第14話 北村孝

北村孝はまだ眠っていた。

そこを葵、芦川、仲原、蘭、丸山の5人で囲む。


「こつらはどうやったら死ぬんだ·····」

仲原は頭を抱えるように悩む。


「悪霊だからこの世に悔いがあるんじゃないの?」

と蘭が言うと


「そう。悔いがあるんだと思う·····欲しいもの?」

と丸山が提案を出す。


「私の命·····」

と葵がいった。


「それはダメだろ」

と仲原が即答した。


「私いい方法知ってるわ」

と蘭が言う







コーが立ち上がるとそこには葵の姿があった。

「ひっ·····」と葵は怖がり腰を抜かした。

コーは刀を持ち上げ

「やっと1人になったね·····」

と言い葵は首を跳ねられた。




葵の首が転がる。

コーはハァーーーーーーッと深呼吸して葵を抱きしめた


「アオちゃんこれで一生一緒だよ·····」


と言い空へと消えていった。


すると首を跳ねられた葵は九本のしっぽがある狐に変化した。


「作戦セイコーーー!」

といい蘭がでてきた。

後の4人も茂みからのそっと出てきた。


「ぐへぇやっとおわったぜ」

と仲原がどっと疲れたようにいった。


「自分の死ってみたくないですね」

と葵はジョークを言った。


「傑作ねハハハ」

と丸山が言う






その後私たちが会うことは無いだろう·····

みんな一人一人違う道に進み続けた。


仲原は学校の日本史の先生になった。

「おぉい!寝るんじゃねぇ!」

丸山は女優となりテレビデビューを果たした。

「どうも。女優の丸山です。」

芦川はあのジャンクフード店で働くようになった

「ポテトL 456円ですー」

蘭はあのバーを復活させ店長を務めた。

「シタノカクテル1つ?」

そして葵こと私は

その後新しい人と出会って

妊娠して子供を産みました。

名前はハルト。



















「一生一緒って言ったよね」

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もののけマキシマム 黒瀬 @miochi118

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