第2話信用
実はそのぼくが期待していたのは男であります。
ぼくは女子が好きですが、男の友情にも、多少憧れがありました。中国史に興味あり、刎頚の友や、水魚の交わりなどを知り、まともに影響を受けて、そういう間柄には憧れたものであります。
そういうものに影響を受けて、命をかけても、信用しようと思いました。直接言ったわけではありません。
ただ、そういうものを伝えず、なぜか相手も似たように思ってる、と勝手に思っていたのです。
簡単に言うと重かったのだと思います。
いなくなった人間を信用は出来ません。いなくなってしまい、ぼくは路頭に迷いました。人間を軸にしても良いですが、いなくなった時にどうしようと当時のぼくは本当に迷子で、その時にさまざま学んだのです。
懐かしい記憶 @mitaruru
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