コメント失礼致します。
NATO解体……今の現状を見ると、いかに難しいかよく分かりますね。涼子さんがいかに苦労したのか、想像してしまいます。
政治描写がすごくリアルで面白いです。
作者からの返信
ごきげんよう、三丈さま。
いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
地球上の世界各国が統一されるということで、準備段階ではいくつかある安全保障や軍事同盟の解体、ということなんですが、現実の世界を見ると真逆の方向へ走っている様子で、恐ろしいですよね。
この世界では地球外から敵が攻めてきているという切羽詰まった状態ですから、何とか統一へ進めたのですが、それでもそこに至るまでの道のりは相当苦労があった様子、涼子もUNへ数年出向して頭を悩ませていたことと思います。
政治や社会情勢もおざなりで書いてしまったら、その上の恋物語もグダグダになってしまいそうだと思って、悪い頭を振り絞って世界観を設定しました。そこをお褒めいただけて、本当に感激です、ありがとうございます。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんない嬉しいことはありません。
編集済
はじめまして。
とても面白いですね!
戦争というリアル真っただ中の題材ですが、その中でも人は恋はするのですよね。
戦争ほど愚かなものはないですが、人間がいる限りなくならないのでしょうね。
こちらはあくまで物語、テンポ感があって読みやすく情景もイメージしやすいですね。
この先も引き続き読み進めていきますね。
ではよろしくお願いいたします。
作者からの返信
ごきげんよう、水無月氷泉さま。
はじめまして、ようこそお越し下さり、ありがとうございます。
たくさんのハートマークのプレゼント、そして嬉しいお褒めのお言葉まで頂けて感激です。
戦争中の軍隊でも、恋をせずにいられない、人間が集まる職場だから。
そう思って書き始めた物語です。
戦闘シーンなどは殆ど出てまいりません(私が書けないのです)、後方部隊での物語となりますが、その分、恋愛についてはしっかり書こうと。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
私も貴作にお邪魔させていただきますね。
「極右と極左は廻り回って同じ穴の狢」言っちゃった!q(≧▽≦q) 皮肉が効いていて笑いました。いやほんとそう、もしこういう社会になったら――宇宙人が攻めてこなくても強力な国連軍を作ろうかなんて話になったら、各国で国粋主義が勃発して、似たような状況になりそうです。
ただ実際に宇宙人が攻めてきている場合、何やってんだ、ですが。
NATO軍は解体しちゃってる世界線なんですね~
ウイグル自治区はあのままだけど・・・中華人民共和国が若い国でも、中国帝国主義は何千年の歴史がありますものね。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
いつだって、平和が脅かされようというときになっても、人はイデオロギーを捨て去ることは出来ず、そしてイデオロギーは混沌となって皆の足を引っ張り続けるのかもしれないな、なんて思いながら書いていました。
前作でも語られたことなんですが、異星人襲来での地球人類の危機に際しても、結局地球は「一丸となって敵を迎え撃つ」体制をとることができず、せいぜい国連主導の国連軍どまりとなってしまいました。
そして前作の最後で、世界各国は「連邦」として惑星統一国家となることが採択されたのですが(EUのような緩やかな連邦化、です)、それも準備期間を含めて10年以上先の話。
ただ、連邦化の準備の最初の段階として、NATOを始めとする各勢力の安全保障条約は失効することが決まっていて、NATOは未だ存在しますが解散撤退の準備中、という設定です(その撤退のどさくさで武器弾薬が闇ルートへと流出したという情けない事態に)。
中国も実は地球連邦首都に立候補しましたが、ウイグル問題を抱えて否決されてへそを曲げているような状況、だから「まあまあ、飴ちゃんあげるから」ってお話ですね。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。
すごい、リアリティーがあってすごいです
作者からの返信
ごきげんよう、静内さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
過分なほどのお褒めのお言葉、嬉しいです、ありがとうございます。
未来の出来事とはいえ、21世紀の国際情勢とはそう変わっていない(戦争で変わる暇がなかった?)世界各国、特に現在の覇権国家であるG7各国は、地球の連邦化(統一国家)で今の地位がどう変わるのか? 戦争中で負けるわけにはいかないから連邦化は止むを得ないとしても、連邦化になった後、自分達の既得権益は守られるのか? と言う如何にも泥臭い争いが裏では怒っているのだろうな、と思ってこんな設定を頭を捻って考えました。
実はこの国際情勢のバタフライエフェクトがやがて主人公達を厄介ごとに……、というのが大きなストーリーラインになっています。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。
コリンズさんーー!!!涼子さま!!!このお二人がセットで登場とは!懐かしい顔に会えたような気がして、嬉しいですね( ´∀`)
涼子さま、相変わらずの手腕のようで……。フォックス派はしぶとく活動しているのですね。
地球連合政府樹立、本当に気の遠くなるような、夢みたいな話ですね。それの実現が見えてきたなんて、涼子さま、お疲れ様です……!!
作者からの返信
ごきげんよう、菱池さま。
いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
うふふ、はい、前作から8歳分、年を取った人妻涼子さんといっそうダンディになったコリンズおじさまのゲスト出演です。
こうして前作の登場人物を覚えて下さっている方がして、喜んでくださるのが、本当に嬉しくて、感激です。ありがとうございます。
フォックス派、しぶといですね、かなり弱体化はしている様子ですが、この地球ではフォックス派だけじゃなく、様々な反UN国家が暗躍して、地球連邦化を阻止しようと陰謀を張り巡らせている様子です。涼子もコリンズも、だからなかなか、ゆっくり落ち着くことは出来なさそうですね。
涼子も菱池さまとお逢い出来て、喜んでますよ!
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
スパイの花道を飾ったはずのコリンズ、
第二の人生をこうして涼子さんと共に
働いていると思うと、彼女は本当に
枯れゆく男に現れた導きの女神だったのですね。
作者からの返信
ごきげんよう、可付加さま。
いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
本当に、仰る通りですよね。
前作で上官に現場からの引退を仄めかされていた彼が最後に選んだ花道、涼子を守るというミッション、それが彼の第二の人生の幕開けに繋がるとは、あの頃のコリンズさんは思ってもみなかったでしょう。
その意味ではまさしくご指摘の通り、涼子は彼にとっての女神。
例え涼子が8年も歳を重ね、人妻になったとしても、彼の敬愛の念は変わらず、それどころかますます大人の魅力を備えるようになった彼女へ傾倒していくのかも、などと思います。
運命を信じている人ならば、運命の出逢い、そう呼ぶかも。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
10年経ってもコリンズさん健気〜!堅苦しい顔は解れて、肩の力も抜けてますが中身は変わらずですね。少々、照れ気味の笑顔が想像できます。
でも、10年の歳月が過ぎ、涼子様を女性としての好意より、人としての好きが深くなってる感じもしました。今はもう懐かしくてホッコリ。
まさか二人の会話から四季さんの全貌を聞くことになるとは!物語りの構成も巧みですね。
作者からの返信
ごきげんよう、50%くらいかさま。
本当にありがとうございます、じっくり、丁寧に、そして深くまでお読み下さった上に、温かくお優しい応援やコメント、もう涙が出るくらいに嬉しくて。
そうですね、仰る通り、長い年月を経て、コリンズさんの涼子さんへの想いは、ますます純粋な人間性への憧れみたいなものにまで昇華されていますよね。
10年の時間の経過と共に変化する人間関係、それでも変わらない関係性、どう描こうかと苦労した部分でもあるのですが、特に涼子さんは中身もしっかりした大人の女性として描きたくて。それに引っ張られる感じでコリンズさんのモノローグも、50%くらいかさまの感じ取ってくださったように変化してきたように思えます。
構成、お褒め頂きありがとうございます。
ちょっと迷った部分ではあるんです。アマンダさん主役なのに、ちょっと他者ストーリーが長すぎるかしら、なんて。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。
石動涼子さん、出ましたね。
彼女の鮮烈な過去を思いだします。
でも、元気に、それも崇拝しているコリンズとともに会議。
コリンズの「精一杯全力で、そして真っ直ぐ」という言葉が心に響きますよね。
作者からの返信
ごきげんよう、雨さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、暖かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
はい、涼子ちゃんならぬ涼子さん、登場です。
前作よりは大人っぽくい雰囲気を醸し出すように書いたつもりなんです(書いた本人にその素質がないのが哀しい)。
コリンズさんも涼子さん原理主義そのまんまで、きっと登場人物の中でいちばんピュアなのが、裏社会でサバイバルしてきたスパイマスター、コリンズさんなのかもしれません。
ありがとうございます、ご指摘のお言葉、それ自体がコリンズさんの思いをそのままダイレクトに表現しているのでしょうね。そこを拾ってくださって本当に感激です。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
編集済
コリンズって、あのコリンズさんですよね?違ってたらごめんなさい。
10年後の涼子さん登場ということで、コリンズと初めて出会ったのが8年前と書いてあったので若干混乱してしまいました。
涼子さんはさらに美しく成長を遂げたようで、さすが第一部のヒロインだなと。療養からも復活し、脳を弄った副作用もない(?)ようなので安心しました。脇を固めていた二人の女性もそのうちどこかに出てきてくれるのでしょうか……特にシル△※&%
作者からの返信
ごきげんよう、悠木さま。
いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
あ、私の紹介文が不正確でしたね、混乱させて申し訳ありません、お詫び申し上げます。
「約10年後」なんです。
そして、あのコリンズさんです。
コリンズさんもちょっとだけ出世してますね。
涼子さんは前作よりもちょっとだけ大人の雰囲気を醸し出しているように心掛けて書いたつもりなのですが、成功かしら?
コリンズさんは相変わらずの涼子様原理主義者の様子。
脇を固めていたふたりも出したかったのですが、しかし! シルバー環!
あなたは
もうちょっとおとなしくしていなさい!
目を離すと何を仕出かすかわからないんだから!
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。
人類がひとつにまとまるためには、やはり外敵が必要なんですかね。
涼子さんはじめ、内部のかたは、かなりご苦労なさったんですね。
作者からの返信
ごきげんよう、本城さま。
いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
はい、第一次戦役でミクニーに奇襲を受けた当初こそ人類は一丸となって地球防衛の為に戦いましたが、戦線が太陽系から遠ざかり、地球の安全性が高まるにつれて、各国が独自の都合、事情、そして思惑や利権と言った国家エゴに拘り、未だに一枚岩には程遠い状況。外敵を前に纏まるかと思えても、文化文明や経済、社会体制や宗教も含めて、一つの国家になることは困難なようです。
それではこの先戦えないと危機感を覚えたUNとUNDASNが頑張って、漸く緩い連邦化(EUのような)に漕ぎつけたのが今、と言ったところでしょうか。
涼子達にしてみれば、連邦化して貰えないと今も宇宙で戦っている仲間達の命が危ない、それを守りたい、ただその想いだけだったでしょう。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。