応援コメント

8.告解」への応援コメント

  • そうかこの場合、本来ならば殺人犯をかばったという罪が蒼さんにかかるはずなんですね。
    彼女が高千穂を警察官という仕事に導いた人だと言うのが、また悲しい皮肉ですね。
    援交女子高生の愛宕が最後に先生をかばったところに胸が痛くなりました。
    彼女がコンビニに出かけたのが原因ですものね……

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    まず「嘘の証言をした罪」をおっしゃる通りの
    「殺人を庇って隠蔽しようとした罪」に論点をすり替え
    屁理屈でもなんでも「殺人を庇ったわけではない」という
    形に言い訳を自分自身にした高千穂でした。

    それぞれの登場人物が各々誰かに愛情を持って助け合ったが
    ゆえに悲しい絡み合いとなってしまった過去の事件。
    援交だけでなく、事件という深い傷を負った愛宕が
    まっすぐ人生を歩んでいることを願うばかりです。


    辺理可付加

  • 小弦さんのために蒼さんを見逃しても、誰も救われなかった。
    だからこそ、二度と情には流されないと決めた高千穂さん。
    今までの悲しい犯人にも通ずるものがありますね。

    高千穂さんが速攻で事件解決するのも、もちろん才能あって分かってしまうのでしょうが、悲しい犯人への優しさにも感じますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    やはり、殺人というのは行われた時点で悲劇なのです。
    正しい目的があっても、本人は満足が行っても。
    そんな今までの犯人たちを見つめる高千穂の思いやいかに。

    それこそなんとお優しいお見立てなのでしょう。
    もしかしたら、罪の中にある犯人たちをいち早く
    解放してやるのが、彼女の償いになるのかもしれませんね。


    辺理可付加

  • なるほど、確かに横で愛宕さんも聞いておられましたものね。蒼さんと愛宕さん、お二人の察しの良さと機転、そして高千穂さんを含めたお三人の「情」によって、蒼さんは小弦さんを守っていくことができていたのですね。それを終わらせてしまった今件の犯人にも、なんとか肉薄してほしいです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    悲しいことが続く中で、その人情すらもの悲しいですが
    時は戻らないし人は進むしかありません。
    となれば、せめて高千穂にできることは痛みを抱えても
    真相解明へ走るだけですね。


    辺理可付加

  • ごきげんよう、そうか、初めての事件解決で高千穂さんが残してしまった唯一の傷跡、それが蒼さんか。
    熱血教師が聞いて呆れる翠さんのヘタレっぷりでしたが、問題児だった愛宕さんに救われたのは皮肉でしたね。それほど小弦さんを愛していた、その一心だったのでしょうが。
    ただ、高千穂さんが仰っているように、本当に誰もが幸せになれない、そんな苦く哀しい事件。
    だからこそ高千穂さんは、今の高千穂さんになったんですね。ヘルメットはその以前からのスタイルだったようですが。
    今回の事件、だから彼女は、いつもの通り最速での解決を目指すのでしょうね。
    松実ちゃんがこのエピソードでは一貫して普通の社会人ですね、エラいぞ!

    途中、小弦さんが、1か所だけ、小鶴さんになってました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ご機嫌よう、いらっしゃいまし。
    最大の恩人であり、せめてもと守った人であり、唯一の傷。
    そんな複雑な立ち位置の人でした。
    家族を愛してはいたものの、結果巻き込んでしまった翠。
    彼はこの現実に何を思ったのでしょうね。

    心の傷から身を守るヘルメットとかではありませんでした。
    今回は珍しく高千穂がアンニュイ、松実が人間ですが、
    次回からはそんなのなかったみたいになると思います。

    ご指摘ありがとうございます。本当にもう、恥ずかしいとか
    言っている場合ではないですね。読者の皆様に失礼なこと、
    深く反省いたします。


    辺理可付加