母刀自には、十一月は来なかった。
……胸に突き刺さりました。
母刀自も、初めて娘と行く祭がさぞ楽しみだったでしょうに……残念でなりません。
卯団の人たちは本当に温かいですね。
そして立場としては実に「遠い」はずの三虎がこんなにも古流波を気にかけてくれることが、自分のことのように嬉しく感じてしまいます。
古流波の痛みがいずれ癒えるようにと、願ってやみません。
作者からの返信
Skorcaさま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
まず、「君をとまとも」にキラキラお星さま、ありがとうございました!
この、十一月はこなかった、は、古流波の深い悲しみ、痛いほどの心の傷が、込められた言葉です……。
「母刀自も、初めて娘と行く祭がさぞ楽しみだったでしょうに……残念でなりません。」
あぅっ……(´;ω;`)
その通りです。母刀自は、とても楽しみにしていました。無念です。
卯団の人たち、皆、あったかくて、良い人たちです。
立場が「遠い」はずの三虎。大川さまの従者として過ごす時は、古流波にかまってくれませんが、プライベート時間では、けっこう古流波を気にかけ、かまってくれます。
Skorca様、古流波によりそい、心配してくださり、ありがとうございます。
ええ、古流波の痛みは、ゆっくり、癒えてゆきます。
コメントありがとうございました。
編集済
コジカが今一度自分の立ち位置を確認し、皆がそれに気付く。
とても切ない場面ですが、情景はとても美しく、それでいて楽しそうな祭がしっかりと表現されている分、対比が浮き彫りになって、光に炙り出される影のように縮こまるコジカ。
そんなコジカが消えて無くなりそうになる存在を必死に周囲に縋る姿が、いじらしくて泣けて来ました。
普通の事が普通に出来ずに育ったコジカとそれを見守る男たち。 此の先、きっとコジカを温めてくれる。そんな予感までさせる、加須千花先生はやはり天才ですね❤(ӦvӦ。)
作者からの返信
かごのぼっち様
「情景はとても美しく、それでいて楽しそうな祭がしっかりと表現されている分、対比が浮き彫りになって、光に炙り出される影のように縮こまるコジカ。」
ここの表現が好きです。(๑•̀ㅁ•́๑)✧
ありがとうございます。
ね……、寂しさでいっぱいになり、周囲にすがる古志加。
こんな時、抱きしめてほしいのは、三虎です。
でも三虎は、遠い……。
「いじらしくて、泣けてきました。」
古志加に寄り添うように思っていただき、ありがとうございます。
古志加は大泣きしてますが、実は、感情がひび割れて、もう何も感じない、という、最悪のところまで行ってないんです。大泣きして、感情を吐き出せるのは、ここが、優しい大人達に囲まれているから、です。
古志加はゆっくり、ゆっくり、癒やされていきます。
あ、また、先生呼びしてる〜(;^ω^)
加須 千花さんで、充分ですよ〜💦
全然、天才とかではないです。(;´Д`)ウホー
コメントありがとうございました。
私の場合、寂しいというより、混むところが嫌だという理由で祭りには行きませんが(汗、「はみ出しもの」と口にした父も似たようなものでしょうか。
行ってみると一人で寂しさを痛感するというのは何とも切ない話です(´;ω;`)
それはそうと蘭陵王って、この時代にはもう日本に伝わっていたんですね。
調べたら中国では千年以上前に原曲が失われたそうで、確かに早い段階で日本に伝わっていたんでしょうね。
作者からの返信
川野遥さま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
混むところが嫌だ、も、当たり前の感覚ですよね。
このクソ親父は、人をどやしつけて、怖がられるのは得意なんですが、一転、自分が祭りを楽しもう、と思って祭りに行っても、郷人から、ビクビクされたり、白い目で見られたり、「何しにきた」と言われ、不快な思いをするだけです。
だって祭りっていっても、み〜んな郷の顔見知りですからね。
福成売(妻)にも、古志加にも、
(自分の家族なんだから、お前らだって、オレと同じ白い目で見られるだけだ。なんでそれがわからないんだ、馬鹿め、クソめ。)
と思っています。
実際、古志加たちは、郷の人たちが労働力を提供する、祭りの前準備に参加してないので、これは正解とも言えますし、クソ親父は、……家族にだけは、自分と同じ立場で、自分と同じ思いを共有してほしかったのです。甘えですね。
言わないので、古志加には伝わりません。
古志加、一人では、上毛野君の宴、行きたくなかったんです。
でも、行くしかありませんでした……。(TдT)
一人の寂しさを痛感です。切なく、可哀想です。
で、蘭陵王。そうです。伝わっていたんです。中国では原曲が失われても、日本では、現代まで、しっかり残っています。( ー`дー´)キリッ
コメントありがとうございました。
千花ちゃん。
(´;ω;`)ウゥゥ、母を亡くしたばかりの古志加ちゃんの心境を思うと、泣けてきます。
楽しいはずのお祭りも、古志加ちゃんにとっては未知の世界で、親父さんの影響もあって怖いイメージですね。
周りのみんながいい人なのが救いですが、今の古志加ちゃんにとってはそれだけでは補えない悲しみがありますね。
しかもお慕いしてる三虎さんは自分とは比べようのないほど遠い世界の人。
あぁ~、切ないです。
作者からの返信
この美のこさま
そうなんです。切ないんです……。
古志加は未知の祭りで、ドキドキ、ビクビク。次第に、ご馳走を食べれるし、伎楽は楽しい、で、ワクワクしたんです。
でも、たった一人の寂しさが、祭りの華やかさのなかで、いっそう感じられます。母刀自が恋いしい。
大泣き……。
卯団の皆は良い人ですが、母を亡くしたばかりの天涯孤独の少女、それだけでは補えないものがあります。
せめて、(恋愛は無自覚でも)大好きな三虎になぐさめてほしい、と思いますが、三虎は遠い世界の人。
ここらへんは、すごく悲しいですよね。💦
ちなみに、後述しますが、古志加、翌年からは、祭りの日は、家人に配られるご馳走を受け取ったら、さっさと卯団の詰所にひっこんで、卯団の皆と過ごす事にしました。
一人で祭りを見るより、あったかい皆と過ごしたほうが、笑顔でいられる古志加です。
コメントありがとうございました。
ぐぅぅ……胸が締め付けられる……(´;ω;`)
みんないい人たちですが、それでもフォローできない過去が古流波ちゃんにはある。
デリケートな問題ゆえ、ここら辺は中々に難しい……(-ω-;)
それに三虎とも、いつも一緒に居れるわけじゃないですからねぇ……
なればこそ、古流波ちゃんには目指してほしい。
あの三虎の強き背中を……!
どうか強く優しい子に育ってほしいものです(*´ω`*)
作者からの返信
最十レイさま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
卯団の皆、良い人たちですが、古流波の悲しみに火がつくと、わんわん泣いてしまって、野郎どもでは手におえません。💦
デリケートな問題ですし、三虎といつも一緒にいれるわけじゃない……。
でも、古流波の心のなかには、いつも、三虎の強い背中があります。
道しるべのように。
古流波、強く優しく育ちますとも!!
古流波に熱い応援、ありがとうございました!
古志加ちゃんが初めてのお祭りにワクワクしている様子や
「祭りを楽しみとせず、何を楽しみに~」という考え方が
現代を生きる私は、大事な感性を失ってしまったよなぁ…と感じさせてくれます。切ないです。
旅行先でも景色を見ずに写真撮影していたり、
どこかへ足を伸ばさずとも動画で見ればいいし~となっていたり
大事なひとと、ただ美しい風景と時間を共有することを大切にしていたいですね。
はぅぅ……まだお母さんのくだりは泣けてしまう…。
約束した時が来なかった。娘の立場でも悲しいけれど、
娘を遺して逝ってしまった母親の気持ちは、想像したらだばだば泣けてしまいます。
作者からの返信
松ノ木るなさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
まず、きらきらお星さま、ありがとうございました!
感謝申し上げます。m(_ _)m
古志加、初めてのお祭り、行く前は一人で不安でしたが、行ってみたら楽しい……。その楽しさが、喪失の悲しみを余計に際立たせてしまいます。💦
お母さんの気持ちを考えると、もう、……だばだば泣かせてしまってすみません。(^_^;)💦
古代、遠くに旅行、ということもおそらくなく、単調な繰り返しの日々。祭りが大きな娯楽であったことは、想像に難く有りません。
現代に思いを馳せると、「大事なひとと、ただ美しい風景と時間を共有することを大切にしていたいですね。」
そうですね、大切にしたい、と思います。(*´・ω・)
コメントありがとうございました。
屋敷の人たちは荒弓も含め皆優しい人ばかりですね。そんな人たちに迷惑をかけまいと何も言えず、眠る寸前まで迷惑かけてごめんなさいと謝る古流波…。
とても聡明な子だと思いました。来年こそは祭りを楽しめますように。
作者からの返信
日鷹久津さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
屋敷の人たちは、荒弓含め、皆、優しいです。
古流波は、この時、寂しさが爆発して、火がついたように泣き続けました。
衛士がかわるがわる慰めますが、一向に泣き止みません。むさ苦しい野郎ばっかの衛士たちは、非常に困りました……。
古流波は、そのことが分かって、泣いて迷惑かけてごめんなさい。と、謝っています。
衛士たちは、父でも兄でもないのです……。聡明な古流波です。
ぶっちゃけると、これ以降の宴は、家人用の食べ物をもらったら、早々に衛士の詰所に来て、あとは卯団衛士と一緒に過ごすようになった古流波です。
一人で祭りに参加しても、寂しさが身に染みるだけ、とわかった古流波です。
コメントありがとうございました。
今いる場所がいい人達で本当に良かった。
コレでまた酷い目にあう様なら目も当てられないわ。
何か毎話ウルウルしちゃう……。
作者からの返信
桜蘭舞さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
今いる場所が、良い人たちばっかで、本当に良かったです。
これ以上辛い目に、ちっちゃい子供をあわせたくありません……。
なんですけど、物語全体を通じて必要な回なので、悲しい場面ですが、この回を入れています。💦
毎話ウルウルさせちゃって、ごめんなさい(_ _;)
コメントありがとうございました。
編集済
薩人と老麻呂、荒弓と周囲の気遣いが素晴らしいですね。良い環境なのだなと改めて思いました。
ですがまだ父刀自からの支配と、母刀自がいない寂しさからは抜け出せてないのですね。
無理も無い話ですが、見ていて切なくなります……。
それと古志加と三虎の身分差も、何やら微妙に壁になっている気がしますね。後々こじれないといいのですが……。
作者からの返信
濵丸さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
薩人と老麻呂、荒弓。衛士のみんな、大泣き古志加に、わたわたです。(笑)
可愛がられて、良い環境です。
父親からの支配は、そうですね……。ちょっとあります。
う〜ん、でも、今は近くにいなくて、暴力や暴言もないので、古志加にとって、大きな問題ではありません。
母刀自がいない寂しさは、大きな問題で、抜け出せてはいません。
見ていて切なくなりますよね……。
母刀自の愛、も、この物語の重要なテーマの一つです。
きちんと向き合って描いていきます。
古志加と三虎の身分差、壁になっていますね。
ふふふ、濵丸さま、ご慧眼ですね。
あと、ちょっとした事なのですが、
刀自、というのは尊称です。
母親には「母刀自」とつけるのですが、父親にはつけません。
母親は尊敬してしかるべきもの。
母親が強い社会です。
当時、郷では、娘は結婚するのに母親の承諾が必要でした。
恋人の男に、「母があなたとの結婚を許してくれないから、あなたとは結婚できないのよ」と娘が言う……。そんな世界です。
(ただし、大川の父親は大領として権力があるので、大川の両親は父親の方が強い力関係です。)
世界観の補足でした。
うん、話の筋とは全然関係ないです。(笑)
コメントありがとうございました。
拝読致しました。
人々が楽しみに待つ祭りに未知の畏れを抱く古志加ちゃん、人並みの楽しみも制限されていたと思うと痛ましいですね( ̄^ ̄゜)
その不慣れな様子から、お握り両手に笑みをたたえ、劇を楽しむ様子は、心が瑞々しい子供らしさが合って微笑まし。
だからこそ心の緊張が解けてか、母刀自を思い出してしまう。
でも、その時に三虎と一緒に埋めた想い出が。ここで、あのシーンが生きるのですね。
現実を知り、未練を断ち切るという厳しさを教えてくれた三虎、とても秀逸な演出だと思いました!(^^)
それにしても、総出で心を癒してくれる皆は、三虎を筆頭に皆、優しい……。
この安心感が、いいですね。
作者からの返信
たけざぶろうさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
祭りに未知の畏れを抱く古志加。
今までの暮らしを考えると、痛ましいです。
からの、おにぎり両手で、笑みをたたえている姿は、心が瑞々しい子供らしさがあります。
(たけざぶろう様のコメントの表現レベルが高すぎて、言葉を全部拾って返信してしまいます(^_^;))
こうやって母刀自を思い出してしまう時、きちんと埋葬した経験が、とても大事になります。
三虎はそれをわかって、泣く子供を叱咤しながら、一緒に埋葬をしてくれました。
厳しく、優しい。
それが三虎です。
心が傷ついた古志加。
「うちのマスコットが泣いておる〜!」とばかりに、卯団の衛士総出で慰めてくれます。
この安心感。古志加は良いところに拾われました。
コメントありがとうございました。
三虎の元にきてから泣いてばかりの古志加、でも、素直に泣けるようになった、と言うことでもありますよね?
そんな古志加をみんなが温かく見守っていてくれる。まだまだ母を思い出す姿が辛いですが、ようやく少しだけ穏やかな気持ちで拝読しています。
作者からの返信
北川聖夜さま
こんばんは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
古志加、普段の昼間は、泣かないで、卯団の下働きをせっせと、元気にこなしてます。
でも、母刀自と祭りにきたかった、との思いで、今夜は泣いてしまいました。
皆が暖かく守ってくれているから、素直に泣けているんです。
北川聖夜さまのおっしゃる通りです。
子供が泣いてる姿は、可哀想ですが、古志加は良いところに拾われたので、安心してください。(^_^;)
コメントありがとうございました。
ふとしたことで自分の置かれている立場を思い出し胸を痛める。
それを皆さんが気を使って優しさを向けてくれているのがとっても暖かいです。
荒弓さん。どうしても三虎に夜の遊びを指南する方の印象が強いのですが、良い方ですね(^^♪
祭りが行ったことなくて…というところも古流波には心強かったでしょうし!
作者からの返信
左手でクレープさま
古志加は、自分の立場と、大好きな母刀自を理不尽に奪われて、小さな胸におさまりきらないほどの悲しみで、泣いています。
でも、心が壊れて、悲しみすら感じない……、となっていないのは、悲しみは悲しみとして感じる事ができるのは、みんなが優しく古志加に接してくれるからです。
古志加は良いところに拾われました。
荒弓、……そうか、遊びの指南の印象が強いですか。(笑)
彼はとっても良い人で、三虎と古志加を見守ってくれるオジサマです。
コメントありがとうございました。
父親のことを思い出して口にしたくない。一緒に行くはずだった母を思い出して、苦しくなる。
そんな風に、古志加の不安定な心が揺さぶられる感じが、本当に切なくて。今時の十歳と違うといっても、まだ童なんですものね…。
三虎も勿論ですが、周りの衛士の皆さんがとても温かくて、そこに救われますね。
作者からの返信
幸まるさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
はい、古志加は、自分の家が「郷人から見ても変わってる」ことを自覚していました。
卯団の皆は、その事を知らないのだから、できるなら知られたくない、と思っています。
そして、大好きな母刀自と一緒にお祭りに行きたかった、と苦しく、悲しく思っています……。
今時の十歳よりたくましいのですが、まだ童。幸まるさまのおっしゃる通りです。
古志加を取り巻く人達は、皆、優しいです。つらい目にあった古志加ですから、せめて、優しくしてあげたい。
作者の思いです。
コメントありがとうございました。
古流波にとっては、お祭りは辛い思いでと、母刀自を思い出してしまうものだったのですね。
まだ幼い古流波にはきつかっただろうな。
楽しい場所で1人は、やっぱり大人でも寂しいと思うだろうから。
早くよくなってほしいものです。
作者からの返信
碧心さま
仰る通りです。
楽しいはずのお祭り。
古流波には、きついものとなってしまいました。
可哀想に……、というエピソードですが、良かった点もあります。
良い働きぶりの下人の古流波。つっつくと大泣きして、手がつけられなくなる……!
誰も泣き止ませることができない。こいつを泣かすな!
と、卯団の衛士は、身にしみてわかったことです。(笑)
コメントありがとうございました。
加須 千花さま
こんにちは!
古志加に対する三虎の朴訥でまっすぐな優しさが読んでいて心地よいです! そして衛士舎のみんなが優しくて良かった~。
でも、古志加の心の傷は相当深いのですね。生まれて十年間、ずっと父に疎んじられ、暴力を振るわれ、守ってくれる人もおらず、逆に母を守ろうと生きてきたのですから、それはそうですよね。幸せになってほしいです。
あと、個人的に第七話の「ちょっとまとめ」がとてもありがたかったです! こういう気配り、素敵だなあって思いました。
作者からの返信
佐藤宇佳子さま
こんにちは。ようこそ、いらっしゃいませ。
「古志加に対する三虎の朴訥でまっすぐな優しさが読んでいて心地よいです!」
と言っていただき、ありがとうございます。
三虎は、傷ついた古志加に、寄り添ってくれます。
「そして衛士舎のみんなが優しくて良かった~。」
古志加は、良いところに拾われたのです♪
七話の、ちょっとまとめは、最近付け足した部分です。褒めていただいて、嬉しいです。
分かりやすさ、大事ですよね。
コメントありがとうございました。
三虎さんだけでなく、衛士舎の人たちが良い人ばかりで良かった。
古志加ちゃんの(母刀自をちゃんと土に埋めてやったじゃないか)って、そうなんだよね。
三虎さん、オレだけに掘らせるな、お前も掘れ。とか、埋めてやれ! って、ちゃんと古志加に埋めさせたのって、凄く大事だったんだなぁって、しみじみ思いました。
そうしないとどこかでまた現実逃避しちゃったり、自分の中に籠ってしまいそうてすし、あらためて三虎さんの暖かみに気がつきました。
作者からの返信
矢口こんた様。
こんばんは。ようこそ、いらっしゃいませ。
古志加をとりまく人々は、基本、優しく、あったかいです。
私が、古志加があまりにも可哀想で……。
「オレだけに掘らせるな、お前も掘れ。とか、埋めてやれ! って、ちゃんと古志加に埋めさせたのって、凄く大事だったんだなぁって、しみじみ思いました。」
その通りなんです。
その重要性に言及してくださったのは、矢口こんた様が初めてです。
ありがとうございます!
古志加も、土に埋めてあげたことは、わかってはいるんです。もう、最愛の母刀自は、この世にはいない、と。
それでも寂しさがあふれて、小さい身体に収まらないほどの悲しさで、大泣きしてしまいました。
……皆と、三虎がいてくれるから、「悲しさを感じない」ほど心が壊れて、殻に籠もるまではいっていません。
ちゃんと、悲しいということを、心は感じています。
三虎は、厳しい言動ですが、しっかりと暖かみを持っています。
コメントありがとうございました。
うぅ、切ないです……!
本当は、お祭りは楽しいものなのに……!!コジカちゃんが心からお祭りを楽しめる未来が来ることを切に願います。
作者からの返信
YAKIJiKA様。
コメントありがとうございます。
カクヨムを開くとコメントがある。
嬉しすぎるよ……。でももう、泣かない。あれ、でも、膝がガクガク震えてる。この幸せが怖い……!
切なくしちゃって申し訳ないっ。
そう、お祭りは楽しいもののはずですよね。
古志加の幸せを願っていただき、ありがとうございます。
YAKIJiKA様は、「怖さ」と「コミカルで読みやすさ」のバランス感覚が優れてらっしゃいますよね。
古志加のここらへんの話は、どうしてもギャグが挟めなくて、重たい仕上がりなんですが、話が進めば、ちょこっとギャグも入って読みやすくなるので、もうしばらく古志加の子供時代がどういうものだったかおつきあい下さいませ。
必ず、幸せになりますから。
コメントありがとうございました。
編集済
「おおきなおにぎり三つ食べられるかなあ」
そうだよ、安心して美味しいご飯が食べられる場所に来たんだよ。
と目がじんとしながら拝読していて
舞台演出をよみとり自分で考えてみる聡明さ
味違いのおにぎり嬉しい二個を両手の可愛らしさ
母刀自に語りかけもういないんだ……
健気で。
自分の気持ちを口にできる人達に出会えてよかったです。
もう愛おしく見つめないわけがありません。
作者からの返信
ゆうつむぎ様。
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
ゆうつむぎ様の、古志加への目線が優しくて、ありがたいです。
「味違いのおにぎり嬉しい二個を両手の可愛らしさ」
言葉のリズム感が良い───!
これはセンスですね。素晴らしいです。
「もう古志加を愛おしく見つめないわけがありません。」
そう言ってもらって、本当に嬉しいです。
私も、古志加を愛おしいと思って、見つめております。
コメントありがとうございました。
古流波は、まだトラウマから逃れられていないのでしょうね。
ただ、三虎はじめ、みんながやさしくしてくれるのが救いですね。
作者からの返信
本城 冴月さま
やはり深い傷ですので……簡単には癒えません。
でも、皆が優しくしてくれるので、「感情が死んで何も感じない」ではなく、「正しく泣いて悲しむ」ことができています。
三虎も、皆も、古志加を見守ってくれています……。
コメントありがとうございました。