博士と助手
鈴音
恋するアンドロイド
「博士ええええええ!!!!あいつがぁ!動きましたァ!ーー!!」
騒ぐ助手。何をそんなに騒ぐのか。この研究所は精密機器もあるからどたばたするなといつも言っているのに
「博士の女ですよォ!!!」
早く案内しろよォ!!!!
「ハジメマシテ。マスター。ゴメイレイヲ」
結婚しよう!!!
「リョウカイシマシタ。」
しゃぁあ!!!!!!!
―その日、国宝とまで言われた1人の研究者が命を落とした。興奮のあまり脳溢血を起こし、倒れた勢いで頭を強く打ったのだ。その当時の様子を、助手は語った。
「彼は間違いなく幸せでした。自分の理想の女性型アンドロイドと付き合えることになり、2人は結ばれたのです。間違いなく、あの瞬間は甘酸っぱい青春でした」
そういう彼の横には、美しいアンドロイドがいた。毎日一緒に寝たり、あーんをしたり。彼の成功の秘訣は、素敵な彼女にあった。
博士と助手 鈴音 @mesolem
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