第2話 どこまで戻りたいですか?

もしも、時間が戻るなら。記憶もそのまま、消したっていいし、選べる。そして、どこまでも。戻るにも、限界はあるかも知れないですけれど。ありますか?ここまで戻りたいという何か。


例えば、生まれたときからやり直したいとか。そんなところからもあるでしょう。記憶は、どうなるのでしょう。私はちょっと、そこからやり直し始めるのはきついかな。学校苦手だし、嫌いだったし。ダメなんですよ。集団行動とか。協調性がないから。だから、たぶん。小学校1年生から行かなくなるかも、今度は。


どこか、人生にとって、決定的な分岐点。あとから考えればあったと思います。そんなところからやり直したい。そんな人もいるかも。でも、その間に出会った人、生まれた人との出会い。もう一度あるかな。少し寂しい。


どっかのSF映画のように、当たり番号の記憶をひっさげて、少し戻るのは良いかも知れません。隅っこ暮らしをしながら、自分の好きなことだけ出来る環境が作れそうですね。


あっ、私ですか?飲み過ぎました。昨日は。

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例えばの話 小林玲王奈 @ReonaKobayashi

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