ご機嫌よう、お邪魔いたします。
多弁な人は口と裏腹、隙があるものです。
瑛花さんの言葉が全てですね。
作者からの返信
ごきげんよう、可付加さま。
いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
本当に、仰る通りです。
彼女の受けたショックは、自分が浅はかにも仕出かした行為への跳ね返りが、ミハランでの四季に続いて今度は最愛の陽介を傷つけてしまったこと。
それ自体は理解できる彼女の後悔ですが、瑛花さんが言う通り、結局アマンダは、最後の最後まで周囲に、無意識のうちに甘えてしまっていたんでしょう。
最愛の父親を亡くした、そこはアマンダと同じ境遇の瑛花さんはけれど、全てを涙で押し隠し、誰に頼り甘えることなく、弟妹を育て自分自身もまた「親父の敵討ち」と苦労しつつも今それを成し遂げようとしている。
そんな瑛花さんから見て、アマンダはただの甘ったれにしか思えなかったのでしょうね。
ただ、甘ったれだけれど、なんとか救ってあげたい、幸せになって、そして今度は周囲の人々を幸せにしてあげてほしい、そんな優しい想いだったのだと、思います。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
編集済
おだ様
ごきげんようでございます!
アマンダさんは幸せですよね。
これだけ周りに恵まれるなんて、ありえない程の幸運ですから。
だから、糾える縄だと思います。
これまでの事は全て、今、そしてこれからのためのもの。
人生ってそういうものかなぁ、なんて。
そのためにも、陽介さんですね!
早く次話を読まないと!!
あっ、瑛花さんの啖呵、最高でした。
甘えてんじゃねえよ、ですよね(^^;
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
ああ、もう、本当に、仰る通りですよね。
糾える縄。
アマンダが、不器用なりに、今日までこつこつと、真摯に真っ直ぐに未来を見つめて積み上げてきたあれこれ。
絶望に真っ黒に塗りつぶされていた彼女の心を、周囲の優しい人々が、引っ張り上げてくれました。
瑛花さんにしてむれば、昔の自分を見ているようで、放っておけなかったのでしょうね。
最高の優しさでした。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。
自責の念で圧し潰されそうになって、やけっぱちになりたい気持ちも分かるけど……そうなるには早すぎるよアマンダ!
だから瑛花の叱責には、思わず心がシンクロしてしまいました(笑)
アマンダさんには、これだけ頼れる温かな仲間がいる。
間違えを気付かせてくれる彼女たちがいる事は、それもまた幸せな事ですね。
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
ここにきて、アマンダの一番の悪癖が出てしまいましたね。
自責の念で圧し潰されそうになって、暴走してしまう。
誰もが、四季さえもそれに正論で抵抗しようとして言葉を迷い探す中、唯一甘えるなと情念で動いた瑛花さんの迫力勝ちでした。
瑛花さん自身、お父様が戦死されてから幼い弟妹を抱えて、それでも歪まず真っ直ぐに、歯を食いしばって戦ってきたひとですから、余計にアマンダの弱さが理解できて、そして歯痒かったのだと思います。
ご指摘の通り、これだけたくさんの人々がアマンダを愛している、それ自体の幸せを噛み締めて、彼女には立ち直ってほしいものです。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。
四季も辛いよね。でも、それよりも辛いのはアマンダの心の叫び。
自分の辛さをチンピラに転居して、半殺しにした。そういう自分の心を憎んでいるとしか思えなくて、かわいそうです。
作者からの返信
ごきげんよう、雨さま。
いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
仰る通り、四季の胸は自責の念でいっぱいだったと思います。
任務であり、やらなければならなかった、命じなければならなかったとは言え、アマンダのこれまでの、這い蹲るようにそれでも陽介に手を伸ばし続けた姿を見てきただけに、この結果は辛かったでしょう。
そしてやっぱり一番辛いのは、ご指摘の通りアマンダ。
自分の過去、その時感じていた陽介と自分の見えない未来を、暴力を振るう事で一時の快感を得、すぐ後に自己嫌悪に苛まれていた彼女ですが、その報復が愛する陽介に向かったとなれば、もう、彼女の絶望はどれほどのものだったか。
瑛花の叱咤と四季の愛溢れる慰めで、持ち直して陽介の現実への帰還を待っていて欲しいと思います。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
アマンダがどれほど多くの人に愛されているか、身に染みた回でした。
彼女が自分を疫病神のように思ってしまうのも分かります。
彼女のセリフを読んでいると、その下向きの渦に呑み込まれそう。
でもちょっと俯瞰すればどれほど多くの人が彼女を守り、救いたいと手を差し伸べているか、気付けるんですよね。
今回は瑛花と四季がそんな人々の代表としてアマンダに接してくれたのだと思います。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
はい、絶望の淵から、自ら身を投げようとしていたアマンダを辛くも救ってくれたのは、陽介に代わって、四季ちゃんと瑛花さんでした。
本当に仰る通り、アマンダは支えてくれる優しい周囲の人々に恵まれていると思います。
特に瑛花さんは、自分もアマンダと同じ経験をして、それでも拗ねず捻くれることなく、幼い弟妹を守り育て上げてきた経験と重ねて、アマンダには真っ直ぐに幸せを掴んで欲しかったのだろうなとおもっています。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。