第3話 日本がワールドカップで優勝する日の為に
日本のベスト16の試合ですが、4試合中2試合がPK戦による敗戦なら、PK戦なら確実に勝てるように対策する必要がある。
サッカーレジェンドが、右へ打つと思わせて、打つ瞬間に左へ打つのなら、その技術を盗めば良い。
これは、サッカーレジェンドだから、才能の違いだからではない。
きっと、そのサッカーレジェンドも、試合を決める決定的なPKを外した事が有ると思われます。
あの人達の性格的に、そんな経験をしたら、その後どんな事をするでしょうか?
トップを走る人達というのは、どんな時でも勝たないと気が済まない、負けず嫌いなはずです。
失敗したそのPKを思い出して、失敗した原因を徹底的に究明するはずです。
そして、蹴る瞬間に右でも左でも打てるように練習したでしょう。
そんな事をクラブなりが予定時間内に許可するとは思えませんから、恐らく、余暇時間を使って、徹底的に練習したのではないでしょうか。
その結果が、解説者にキックの瞬間に方向を変えていると言わせるのでしょう。
その培った練習が、ワールドカップの本番で確実に決めているのだと考えられます。
レジェンドは、何時いかなる状況においてもゴールを決めるからレジェンドなんでしょう。
そんなレジェンド達に対抗するための場所を設ける。
そして、PK戦対策ですが、Jリーグにおいて、試合後に別メニューとして、PK戦を行うのです。
リーグ戦ですから、勝ち負け引分けで終わりますが、試合が終わった後、リーグ戦とは別にPK戦を別メニューとして行うのです。
リーグ戦に影響は出さないが、ワールドカップ対策を試合に近い状態で行うことで、より、強くなってもらいたい。
エキシビションとしてでも良いですが、PK戦だけの順位を付けて、PK戦の強いチームを決めても良いと思います。
その方が、より実戦に近く、そして緊張感も持てるでしょう。
そして、年間PK王と、年間セーブ王を決めるのも良いでしょう。
競わせる。
競技として行う事で、練習より効果は高いでしょう。
経験の積み重ねは、大きな力になります。
そして、Jリーグの試合の後というのがミソです。
PK戦になるのは、トーナメントを戦う場合のみ、そして、前後半を終えて、延長戦を戦った後に発生します。
なので、前後半90分を戦った後の体力を使い切った後に行うから効果がある。
トーナメントを戦う為に同じ条件に近付けて行うから、強化に繋がります。
殆どが、海外でプレーをする選手達ばかりですけど、これから先の日本を背負う選手は、Jリーグの中、そして、小学校、中学校、高校、大学に居ます。
学生から海外で活躍する人だけを集めてチームを作れますか?
殆どの人が日本で学生サッカーを、そして、Jリーグを経験して世界に行くのではないでしょうか。
Jリーグで認められて、ワールドカップに出場して、その選手を評価されてヨーロッパに渡るのなら、早い段階でPK戦に強い若手を育てておく。
4年後、8年後には、その選手が日本を背負ってワールドカップを戦うのなら、J1からJ3まで、強化のためにも試合終了後にPK戦を行う事が大いに有効な手段となるでしょう。
そして、ゴールを決める快感を全選手に与えられるなら、その快感を求める事になるでしょう。
より多くの選手に観客の居る前でゴールを決めさせる事で、チャンスに強くなる。
ゴールを求める。
自分がゴールを決め、試合を決める。
その気持ちを持たせる。
それが、シュート数にも影響が出るでしょう。
そして、チャンスというのは、常に無茶振りなのです。
チャンスをものにするのは、その無茶振りを克服する事にあります。
クロアチア戦を観た限りですが、PK戦って、無茶振りっぽくないかと思うのです。
勝利を背負って、一蹴りに賭ける。
場合によっては、3人で決まってしまう。
こんなプレッシャーの中での一蹴りなんて、私には出来ません。
そんな時にモノを言うのは、経験です。
経験を積む状況をリーグをあげて作ることで、克服できるのではないでしょうか。
国を背負って戦う選手に、もっと、経験を積ませる為にも、Jリーグにおけるリーグ戦の後に、試合とは別にPK戦を行う。
試合の勝ち負けが決まっても別メニューとして行うのです。
完全な心理戦を、選手もですが、監督も誰を出すかも考える事になります。
確実にPKを決める選手は、90分を戦った後に誰なのかを考えさせる事になる。
90分を戦ってもゴールを決める力のある選手を選択する目も養える。
選手に勝手に順番を決めさせるのではなく、フィールドで戦って力を出し切った後でも確実にPKを決める選手は誰か、その匂いを嗅ぎ分ける力も付く。
運任せなんて、戦いの中にあってはならない内容です。
確実な戦略と戦術を立ててから戦うものなのです。
それでも負ける事はあります。
運任せで勝てるのは、素人の戦いだけです。
トップに立つ人達の戦いの中に運任せなんて無い。
どんな状況においても勝つ算段をしておく。
想定外でしたは、指揮官にとって最低な言い訳なのです。
監督としてもフィールドでの戦いを見て、PKを制する事のできる選手を見極める目を作らせる。
絶対に必要なスキルだと思います。
そして、国際Aマッチの終了直後に、日本人キーパーと日本人選手によるPK戦を行う。
フィールドプレーヤーの10人対キーパーの対戦を見せる。
観客には、チケットに投票券を渡し、セーブ数を予想させるなんて事も良いだろう。
観客は、0セーブから、10セーブのどれかにそのチケットを入れる。
最後にその投票箱、セーブ数を当てた中から、抽選で1名に記念品を贈るとかが有ったら、イベントとして楽しめるでしょう。
(記念品は、ちょっと、やりすぎかもしれません)
ただ、ワールドカップ ベスト8をかけた試合の、4試合中2試合が、PK戦だという事なら、対策として考える必要があります。
それなら、選手達に経験を積ませるには、面白いと思います。
女子ワールドカップの優勝は、とても感動しました。
4年後か8年後に、私は、日本のワールドカップ優勝を観たいと思ってます。
今後も、日本サッカーの発展と強化を期待いたします。
日本がワールドカップを優勝する為の提案 逢明日いずな @meet_tomorrow
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
同じコレクションの次の小説
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます