応援コメント

第48話 7-9.」への応援コメント

  • 最後の文章が不吉ですね。この時間が、当たり前の会話が途絶えないことを切に願うばかりです。

    作者からの返信

    ごきげんよう、焔さま。
    いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    アマンダさんからすれば、今の陽介と肩を寄せ合える環境は、奇跡のような幸せ、けれどそれもいつかは互いの転属、それ以前に自分は陽介のようなエリートには似合わない、そんなことを常に胸の奥に抱きながらの笑顔ですから、心より幸せを謳歌できるような感じではないのかもしれませんね。
    陽介にしてみたら、未だ恋心にまでは昇華していない(気付いていない)でしょうから、その笑顔のはかなさに気づいていないのかもしれません。

    引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。

  • 二人の温かい関係にほんわかしていたら、最後の1文不穏ではないですか!?

    赤字国債ならぬ赤字国連債ですか……
    相当やばそう……
    地球人側から進撃して相手の星から資源を奪えるわけではなく、仕掛けられているのを防いでいる戦争ですもんね。
    一応ミハランで埋蔵資源をみつけられたりはしていたけれど、計り知れない赤字国連債をペイできるようなものではなさそう?

    作者からの返信

    ごきげんよう、綾森さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。

    ヤバいですね、国連自体が20世紀の創立当初から貧乏所帯でしたが、今回の戦争で加盟各国も経済的打撃が大きくて歳入激減、だけど防衛費は湯水のように出ていく、UNDASNは人員だけでも3500万人いますし、その被服食料武器弾薬と毎年どれだけ使ってるんだか。3500万といえば、ほぼカナダみたいな国家をひとつ養わなければならないことと同様のいお金が必要です。カナダの国家予算の歳出が約35兆円だったそうですから、国連予算(約50億ドルだそうです)だけでは賄えません。差分をすべて赤字国連債で。
    ご指摘の通り、今回の戦争で勝ったとしても相手からお金をとれるかどうか疑問ですし、だからこそ反戦の声も高いのでしょう。
    それでも防衛戦争ですからやらないわけにはいかん、そんなジレンマを抱きながらの長期戦、なんだか虚しいですよね。

    引き続きお楽しみいただけますならば、こんない嬉しいことはありません。

  • いやはや、アマンダはここまで変わってしまうとは、意外中の意外ですね(笑)
    でも本質はここにこそあるのかもしれません。

    包み込む陽介もやりますね。正直、もっと頼りないのかと思っていました。

    でも最後の5行の締めくくりが意味深です。
    第8章は何が待ち受けているのか。楽しみです。

    作者からの返信

    ごきげんよう、水無月さま。
    いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    うふふ、恋を知ったら女はみんな、乙女になるのです!
    って、ご指摘の通り、アマンダの本質は基本的に世話焼きで優しくて温かいお姉さん、なのでしょう。
    ただ、育ってきた環境や経緯がそれを押し隠してしまっているだけ。
    陽介と出逢って初めて、そんな素顔を晒す事ができたのでしょうね。
    陽介も出逢った時はぺーぺーの初級士官でしたが、さすがに佐官ともなれば貫禄も自然と出てきたようです。
    ただ、一人の男性としては?

    引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。

  • 前話のハンバーガー・デートから一転、一気に現実に引き戻されましたが、こちらのコーヒー・ショップではドアのカウベルの音がとっても素敵な響きを見せてくれました。

    >やっぱり、お前は一から十まで、アタシがいなきゃ駄目だな
    アマンダ、可愛すぎますね。その後のはしゃぎっぷりも。

    作者からの返信

    ごきげんよう、蒼翠さま。
    いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    はい、アマンダが陽介の部屋に出入りフリーパスを得た、そんな経緯のお話でした。
    お部屋が隣同士と知った時点で、アマンダ、絶対毎日陽介の食事の世話をしたい! って考えてただろうな、って思いまして。
    でも、テレ屋さんですから、どうやって陽介に切り出しただろうって考えるのが楽しかった思い出が。
    アマンダ可愛いですよね、お褒めくださってありがとうございます。アマンダも喜んでます!

    引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。

  • ご機嫌よう、お邪魔いたします。

    陽介がここで「あ、じゃあいいです」とか意地悪言う男じゃなくて
    本当によかった……。アマンダがジョークですまないショックを
    受けそうですし。それにしたってこの女(言い方)、言いたい放題である。

    作者からの返信

    ごきげんよう、可付加さま。
    いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    あはは! 陽介が高千穂さんちっくだったなら、絶対言いそうですよね!
    そしてアマンダは、松実ちゃんほどの耐性を持っていませんから、そのまま最前線へ肩を落として去っていくでしょう。
    ええ、ヒネクレモノのアマンダさんですから、この女、で上等ですよ!
    彼女は何処へ行っても、誰に対しても、言いたい放題なのです。
    そんなアマンダを変えるのは、誰だ!?

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • おだ様
    ごきげんようでございます!

    7章のくすぐったいような恋愛模様、楽しく読ませていただきました。
    困ったことにですね、毎話毎話、拝読中に頬が緩んじゃうんですよ。
    まるで不審者のそれですね(笑)

    といいながら、本当に幸せな時間をいただいております。
    おだ様には、心から感謝ですね。

    そんな楽しい時間のラストの不穏な一文。
    次章が気になって、心配になってまいりましたよ(^^;

    作者からの返信

    ごきげんよう、明之さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    うふふ、くすぐったかったですか? やったぁ!
    この物語、ジャンルが恋愛になっているのですが、土台となる舞台がSF、そしてミリタリーと恋愛の影が薄くて(前作、モールスもそうだったんですよね)。
    だからどこかで、もうジレジレの甘ったるい恋愛シーンを入れたくってウズウズしていたのです。
    そこを丁寧に拾い上げてくださった明之さまには、もうお礼の言葉もないくらいに感謝しています、ありがとうございます。

    はい、最後の一文、ちょっと不穏ですよね。
    この物語、7章を頂点として、8章はまだそうでもないのですが9章辺りからどんどん、ふたりを不穏の暗い影が覆っていきます。

    引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • 7章も楽しくいっき読みさせていただきました。アマンダの幼さというか不器用さと言うか、人間臭さがにじみ出たエピソードでした。

    作者からの返信

    ごきげんよう、嶌田さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。

    ありがとうございます、お疲れになりませんでしたでしょうか?
    7章は、横浜で再会を果たしたふたりの日常、アマンダにしてみれば、つかの間の幸せだと頭で理解していても、感情が激しく盛り上がってしまって抑えきれない、そんな感じを。
    そして陽介は、ミハランの最前線では知り得なかったアマンダの新しい顔に魅せられて、互いにひかれあっていく、そんなエピソードを積み重ねたかったのです。
    そこを丁寧に拾い上げ、感じ取って下さり、本当にうれしいです、ありがとうございます。

    引き続きお楽しみいただけますならば、こんない嬉しいことはありません。

  • 7章、お疲れ様です。

    時には泣く子も黙る調達員。時には面倒見の良いガキ代償。時には彼氏に甘える可憐(?)な乙女と、いくつもの顔をもつアマンダの良さを余す事なくと言っていいほど浴びせていただきました。

    それとは逆に、平々凡々と朴念仁(それほどでは無いですが)と、あまり表情の変わらぬ男の、ファーストフード店の一説は痺れました。

    まさに、いく先々に咲き誇り花畑のような華やかな章でした。そして、ラストの「この時……」の不穏な香り。

    次章も楽しませていただきます。

    作者からの返信

    ごきげんよう、50%くらいかさま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    こちらこそ、本当にふたりの淡い(まるで学生みたいな)恋路を優しく見守って頂いてありがとうございます。
    7章、8章は、もうミリタリーやSFの皮を脱ぎ捨てて、真正面から「恋愛物語」全開のエピソード群となります(当社比で最大の恋愛濃度、だけど他社比較だとあんまりスイートじゃないかしら?)。
    アマンダの捻くれ具合、腰の引け具合はともかくとして、問題は陽介ですよね、ほんと朴念仁、鈍感は時に罪だと知るがよい! 状態です。
    本人はこんなですけど、無意識の内に胸の中では恋心が育っているように……?
    でも、やるときにはやってくれる彼です。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。


  • 編集済

    ミクニーとの戦争は軍事技術の差もありあと何年か、もしくは十数年すれば決着がつくような気がするんですよね。仮にそうなれば嬉しいことなんですけど、いつの時代もあとにのこるのは負債。赤字国連債の濫発と書いてあるようにアンダスンの内情は火の車なので、終戦後、擦り付け合いが起こるんだろうなと。命を防衛されていて擦り付け合いってのもおかしい話ですが、でも起こるんだろうなと。戦いのない場合は政治屋が活き活きし出しますから。アマンダみたいな感じのイケイケキャラが政治家に立候補してくれないかなぁ…

    作者からの返信

    ごきげんよう、悠木さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい、そして鋭く的確な洞察を含む応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    仰る通り、UNDASN部内限りの研究では、停戦もしくは終戦(ミクニー本星の包囲占領)まで30年から40年という分析が提示されている裏設定。一番の問題は、終戦後、それまでの国内(地球全体ですね)経済を軍需産業中心に回してきた地球が、終戦後の絵図面を誰も引いていないこと(もしくはそれを秘匿している事)。
    誰もがそれを訝しみながらも、UNDASNの将兵は気付かぬふりをして命懸けの戦いを続けるしかないという自家中毒的な状況にあります。
    アマンダが政治家になったらきっと「週休4日、違反したら厳罰ぅ、あ、それとカレーは豚肉な」とか提案しそうです。
    その横には頭を抱える陽介の姿。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。