第8話 マイケルジャクソン似
ある夏の夜
冷房の苦手な私は窓全開、
部屋のドアを開けて就寝します。
その日も変わらず
窓全開のドアを開けての就寝
ふと目が覚めた。
「何時?」
窓の外を眺めると
まだ空は暗かった。
「いやだ〜。目!覚めないでよ」
と天井に向かってキレる。
一度、目を覚ますと
直ぐには寝られない。
「もう!」
何気に部屋のドアの方を見ると
陽炎みたいに
「ゆらゆら、めらめら」
している形、物体がある。
目を凝らして見たら
マイルジャクソン似の外国人
マイケルジャクソンみたいに
細身のすらりとした身体つき
白い手袋してる
髪の毛はマイケルジャクソンみたいな
クルクルヘアー
そしてイエローハットのあの帽子を
かぶって、あっちをみたりそっちを見たり
私を全然見ようとしない
そのマイケルジャクソン似の陽炎さんは
全然怖くなかった。
幽霊のようで幽霊ではない
一体この人 なんだろう?
怖くないから
ガン見した。ガン見してるのに
こっちを見てくれない
幽霊なのか?
マイケルジャクソンなのか
マイケルジャクソンだったら
幽霊じゃん
そして 事件は 起きた。
その週のロト6、当選した
一万4000円当たった。
今までで最高額だ。
マイケルジャクソン似の
あの陽炎さんのおかげだろうか
また来てくれないかな
と思ってるけど
全然来てくれない
もちろん、ロト6も当たらなくなって
買うのをやめた。
信じるか 信じないか
また来てくれないかな
もう時期年末ジャボ宝くじ
まだ買ってはいないのだ……けれど
拝啓
「読者になってくださった皆様方へ」
記憶を辿り
思い出した
実体験はこれくらいです。
もしかしたら、
まだ、埋もれてるものが
あるかもしれない
ないかもしれない
今のところこんなものです
みなさん読んでくださって
ありがとうございます😊
信じてくれた方々に
感謝🥲
また、なにか体験したら
報告致しますね。
久史家市恵
敬具
こんな話!誰が信じるんだ 久路市恵 @hisa051
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