> 恋は、ふたりでするものなんだもの。
ああ……(*'▽'*)
じんときました。
作者からの返信
ごきげんよう、秋乃さま。
いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
嬉しいです、この言葉にお気付きくださった事が、本当に嬉しくて嬉しくて。
この物語も、そして前作もそうなのですが、恋はふたりでするもの、それが物語の隠れたテーマになっています。
陽介が太陽、アマンダがひまわり。
アマンダが光を受け取って。
14章でアマンダは陽介に告白されて、幸せにして、と受け入れました、だけどそれだけじゃダメだ、そう考えて、アマンダにも、陽介を幸せにしてやる、そう言わせたくて。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
ご機嫌よう、お邪魔いたします。
自分のことをあまり話さない陽介が急に自分の、一番深いところの話。
これが最終回に向けてのどのような心境の変化なのか、
答えは次回、ですね。
作者からの返信
ごきげんよう、可付加さま。
いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
これまで、少しづつ仄めかしてきた陽介の隠された過去が、最終回直前でぽんと、唐突に明かされました。
別に私がここまで書き忘れていたわけではありません(ええ、本当に忘れてなどいませんでしたよ?)。
口煩くも過保護ぶりを発揮するアマンダに閉口しているふりをして、実は陽介の惚気でもあるんですが、彼女の見せる心配ぶりが、まるで恋を告白するまでの自分がアマンダに対してそうだったな、と勘付いた刹那、陽介は自分でも無意識のうちに封印していた少年時代の苦い思い出を浮上させた様子です。
この時に感じた後悔が、アマンダに対して胸に抱いた恋心をおそらくは覆い隠していたのだろう、二度と同じ後悔はしたくない、そんな思いが、彼がアマンダに執着する原因の一つとなっていたのだろうと思います。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
陽介とアマンダはお互いがお互いにとっての太陽で救いだったのですね。
救えなかった記憶、これは響きますよね。
以前、同じ職場の方が自殺したことがあります。
隣りの部署の女性だったので仕事で直接関わることはなく、あいさつをしたり、何回か天気の話をするくらいでした。
でも彼女が亡くなった後ほかの社員に訊いたら、天気の話さえしていたのは私だけだったと知って、もし友人になっていたら何か違ったのか? と、考えてしまいました。。。
救えたかも、なんて奢りかもしれませんが、その相手がもし淡い恋心を抱いた相手だったら? ずっとしこりとして残ってしまうでしょうね。
ここにきてようやく、陽介さんの心理が明かされましたね!
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
ああ、綾森様にそんな出来事があったのですね。
友人とは呼べないけれど、顔を合わせれば挨拶やちょっとした世間話くらいはする、顔見知りの方にそんなことがあれば、色々と考えてしまいますよね。仰る通り、救えたかも、とかそんな大袈裟な話ではなく、それでも何か自分にもできることがあったのでは? そう考えてしまうのは人としてあることだと思います。
陽介の場合は、淡い恋心を抱いていた同級生、多感な時期、何も知らずに接していたあの娘が、と考えてしまうだろうことは当然でしょうし、それが彼のトラウマにもなったことでしょう。
無意識のうちに封印してしまったそんな過去ですが、心のどこかで陽介には後悔があったと思われます。
それがアマンダの姿や言葉、仕草、そのひとつひとつが封印した彼女を思い起こさせる刺激となり、それがアマンダに対して恋心を抱かせる以前に、今度こそ失敗したくない、今度こそ救って見せる、そちらのほうへ作用してしまったのかもしれませんね。
最終回直前でようやく明かされた陽介の過去。
けっして作者が書き忘れていたわけではありません(ホントですよ?)。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
おだ様
ごきげんようでございます。
ああ、ついに最新話まで追いついてしまいました。
そして完結間近。
嬉しいような、寂しいような、複雑ですね(^^;
ですが、アマンダさんと陽介さんの幸せに、もう大満足でございます。
完結前に四季さんと陽介さんのお話が聞けたことも嬉しかったです。
地球から遠く離れた星で出会い、地球で再会したふたり。
同じような傷を抱えるふたりが惹かれ合うのも必然と言えば必然ですよね。
とはいえ、やはりこれは奇跡のようなもの。
出会いとは奇跡なんでしょうね。
もちろん、私もこの作品に出会えた奇跡に感謝しております。
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
明之さまには、こんなに長い物語を、追いかけて下さって、そして都度、都度、過分なほどのお褒めのお言葉と、お優しい感想を丁寧に綴って下さり、もう、何と言ってこの歓びを伝えたらよいのかと。
本当にここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
個人的には、奇跡という言葉はあまり使いたくはない言葉なんですけれど、本当に、広い広いこの世界で、どんな偶然と必然が積み重なって、出逢ったふたりが、恋をし、そしてそれが成就して愛になる、それはきっと恋するふたりだけが使っても良い「奇跡」に当たるのだろうな、と思っています。
「普通なら」きっと話もしなかったであろう陽介とアマンダ、立場も、出自も、生きてきた過去も、何もかも違っていたふたりの場合は、その感慨もひとしおだろうな、と。
アマンダが見上げ続ける太陽、それだけじゃなくて、陽介から見てもアマンダは太陽、そう思えるようになった二人の恋は、初めて会いになったのだろうなと思っています。
そして明之さまという素敵な作家様、読者様に出逢えたことは、私にとっても、もちろんこの物語にとっても、素敵な奇跡で、最高の幸せでした。
後、一話。最後までお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
陽介の子供の頃の経験が、アマンダとの関係しているんですね。
陽介は、アマンダを救いたいから愛してしまったんでしょうか。
ヒーローじゃないっていう陽介の言葉、すごく胸に迫ります。
作者からの返信
ごきげんよう、雨さま。
いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
雨さまには、いつもリアルタイムでお読み頂けて、その都度、温かくお優しい言葉を頂戴してまいりました、全てのお言葉が私の大切な宝物です。本当にここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
陽介にしてみれば無意識のトラウマに触発された、最初は危うく思えるアマンダが心配でたまらず、なんとか救ってやりたい、そんな保護者的な感覚だったでしょうね。
ただ、そんな感覚で付き合ううちに、彼女の新しい顔を知り、助けて助けられてを繰り返し、やがて恋になったのだろうな、と。
気付いたのは、アマンダを見失った時なんでしょうね。どれほどアマンダが自分にとって大切だったのか、どれほどアマンダに自分は守られてきたのか。
それが陽介が、自分の中の恋心に気付いた切っ掛けだっただろうと思っています。
だから、陽介は、ヒーローなんかじゃない、アマンダもまた陽介にとってのヒーローなんだと言いたかったのだろうな、と。
後、一話。最後までお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
奇跡の出逢い、そうなんでしょうねぇ……(しみじみ)
アマンダさんが抱える傷痕と同じく、よく似た傷を持った陽介と、地球から遠く離れた砂漠の惑星で出逢った。
そんな二人が心を通じ、重ねたとなれば、それは間違いなく奇跡ですよ。
互いに想い、互いをヒーローと思ってる、互いにとっての唯一無二。
似た者同士の似たもの夫婦というのは言い得て妙ですが、いつまでも幸せでいてもらいたいですね(笑)
残り一話と名残惜しいやら、嬉しいやらと複雑な気持ちですが、明日を楽しみに待っています!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
本当にここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございます。感謝の言葉もないくらいに、感激しています。
ここへ来て、ようやく、ふたりの恋は、本当の愛になったのだろうな、と思っています。
アマンダは、もう自分の身体の中を陽介への想いで一杯にして、今日まで歩んできました。
そして陽介もまた、無意識のトラウマで押し隠していたアマンダへの愛の本当の姿に気付いた。
ようやくふたりは、互いが互いを太陽でありひまわりである、一歩通行ではない想いを持って絆を結びあえる仲になったのだろうな、と。
海雀さまに名残り惜しいと言って頂けて、これが作者冥利に尽きるということかとしみじみ実感し、そして感激しています。
後、一話。最後までお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
究極的にはそうなんだと思います。
恋愛するもの同士が満足していればそれで良い。周囲の目とか体裁とか身分とかその他諸々を忘れた所にある本音。でもそれが実に難しいんですよね。
愛するとは愛されることと同義ではなく、結ばれるとは一心同体と同義ではない。恋に恋した季節がいつまでも二人と共にありますよう。
作者からの返信
ごきげんよう、悠木さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
とっても、とっても嬉しいです。
恋をする、恋が成就するって、本当に、究極の自己満足だと思います。
自分が欲しいと伸ばした手を、欲しいと思っていた人がちゃんと握り返してくれる。それは確かに幸せな出来事で、喜びで胸は一杯になるんですが、それがいつまでも一方通行ではきっといつか、その感情は空気のようになるのだろうな、とも思えます。
互いが互いを探り合いながらでも、確かに信頼できる、確かに繋がっている絆があると確信出来た時、初めて恋は成就して愛になるのだろうな、と。
以前、悠木さまがご指摘されていた、アマンダの台詞、「幸せにして」から、もう一歩進めなければ、彼と彼女が結んだ恋は、いつまでも恋のまま。
四季はきっとそれを理解していて、だからこそ手術室の前でアマンダを励まし慰め、そして今陽介に言葉を与えたのだろうな、と。
きっとこんな青臭い考え方は、甘すぎるのかもしれませんけれど、陽介とアマンダ、ふたり手を繋いで、後、もう一歩。
進んで欲しいと思いながら書いていました。
本当に素敵なお言葉でコメント下さったこと、ありがとうございます。
この物語も、残すところあと一話です。
ふたりがもう一歩進めるのか、どうぞ最後までお付き合い頂ければ、こんなに幸せなことはありません。
しのぶさま
陽介さん、過去に救えなかった存在があることを感じさせていましたが、なんと切ない思い出でしょうか。ぱっと消えてしまった、少し気になる存在が、陽介さん自身も気づかないうちに大きな穴のようになっていたのですね。陽介さんにとってもアマンダさんは光を見せてくれる大きな存在だなと感じていて、アマンダさんがアタシのヒーロー、と涙を流すたびに、「陽介さんは確かにヒーローだけど…スーパーマン🦸♀じゃないんだよな」と意地の悪い気持ちを抱いていました。が、つながりました!お互いに手をとっていく、とはまさにこのことだなと。現実的で、でも奇跡的な愛の育みを見ました。
作者からの返信
ごきげんよう、まんてんさま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
このふたりの恋愛物語、アマンダが陽介を太陽と見上げて幸せを貰っている、それだけでは片手落ちなのだろうな、とずっと考えてきました。
陽介の心のどこかに、この記憶に蓋をしてしまっていた遠い昔の哀しい思い出がある限り、彼はいつまでたっても保護者という立ち位置に居続けるのではないか、と。
今回の事件で、アマンダは気が付いたのだと思います。
自分が、陽介を幸せにしたいのだ、と。
自分もまた、陽介にとっての太陽でありたい、と。
ふたりが互いを大切に思う気持ちこそが、この恋のはじまりなんだろうな、と。
そこを丁寧に拾い上げてくださったまんてんさまのコメントが、だから本当に嬉しくて。
ありがとうございます、幸せです。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。