例えばの話
小林玲王奈
第1話 人生の時間
一生を、色々な数にしてみましょう。まずは、前提を決めなければいけません。そうですね。人の一生を80年と仮定しましょう。ぴったし計算するのは苦手なので、少しばかり、数字を間違えてしまうのはご容赦ください。まあ、大体ってことです。
ひとつ考えてみましょうか。
人生の時間、秒数で考えてみましょうか。2,522,880,000秒。ちょっとイメージしにくいですね。時間の単位を変えてみましょう。700,800時間。もう少し単位を大きくしてみますか。29,200日。少しイメージしやすいかも知れないです。
あと、寝る回数。これはちょっとかなり変わりますから、大体3万回くらい。よく徹夜する人だと、逆に数字は減っていきますね。
食事をする回数はどうでしょう。人によっては、1日1回しか食べない人もいるし、1日3回食べる人もいる。だから、食事を楽しめる回数は、多いと大体、一生で9万回くらい。
そうですね。他にもたくさんありますが、それは各々で計算してみてください。
どうでしょうか。何かを基準に、時間を物差しにして、回数を数えるというのは。スゴく不安になる人もいれば、逆に、すごく希望を持てる人がいるかもしれない。けれど、平等です。すこしのズレがあったりするかも知れないけれど、大体は平等。でも、人生は色々ありますから、もっと長い時間になることもあれば、短い時間になるかも知れない。
けれど、それは自分で何かと意識して、変えていくことも出来れば、逆に変えていくことが出来ないこともあります。だから、今、この文章を読んでいる、この瞬間も、楽しく生きることを1番にするのが良いと思います。「悩んでいる時間がもったいない。」そんなことは思いません。悩むことだって、大事な時間ですから。無駄な時間はありません。自分が選択したことですから。
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