このお話の題名は「例え死んでも小説家になる」である。ストーリーを要約すると、小説化を目指す一人の男が奇蹟を起こすお話だ。しかし男は死の宣告を受けていた。死ぬまでして小説家を目指す覚悟は、カクヨムの世界で小説投稿を続けているあなたに、もしくはあなたが今まで読んだ作品の作者様に、果たしてあるのだろうか。そして、その奇蹟には必ずリターンがあるのだ。リターンを前にして、男は、もしくはあなたは、どう動くのだろうか。
小説家を夢見るひとりの男性。だが、病によりその男性の日々は大きく変わった。読み終えたあと、なんてこの気持ちを表現すれば良いのか分からなかった。悲しいのはある。でも、それだけではない。尊さもある。でも、やっぱりそれだけでは足りない。複雑な気持ちが混じりあって、圧倒されて……。やっぱり、なんて表現すれば良いのか分からないのだ。ただただ、多くの方に読んで欲しい。心に響く物語です。
非常に読みやすく、それでいて心に響くこの作品は、ぜひ多くの皆さんに読んで欲しいです!リアルな描写が素晴らしく、もしも自分がこの主人公の立場になったら、ここまで頑張れるだろうかと、物書きの私は自問自答してしまいました。非常に面白いので、おすすめです!