この前の出来事など遠い昔と思えるほどに穏やかですな。アマンダが未だ解けぬ葛藤が解ける日が来ることを願うばかりです。
作者からの返信
ごきげんよう、焔さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
こうして穏やかに暮らせるようになるまでに、やはり色々とあった、という回想でした。
戦場でのふたりの邂逅でしたから、特に陽介は元々艦隊マークで撤退戦が終われば元の艦隊へ復帰しますし、アマンダも下士官から士官へと再教育、それば終われば他の戦線へと異動となります。
こうして横浜で穏やかな暮らしを過ごせるのも、実は偶然の賜物。
第六章ではこの偶然(僥倖)に際してパニックにならないわけがない、彼女の混乱ぶりを回想する章となります。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
アマンダと陽介の「ノリ突っ込み」みたいな会話が、ほほ笑ましいです。
二人の背景を知らなければ気軽に笑えるのですが、アマンダが何を抱えてきたか、それを陽介がどう受け止め、二人の関係が変化してきたかを読んできているので、日常のやり取りにも、じ~~~んと来てしまいます。
アマンダのときめき加減がもはや小学校高学年の女の子!? って感じで可愛らしいです。
彼女は10代前半のとき、ときめきなんて感じる余裕のない生活をしていたから、今やっと、それを取り戻しているんですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
本当に、アマンダと陽介に心を寄せて頂いたお優しいお言葉、本当に嬉しいです。
この街で、こうして笑い合える暮らしを得たこと、特にアマンダは万感の思いでしょう。でも彼女は、いつの日かこの穏やかな暮らしも終わりを迎えると覚悟しています。
戦争中の軍隊ですから配置転換はもちろん、いつか自分から身を引かなければならない、そんな哀しい覚悟。
だからこそ、今を楽しみたい、そう考えているのかも知れません。
そうですね、彼女の青春時代は、大人と生活との戦いでしたから。
純情乙女のアマンダさんです。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
素直になれないアマンダさん(〃'▽'〃)カワイイ
なったらなったで陽介さんも調子が狂ってしまうんでしょうか……?
仲良しさんでいいですね!
作者からの返信
ごきげんよう、秋乃さま。
いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
うふふ、ほんと、アマンダさんは素直じゃない。
実際、面倒臭いひとだなぁなんて思いながら書きつつも、可愛らしいなぁとも思えて。
陽介はおとなですよね、何を言われてもはいはいと聞き流せる度量の大きさ、それが恋しているからかどうかは気付いていないからなのか判りませんが、仰る通り、素直にデレデレと甘えるアマンダだったら、きっとパニックになって叫んじゃうかも?
「メディーックッ!!」
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
朝から元気いっぱいのアマンダ、可愛いです(о´∀`о)
めっちゃ舞い上がってる〜!
陽介さんも嬉しいでしょうが、こちらは微笑ましく見守っている感じですねえ。
そういえばこれまでも知らない単語がチラホラと出てきましたが、シチュエーションでそれが何かがちゃんと解る。在るべき配慮がきっちり緻密になされていて、そういった意味でもとても読みやすいです。
「へぇ〜っ」とするっと入ってきます((o(´∀`)o))ワクワク
作者からの返信
ごきげんよう、蒼翠さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
うふふ、きっと陽介は知らないでしょうが、陽介が赴任してきたことでアマンダの暮らしは一変したことでしょう。
一見クールな彼女ですが、妙なところで気合が入りすぎて、ちょっとおちゃめなドジっ子ちゃん属性がついてしまったかも知れませんね。
ありがとうございます。
職場恋愛ということで、リアリティを重視で専門用語や業界用語を自然と使うようにしたその分だけ、説明不足になっていることも多々あるかと思いますが、それらをいちいち説明するのはスピード感が阻害されますし、大抵は物語の大筋には関係ないことが多いので、出来るだけ読者様が「あ、よくわからないけど、きっとこんなこと言ってるんだろうな」という程度の匂わせはさせたいなと、結構苦労した点ではあるのです。
そんなところまで感じ取っていただけて、本当に嬉しいです。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。
おだ様
ごきげんようです。
いやぁ、かわいい。
とにかくかわいい。
何です、あの自転車のくだりは。
ふたりのやり取りには終始癒されっぱなしですよ。
にやにやが止まりませんね。
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつも丁寧にじっくりと、深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
うふふ、自転車の二人乗り(道交法違反ですね、よいこは真似しちゃだめですよ!)、いい年した大人の男女二人でも、絵になるものだなぁと思いながら書いていました。
会話は中学生の幼馴染同士みたいですけれど、それはアマンダが初恋だからかもしれませんね。
にやにやしていただけて、作者冥利に尽きます、ありがとうございます。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。
ご機嫌よう、お邪魔いたします。
ここまで素直に好きだという気持ちを自覚していても
なお「諦めた方がいい」という気持ちが拭えないのですね。
いつだったか四季さんに
「本音と建て前を使い分けるのが大人」
と言われたように、素直になることを恐れているのでしょうかね。
オスマントルコのガレー船かも(どうでもいい)。
作者からの返信
ごきげんよう、可付加さま。
いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
これだけ好きだという気持ちが溢れていても、陽介の素直で明るい真っ直ぐさが眩しくて、振り返って自分の歩いてきた過去の暗さや闇が引け目になっている様子ですね。
自分では陽介を幸せにしてやれないのではないか、なんて。
四季の言葉が、悪いほうにアマンダの心を縛っているようにも思えますね。
ここまで丁寧に読み取ってもらえて、本当にうれしいです、ありがとうございます。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんない嬉しいことはありません。
「子供かよっ!」と突っかかるアマンダに、「お前こそ、中学生かよ。今どきの小学生の方が、もっとマトモな恋愛するぜ」なんてツッコミを入れたくなるような焦ったさ。笑
5ヶ月で大きな進展なし……
純情ですね。キレイな思い出を全て詰め込んで冥土の土産にでもするつもりでしょうか?
っと言っては見たものの、生きてきた環境、見てきたものの違い。階級以上に大きな壁のようにそそり立つ身分の違い。二人には、ゆっくりとで良いから乗り越えてもらいたいですね。
作者からの返信
ごきげんよう、50%くらいかさま。
いつもたくさん丁寧に、じっくり深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
うふふ、子供っぽい反応、まるで小学生の会話みたいな。
アマンダは、純情という面ももちろんありますが、加えて、臆病、なのかなと思っています。
幸せになるのが、怖い。
幸せが怖い、それよりも、今浸っている温かな幸せを手放すのが怖い、というほうが近いかもしれません。
本人的には、このまま幸せな将来をつかみたい、そう思いつつ、彼の真っ直ぐさが眩しくて、自分がそばにいることで彼が不幸になったらどうしよう、それならこのまま身を引いたほうが、そんな面倒くさいことまで考えているかも、ですね。
戦争中の軍隊ということで、特に陽介のようなエリート幹部(将来のアドミラル候補)は、1~2年でどんどんと配置転換しつつ昇進していきます。
振り返ってアマンダは、幹部とは言えども下士官からの叩き上げ組ですから、エリート陽介とは昇進スピードも違うし、異動する配置先も前線中心となるでしょう(今の横浜配置は、長く前線で苦労した将兵への俗にいう「ご苦労配置」です)。
それを考えて尻込みしてしまっている面もあるでしょうね。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。
だいぶ仲も良くなったみたいで掛け合いの会話も楽しい感じ。『一緒に出勤するとか子供か!』なんて口では言いながら、ノリノリのアマンダが可愛く映りました。
作者からの返信
ごきげんよう、悠木さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
長かった最前線での出逢いを中心とした回想も終わったと思ったら、横浜回想! こんなことだろうと思ったよ!!
という怨嗟の声が聞こえて来そうですが、この回想に次ぐ回想、回想の入れ子構造と言う本編を進める気があるのかないのか謎の構成が、私クオリティ(自慢にならない、ごめんなさい)。
でも6章からは暫く、純情乙女で可愛らしい、アマンダさんならぬアマンダちゃんの出番となります。
捻くれていながらも可愛い恋する女の子、前作ではとうとう描けなかった「恋が成就する前の、甘い空気」、これを目指したつもりです(出来ているかどうかは別の問題ですね、しゅん)。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
マンションで隣同士の部屋。そして、一緒の出勤。それにしても朝7時までった早いですよね。きついお仕事ですね。
ふたりの気のおけない会話がとても好きです。
作者からの返信
ごきげんよう、雨さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
はい、新章突入です。
3、4、5章と最前線での回想を長々と書きながら、新章もまだ回想かよ! なんて怒られてしまいそうです(しゅん)。
今回はミハラン星で心を繋いで、けれど再び軍役で離れ離れになったふたりが、偶然横浜で再会した、その回想となります。
マンションはUNDASNが借り上げた幹部用宿舎(通称:特借)で、陽介と隣同士だと知ったアマンダさんは、飛び上がるほどに喜んだことでしょうね。
ふたりの会話、気が置けないと仰って下さり、嬉しいです。
もう、陽介が「アマンダとの暮らしは気のおけない」と感じている、アマンダはそれに無上の喜びを感じ、同時にそこで気持ちが止まる陽介に対して半ば諦めも感じてしまう、きっとそんな心持ちなんだろうな、って。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
なんだこのアオハルっぷりは(笑)!
うらやまけしからんっ!
素直になれないところが可愛いんですけどね☆
(隣同士でこれじゃあ、一緒に住んだらどうなる?)
作者からの返信
ごきげんよう、愛宕さま。
返信が大変遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
うふふ、ほんと、30歳超えた大人とは思えない乙女っぷりですよね。アマンダさんの内心、モノローグはいつも未成年初心女子の風がぴゅうぴゅう吹いているのです。
外見に反して可愛い乙女、可愛いの中には子供じみた意地っ張りや我儘も混ぜ込んで、過酷だった子供時代をもう一度やり直しているみたいな、そんな風に描写したのですが、愛宕さまにお褒めいただけて嬉しいです。
一緒に住まう、確かにアマンダさん、爆発しちゃいそう。
でも淡い恋心が乱れる、そんな距離感って、お隣同士、のほうが微妙で素敵かしら? なんて思っています。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。