ご機嫌よう、お邪魔いたします。
ノリノリで制圧し重症まで負わせた直後に、懲罰大隊送りは自己嫌悪する。
なんだかとてもエゴイスティックな話だなぁと思ったのですが、
その時の正明氏への態度を見て、法と正義を体現する彼と
そこからドロップアウトした自分、彼女にはアマンダが陽介に抱くのと同じ
コンプレックスがあるのだな、と感じました。
だからアマンダの恋路に我がことのように世話を焼くし、
何かあると身が千切れるような思いをするのだな、と。
作者からの返信
ごきげんよう、可付加さま。
いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
本当に仰る通りだと思います。
UNDASNとして米国に対する牽制ご元で起きた一連の事件ですから、報復するにせよ、秘密裏に行う必要があって、その結果が非殺傷兵器による襲撃と懲罰大隊送りだったのですが、四季としては最大限の譲歩の結果だったと思います。
ご指摘の通り、その手段を取る自己嫌悪、そしてかつては一緒に法曹界で働きたかった愛する人の顔に泥を塗るような自分が悲しくて。
ノリノリだったのは主に瑛花さんでしたが、彼女は純粋に部下を傷つけられた怒りでしょうが。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。
おだ様
ごきげんようでございます!
皆さんの大活躍で、一件落着といったところでしょうか。
しかしまあ、皆さん揃いもそろって素敵な方ばかりで。
あちらに気を引かれ、こちらに気を引かれ、そちらにも気を引かれと、大変です(^^;
中でも、四季さんと瑛花さんのやり取りは秀逸ですよね。
今回も胸を打ち抜かれましたよ。
そして、ジャニスさんと志保さんも負けてません。
こちらも最後に心を鷲摑みです。
ほら、やっぱり、あっちにこっちに大変なんです(^^;
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
お蔭さまで、どうにか収まりました、ご心配をおかけいたしました。
登場人物それぞれに心を寄せて頂いたお優しいお言葉、本当に嬉しいです。作者冥利に尽きる、最高の誉め言葉をありがとうございます。
四季ちゃんと瑛花さん、素敵な先輩後輩ですよね。互いに信頼し合った上で交わす軽口は、きっと温かい空気に包まれていると思います。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。
仕方ないって言葉は、本当に安易に使われすぎる、と実生活で思っていたりしました。簡単な逃避、簡単な言い訳に使うんじゃないよ、と。
でも、このセリフを読んだ時は、とても腑に落ちたと言いますか……使うべき時に使う言葉は、こんなにも慰めになるんだなって思いました。
特別な台詞ではない筈なのに、何故だかとても私の心に響いて、思わず二度読み三度読みしてしまいました(笑)
そして志保のアミ―呼び。
ちぇー! 頬のニヤケが止まらない!(笑)
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
本当に、仰る通り、仕方ないという言い方って、あまりに言い訳のようにして簡単に使われますよね。
仕方がないという言葉を使わず、常に最後の切り札の一枚前を模索しながら戦うことの大切さってあると思っています。
そのうえで、本当にもうどうしようなかった時、仕方ないという言葉を使うことができて、そしてそれは、本人ではなく周囲が使うべき言葉なんだろうな、と。
瑛花先輩はきっと、自責の念で苦しむ四季を、救ってあげたかったのでしょうね。
丁寧に想いを拾い上げて下さったのが、とても嬉しいです、ありがとうございます。
そして、志保ちゃんも。
自分の失恋の傷跡もまだ塞がっていないだろうに、健気な、いい娘さんなんです。この後、志保とアマンダは、親友となります(第四作で。遠いな!)
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
おおっと、これは。
37式中トラックの荷台へ放り込まれたヤクザ達は、この後、どうなるか心配していたんだけど。また、アマンダたちに手をだされては困るしで。
でも、気の毒に「懲罰大隊」行きって、それは、いい。
こういう結果はほっとしました。うん、すっとした。
作者からの返信
ごきげんよう、雨さま。
いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
はい、雨さまにご満足頂けた結末になったようで、私も嬉しいです、ありがとうございます。
ヤクザさん達も面子商売ですから、結局互いにリベンジのループになっちゃう、なんてことがあってはたまりませんものね。
ということで懲罰大隊行き、宇宙の最前線で好きなだけ鉄砲撃っていいよ、生還できるかどうかはあなた次第、という結末に。
無事に戻ってくることができたなら、、きっと性根も改善されているだろうし、ということですね。もちろん、UNDASNとしての機密保護(のための口封じ)ということもあるでしょうが。
四季ちゃんにとっての、最大限の復讐、彼女の真っ正直さからすればちょっぴりビターな結末でしたが。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
懲罰大隊行き、よしよし。
国会議員とまでつながっていたやくざがきれいに死刑となって、めでたしめでたしですわ。
その判断を下す四季はつらいでしょう。
でも世の中、死刑の書類に判を押す法務大臣とか、そういう役目が必要なんですよ。
凸凹コンビには笑ってしまいました。
志保もいい女でしたね。
陽介はなんとか助かりそうかな。
しのぶ先生は登場人物をお亡くなりにしないとも限らない厳しいリアリストな作者様だと思っているので、ドキドキしながら読んでいます。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
はい、暴力団は解散の憂き目にあった上に全員銀河の果ての最前線送りとなりました。
事件として日本警察に任せるという手もあったのですが、事の発端が、米軍の陰謀に対して牽制する、という捜査の中で発生した事件ですから、UNDASNとしても米軍や米政府とこれ以上揉めるのは拙い、ということで秘密裏に懲罰大隊送りという手段となりました。
四季ちゃんも自己嫌悪に苛まれていますが、もちろん暴力団とはいえ、闇に葬るように死地へ送るという辛さもあるでしょうが、彼女の場合はどうしても、恋人であり法務省官僚として法と正義の番人である恋人に対して、うしろめたさを感じた末の辛さもあるのでしょう。
若い時、一緒に法曹界に入って共に働きたい、そう願い続けていた彼と、不可抗力とはいえ軍人になって道を違えてしまった、そして今、法と正義を守る彼の前で、それを無視して超法規的措置を採らざるを得なかった、自分への責めが、四季の涙の正体かもしれません。
陽介、大丈夫かしら?
アマンダは、ヤツは根性あるから大丈夫、とか言ってましたけど。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。