1/21 自画自賛の回 キャラクター編


※今回は、自分の書いた者を自画自賛していくというのがテーマです。そういうのが苦手な方は、ご遠慮ください。


 偽教授さんが主催した自主企画の「偽教授銃口杯」に参加した拙作の「想定外な潜入」への講評をいただきました。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054893829031/episodes/16817330651325036676

 グランプリは逃しましたが、お褒めの言葉をいただき、とても嬉しかったです。


 特に響いたのは、映画の台詞しか喋らないというこの作品に出てくる殺し屋の横溝を、「好き」「味がある」といってもらえたことです。セールスポイントが上手く伝わって、ガッツポーズをしました。

 現実離れした殺し屋を作る時に、「見た映画の言動を真似する」というのは、なかなかいいキャラ付けだったと思っています。言動で、その人の性格が分からないのが、むしろ唯一無二のキャラになったのではないでしょうか。


 そんな横溝が出てくる「想定外な潜入」はこちらです。

https://kakuyomu.jp/works/16817330651305816017

 ちなみに、初登場はこちらの『殺し屋・埃崎のオカルトな一日』です。

https://kakuyomu.jp/works/16816452219756085917


 自分で結構気に入っている、また何回も書きたいなぁと思っている他のキャラは、『白は赤に』に出てくるアシュタロトです。彼は、巨大な白い蛇の悪魔で、作中では黒い短髪の背の高いイケメンの姿としても登場しています。

 色々と、自分の性癖をぶち込んだキャラになっています。無表情な所とか、人間のことを知らないから天然発言してしまう所とか。一番は、その能力です。自分の血がかかった相手に、特定の呪いを掛けられるというもので、存外にエグいのがむしろお気に入りです。


 『白は赤に』はこちらですね。

https://kakuyomu.jp/works/16817330649827451747


 最後は、『ホテルの怪物たち』に出てきます。こちらの作品は、中世ヨーロッパ風異世界で、古城を回想したホテルに集まる怪物たちのお話です。登場人物の9割が怪物ということでして、ノリノリでキャラ付けをしています。

 その中で、今回紹介するのは死神のクレセンチ・レイジアです。目元まで隠したフード付きの黒マントに、三日月形の大鎌を背負っているというテンプレ通りの死神の姿ですが、性格は気さくで、飴が大好きだからいつも舐めているという設定です。そういうギャップを狙ってみました。あと、顔を隠したキャラも好きなんです。


 元々は、別作品からのゲストキャラですが、まだその本編は書いていないので、『ホテルの怪物たち』の方を紹介します。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054880997745


 以上ですね。分かりやすく偏りました。

 人外や、人間だけど化物じみたキャラがとにかく好きです。人間に化けているとか、顔を隠しているとか、個性がないとか、そういうのも自分にとってのストライクゾーンなので、よくよく分析してみると、似たようなキャラになりやすいかもしれません。その辺りは気を付けたいです。




 さて、今日の宣伝です。


 「灰色の町で雨の季節に」をカクヨムコンの短編部門にエントリーさせました。

https://kakuyomu.jp/works/16817139557293678219


 学校に通わずに仕事をしている猫獣人の少年は、突然の雨に逃げ込んだ路地で、ずっとこの場所に立っている天使の像に話しかけられる。二人は、何度も話をしながら、友情を育んでいく。そんなある日……。

 私が主催した「問えば響く君の答え」の「雨を降らすのは誰?」の参加作品です。今回も、異世界ファンタジーで別種族の関わり合いがテーマです。


 なんで天使は像になっているのかという前日譚があるのですが、これはいつ発表するのかまだ決まっていませんね。まあ、それ以外の話も、前日譚・後日談があるのですが、それを連載で一気に書きたいなぁと構想しています。

 「問えば響く君の答え」関連は、同じ世界観を共有して描いているのですが、獣人を出したのは初めてです。ハーピーや人魚とかと比べると、ちょっと異色な感じもしますが、何とか馴染んでもらえるように書きました。


 で、こちらは最初の方は、現在進行形の話として書いていたのですが、途中で思いついて、回想形式のお話になりました。無理のないようになっているのかなぁとちょっと心配しております。

 あと、何気に登場人物たちの名前が最後まで不明だった回でもありますね。名前を考えるのが苦手なのと、「天使から坊やと呼ばれるのって、良くない?」という気持ちが故にこうなりました。




 はい、戯言はここまでにして、また次回にお会いしましょう。





























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