第5話 金曜スペシャル:眼鏡部位(前編)/眼鏡回です

 なんかいいこと言った風で終わった前回。

 気づけば自作の宣伝をするのを忘れていました。なんてこった!宣伝のためにエッセイ書いていたんじゃないのかね!?


 なので、金曜日だし今日は2回更新ってことにしました。


 オーバル、スクエア、ラウンドと、イメージしやすいフレーム語りをして参りましたが、今日は!ついに!眼鏡部位です!


 このままボストン、ウェリントン、サーモントと、続けて語っていこうかな、とも思ったんですよ、一応。

 でもほら、見てください!


 ボストン・ウェリントン・サーモント・ブロウバー。(なんか増えた)


 眼鏡に詳しい人なら「あっ、アレね!」とピンと来ると思うのですが、そうでない方。イメージつきます?地名か人名みたいな名称で、眼鏡フレームの形を想像できます?


 ちょっと厳しいと思う。


 なので、今後、頻繁に出てくるであろう眼鏡部位についてお話しすることにしました。金曜日だし。金曜日とか、特に関係ないけれど。


 関係ない繋がりですが、「眼鏡部位」って書くと、モンハンみたいでワクワクしますね。でも眼鏡の部位破壊をしたら大変なことになるので気をつけましょう。



■眼鏡の構造と部位を文章のみで説明する


 おおおー。

 ……やれるのか?


 いや、やれるのか?じゃない。やるんだ!!眼鏡令嬢小説本編で眼鏡部位にこだわって細かく描きすぎると恋愛小説じゃなくなるから……、と遠慮してしまった描写を!今!ここで!解放するんだ!!


 そういうわけなので、少々お付き合いください。大丈夫大丈夫、怖くないから。フツーに説明しながら話すだけだから!



【玉型・リム】

 第2話で既出ですね。レンズの形を決める部分です。なんと、レンズそのものの名称ではありません。レンズはレンズ。このレンズの形を決めるためのフチの名前がリムです。


 レンズをぐるっと一周しているものが、フルリム。

 上か下かの半分だけなのか、ハーフリム。

 まったくないのが、リムレスです。

 リムレスはリムがないので、部品の固定はレンズに穴を開けてするのであった!


 つまるところ、リムって半分、フレームなんでは?と思わなくもないのですが、レンズの周りのフチ=リムと覚えて帰ってくださいませ。



【ブリッジ】

 リムとリムを繋げる超重要な橋……それがブリッジです。お顔の中央、目と目の間に来る部位なので、眼鏡をかけた時の印象に最も強く影響を与える場所です。


 リムの形に気を取られがちではありますが、このブリッジに注目すると!各種眼鏡デザインの奥深さが堪能でき流のです!さらっとリムを繋いでいるだけじゃあないんです!


 ブリッジの山が高かったり、低かったり。太かったり、細かったり。

 それに、めちゃくちゃ負荷がかかるので、硬質素材が用いられるのもいいですね。別に素材フェチってわけじゃないんですけども。

 多くの眼鏡はブリッジが1本ですが、2本タイプもあるんですよ。ふふふ……好き。レアな眼鏡っぽくて、好き。



【蝶番】

 眼鏡を折り畳んだり開いたりするときに稼働する部位です。ここも耐久性が必要で、さらに精密さも求められる技術の塊。その小さく目立たない箇所に細やかな調整とこだわりが隠れているのです。なお、ヒンジという場合もあります。


 ネジ式蝶番は定番ですが!技術と素材の進歩によって、ピンやバネなどを使ったものや、樹脂を使ったものまで、バリエーションが増えて参りました。


 それにより、手間がかかっていた蝶番の調整が改善されたりしているんですよ。凄い!



【ヨロイ・

 リムと蝶番を繋ぐ、地味だけど眼鏡デザインの重要部位!レンズの脇にピヨって飛び出ている部分がありますよね。アレです、アレ。デザインによっては、ピヨって飛び出ていないものも当然ある。


 リムと一体化しているものもありますが、独立したパーツで組み立っているものもあります。合成樹脂プラスチック系は一体化しているものが多くて、金属素材メタリックはリムと分かれているものが多い感じがする。


 結構重要なパーツで、傾斜角度をつけたり、折り畳んだり開いたりするときに負荷がかかる場所でもあります。



 ……ふう、今日はこれくらいにしておこうかな(文字数の関係)。

 すべての部位をお話しすることが叶わなかったので、またの機会にお話ししようと思います。



★★ここから宣伝・最後まで★★


『しがない転生令嬢は狂おしいほど眼鏡を愛する〜大公子息の魅惑の呪いまで眼鏡力で祝福に変えてしまいます!〜』

https://kakuyomu.jp/works/16817330650086820229


にて、カクヨムコン8に参加中!!作中の眼鏡描写はここまでコアじゃないですよ。








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