しなかったか……(すみません、どの程度描写するかなとか色々気になっているところでした!)
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、丁寧に深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
うふふ!
はい、いたしませんでした!
陽介、本能ではしたくてしたくてたまらなかったでしょうが、この夜はまずはアマンダのメンタルを正常化することを優先させたようです。
この判断が、後々どう転ぶのか。
ただ、アマンダは、やけっぱちで抱いてと言い、断られましたが、陽介が自分を大切な存在だと思ってくれている事だけは、受け取れたと思います。
この時点で陽介は、翌日から彼女が二週間の休暇に入る事は知りませんから、一晩経てば落ち着いて話が出来ると考えているでしょうが。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
この状況でも、手を出さない陽介さんと
この状況でも、隠し事を漏らさないアマンダ
どこかで一本芯が通っていて、頑固で、優しくはあれど相手に流されない
「どこか似ていますね」なんて考えて笑みがこぼれてしまいました。
展開的には功と出るか怪しげなところですが、末永く見守りたいと思います
作者からの返信
ごきげんよう、50%くらいかさま。
いつもたくさん、丁寧に深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
結局、陽介のした選択が、良い方向に転ぶのかそうではないのか。
判らないままの幕引きとなりましたが、取り敢えずは陽介はアマンダを落ち着かせることに成功した、訳のわからないままに彼女を抱いてしまう危機を回避することが出来た、おそらくはそう思っていることでしょう。
まずは日常への帰還を果たすことが最優先。正常性バイアス、とでも言うのでしょうか、日常に戻りさえすれば、時間をかけて、色々と複雑に縺れた糸を解くこともできるだろう、と。
ただ、陽介は知りません。翌日から2週間、アマンダが休むということを。
結局、日常への帰還は果たされず、だからきっと陽介は困惑を抱え続けることになり、それはまたアマンダにしても同様なんでしょうね。
その意味では、御指摘の通り、ふたりは似たもの同士なのだなと思えます。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
ご機嫌よう、お邪魔いたします。
陽介……お前やっぱり修道院育ち……
いや、聖人だよ(感涙)。
この世の誰もがそう思わなくても、せいぜい人並み程度の優しさでも、
たとえヘニャヘニャのボンでもサブマリナー失格でも、
お前は永遠にアマンダの守護聖人だよ……。
あまりこっち方面で讃えすぎて殉教者になっても困るので
この辺にしておきます。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下り、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
おお! ジンギス教も奥様原理主義と陽介ピューリタン派に袂を分つのか!?
女性から見て、据え膳食わぬは何とやら、と言う男性よりも、まずは好きだとの告白から始める男性が何と凛々しく思えることか。
陽介が頭のてっぺん河童さんみたいにツルツルでも輝いて見えると思います。主に頭のてっぺんが。
陽介も男性ですから当然催したとは思いますがそれを押さえつけてアマンダの混乱を収めようとしてくれた陽介にはアマンダもきっと感謝していると思います。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。
おだ様
ごきげんようでございます!
という挨拶も飛ばしたいくらいの展開に鼓動が早くなるばかりです(^^;
アマンダさん、よく思い切りました!
陽介さん、よく耐えました!
ここで耐えることができるのは、心から大切にしている相手だからこそ。
そして陽介さんだからこそですよね。
この思い、経験者じゃないと分からないですよ。
そう、ここだけの話。
似たような経験ありです(汗)
と、そんな話はさておき。
この夜がふたりの明日にどう影響するか。
いずれにしても簡単ではないですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
凄い、明之さま!
現実でそんな経験があるなんて! 私のような恋の女神から見放されかけている人間は、想像でこんなシチュエーションを作り上げるしかありませんでしたが、まさかリアルで体験とは! モテモテなんですね、凄いです!
私の想像の中では、やっぱり男性は女性がぶつけてくるような激しい情念にも、流されず、常に真摯でいてほしい、と思って書きました。
抱いてと言われて抱く、それがいけない、ということではなく、ただ単に据え膳食わぬは男の恥、みたいな感覚でいてほしくはなかったのです。
据え膳を食わずに、真摯に女性に向き合うのも男性としての魅力のひとつじゃないかしら、と。
ご指摘の通り、この夜の出来事は、ふたりの関係に、距離感に、きっと大きな影響を与えることと思います。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。
アマンダの秘密は、陽介との関係に影を落としそうですね。
でも、その脆さにも陽介は惹かれているんでしょうね。
作者からの返信
ごきげんよう、雨さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
もう、仰る通り、アマンダは陽介に隠し事をしなければならない、この一点がどうしても引け目になってしまっていて、愛する想いまで委縮してしまっているんですね。
そしてアマンダを常に気にかけている陽介も(無意識のうちに委縮してしまっているのでしょうね)、その微妙さを敏感に感じ取り、訝しんでしまう、そんな悪循環になってしまっている様子で。
確かに陽介は、アマンダのそんな弱さ、脆さも魅力の一つと捉えているのでしょうね。
この微妙に離れてしまった関係を打ち破るブレイクスルーが必要なのですが、さて。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんない嬉しいことはありません。
しのぶさま
よかった、というのが正直な感想です。大好きな陽介さんに抱いて欲しいという想いは前の話で伝わりましたが、それでも行為そのものへの恐怖、トラウマは大丈夫なのだろうかと。心の奥が哀しみで揺れているようなアマンダさんの状態を、陽介さんはやっぱり気づいてくれました。でも、これでよかったのか、と私も思ってしまいます。
作者からの返信
ごきげんよう、まんてんさま。
いつもたくさん、丁寧に深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
覚悟を見せ、想いを届けようとしたアマンダ、そしてアマンダの想いを見通せず、それでも彼女の覚悟はしっかりと受け取り、その上で済し崩しだけは回避したかった陽介。
二人の想いが交錯した一夜でした。
陽介はきっと明日になれば、もっと落ち着いて話ができるだろうと考えているかもしれませんが、この時点でアマンダは明日から二週間の休暇を取っていますから、明日になれば陽介はもう一段深かったアマンダの覚悟を知ることになるでしょうね。
ここで陽介がアマンダの誘いを受けていたら、アマンダはおそらく、自分の中で決着をつけてしまって、このまま陽介から離れようとしたでしょうから、その意味でも陽介の判断は明日に繋がる判断だったと思います。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。