勇者と魔王の決戦

勇者(男でも女でも可)

魔王(男でも女でも可)

魔導士(男でも女でも可)

弓使い(男でも女でも可)

盾使い(男でも女でも可)

「セリフを言いやすいように多少変えるのはあり」


魔王城にて


勇者「遂にここまで来たぞ!魔王!お前の暴挙も今日で最後だ!」


魔王「ほう!面白い事を言うな!人間風情が!!」


勇者「援護を頼む皆!」


魔導士「後方支援は任せて。」


弓使い「後方支援は僕が受け持ちます!」


盾使い「攻撃は俺が受けれる者は受けるお前は攻撃に意識を集中させろ!勇者。」


勇者「あぁ、任せた!行くぞぉお!魔王。ここで必ず決着をつける!!」


魔王「良かろう。貴様のその覚悟を尊重してこの場で殺してやる。勇者ー!」


弓使い「ここで必ず親を殺した魔王を討ち取る!!食らえ。ラインズショットー!」


魔王「魔シールド。なかなかやるじゃないか。人間にしてはな…。」


魔導士「神の加護を勇者に与え、魔の物を打ち滅ぼすための肉体の相乗を勇者に与えよ。エネルトリックパネストー!」


勇者「有賀とな仲間のお陰でさらに力がみなぎるぜ。これで確かな一撃を魔王に与える。バーニング・オメガスラッシュ!!」


魔王「なるほどさっきの奴はおとりか。悪く無いがその攻撃でどうこう出来ると思うな…!!魔シールド!」


勇者「くっ…やっぱりかてぇな。でも…」


弓使い「ガーデン・オブ・クリティカル!!」


盾使い「シールドスタンピング!!」


魔導士「パージ・ザ・インビジブル。」


魔王「な、なに!?魔シールドを破っ…」


勇者「技を拾って威力をさらに上げて放つ!!」


魔王「ぐっは…うっ…流石に人類の希望を言われているだけはあるな。良いだろう貴様を宿敵と認めてやろう。本気で相手をしてやる。」


勇者「むしろ今更かよ。こっちは最初から本気で殺す気だぜぇ!はぁああ!バーニング・サイクロン!!お前たち避けろ。」


同時に


盾使い「おう。」


弓使い「はい。」


魔導士「分かりました。」


魔王に直撃し魔王は疲弊している。


魔王「はぁ…はぁ…おのれ!!流石勇者を名乗るだけの事はあるな。ならばこれで消し去ってやろう。カオスオブブラック…」


と言うとやみを纏ったエネルギーを勇者たちに向けて放つ。


勇者「や、ヤバい。」


盾使い「ここは俺に任せろ。最大防御魔法クインテットバリア!!はぁあああ!!!今だ。攻めろ。」


勇者「ありがとな。はぁあああああ!!聖典魔法解禁!!エレキトリックジャッジメント。」


光を纏ったエネルギーの集合体を雷の如く魔王に打ち込んだ。


魔王「うぅ‥‥うあああああこれは我の天敵の光の天使共の力…人間の身で何故だ。」


勇者「お前を倒す為に天使様の加護を受けたこの洗練された力で人類の為に必ず葬る」


魔王「そうか。天使の奴らも一枚かんでいるのか。なら見せてやろう!確実に仕留める為に我の真の姿を‥‥」


勇者「な、なんだと…」


魔王「はあああああ!!」


弓使い「そうはさせるか。アルティメットショット!!」


魔導士「同じくです。ハイグレードメテオ!」


攻撃は虚しく形状変化の光へと飲み込まれかき消される。

すると更におぞましい姿になって勇者一行の前に姿を現す。


魔王「まさかこの俺様にこの姿にさせる奴が現れるとは思わなかったぞ。だが、これで貴様達も終わりだ。」


勇者「遂に真の力を見せたな魔王。どんな姿になろうとも必ず仕留める。」

魔王「さぁ第二ラウンドだ。今度の俺様はさっきの非じゃないぞ?」


盾使い「勇者であるお前に俺はとことん付き合ってやるから思いっきりぶちかましてやれ。」


弓使い「自分も貴方に合わせる。支援攻撃は任せて」


魔導士「こちらも同じくサポートは惜しみません。ただし、絶対に勝ってください。」


勇者「お前たち…分かった!必ず勝つと約束しよう。もうこっちも仲間達の言葉に甘えて全力を出せてもらう。はあああああ!!光技一体こうぎいったい。神聖覇天の翼!これが人間と天使の力をを一つにしたこちらの真の姿であり力だ。」


魔王「ほう。それが貴様の本気と言う訳か。面白い!!全力で叩き潰してやろう!」


魔法陣を魔王と魔導士が発動し魔王は己自身に魔導士は勇者にその能力を付与する。

そして互いに近接戦を開始する。


勇者「まずは攻撃を入れて確実に倒す。今までお前達魔族の好きにさせてしまった過去は変えられないならこれからを確実に変えてみせる!!」

魔王「貴様らなど勝手にはびこり、弱いくせに我々魔族にあだなす愚かな種族などさっさと滅んでしまえ!」


激しい攻撃の嵐が起こる。


勇者「おりゃー!!!はっ!はぁあ!はっ!」


魔王「ふん!ん。あぁああ!うぁああ!うっあああ!!」


どちらも一向に引かない戦いが巻き起こる。


魔王「くそ…なかなかやるではないか。この俺様と単なる肉弾戦なら形勢を逆転させる程の実力差はないか…なら魔王として魔力でねじ伏せるまではぁああ!ダークネス・ボム。」


魔王の暗黒の魔力を凝縮した円状の巨大な球が放たれた。

それを受け切ろうと盾使いが全員を大型の縦の後ろに隠す。


盾使い「全くなんて馬鹿でかいもんを出してきやがるありゃ…受けたらダメになりそうだ…勇者よ。もしかしたらこれが最後になるかもしれないから言っとくぞ。」


勇者「な、なんだよそんな縁起でもないこと!」


盾使い「今はそんな迷ってる余裕はない。早速話すぞ!色々変なこだわりやプライドのせいで扱い辛くてたらい回しにされていた俺をパ-ティに入れてここまで一緒旅させてくれてありがとな。すげぇ嬉しかったぜ。絶対勝てよ。お前ならいけるお前はこの世界を救う勇者なんだから!」


盾の役職の中でも使えるのはごく一部と言われている大技の準備をする盾使い。


「はぁああ!よしできた張るぞ。【エンゲージ・ザ・パーフェクトブロック】!!」


パーティーメンバーを囲み受け切る。

勇者一行。

受け切り終えると燃え尽きるように盾使いはその場に倒れた。

やってやるぞ。


勇者「ありがとう。思いはしっかり受け取った。必ず、倒す。」


魔王「まず一匹。こうして着実にやってやるぞ。」


弓使い「自分が隙を作るんで思いっきり突っ込んで行って下さい。」


勇者「分かった。必ず、一矢報いて来る。」


勇者は魔王の所へ弓使いのアシストを受けながら迫る!


勇者「よくも俺の仲間を後何回人間を苦しめれば貴様は満足するんだ!!魔王!」


魔王「お前たち人間を根絶やしにしたらとかかな」


勇者「この悪魔め!!殺す…!ホーリーメニースラッシュ!!」


魔王「そんな攻撃が通るとでも?な、なに!?ぐっは…」


勇者「仲間の想いも乗ったこの技が届かないわけがないんだよ。さらに畳みかけるぞ!!バーニング・クラッシャー!!」


魔導士「忌まわしき邪を払う為聖なる力を我が主君に与えたまえ!ライト・オブ・バイタリティー!」


すると勇者の体に聖なる力で能力が向上された。

それと同時に勇者の技が魔王の腹に決まる。


魔王「くっ…中々効くな…連携は少し厄介だ。こうなったら一人一人潰す。」


そう呟くと一瞬で弓使いの背後を取る


弓使い「しまっ…」


魔王「ダークネス・ブレッド。」


心臓を魔王に撃ち抜かれる弓使い。

すると吐血し、その場に倒れた。


勇者「魔王ー!!貴様ぁー!」


最大全速で魔王に突っ込む。


魔王「ハエが鬱陶ししかったのでな。葬ったまで。心配せずとも勇者。貴様もあの世へ送ってやる。」


勇者「これでも食らえ!!フレイム・オメガ・ストリーム!!」


魔王「ブラック・オール。」


中和され、威力を半減されるが魔王にダメージを与えた。


魔王「厄介だな。俺様の力ですぐにでも消せぬ存在と言うのは…仕方ないならば確実に仕留めるまで」


瞬間移動し勇者の至近距離に現れた瞬時に技を防ごうと守りに入る勇者。


魔王「ダークネス・ブロー!」


魔王の魔力を込めたパンチを食らう。

勇者の溝に入り、大ダメージを追う。

その陰で魔導士が形勢逆転の一手として最強の威力を持つ反動は暫く身動きが取れなくなるというデメリットがある。

だがそれを介さず詠唱をし、その攻撃の対象を魔王に定める魔王が勇者に手を焼いているうちに詠唱を唱える。


魔導士「ありふれた平穏を打ち消し、開白の帳を上げる為、狙われた獲物に混沌の世の捌きを下さん!!今ここに顕現し我が使い手の敵を打ち滅ぼせ!【エンド・オブ・エクスジャッジメント】!!」


すると辺りに混沌の雲が漂い、魔王の真上に暗雲が立ちこむ

その様子を見て察した勇者は瞬時に最大全速でその場から逃げる。


魔王「またか…!またなのか!人間!」


魔導士「これが自分史上最後で最大の一撃だ。特と味わえ!!魔王。」


魔王の頭上の暗雲が落雷のような確かな一撃が魔王に直撃した。

それを目撃し、その場から一歩も動けないが満足そうに呟く魔導士。


魔導士「やっと魔王に確かなダメージを与えられたよ。父さん、母さん、皆!これで役目は果たせたよね。これで少し休める…」


と言い終えると魔導士は動けなくなった。


それを認識して悔しそうな表情で魔導士のその姿を見てこう吐き捨てる。


勇者「また一人…仲間が。絶対に俺が倒してやる…任せろ。皆、想いは俺が叶える。魔王があれで死ぬとは思ってないからな。悔しいが」


その発言を現実にするように魔王はダメージは追いながらも生きていた。


魔王「く、くそったれが…人間風情が…!!私にこれまでここまで負傷させたのはお前達だけだ。気に入らん。確実に殺すぞ!!人間。」


勇者「もう何でもいい…。さっさと蹴りを付けよう。魔王」


瞬時に動いた。

高速な動きに目に追えない程の速度で衝撃だけが辺りに響く。


魔王「ブラック・ピスケス!はっ!」

勇者「天使の直進。ふっ!そこ。」


黒いモンスターのような幻影が現れ、勇者を飲み込もうとするがそれを天使の羽根を生やしを纏ったオーラーの姿のまま突っ込み黒いモンスターの幻影を打ち消しそのまま魔王に突っ込む勇者。


勇者「これで終わりしてやる!!はぁあああ!!!」

魔王「舐めるなよ!人間…ダーク・ブロック!はっ!」


魔王の周りを黒い壁が覆う。

それ目掛けて変わらずの勢いで向かって行く勇者

そしてぶつかり合うと激しいエネルギーとエネルギーの衝突が起こる。


勇者「こんな壁なんて貫いてお前に一撃を与えてやるぞ!魔王。」

魔王「大人しく滅べ。勇者…!」


突き破ろうとする勇者を他所に魔王の展開した壁に押される勇者。


勇者「こんな所で人間を平和を諦められるかぁあああ!!」

魔王「うるさい…さっさと消えろ…!!ダークブロー!!」

勇者「ごっはぁああ…守りを捨てて殴って来るなんて…」

魔王「貴様は確かに強いが所詮は人間!これで終わりだ。私の大技だ。キング・オブ・エンドバスター…!」


エネルギーの大玉の凝縮した固まりをダメージを負った勇者への追い打ちの技を放たれ、勇者は一瞬愕然としていたが、すぐこれまでの事が脳裏を過り意思を取り戻し勇者もとっておきを出す。



勇者「皆の想いを俺が守って人間を平和を守る!!エンジェル・バフ!!」


と言い放つと勇者の体の能力が数倍上がり、その能力で己の技の威力が上がり

そのまま技を放つ。


勇者「フレイム・オメガ・ストリーム!!」


放つと魔王の技をかき消した。


魔王「な、なんだと…何故そんな威力を出せる⁉」

勇者「バーニング・オメガスラッシュ…!」

魔王「ぐはっ…明らかにさっきまでとは威力が違いすぎる…」

勇者「エンジェル・ストライク!!」


と光に包まれた拳で魔王に連続で殴り込み有無を言わせずに叩き込んだ勇者その猛攻を受け地面へ叩きつけられる魔王。


勇者「あの程度では死なないのは分かってる。だが確実にダメージは与えた。この今の勢いで確実に魔王を仕留める…大天使様から賜りしこの聖剣で!」


と覚悟を決めると魔王が叩きつけられた場所へ向かった。

するとかなりダメージを受けた魔王が立っていた。


魔王「ここまでやるとはな…だが私を仕留める決定打にかけるな!!このまま粘り勝ちで勇者貴様を討ち取る!」

勇者「ふっ…そうだな確かに自分も限界が近い…仲間の協力が無ければここまでやれなかっただろう。だからその想いに応えて確実にここで終わらせる!!!」

魔王「ふっ!面白い!!やってみろ!勇者!!」

勇者「エンジェル・オブ・クイック!!」

魔王「ダークネス・クロー!!」


魔王は自分の手に闇を纏い闇のエネルギーで作った爪のような技で迎え撃つ。


勇者「聖剣。顕現!」


と言うと勇者の体内から聖剣が出て来た。その聖剣を魔王に向けて突き刺す勢いで突っ込んだ。


そしてお互い交差する。



勝敗は…


勇者「くっ…はぁはぁ…」

魔王「ぐはっ…まさかその聖剣を貴様が持っているとはな…」

勇者「人類の自由は返してもらう。」

魔王「くそ…好きにしろ…」


と言うと魔王は意識を無くし灰になり、消滅した。


勇者「やっとこの戦いも終わった…か。長かった…」


と言うと勇者は気を失った。

こうして人類は魔族による理不尽な支配から解放された。

長きに渡る魔族と人間の因縁にも終止符が着いた


                完


















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台本の溜まり場 赤嶺高真@超BIGなプリン @isekaiikitai1202

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