかられて心無い悪態をついてしまう古志加、というのがまた意味深いわぁ。
作者からの返信
島本葉さま
贅沢と言っていただき、ありがとうございます。
もう、情報量が多くて、私がひぃひぃしながら書いてた回です。
はい、大川さまの企みの論語。このような形となりました。
「しかもその仁を問うシーンの最中で嫉妬にかられて心無い悪態をついてしまう古志加、というのがまた意味深いわぁ。」
そうですね! そこまでは計算してませんでした。
えへへ。島本葉さま、ご慧眼です……!
ありがとうございます!
こんばんは。
古志加さんにとっては辛いことですよね……。それでも古志加さんならきっと、立ち直れる…とひそかに応援しております。
三虎さん、そんな顔出来たのですね…と驚いてしまいました。
莫津左売さんとの舞台、拝読しながら脳内で色彩鮮やかな様子が浮かんでとても美しかったです……!
作者からの返信
白原糸さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
古志加、残酷な場面を見せつけられることになり、……恋に気がつきました。
辛いです。とめどなく泣きました。
ひそかに応援、ありがとうございます!
三虎は……、そんな顔もできるのです。親密な男女の目配せ。
女を大事にしている男の目です。
莫津左売の舞台、情報量が多くて、ヒィヒィしながら書きました。
「色彩鮮やかな様子が浮かんでとても美しかったです……!」
と言っていただき、本当ーに嬉しいです!
コメントありがとうございました。
加須 千花さま
こんにちは!
美しい描写ですね。この時代、庶民の普段の生活には、それほど色彩があふれていなかったと想像します。だから、莫津左売の鮮やかな装いや檜扇の豪華さは、さぞかし見物人たちの目を奪ったことでしょうね。
莫津左売が檜扇を開く所作が短く区切られているところ、きびきびとした動きが見えるようです。
舞台での三虎と莫津左売の唱和、それを背景に交わされる荒弓と古志加の会話。そして古志加の煩悶、まるでドラマを見ているようにありありと目の前に浮かんでくるのはなぜなんでしょう? とても素敵です。いや、古志加ちゃん。可哀そうだけど…。
でも、ここは乗り越えなきゃならない、大人になるための一歩ですよね、と信じています!
作者からの返信
佐藤宇佳子さま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
美しい描写と褒めていただき、ありがとうございます。
きっと、おっしゃる通り、庶民は色鮮やかな服ではなかったでしょう。
莫津左売の鮮やかな装いは、見物人たちの目を奪い、釘付けにしたでしょうね。
この回は、情報量の多さにヒィヒィしながらも、三虎の格好良さ、莫津左売の美しさを書かねば! ととても力を入れて書いていました。まるでドラマ、とても素敵、と言っていただけて、嬉しいです!
古志加は泣きに泣いています。
辛い恋です……。
頑張って乗り越えろ、古志加。
コメントありがとうございました。
こんばんは(*^ω^*)
遂に古志加が三虎と莫津左売の関係を知る!
そして、これは古志加、明確に自身の恋心を自覚した(๑╹ω╹๑ )…………のは良いんですけど、それと同時に失恋💔
これはかなりキツい!!
だけどまだわからない! 一度や二度の失恋であきらめてはならない!!
頑張れ古志加〜o(`ω´ )o
ps.加須様、拙作のレビューありがとうございました(๑╹ω╹๑ )
丁寧なコメントもいただいて感謝感激です!
これからも頑張ります!
作者からの返信
アニマルさま
おはようございます。ようこそ、いらっしゃいませ。
古志加、これはきついです。
莫津左売は、自分と真逆の女らしい女。
男の庇護欲をそそるような、優しげで美しい女。
三虎も、優しい瞳で、莫津左売を見つめて……。
大泣きです。
頑張れ、と古志加を応援いただき、ありがとうございます。m(_ _)m
御作
「まさかあの世に来てまで仕事をするとは……こうなりゃとことんやってやる!」
のレビュー、頑張ってあらすじっぽく、分かりやすく説明してみました!
気に入っていただければ幸いです。
黒崎さんの活躍を楽しみにしていますね♪
コメントありがとうございました。
古志加の恋心に気付いたきっかけが失恋。
美しい舞台とのコントラストで、まるで映画のワンシーンみたいに映像が流れ込んで来ました。
切なくも物語が大きく動いた、古志加の成長を沢山感じた第四章でした(*´꒳`*)
作者からの返信
大入圭さま。
コメント続投ありがとうございます。
「美しい舞台とのコントラストで、まるで映画のワンシーンみたいに映像が流れ込んで来ました。」
ありがたや───!
私のつたない文章でも、そう感じていただけたなら、本当に、良かったです。
(実際、この回は情報量が多くて、ひぃひぃしておりました。)
古志加は、美しい遊行女と三虎が、親しい男女しかしない目配せをしているのを目撃して、
三虎がその遊行女をとても優しい目で見ているのを目撃して、
自分の恋心に気がつくのです。
切ないです。
そして、ゆっくりと……物語が大きく動きはじめます。
ご高覧ありがとうございました。
ああ、、、ついに自分の気持ちに気付いてしまいましたね、古志加。
年齢から考えたら遅いくらいですよね。
しかし気付いた途端に失恋している。
ここからつらいぞ・・・と言っても恋って独り相撲な面があるので、つらいのは本人だけですが。
でも視点を変えてみれば、恋できるような環境に来られてよかったですね。
あの暴力親父と暮らしていたら、恋など知らぬまま婚期を過ぎていたでしょうから・・・。
作者からの返信
綾森れん様。
コメント続投ありがとうございます。
はい、ついに自分の気持ちに気づいてしまいました。
もう、十歳で三虎に拾われてから、ずっと三虎のことを意識していたので、やっとです。
気づいた途端に失恋です。
つらい恋です。(今日二回目の台詞。)
莫津左売は、美しくなよやかです。親密な男女しかかわさない視線を三虎とかわし、三虎が莫津左売を見る目は、とても優しいです。
古志加は、視点を変えれば、恋ができるような環境に来られて良かったです。
その通りです。
本編にまったく関係ない話なのですが、
あの暴力親父は、古志加の剣の腕を鍛えて、おのれの商売(借金とりたて)を手伝わせて、15歳になったら、自分が世話になってる金持ち百姓の息子に、ぺいっ、と嫁がせるつもりでした。古志加は美しく育つので、百姓息子は一目惚れして、という未来も、ありました。
くそオヤジが帰ってくることはないので、ありえない未来ですが。
ご高覧ありがとうございました。
やあん、泣けちゃう。
古志加ちゃん、辛いよね。
買って欲しいだなんて言えないよね。
時代が時代だし好きだ抱いてなんて女から言えないよね。
現代の女子高生はまったくもう(←誰目線?)
作者からの返信
かつたけい様。
やあん、泣けちゃう、いただきました。
嬉しいです。ここは、ぐっと切ない回なので。
古志加は、辛いです。
自分の心に、戸惑っています。
(三虎が好きで。)女としての贈り物が欲しくて。
欲しがって良い立場じゃないのに。どうしてしまったのだろう、と。
で、どうでしょう。古志加がこんなに、自分が男っぽいコンプレックスがなければ、自分から告白してる気がします。
万葉集より
筑波嶺の嶺(ね)ろに霞ゐ過ぎかてに息づく君を率寝(いね)てやらさね
筑波の山の嶺に霞がかかって過ぎさらないように、(家の門を)通りすぎかねてため息をついているあの男を、率寝(共寝)してやって帰らせなさいよ
第三者が、「やらせてやんなさいよ。あんなにため息ついて、あんたを想ってる男なんだから。」と女にすすめてる歌が、あります。(!)
東歌(田舎の歌)なので、これが一般的とは言いません。万葉集には様々な愛の形があります。
ただ、けっこう、男と女は対等に「恋の駆け引き」を楽しんでいた時代なのではないかな、と思っています。
うちの古志加は、駄目です。初心です。
コメントありがとうございました。
加須様
コメント失礼いたします。
宴の章、構成が本当に素晴らしいです!
まず花麻呂さんの個性がしっかり描かれ、彼の目に映る古志加さんと三虎さんが描かれるという流れはとても自然で、それでいて豊かな広がりを感じさせてくれます。この時点でもう物語に夢中ですね!
宴では莫津左売さんの舞に唄、三虎さんと莫津左売さんの論語唱和。
これがまた圧巻でした。
色彩に富み、厳かな迫力と力強さに溢れ、切なさまで表現するなんて。
恐るべき舞台描写ですね!!
その表舞台の裏で恋心に気付く古志加さんの心情描写、対する莫津左売さんは客観描写のみ。これがまた示唆に富んでいて素敵です。
しかし、論語を宴で唱和するなんて考えたこともありませんでしたよ。
しかも選ばれたのが有名な一節。
「仁を知らざるなり」を選んだ三虎さんの考え、そこに込められた加須様の思いがどのようなものなのか?
この暗喩を想像するだけでも4章を読む価値があると。そう感じるほどの素晴らしい宴ですね!
とうことで、4章でも素敵な時間をいただき、ありがとうございました。
作者からの返信
明之 想さま。
ごきげんようでございます。
そ、そんなに褒めてもらって良いのでしょうか。
私は今顔を両手で覆って「うひひい。」と良くわからない声をもらし悶えております。(怖い)
花麻呂視点ではじまるのは、まさにその広がりを狙ったものです。物語に夢中、とてもありがたいお言葉です。
宴の舞に唄、論語唱和。
「これがまた圧巻でした。
色彩に富み、厳かな迫力と力強さに溢れ、切なさまで表現するなんて。
恐るべき舞台描写ですね!!」
この回は、情報量が多くてひぃひぃしながら書いていたので、また過分な褒め言葉をいただき、嬉しいです!
「莫津左売さんは客観描写のみ。これがまた示唆に富んでいて素敵です。」
ありがとうございます。
そう、莫津左売は、古志加の恋のライバルの立ち位置にして、「影の女」です。
それが示唆されています。
正しく読み取っていただき、いや〜明之 想さまはすごいなあ、という感想を私が持っています。
「仁を知らざるなり」
三虎は、大川さまを敬愛しています。大川さまの側に使える従者として相応しいよう、得ることの難しいという仁を備えた人物でありたい、と願っています。
理想を持って、誇り高く生きていたい、という願いです。
人に吹聴するものでもないし、話の展開に関係するものでもないので、物語のなかで、一言も三虎は語ってない事です。
おお。明之 想さまはすごい。
コメントありがとうございました。
とても素敵な舞台でした。美しい二人は絵にも音楽にもなりますね。
いろいろ抱えてここまで生きてきたのだろう莫津左売さんに、穏やかな幸せが訪れますように。
作者からの返信
鏡りへい様。
はい、この二人の舞台は、絶対素敵なものにしたい、とがんばりました。
「美しい二人は絵にも音楽にもなりますね。」
ありがとうございます!
莫津左売は美しいのですが、三虎は容姿は普通の男子。
(武芸に通じた隙のない身のこなしは持っていますが)立派な鎧で底上げしてます。
そんな二人をひっくるめて、美しい二人と言ってくださって、ありがたや、ありがたやでございます。
そして、莫津左売の幸せを願ってくださり、ありがとうございます。
今、莫津左売のあれもこれも鏡りへい様にお伝えしたくなり、私は口がムズムズしております。静まれ私の口。
莫津左売は、古志加の恋のライバルの立ち位置ですが、私は莫津左売のことも大好きです。
この事だけお伝えしておきますね。
コメントありがとうございました。
こじかちゃん、ついに乙女心全開の時が……!!
>あたしは、羨ましい、と思い、
あたしは、苦しい、と思い、
あたしは、三虎を恋うているんだと、気づいてしまった。
恋特有の煩わしい場面ではありますが、私はこじかちゃんの「女の子に目覚める瞬間」に立ち会えて嬉しく思いまするぞ……!(どういう感情や笑)
ここのシーン、すごく美しいですね。
作者からの返信
虎の威を借る正覚坊さま。
コメントありがとうございます。
そうです、乙女は恋心にやっと気が付きました。
しかも、想い人が、他の女を大切に、優しく見つめてるのを、目の前で見せつけられて、悟るのです。
「女の子に目覚める瞬間」に、読者も立ち会ってほしい。
古志加と一緒に、思いきり恋に切なくなってほしい。
そう思って書いていましたので、虎の威を借る正覚坊さまに「立ち会って」いただいて、
嬉しく思いまするぅ───!
このシーン、すごく美しいと言ってもらって、ありがたいです!
そう、ここを美しくする為に、頑張りました。
コメントありがとうございました。
こんばんは!
まるで映画を観ているような第四章でした!
特にこのエピソードが拍車がかかっていたように思います。
華やかな舞台、莫津左売が檜扇を開く所作、唱和の狭間で揺れ動く古志加の気持ち、なんかもう凄いですね。びっくりしました。
古志加が、ここからどうやって大人になっていくのか楽しみです!
作者からの返信
kone様。
コメントありがとうございます。
ちょっと、お褒めの言葉が過分でございます。
ぐふぅっ、嬉しすぎて、もうこれどうしたら良いのかと。舞台袖の莫津左売を呼んでみましょう。
莫津左売「kone様。お褒めに預かり、恐悦至極ですわ。たくさん練習したのですけど、やっぱり、檜扇を空に放るのは緊張しました。三虎はとても弓が上手ですけど、失敗は許されない舞台なので。ふふ。独唱は、楽しかったです。一人で舞台を独占して、気持ちよかった。はぁ。今は、清々しい気分です。」
白梅がほころぶように、清らかな笑顔を浮かべる莫津左売です。
コメントありがとうございました!
わーんっ!!切ないです!!
名前は以前から登場してましたが、ナヅサメさんは、やはり美人さんでしたか!!
コジカちゃん、嫉妬の感情と共に恋心を自覚したのだね。
作者からの返信
YAKIJiKA様。
コメントありがとうございます。
わーんっ!!切ないです!!
いただきました。
これは切なくなる回。きちんと切なくなっていただかねば! でございます。
普通、恋のライバルは、美人だけど意地悪、がテンプレですが、私はそんなテンプレは瓦割りのようにたたっ壊してやります。
莫津左売は抜群に美しく古志加とは正反対に華奢で、優しそうな笑顔です。
三虎はそんな莫津左売を、他の誰にも見せないような優しい、大切にしてる目で見てます。
ぐわぁ─────!
説明文で私にダメージが!!
古志加はそんなものを見せつけられて、嫉妬の感情とともに、恋心を自覚しました。
切ないです。
コメントありがとうございました。
こんにちは。
第四章、特に素敵な4話構成でした。
三虎と莫津左売の関係が素直に良いですね。
莫津左売の舞いは色があって、情景が浮かんできます。さぞ美しいことでしょう。
また、荒弓が古志加を戒めるシーンも響きますね。
嫉妬心を覚えてしまった古志加が悲しくもあり、でも自分の気持ちに気づけたのは良かったのではと思いつつ、ですね。
この先、正直に生きていくのか。どうするのかなと。
作者からの返信
水無月 氷泉様。
コメントありがとうございます。
第四章、特に素敵な四話構成って言ってもらって、
嬉しいぃぃぃ───ッ!
そんな嬉しいこと言ってもらったのは初めてですよ、嬉しさに山の向こうまで飛んでいくような喜びの声をあげてしまいました。
私ってば近所迷惑な。ウォホンッ!
三虎と莫津左売(マジで漢字が面倒なキャラで申しわけない)は、「素直に良い」仲です。莫津左売は白梅のように美しく、三虎の莫津左売を見る目は優しいです。
莫津左売が頑張って舞った舞に、さぞ美しいことでしょう、と言ってもらって嬉しいです。
荒弓の戒めも、バチンとこの場面にはまってるな、と思って書いていたので、言及していただいて嬉しいです。
眼前で想い人が、他の女を大切に、特別な男女しか交わさない目線をかわしている。
想い人は、その女を大切にしていて、もう何年も、その女しか──。
残酷です。
気持ちが揺さぶられ、今まで無自覚だった恋に気が付きます。
古志加の目から見て、莫津左売は「特Sランク」自分は「Cランク」。
でも、莫津左売は普段、遊浮島にいるので、古志加が直接どうこうできる相手ではありません。
まず、女として相手にされてない「Cランク」の自分を、女として見てもらいたいな、というのが正直なところですが、古志加は、女としての自分に自信が持てないんで、アタックするのも楽ではありません。
でも、正直に生きます。
真っ直ぐな子なので!
三虎の「心の謎」に、「あんた他に素直に良い仲の吾妹子いるじゃん!」を上乗せして物語はすすみます。
コメントありがとうございました。
編集済
古志加ちゃん、気づいてしまった恋心が切ないです。焼き餅を焼いてしまったり、涙を流したり、私まで苦しくなりました〜( ; ; )
自分では男っぽいと思っている様子の古志加ちゃんですが、その気持ちは、もう立派な女ですね。
作者からの返信
平本りこ様。
コメントありがとうございます。
ここのエピソードは私も何回も読み返している、気に入っている回です。
恋心に気がつくと同時に、切なく、苦しく、古志加はありったけの声をはりあげて泣いています。
気持ちが少しでも伝わったのなら、良かった。
そう、気持ちは、もう立派な女。そう言ってもらったら、古志加は喜ぶでしょう。
舞台袖から古志加をひっぱりだしてきて直接お礼を言わせようかとも思ったのですが、まだボロボロ泣き続けているようなので、やめておきます。
私の気に入ってるエピソードに初コメント、本当にありがとうございました。
いや~、これは古志加にとって、とても辛いですね……。
何も知らない状態からいきなり三虎と莫津左売の関係を突きつけられ、しかもそれが本人からではなく周知の事実として伝えられたわけですから。
その上、莫津左売は古志加から見ても美しいと思わされる人。
最初にそう思ってしまってからのこの流れですから、嫉妬で気が狂ってしまってもおかしくないですね。
さて、ここから古志加がどう向き合っていくのか楽しみです!
作者からの返信
八神綾人さま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
「何も知らない状態からいきなり三虎と莫津左売の関係を突きつけられ」た古志加。
しかも本人からではなくまわりから、周知の事実として。
(荒弓は、古志加の淡い気持ちを察していて、三虎には莫津左売という吾妹子がいるのだから、三虎を恋い慕うなら、それを踏まえた上でしろ、と思っています。)
莫津左売は古志加とは正反対の女らしい、華奢な美しさの人。
古志加、「嫉妬で気が狂ってしまってもおかしくない」ほど苦しみます。
古志加がどう向き合うのか、見守ってくださいますと、幸いです。m(_ _)m
コメントありがとうございました。