応援コメント

第29話 5-1.」への応援コメント

  • 指先一つで色々な変化と心境を綴れる細やかな描写に釘付けです。
    さて、究極の我慢大会は、どのような結末となるのか☆

    作者からの返信

    ごきげんよう、愛宕さま。
    いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    本当にぴったらいのお言葉、まさに究極の我慢大会。
    先に堪忍袋の緒が切れたのは陽介でした。
    陽介はおそらく、四季ちゃんにお遣いを命じられた時に、悟っていたのでしょうね。今回の道行きがアマンダを連れ戻す最後のチャンスだ、と。
    だから刹那、幼子のように困惑を見せたアマンダに嚙みついて見せました。
    アマンダはというと、いまだにそれこそ子供っぽい意地っぱりな瘦せ我慢を続けています。
    それは本当に、意地なのか? おそらくは違うのでしょう。
    そんなアマンダの胸の底にある本当の想いを、銃を突き付けられながら陽介は引っ張り出すことができるのか?

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • こんにちは。

    アマンダ、これまた大変なことになってしまっていますね。
    大丈夫なのでしょうか。いや、大丈夫ではないですね。

    どう解決させるのか、はらはらします。

    作者からの返信

    ごきげんよう、水無月さま。
    いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。

    はい、アマンダさん、ただでさえ拗らせているのに、今回の件でもう、頭の中はパニックだと思います。
    自分の仕出かしのせいで、大切な四季ちゃんにまで被害が及びそうになったこと。もう、自責の念が凄いでしょう、自分の子供っぽさに絶望したかも知れません。
    一方陽介は、何故か、アマンダに執着しています。彼がアマンダの混乱する想いを鎮め、明日を指し示すことが出来るのか、にかかっています。

    引き続きお楽しみいただけますならば、こんない嬉しいことはありません。

  • ああ、アマンダさん大変だ。これは「こじらせている」なんてもんじゃない。
    「餓鬼じゃねえんだ」っていうセリフは、本当の大人は言わないんですよ、アマンダさん。
    「迷子の幼女」のような彼女を放っておけない陽介、過去に失ってしまったものをもう一度取り戻したいのか? それは昔の彼女なのか、それとももっと大切な――例えば妹とか家族とか、なのだろうか?

    作者からの返信

    ごきげんよう、綾森さま。いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下り、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    そうなんです、仰る通りで、アマンダは今回、自分の餓鬼っぽさから引き起こしたトラブルで、大切な人を傷つけてしまいかけた、自分が大人になれていなかった事を思い知らされ、自分に絶望してしまったんでしょう。せめてもの強がり、それが餓鬼じゃねえんだ、に繋がりました。
    今度こそ陽介から身を引かないといけない、そんな強迫観念に捉われてしまったのかもしれませんね。
    陽介はそんな彼女を何としても救い出したい、もう必死になっています。
    何が彼をそこまでアマンダに執着させるのか?
    過去に失った何か、それを繰り返したくない、その一念のようです。

    引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • ご機嫌よう、お邪魔いたします。

    もうアマンダが人としても軍隊組織としても今後解決しても
    「陽介が『いい』と言ってるからはい終わり! お咎めなし!
    わだかまりなくなってよかったね!」
    で済まない領域ですけど、大丈夫なんでしょうかね。
    今回は倉庫でガッツリ人目にもついてますし。

    作者からの返信

    ごきげんよう、可付加さま。
    いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    そうなんですよね、いくら閉鎖環境にある最前線とは言えども、これだけ目撃者がいれば洒落にならないレベルの騒動ですよね。
    銃まで抜いちゃってますし(道中で絡んできた不良さんはMATまで撃ちましたが、きっと弾頭は員数外のゴースト・ウォー・ハンマーだったんでしょう)。
    ネタバレになりますが、ちゃんとふたりは全て終わった後でMPにしょっぴかれます(銃を本当に発射していたら軍法会議ですね)。
    短気でもう殆どやけくそになっているアマンダは、半分以上本気で人間やめる気だったと思います。
    人間やめる気のアマンダに、まだ人間の陽介がどう立ち向かうのか。
    よろしければ見届けてやって下さいませ。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • この状況でもヒルまず前へ進む陽介さん。並々ならぬ決意を感じます。もちろん、アマンダを思う気持ちもあるでしょうが、過去に何かトラウマでもあるのでしょうか?ここが正念場のように感じます。

    一触即発の事態。どのようにして幕引きとなるのか、ハラハラドキドキが止まりません!この場面を陽介さん目線で描いていただいたのには嬉しくてたまりません。

    何をしでかすか分からないアマンダに向かい合う陽介さんの不安ながらに、どうにかしなくては、と焦る気持ちがヒシヒシと伝わり、5章冒頭だというのに、世界にのめり込んでいきます。

    一難去って、また一難。続きも楽しみ。

    作者からの返信

    ごきげんよう、50%くらいかさま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    アマンダさん、胸の中に抱えた重石が変質した結果、辞めるという選択。
    「餓鬼っぽい」これまでの自分の行動や思考、それを陽介に窘められてますます募る自己嫌悪、ますます遠のく憧れの陽介、そしてカラマーニとのトラブルで、それが自分一人だけに襲い掛かる災厄ではなく、四季という大切なひとにまで、自分の餓鬼っぽさが原因で魔の手が及ぼうとしていた、それがどうやら決定的だったようです。
    自分が全部悪い、自分さえいなければ。
    まさに子供の思考方法ではありますが、この時点での彼女には精一杯の解決方法(そして自罰的行動)だったのでしょう。
    陽介にとっては、ここまで攻めあぐねてきた、最後のチャンス。
    自分でも良く判っていない謎のアマンダへの拘り、今は唯、アマンダと言う女性の人間性だけを足掛かりにして、彼は彼女をこちら側へ救いあげたいと、一歩踏み出しました。
    ここまで暴走し、完全に冷静さを失ってしまったアマンダに通じる言葉は何か?

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。

  • HMVってジャンビーのことだったんですね。分からなかったからググりました。まさかレコード屋のはずないし、とか思いながら。(以前にも同じ単語が出てきた気もしますが読み飛ばしてました。今回は何回か出てきたので目に止まっただけだという)

    上官(という認識で合ってますか?)に銃を向け、なおかつ撃鉄を起こすのはさすがに拙い。ここまでしたらさすがにアマンダも引っ込みがつかなくなるような。どんな結果に落ち着くのか、とてもハラハラします。

    作者からの返信

    ごきげんよう、悠木さま。
    お忙しいでしょうに、いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。

    ごめんなさい、唯でさえ展開が遅い「長くてくどくてしつこい」物語(三重苦)なので、ミリタリー用語は可能な限り解説せずに(「ああ、自動車だね」「ああ、なんか大砲積んだ車かしら」程度でご理解いただけたら、で放置してます)、ただリアリティの補強みたいな感じで捉えて頂ければ、と思っていたのですが、わざわざ調べて下さったなんて、お手間を取らせてしまい申し訳ありませんでした。

    HMV、仰る通り、でっかくていかついジープみたいな自動車です、民生用としてはGMが「ハマー」という名前で市販しています。
    日本の自衛隊では、トヨタが自衛隊のおんぼろジープの代わりとして、高機動車、HMVという略号(ハイ・モビリティ・ビークル、高機動車そのまんまじゃないか!)で運用中で、日本風ハンビーということで「ジャンビー」なんて呼ばれています。民生用では「トヨタ・メガ・クルーザー」ですね。これ一台で家が1件建つという!

    もうアマンダの餓鬼っぽさが爆発、上官に銃を向けただけでなく、ハンマーまで起こしてしまいました。
    もう、元々少なかった冷静さは一瞬で蒸発して、暴走状態です。
    ですが今回、陽介は理解した上で「虎の尾」を踏みに行きました。
    それなりの覚悟と、アマンダへどうしても伝えたい言葉、想いがある。
    それが伝わるのかどうか、そして陽介の想いを、アマンダは餓鬼っぽい脳味噌でちゃんと受け取ることが出来るのか。
    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。