こんにちは。
物語なのに何だかリアル感がありますね。
昨今の世界情勢をいち早く取り入れているというか、小説の中だからこそうまくいって欲しいと思わずにはいられません。
それと、お姉ちゃんかあ、うちは男兄弟のみなので、昔から姉か妹が欲しかったなあとしみじみ思いました。
引き続き読み進めていきますね。
作者からの返信
ごきげんよう、水無月さま。
いつもたくさん、丁寧に深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
ありがとうございます、世界観設定は可能な限りリアリティが感じられるように、未来の物語ですから現実は違いますが、それでも現代との地続き感が感じられるようにと設定を作ったつもりなので、お褒めいただけて光栄です。
この物語、前作「モールス・コードで、愛を」の世界観を引き続き使用している(前作の約8年後)のですが、前作は2017年から書き始めて2019年に公開しました。
その時は今とは世界情勢も違ったのですが、それでも昨今どことなくああどこかで見たような状況だなぁと不思議に思ってもいるのです。
私も一人っ子なので、この瑛花さんは、私の理想のお姉ちゃんなのです。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
UNDASNらしい軍服女性が横浜市内で売春って・・・わざわざ制服着たまま仕事します!?
それともPTSDを負った帰還兵?
なんだかそれっぽい軍服をコスプレ的に着ている人が、やっているのではないかと思ってしまいますねえ。
UNDASN批判を高めるためだったら嫌ですね。
しかしこれがピロートークはちがーう!笑 デコピンもされますわ。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
そうなんですよね、だから最初は都市伝説だろうって無視していたのですが、マスコミが騒ぎ始めて、唯でさえ最近評判の悪いUNDASNとしては事実確認をしなければ、という感じです。
コスプレでその手のフェチを釣る、そんな手口だったら笑い話だったんですけど、仰る通り、UNDASNをハメてやろう、なんてどこかの反UN勢力だったら放置もできませんし。
四季ちゃんと彼氏がピロートーク、でもふたりがピロートークをできるようになるまでには様々な事件が……、とうのが次回作の恋愛ストーリーです(いったいいつになれば公開できるのやら)。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。
UNを中心とする表向きの世界秩序のもと、米国との強い関係がある中で日本が内政・外政を使い分けようとしてる感じがめっちゃ不穏でいいですね(笑) かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」の後半を思い出しました。
作者からの返信
ごきげんよう、嶌田さま。
いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
ああ、なるほど。
最後に国連総会へ、って言うのも含めてそうですよね。実際に日本が米国から距離を置けるのかというのははてなですけれど、この物語では異星人襲来の防衛戦争を切欠にUN中心へ切り替えた日本と米国の綱引き、みたいな微妙なバランスが、余計に裏で不穏な情勢を生んでいる可能性ってありますよね。
だから、異星人相手に戦争している最中なのに、地球内部では陰謀が渦巻くという厄介な状況に、登場人物達が振り回されるという。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
ご機嫌よう、お邪魔いたします。
テロが終わったと思えば今度は後ろ暗い話。
心休まるはずの彼と過ごす横浜ですら戦いが絶えない彼女たち、
いつか安寧が訪れ日を願いたいものです。
たとえ半世紀は掛かるという試算が出ていたとしても。
作者からの返信
ごきげんよう、可付加さま。
いつも丁寧にじっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
やはり既存国家、特に覇権国家や国際的に求心力のある国家群にとって、UNを中心とした連邦国家が樹立するという状況は、多かれ少なかれ不安感を煽るものなのだろうなとも思っています。
特にアメリカのような世界を牽引すると自負している超大国(経済的には既にそうではなくなりつつありますね、ブロック経済のコアの一つ、みたいな感じになっていて)、それに立憲君主制国家なんかは自国の国体がどうなるのか(安定していればしているほど不安が募る、不安定だといっそ共和制移行、とかになるのかもしれませんが)、そんな不安が民間にも伝わって、社会情勢が不穏になるのかもしれません。
対外戦争中なのに内部でも揉めている、前線で戦う将兵にはいちばん嫌な状況でしょうね。
それを解消すべく、四季や瑛花たちは苦労を強いられる、そんな図式を描きたかったのです。
可付加さまのお優しいお気持ちが、どうか近い将来叶いますように。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
早いような遅いような時間の経過と、前作を圧倒的に上回る勢いの濃厚な世界を感じます。前作はまだ途中までしかお邪魔でしかお邪魔できていないので、こんなコメントは恐縮ですが……
舞台が横浜ということもあって、どこかリアルに近いSF感も楽しんでおります( ´ ▽ ` )ノ
作者からの返信
ごきげんよう、蒼翠さま。
お忙しいでしょうに、じっくり丁寧にお読みくださり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。心の支えにさせていただいています。
うぅ、展開、遅いですよね。スピード感を殺してしまっているのは重々承知なのですが、どうしても恋に至るまでの経過や主人公たちに関わる人々の心情や関係性だけはしっかりと書きたいと思って、回想につぐ回想、回想の中でまた回想、みたいなじれったい構成になってしまっていますが、どうぞお許しくださいませ。
ただ、蒼翠さまが濃厚な世界観と仰って頂けているのが救いです。世界観をしっかりと強固に、これも書き出した時の目標の一つでもありましたので、嬉しい次第です。
それに前作モールスよりも、少しでも良くなっているのであれば、これも嬉しいです。
前回ロンドンという私自身詳しくない異国の地を舞台にしたこともあり、今回は横浜です。
少しでも読者の皆様に身近に感じていただければ、と思っています。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。
NATOの解体ということは、民主主義の崩壊?という訳ではなく、たぶん強力な外生命体に対抗するための世界の統一(急ピッチに進めた穴ボコだらけの見かけ倒しの統一)ということでしょうか。
それでも、前作の方々しかり、それ以上の何千何万の血と汗と涙の結晶により、地球は纏まりつつの先に起きた事件。人間とは欲は良くも悪くも前進してしまうものですね。
そこを上手くコントロールする役を担った四季さん。職務優先するあたりが軍人気質が染みついたって感じですね。しかし、思いやりがある分、辛い部分もありそう。
彼氏さん(彼氏さんじゃないの?笑)のピロートークを活力にガンバレ!なんて言ったら、デコピン案件になりそう
作者からの返信
ごきげんよう、50%くらいかさま。
いつも丁寧にじっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
そうですね、四季ちゃん、本当に真面目なお嬢様(言葉遣いは蓮っ葉ですが)なんです。
任務優先で考えざるを得ない、でもその背後には今自分が幸せを感じていられる状況で、他人に任務とは言えども苦労を背負わせることに背徳感を感じてしまう、そんな感情を拾い上げて下さり、本当に嬉しいです。
NATO解散については、前作「モールス」の最後で、地球全国家の統一(連邦制樹立)が決定し、今作ではそれを既定路線として着々と準備を進めている状況、ということで、現在世界でもあるような各種安全保障体制の見直しと解散がUN指導で進んでいる、そんな状況です。
NATO解散に関しては特に、地球上で一番大きな軍事同盟とも呼べるわけで(実態は殆ど米軍)、米軍撤退(つまりは米国軍縮が待っている)も反UNの一要因、だからNATO解散でグレーになった武器装備を密かに反UN国家やテログループに流している、というのが大きな問題点になっているという設定です。
四季ちゃんの彼氏さん、幼馴染さんのエリート官僚さんなんですが、仲良しさんなんですよ?
だから四季ちゃんも頑張ってお仕事に励むのです。
引き続きお楽しみ頂けますなら、こんなに幸せなことはありません。
米国が買うんじゃなく、闇で商売とか。政治的に、いろいろな綱渡りが、本当に大変。
実際の世界も、こんなふうに動いているんじゃないかって、思ってしまいます。
横浜での生活。辛い過去。それでも今があるんですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、雨さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
前作モールスであった通り、地球は統一国家への道を辿り始めましたが、もちろん反対勢力は多く、特に各国正規軍は自分たちの存在意義がなくなるのではと戦々恐々。
NATOも解散予定で武器がだぶつき気味、その余った武器を反UN国家やテロ勢力に支援として与えていたんですね。
それがバレて潰された結果、証拠隠滅と小遣い稼ぎで反射勢力へ闇売買、が主な流れです。
実際、東西冷戦終了時に破綻した旧ソ連衛星国家は武器をマフィアやテロ組織に闇で流して破綻した経済を立て直そうとしていたらしくて、本当に私たちの知らない裏の世界情勢は、いつでも戦時体制、本当にため息が出てしまいますよね。
仰る通り、そんな辛い過去、忘れてしまいたい過去、でもそれをなかったことにしてしまえば、今の暮らしが嘘になってしまう、そんな思いを抱えて多くの人々が生きている、そんな世界ですし、だからと言って今の幸せは手放したくない、誰もがそう願っている世界でもあります。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
瑛花さんの個人的な戦う理由から世界的な戦況、国内情勢まで世界観がすごく理解できて面白かったです。
リアルの現状と色々と重ねてしまうのは丁寧に作り込まれているからですね。
対反社勢力への動きもどうなるか気になる展開でした。この先も引き続き楽しませて頂きます。
作者からの返信
ごきげんよう、三丈さま。
いつもたくさん、丁寧に深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
その上に、嬉しいお星さまのプレゼントまで頂けるなんて、感激です。私の大切な宝物です、本当にありがとうございました。
第二章は、主人公を取り巻く世界と、主人公に関わる人々のご紹介、そしてこれから彼等が扱わなければならない事象が書かれています。
世界観設定をお褒め下さり、光栄です。職場恋愛がテーマですから、彼等の仕事が出来るだけ不自然にならないようにと、頑張った甲斐がありました。
反社勢力については、結構しっかりとストーリーに絡んでくる予定です、かなり後半になりますが。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。