第4話 初任務に挑む!!

藍がお店のドアを開ける、「こんにちはKさん来ました」と

Kさん「いらっしゃいませwどうぞこちらに」と奥へ案内され地下へ

昨日のお屋敷へ行く二人、奥の応接間でKさんから「お返事は?」と

藍「月風に是非私にやらせてください、お願いします!!」と

Kさん「下手をすれば命も危ない事もあるわよ?それでも?」と強めに

語るKさんに臆する事もなく藍は「やらせてください!!私もこの街が好きです」

「よく言った!!良い孫でわしも鼻が高いぞ!!」と背後から爺様が

藍「お爺様!!いつからそこへ?」爺様「いやいや悪気はない、やはりそのな」と

心配で観に来た親のような感じで答える爺様、「Kさんこれでいいな?」と

Kさん「本日付けで正式に月風に加入を認めます、ただし今は仮の状態ですが」と

爺様「それはしかない新入隊員は必ず適正な試験をクリアして正式な月風となるんじゃからのう」と頷く爺様、Kさん「では正式に烏丸藍さんを指導する師匠の選定を」

爺様「ここにいるじゃろうKさん」  Kさん「はっ???」不思議な表情のKさん

爺様「だからあんたしか師匠が務まらじゃろうてKさんや」、

Kさん「いや理事長?お言葉ですが私はOBとしてここに、、、」

爺様「理事長命令じゃ、あんたしか頼めん!!今回は特例じゃ!!」ドヤで言う爺様

Kさんの表情が憂鬱そのものである、当然である、OBから師匠なんかは長い歴史上

ほぼいないからである、一度退役したらかなりの任務不足に陥るのがこの月風、

ただでさえ月風の活動は若い時にしか、限られた時間でしか任務が遂行できないからである、爺様「スナイパーであれば、藍を単独で任務させれば良いではないか?」と

Kさん「ですが理事長、月風は2人一組で活動するのが基本、、よろしいので?」

爺様「良い、責任はわしが取る!!」と自信をもって返事をする爺様、

Kさん「、、、了解いたしました、烏丸藍の師匠として全力を尽くします!!」と

その日より藍はKさんより体の基礎の訓練から射撃の訓練と、、、辛い日々がはじまったのである、泣きそうになり辞めたいと思う気持ちも出た藍だったが母の言葉、

御爺ちゃんからの期待など考えるとやめられない、、、頑張るんだ、そう唇を噛みしんで毎日の鍛錬に励みました、、、それから数か月、、、、、、とある晩、闇夜に

動く人の影、ビルの屋上を飛んでいく1体の影、そうその影こそが烏丸藍だった、

この街は近くに海に面している、そう港があり、多くの船の往来がある、普段は

荷物の積み下ろしなどで人の活気さがある港だが晩はもの静かな港、、、だが

その晩だけは何やら雲域が怪しい、、、そう違法な密輸が行われようとしていたのだ

藍の初任務はその貨物を狙撃して密貿易を阻止する事、月風より特殊な狙撃銃を

持たされており、無論今まで過酷な訓練でその狙撃の腕はかなりの物になっていた

とあるビル屋上より数キロ先のコンテナに標準を合わせる、、、やはり緊張で手が

震える、、、「気をしっかり持たなくちゃ、、、」藍の耳につけていた無線から

「Aどう?できる?今までの訓練の成果を見せて頂戴」とそう月風に入ると

全ての隊員はコードネームで呼ばれる、藍からコードネームは「A」と呼ばれる

藍「はいでは実行に移ります!!」と藍はライフルの引き金に、指先に力をいれた

1発の弾丸がコンテナに見事に命中大きな爆発が起き密輸団は大慌てで混乱した、

Kさん「無事狙撃の命中を確認、すぐその場から徹退せよ」と無線が入る

藍「了解!!」と足早くその場を立ち去る藍、翌日新聞にコンテナの件と警察に

密輸団逮捕の記事が載っていた、自宅に戻り部屋の鏡を見る藍、、、、、

「私、、初任務できたんだ、、」不安と緊張の中初めての任務をこなした藍でした。

             


              第5話に続く

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