ごきげんよう、ああ、なるべくしてなった結末、という気もしますよね。
取り敢えずは養菜さんのSOSはブラフではなかった訳ですが、それが翠さんの運命を捻じ曲げたんですね、養菜さんの自業自得とは言えども、これはもう言葉がない。
最後の最後でお姉さんである蒼さんに泣きつくのは翠さん、熱血教師としてどうなんでしょうね。蒼さんが弟さんに泣きつかれて思ったのは、生徒の暴走でこんな事態に陥れられた弟さんは被害者で、家族で、そして小弦さんの顔が思い浮かんだでしょうから、一も二もなく庇おうとしたことでしょうね。
でも翠さんへの警告電話、あの短い会話で、高千穂さんは何故犯人だと分かったのかしら? あの会話の中にヒントがあった?
高千穂さんは警部補昇進、捜査一課は遺族の初手から最速だったんですね。
でもその初手柄が、先輩だったのは、悲しかっただろうなぁ。
って、松実ちゃんじゃなく宮沢刑事が今でもコンビだったら、きっともっと最速だったのかしら?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ご機嫌よう、いらっしゃいまし。
ブラフならばどれほどよかったでしょう。
熱血教師である前に一人の姉が大好きな弟である、
そんなところへ立ち返ってしまうような事件でした。
登場人物の心情を丁寧に想像してくださり、
ありがとうございます。
翠がポロッとこぼしてしまった尻尾とは?
でも案外、松実がトンチンカンなお陰でヒントになった例も
なくはないので、このコンビでこそいい、の、かも?
辺理可付加
熱血教師の正当防衛……翠くん、気の毒すぎる……!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
決して彼が悪人だったわけではないのですが、
それにしても不運が重なってしまいました。
一体どうなってしまうのか……と言っても、答えはすでに
分かってしまっているのですけども。
辺理可付加