ひまわり畑を陽光きらめく海へと変えてしまうとは……
素敵な言葉でちりばめられた今回のストーリーは陽介さんだけでなく、読者もまた「予想の斜め上をいく」にやられてしまいました。
まぁ、単刀直入に言えば、アマンダ……何にそれ、めっちゃかわええやん!に収まる話ですが……『あぁ、ここで一番最初の描写にもどるのかぁ?』なんてことも思うと、ほんと、しっかりと練られたストーリーだなぁと、
二人が再開できた感動と、アマンダの斜め上に対する感動と、おださんのストーリー構成の巧みに対する感動とが入り混じって、心が右往左往でございます。
作者からの返信
ごきげんよう、50%くらいかさま。
いつもたくさん、丁寧に深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
本当に私には過分なほどのお褒めの言葉、嬉しいです、ありがとうございます。
お気付きの様に、ここで冒頭のシーンに戻ります。
プロローグと、この再会のシーンでは、ひまわり畑を描写したい、それだけは最初から決めていて、だからなんとか、叙情的に、綺麗に綴りたい、そう思って何度も書き直しました。
だからそこを丁寧に読み、ひろいあげてくださったのが、とても嬉しくて。
本当にありがとうございます。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
晴れ渡った青い空、大きな笑顔のような黄色い花、日差しを受けて輝く緑の葉――美しい夏景色が目に浮かぶようです。
生命力あふれるこの風景こそ、地球の美しさなのですね。
それは終わりゆく星ミハランで任務をこなしてきた陽介やアマンダだからこそ、強く感じ取れる幸せなんだと思います。
陽介にとっての「向日葵」はまるで、太陽のようではないですか。
アマンダにとっては陽介がまぶしすぎて、日の当たる場所を歩いてきた人かもしれないけれど、
陽介にとってはアマンダこそ、光を放つひまわりのようですね。
「ほんとにホントの、陽介だぁ」はかわいすぎます。反則です笑
嬉しいとか、逢いたかったとか、あのアマンダが口にするなんて!
この場所で今、アマンダもちょうど陽介のことを考えていたのでしょう・・・
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
はい、このひまわりに囲まれたアマンダのシーン、冒頭に続いて二度目の登場です。
最初はアマンダの輝くイメージを、そして今回は陽介が彼女の魅力を改めて発見するシーンとして。
仰る通り、地球から遠く離れた砂漠と岩山の最前線で出会った二人だからこそ、この原色の鮮烈な風景は、いっそうその胸にしみたと思います。
本当に感じ取って頂いた通りで、アマンダから見た陽介が太陽であるように、彼からはアマンダが光り輝く太陽の花に見えたでしょうし、そしてこの地で見た彼女への想い、意識が切り替わる変換点になったと思います。
アマンダも普段とは違って、ここでは子供みたいに素直になれるのでしょうね。それが可愛く見える要因かも知れません。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
ご機嫌よう、お邪魔いたします。
『ひまわりの女王』
このワードに帰ってまいりましたね。
そして何より「原色の海」、このワード一つでもう
今回のエピソードはクリーンヒットでございます。
作者からの返信
ごきげんよう、可付加さま。
いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
はい、ようやくプロローグへ回帰してまいりました。
冒頭でアマンダとは伏せた上でヒロインのイメージを提示して、ここでやっと陽介がアマンダの本来のイメージに出逢う。それが陽介の意識転換のキッカケになる。
そんな効果が出たら良いなぁと思って。
可付加さまにお褒め頂けて、とっても嬉しいです。
原色の海、私が映像で見てショックを受けた地平線の向こうにまで続いているかのようなひまわり畑を見た時の感慨をそのままに。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。
おだ様
ごきげんようでございます!
三色の衝撃からのひまわりの女王の鮮烈な登場。
何と詩的で鮮やかな色彩なんでしょう!
こちらの脳内にも三色の世界とアマンダさんの映像がはっきり映し出され、
それどころか、物語を読んでいる画面が黄金色の世界へと変貌する錯覚さえ覚えましたよ。
素晴らしい!
分かってはいたことですが、おだ様の筆力に脱帽でございます。
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
もう、本当に過分なほどのお褒めの言葉、ありがとうございます、嬉しくって、そしてそれ以上に照れくさくなってしまいます。
写真などでひまわり畑を見ると、その鮮やかさ、鮮烈な明るい原色に圧倒されてしまいます。
そんな強烈なビジュアルをものともせず、普段のクールなイメージを脱ぎ捨てて青空に向かって笑顔を浮かべるアマンダのイメージが、この物語を書き出す切っ掛けでもありました。
私のとっては始まりの風景、イメージを何とか文章で、と何度も書き直したシーンを、本当に素敵なお言葉お褒めくださったのが、もう、嬉しくて。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。
しのぶさま
あぁもう素晴らしいです。横浜のあの路地裏なんて吹き飛ぶくらい、別世界でした。そんな場所で目にし、再会したアマンダさんの、澄みきったといえるような笑顔と言葉がなおさら新鮮でしょうね。アマンダさん、陽介さんが現れてどう反応するかな……と思っていたので、そこも陽介さんと同じように、どきどきした気持ちになりました。本当に劇的なシーンですね……!!
作者からの返信
ごきげんよう、まんてんさま。
いつもたくさん、丁寧に深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
本当に過分なほどの素敵なお褒めの言葉を頂いて、感激のあまり涙しています、ありがとうございます。
アマンダのホームグラウンド、夜の横浜の裏路地から一転、冒頭で少しだけ登場した、陽光溢れる原色の海へと戻ってまいりました。
アマンダは、ここで初めて陽介に見せる、もう一つの顔で出迎えた訳ですが、陽介、驚きすぎて、だけどどこかで予感はしていたのだろうな、と思っています。
アマンダにはこの笑顔が本当に似合うのだ、なんて。
色々とトラブルに悩まされた後の、ようやくの再会。
このひまわり畑で二人はどんな言葉を交わすのか。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。