読み始めと読み終わりでまったく違う気持ちになれます!コントのような展開から、最後はジーンとくる展開に……。読み始めたら、絶対に最後まで読んでほしい作品です!
主人公のふわりとした死んでもいいや…という心情が丁寧に書かれています。読者をはっとさせるギミックも仕込まれているので、するりと最後まで読める作品です!
今がどんなに苦しくても、それは永遠ではないし。今がどんなに幸せでも、永遠に続くか分からない。どんなことでも、いつかは終わりが来るけれど、「今」は今だけ。そんな、大切なことに気付かせてくれる作品です。コミカルな文章で軽快に、けれどじんわりとした温かさを感じる素敵なお話。おすすめです!
すっと感動できるお話です。厭世観溢れる主人公と死神さんのやりとりがとてもいいですね。読みやすくて、短編でしっかりとまとまっているのですぐ読めてしまいます。いい話を手軽に読みたい方に是非オススメしたい作品。ものの数分で感動が届くと思います。
心にじんわり染みる物語です。色々書いちゃうと面白さが無くなっちゃうので一言で。あなたは今そこで立ち止まっていいんですか?
今、とても苦しい人。苦しくないけど、逃げ出したいと思っている人。そういう人がこの小説を読んだら、「もう少しだけやってみようか」……そう、思えるんじゃないかと感じました。 苦しいのは自分だけじゃない、ということを知ったからって何かが解決するわけじゃないけど、少しだけほかに目を向けられるきっかけになるかもしれない。少しだけ目の前が明るくなるかもしれない。 そうさせてくれる小説、だと私は感じました。
私は、にわ冬莉さんの文章を他の場所で知っているのですが、いつもどおりの「にわ冬莉」節、安定感抜群の作品です。ただし、ちゃんと最後まで読みましょう!ちゃーんと心が温まるように設計されていますよ!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(18文字)