「こたつで寝てはいけないよ」。幼い頃、そう戒められた記憶がある方も少なくないと思いますが、けれど、こたつにはそのまま寝てしまいたい魅力にして魔力が宿っていることをご存じの方もさぞや多いことでしょう。
主人公も、そんな力に抗えない一人。こたつでだらしなく眠り込んでしまった主人公に、一体何が起きてしまうのか?
どうぞ、その目で確かめてください。きっとあなたは、「こたつで寝てはいけない」ことを再認識しながらも、こたつが恋しくなることでしょう。
童歌のようなリズミカルな台詞回しに、ちょっぴりホラーのような、それでいて可愛らしくほっこりとするストーリー。ラストの一行に、お鍋の〆のような満足感が得られます。