前章までの緊張感から一気に和やかな日常となりましたね。読んでいて思わず顔がニヤけてしまいました。気の強いアマンダと真逆の陽介の恋人のような友達のような日常……個人的にツボでした。ただ、なんとなく儚さのような物も感じさせますね。
作者からの返信
ごきげんよう、三丈さま。
いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
はい、三章では陽介が犯罪に巻き込まれそうな危うい状況でしたが、偶然の出会いでアマンダ、そして四季と出会えたことは幸運でした。
四章冒頭のように、今ではまるで同棲カップルみたいなふたりですけれど、四章、そして続く五章ではここに落ち着くまでの二人の葛藤と擦れ違いが回想として描かれています。
儚さを感じるというコメント、本当に仰る通りで、特に明確に陽介に恋心を覚えているアマンダからすれば、戦争中の軍隊でこうして再会できたふたりだけれど、何れ近い将来、配置転換などで別れ別れになってしまう、そんな恐怖感にも近い、そして諦めにも似た感情を持っているがために、アマンダは今一つ、この恋に前のめりになれない、そんな空気管を読み取っていただけたのかもしれません。
引き続きお楽しみいただけますのならば、こんなに嬉しいことはありません。
アマンダさんが部屋にテレビを買わないのは、陽介の部屋に毎日お邪魔する理由がなくなってしまうからなんだろうな(*´ω`*)
いつもは竹を割ったような性格でも自分が恋をしたら話は全く別ですよね!
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを本当にありがとうございます。
うふふ、そうですよね、ご指摘の通りだと思います。
なにかと理由が欲しいのです、アマンダは。
面倒臭い、だけど可愛い恋する乙女ですよね。
だけど、今はこんな二人ですが、こうなるまでには一悶着あったのです。
主にアマンダのコンプレックスが原因で。
その経緯が語られるのが四章です。
引き続きお楽しみ頂けますのならば、こんなに幸せなことはありません。
おだ様
おはようございます!
ふたりの今の関係が手に取るように伝わってくる素敵な回でした。
アマンダさんの想いも痛いほど伝わってきましたよ!
回想の合間に挿入される現在の話が、とっても良いアクセントになっていますね。
作者からの返信
ごきげんよう、明之さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
ありがとうございます、構成をお褒め下さって嬉しいです!
回想とリアルタイムを行ったり来たりの構成が果たして正解なのか、読者様を混乱させてはいないかと心配だったので、お褒め下さったことでほっと胸を撫で下ろしています。
横浜ではこんな感じでお気楽に過ごせる仲になってはいますが、ここに至るまでには、やっぱり衝突や行き違いもたくさんあった模様。
第3章ではふたりの出逢いの回想でしたが、4章ではふたりの衝突、そして5章でそんな擦れ違った二人がどんな過程を経てこのようなお気楽な仲に落ち着いたのかを描いていく予定です。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
ご機嫌よう、お邪魔いたします。
特Aレンジャーのローキックを脛に受けるとか、骨が無事でよかったです。
カレーライス美味しいですよね。そして一人一人に思い出がありますよね。
私は美味しく作って食べさせるもの、というイメージが染み付いています。
食べるのが美味しいのも幸せですが、美味しく食べてもらえるのも幸せ。
おだ様にはどのようなカレーの思い出がございますか?
作者からの返信
ごきげんよう、可付加さま。
いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
あはは、ほんとですよね。
このローキックは、アマンダの布製バッシュだったので助かりましたが、これを半長靴でやられたら、鉄板入りですから確実に骨はイッていたことでしょう、ヨッカタネ陽介さん?
陽介にとって、砂漠の最前線でアマンダが作ったカレー、それが思い出の味なのでしょう、恐らく陽介は艦隊勤務が本筋ですから、乗務する艦ごとにそれぞれ自慢のカレーを食べてきたと思いますが、陸上のキャンプで食べたアマンダのカレーは、きっと忘れられないと思います。
そうですね、我が家のカレーは、母の実家から一子相伝(母によるとそうらしい)で受け継がれた伝統的なカレーだそうで、以前にどこかで書きましたが、私、外ではカレーライスは食べないと決意する程に大ファンです(でも作り方習ってない)。
子供の頃(小学校低学年)お友達が数人遊びに来て、お昼ご飯はカレーライスよー、わーい!
で後日、その友人に「しのぶちゃんのお家のカレー、お肉は薄切だし、おいもやにんじん、たまねぎとかもあんまり入っていないし、ビンボーなの?」と真顔で聞かれて、哀しくて泣いた記憶があります。
母は、シチュー用のサイコロ肉使わないし、お野菜は全部トロトロになるまで炒めて煮込んで、溶けちゃうから。
りんごもはちみつもインスタントコーヒーも入ってるのにって悔しくて悲しくて(にんにくは母がダメなので入ってません)。
その日以来、私は母のカレー以外は口にしないのだと心にかたく決めたのでありました(カレーうどんは除く)。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
4章スタートから素敵なお話でホッコリ!生ぬるいような話も最前線で奮闘した二人を思えばこそ、生きてくるストーリーですね。
二人の会話や団欒の描写、タバコの吸い方まで、描かれていない時間経過が想像できるほどの細やかな配慮。それでいてボリューム過多とならない言葉選び。ぬるま湯に浸かりふやける様なストーリーですが、その裏で悩み奮闘する気合いをヒシッと感じました。
前回以上に研ぎ澄まされている作品に感じます。
研ぎ澄まされているといえば、チラッと出てきた四季さんも、研ぎ澄まされてますね。相手の尻尾を掴み、別件で対処する辣腕ぶりは……今作の推しになりつつあります。笑
作者からの返信
ごきげんよう、50%くらいかさま。
申し訳ありません、こちらへの返信を飛ばしてしまっておりました、ああ、私なんて失礼なことを。
本当に申し訳ありませんでした、お許しくださいませ。
はい、4章スタートです。
ひょんなことから艦隊勤務からレンジャー部隊へと転属になった陽介、アマンダ(実質小隊長さん)と共に戦闘機動斥候に出発しました。
ほんとうなら第4章、陽介とアマンダの間に確執が……、でもその前に、ふたりを危地から救い出してくれた四季とアマンダの出逢いから始めることにしました。
四季ちゃん、いいところのお嬢様です(お父様はメガバンクの役員さん)。
アマンダと同じ混血さんですけれど、生い立ち的には違っている、そして元不良と優等生お嬢様とこちらも正反対。
そんなふたりの出逢い、それがアマンダを変えるひとつの、最初の切欠になりました。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
編集済
ドアを蹴飛ばして開けてもらった拍子に急所へ攻撃。そして開けないお前が悪いと言い張る純粋な暴力と暴言の嵐に笑いました。のびt……いえ、陽介はそれにある種の安らぎを覚えるって、それもう調教されてるんじゃ……と心配になったり。それだけではなく、色々と過去にあってその積み重ねからの態度だとは思うのですが、美人だから許されているという箇所も多少はあるような。確実にあるような。顔なんですよ、世の中は顔!(涙が溢れて止まらない)
それは置いておいて。絵になるのはやはり美男美女の絡みですよね。同じことをブサイクを売りにしている女芸人さんがやっても、三枚目の男優がやっても絵にならない。田中みな実はなぜすっぴん画像でもイイネがいっぱいつくのか。タッキーはなぜ文章をSNSで反転させただけで絶賛されるのか。顔なんですよ、世の中は顔!(原点回帰の涙)
陽介とじゃれ合いたくて食事のかたずけに参加したのに、いらないと言われるアマンダ。陽介、そういうとこだぞ!
それにしても現在形のこのときに、まだ付き合っていなかったという事実。豪快に見えるアマンダなのにこの関係性を壊したくないとは、、、意外と恋愛に奥手。ここから何かひとつ事件といいますか、アマンダが死にかけるとか陽介が死にかけるとか、そういう衝撃のカンフル剤でも打って、『あなたは私の太陽よ』『いいや君こそ僕の太陽だ』みたいにお互いの重要性を確認し合わなければ進展しない恋なのかな、とも感じました。
あと、パロディで勝手にキャラを使ってごめんなさい。
作者からの返信
ごきげんよう、悠木さま。
いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
そんな、悠木さま、謝らないで下さいませ。
もう、うちの子達でよければどんどん扱き使ってください!
っていうか、嬉しくって、涙が出るくらい。
それだけ私の拙い物語を愛して下さっているんだなぁ、って本当に嬉しいんです。
第二作を投稿し始めて、前作のキャラクターや前作のエピソードに絡めてコメントを下さる方も多くて、もう、本当に私、幸せ者だなって。
はい、もう陽介は本人無自覚ですが、完全にアマンダに堕ちてしまっています。これで付き合ってないってアンタら人生ナメてんのかおぉう? って感じ。
陽介、鈍感男の典型みたいですけど、彼の為にひとつだけ言い訳、彼、自分でも記憶に封印をしていますが、とある過去の経験から、アマンダのことを恋愛対象、というよりも「心配で保護したい」対象、として見ている節があります。それに加えて、気楽に過ごせて楽しい。
だから陽介サイドはなかなか恋愛には進まない。
対してアマンダ側、もう悠木さまのご指摘の通り、奥手、というより、おそらく彼女の人生で、お祖母さまとの暮らし以来、初めての落ち着いた「暮らし」。
だからこそ戸惑い、そして自分には分不相応だ、だって陽介はそのうち出世して転勤するんだから、これ以上溺れちゃいけない、そう自分を戒めているところがあるようです。
もう悠木さま、鋭い洞察力をお持ちだから今のうちに白状しちゃいますね、うふふ。
P.S.
あ、アマンダは美女。
陽介の容姿は十人並みです(ガタイは軍人らしいですが)。
おおと、四ヶ月すぎて、こたつでカレーライスをつくって食べる仲になっているとは。
それも、このふたり、すごく仲がよくないですか?
いつのまに、大の字になって、行儀悪くできるような。そんな仲に。
面白かったです。
作者からの返信
ごきげんよう、雨さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
申し訳ありません、ちょっと判り辛い書き方でしたね。
ミハラン星で4ヶ月を経て、いったん陽介とアマンダはバラバラに配置転換となります(陽介は艦隊に戻り、アマンダは士官候補生として地球へ)。
だからこの時点では、ミハランから年単位で時間が経過してるということになります。
ちょっと文章をもう少し判りやすく出来るか、考えてみます、申し訳ありませんでした。
でも再会した横浜で、ふたりは仲良しさんです。
「君たち、これで付き合ってないの!? うそでしょ!?」なんて言われるくらい。
きっと周囲は「はよくっつけ!」とか思っているかも。
でも、こんな仲良しさんになるまでには、真っ直ぐな陽介とヒネクレモノのアマンダのことですから一波乱ありまして。
それが4章、5章で語られます。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
アマンダのカレー、美味しそうです。
アマンダの彼、なんだか母性まで擽るタイプですね☆
それぞれの人生を歩んできた者たちが出会い、言葉を交わし、乱暴に蹴られる。
理想の夫婦像が見えます (*´ω`*)
作者からの返信
ごきげんよう、愛宕さま。
いつも丁寧に、深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
はい、おばあちゃん仕込みの味に、最前線で拾ったノウハウが詰まった味です。食にうるさい艦隊マークの陽介も絶賛ですから。
アマンダは美味しそうに食べる陽介の幸せそうな顔が目当てで、せっせと料理を作っているのでしょうね。
乱暴なアマンダですが、彼女のしぐさや言葉、表情にはきっと愛情が溢れているのだと思います。
このままふたり落ち着いてくれたら良いのですが、それこそそれぞれの歩んできた人生の中で、それぞれが抱える蟠りが燻っているようで、このまま素直に、とはいきそうにありませんが。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。