薄暮への応援コメント
そうか、環ちゃんが持っていたのかーっ。
そして、埋まって、もう二度と発見されない。
覚醒剤取締法を発布され、ビクトリイ製薬も倒産。
時代は変わっていくんですね。
作者からの返信
本城さん、コメントをありがとうございます!
正直、このお話、環を描ききれなかった思いが強く、そこに強い心残りがあります。
物語のロジック上、なかなか難しいことでした。
ただ、なんとか環の前向きでハングリーな精神を見てほしかったので、最後このような行動を爪痕として表現してみました^_^
墓への応援コメント
キクさんも環ちゃんも、悲惨な運命のもとで、決してお互いを見捨てずに、必死に生きてきたんですね。
あまりに厳しい過去、そしてふたりの非業の死が悲しいです。
戦争の爪痕は、むごいです。
作者からの返信
環のこの想いが、本作の殺人事件の根幹にあり、事態をとても難しくしました。
環という人物像を作る時に、とてもたくさんの資料や記録を参考にしました。
実際焼け跡をさまよい、環と同じような境遇の少年少女たちは多くいたらしいのですが、どれだけの人数が生き延びられたのかは分かりません。
願わくば、環も生き延びて幸せになって欲しかったのですが、彼女の立場上、それはなかなか難しく現実的ではありませんでした……。
火葬への応援コメント
死んだものたちは、火葬にしたんですね。
石塚は良いやつとはとても言えないけど、死後に魂があるのなら、彼にはずっと口惜しい思いをしていてもらおうと決めた、というのは、ちょっとかわいそうな気もします。
香苗さんの、娘の麻友さんへの気持ちは、複雑で微妙ですね。
母親としては、ちょっと変わった人なのかもしれない、と思いました。
頭がいいから、そういう思考になるのかもしれないですが。
作者からの返信
本城さんは優しい方ですね。
石塚の心情を察してくださるのは、とても新しい観点で、ウーームそうかぁ……! とうなりましたね……。
確かに安尾のこの考え方は、ちょっといじわるかもしれないです。
他方、安尾もまた、限界まで追い詰められ、激しく石塚を憎んでいた、そういう思いが根底にあったのだと思います。
香苗に関しては……、やはり病んでしまった部分はあると思っています。
それから純粋な憎しみも。
貞治に対する憎しみ、タキや対する憎しみ、ひいては集落に対する憎しみに繋がっています。
香苗はほとんど自身の人生を諦めています。逆説的な言い方かもしれませんが、集落の破壊こそが香苗の希望だったのかもしれません。
女の死体への応援コメント
石塚まで死んでしまいました。
話を聞いてみると、彼も可哀そうな人だったんですね。
なんという悲劇でしょう。
作者からの返信
自分の中の石塚のイメージは、柔和で優しいけど、結構小心者、みたいな感じです。
根っからの悪人ではないけど、保身に走る傾向があるので、嘘をつくこともわりと躊躇がない。
そんな感じですね。
ただ、どこか彼も「犠牲者」な感じがします。
真相への応援コメント
悲しく、切ないですね。
環ちゃんも哀れだし、麻友さんも哀れです。
猫はやはり復讐したのでしょうね。
作者からの返信
本城さん、コメントをありがとうございますーー!!
環は確かに麻友に手をかけました。
ただ、そこからアクセルを踏んだのは麻友ですね……。
果たして環は麻友を殺したのか、そうでないのか。
これは自分でもいまだに分かりません。
環は一体何を考えていたのか。
ただ、少なくとも猫は「環が麻友を殺した」と、そう判断したんですね……。
編集済
勧誘への応援コメント
うーん、製造手順書を寝所から盗ませようと、スパイとして送り込んだんですかー。
環ちゃんは、お母さんを助けたかったんですね。
けど、それにしたって、麻友さんを殺すなんて。
作者からの返信
あの当時の時代、物もなく、金もなく、食べるものもなく、あるのは人間同士の絆ぐらい。
環は必死だったことでしょう……。
食べるために、ヤミ市でやりたくないこともたくさんしたでしょう。
そして母親を救いたかったでしょうね……。
もう一つの真実への応援コメント
ええええええっ、環ちゃんがビクトリイ製薬のスパイ……
がーん。びっくりです。
作者からの返信
本城さん、コメントをありがとうございます!
いやぁ、もう、ねぇ!
なんちゅうこっちゃ、なんちゅうこっちゃーーー!
環、君はどうしてスパイなんぞに……!!(T_T)(T_T)(T_T)
十三歳への応援コメント
なんと、そうか、シロヒガンバナを運んできたのは、アイ。
そういえば、フォークで刺したような跡がある、と記述がありましたよね。
作者からの返信
気づいてくださってありがとうございますーー!
そうなんですよね……。
何とか思い出してもらえるように、だけどバレバレにならないように伏線を散らしたつもりです(^_^;)
編集済
研究内容への応援コメント
そうだったんですか。
黒猫アイは、知能が高かったんですね。
んー、知能が高いということは、かえって猫として不幸なのかも。
いや、人間でも、不幸なのかもれしない。
作者からの返信
本城さん、コメントをありがとうございます!
実際猫と少女を誤認させるのは、ミステリーとしても結構力技かなぁとは思います……(^_^;)スイマセン
ただ、旧日本軍は人体実験も含めた生体実験を行っていたようなので、そういう時代背景も併せて何とか物語に落とし込めないかと、のたうち回った結果です。
ヤミ市への応援コメント
夏村がこの悲劇の理由を説明してくれるんでしょうか。
実験結果ってなんだろう。
作者からの返信
ありがとうございます!
そう、夏村は確か動物実験を担っておりましたね……。
君は一体なにを!
独白――「十三歳」への応援コメント
ちょーーーーっと、これは予想外。
猫の独白だったんですか。
これは予想できなかったです。
で、環ちゃんが麻友さんを殺した?
どうして?
作者からの返信
わーーーお、昨日が猫の日ということで許してつかぁさい……!!(^_^;)(^_^;)(^_^;)
編集済
かたきうちへの応援コメント
えええええ、環さんが猫に殺された?!
これで証言を聞ける人がまたひとり、減ってしまったぁ。
追記
ま、まさしくそうですね。猫の日だあぁぁぁ。
これは、アイちゃんをとがめられないですねww
作者からの返信
環が、そう、死んでしまいました……。
そして何の因果なのか、今日は2月22日で猫の日という……。
編集済
*作者よりへの応援コメント
私は最初の頃は、PV8でしたー。
(∀`*ゞ)テヘッ
追記
そうです、そうです。『ギリシャ物語』がです。
名作なんて言ってもらえて、テレテレです♡
作者からの返信
ええっ!!?
あの名作ギリシャ物語がですか……!
少女の目覚めへの応援コメント
香苗さんを見て、けげんな表情になる環さん。
どういう意味かしら。
作者からの返信
本城さん、コメントをありがとうございますーー!
さて、ようやく環が起きました!
兎にも角にも、安尾はホッとしたでしょうね!(*´ω`*)
独白――「声」への応援コメント
環ちゃん、麻友さんが殺された状況、おぼえてるかなあ?
作者からの返信
本城さん、コメントをありがとうございます!
そしてこの長い物語にお付き合い頂いてることに、本当に感謝しています!
ありがとうございますーー!(*´ω`*)
そして、ひょっとすると物語の結末は、本城さんの想像を著しく裏切ってしまうかもしれません。
その点をどうぞご容赦ください……!!m(_ _)m
神の意志への応援コメント
環ちゃん目覚める。
環ちゃんは話してくれるでしょうか。
作者からの返信
本城さん、コメントをありがとうございます!
環がようやく目を覚ましましたね。
彼女はあの夜何を見て、何を覚えているのでしょう。
そして何を話すのでしょう。
推理への応援コメント
ふむふむ。
では、石塚は細工をしただけ、として、麻友さんを殺したのは誰なのかしら。
うーむ。
作者からの返信
仰るとおり、麻友の死因が現在ではまったく空白です。
彼女がなぜ死ぬことになったのかが解明されていません。
この物語に天才的な探偵はいません。
だけど安尾は、平凡なりに必至に頭を働かせます。
そして、ここから物語はいよいよ急転します。
細工への応援コメント
手紙の半分の内容は、こんなふうだったんですね。
そして、香苗さん、つよいww
作者からの返信
本城さん、コメントをありがとうございますーー!
手紙に後半部分があったようで、石塚はどうも切り落とす細工を施していたようです。
しかし、それはなぜでしょう。
そんなまどろっこしいことをする理由は……。
そして香苗……、キレたか!?
逢引きへの応援コメント
手紙に後半が!
何が書いてあるのか、すごく気になります。
作者からの返信
どうやら香苗と有元は通じていたようですね。
そして手紙に後半がーーー!😱😱😱
それにしても、有元よ……。
おまえの口はどれだけ軽いのじゃ……(´・ω・`)
初潮への応援コメント
貞治はそういう人だったんですか……
女好き、というよりは、ヤマボシを継ぐ後継者作りをしようとしていた。
香苗さんはやはり、貞治を殺すよう麻友さんを仕向けたんでしょうね。
作者からの返信
本城さん、コメントをありがとうございますーー!
貞治は、そうです、後継者を切実に欲していました。
ただ環のことを、実際彼は欲求の捌け口として利用していましたので、男の変態的な欲求と合わさっている部分も、多分にあると思います。
薬作りは天才的なのに、どこか子どもじみた狂気をはらんでいて、不気味な男です。
貞治の気味の悪さは、作者としても、とても苦労しました……。
嗤う女への応援コメント
山津波が香苗さんの引き起こしたものとは。
で、香苗さんは本当に麻友さんを殺したのかしら。
今は、違う、と本人は言ってるけど、なんだか狂気じみているし、誰の言葉が正しいのか、いまいち、わからない感じです。
作者からの返信
ありがとうございます!
香苗は、いよいよ限界が近いように思います。
ですが、彼女も一体何がしたかったのでしょうか……。
山津波……?
香苗は石塚の話を否定します。
実際、安尾も一体誰が本当のことを語っているのか困惑していることでしょう……。
あの晩の当事者である環は、ずっと気を失ったままです。
殺害理由への応援コメント
なんとなんと、そういう顛末だったんですか。
そして、香苗さんが生きている。
麻友さんを殺した香苗さんが……
作者からの返信
本城さん、コメントをありがとうございます!
香苗は生きていました。
石塚はそれを知らないようでしたね……。
石塚は何を語ったのでしょう。
彼の本質は一体何なのでしょう……。
密約への応援コメント
なるほど、そういう経緯で、石塚は有元と知り合ったんですね。
作者からの返信
そうなのです。
ニューギニアから帰国した石塚がどのように生きたか。
彼はその一端を語ります。
戦後どさくさの中での出会いだったようですね。
生存者への応援コメント
助かったのは、安尾、夏村、環ちゃん、石塚。
そして、ええええっ、麻友さんを殺したのは香苗さんなんですか。
作者からの返信
本城さん、コメントをありがとうございます!
ええええええっ!!!
ですよねっ……!(;O;)
親子なのに……。
独白――「闇」への応援コメント
環さんも山津波に巻き込まれてしまってますよね。
生きていればいいけど。
作者からの返信
突如の山津波は、あらゆるものを飲み込んでしまったようです。
さて、無事でしょうか。
安尾は、環は、夏村は……。
編集済
集落の崩壊への応援コメント
うわあ、うわあ、人間たちがあれこれ争っている間に、山津波が。
逃げないと、ああっ、これは巻き込まれてしまったか。
作者からの返信
本城さん、コメントをありがとうございます!
人間が争ってる間に、このタイミングで山津波……!
この狙ったようなタイミングでの山津波。
どこか腑に落ちませんね……?
そして安尾が水に呑まれる前に聞いた、女の笑い声。
あれは……。
尊厳への応援コメント
ニューギニアでのことを思い出した安尾は、石塚と松井に抵抗することを選んだんですね。
でも、うまくいくかなあ。
相手は銃を持っていますしね。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
安尾は多分、この時はもう割り切っていたのでしょう。
自分は死ぬと。死んでも構わないと思っていたはずです。
安尾の中にあったトラウマは、守るべき対象セラを食べたかもしれないという絶望でした。
ですが、それも解明されたようです。
ただ、この場は環がいるのです……。
このままだと環の命も危険なのです。
裏切りへの応援コメント
安尾は、野ブタを噛んだんですね。
セラさんの遺体を食べたんじゃなかったんだ!
ただ、松井が石塚の仲間だから、絶体絶命には変わりないけれど。
作者からの返信
本城さん、コメントをありがとうございますー!
セラを食ったかそうでないか。
安尾にとっては尊厳に関わる大事な問題ですね!
鼻を痛打して、その痛みや匂い(血液の鉄っぽい匂い)が記憶を呼び覚ますというのは、作者による実際の経験です^^;アイタタ~~!
死ぬも死なぬもへの応援コメント
夏村の打電によって救援がきてる。
けど、安尾は半分狂いかけているみたいですよね。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
夏村の言葉を希望に感じられないほど、石塚の告白があまりに衝撃的だったのですね……。
だけど、それでも!
救いはあるようです……!
カニバリズムへの応援コメント
日本兵がセラさんを襲って焼いて食べたのも衝撃ですが、安尾さんがセラさんを食べていたのが衝撃です。
気がおかしくなっていたのでしょうか。
作者からの返信
本城さん、コメントをありがとうございます!
石塚の指摘は、安尾にとって痛恨です。
彼は常にセラを守ろうとしていました。
世話になったセラのために、彼女の笑顔を守ろうと決意していましたから。
だからこそ、石塚の指摘は、地獄に叩き落される思いでした……。
ただ、安尾は本当にセラを食べたのでしょうか!?
狂人への応援コメント
いよいよニューギニアの話が。
石塚は何を話すのでしょうか。
作者からの返信
ここからいよいよ二人の過去が開示されていきます。
これは二人が共有した、ある絶望の過去です。
ただ、安尾はまったくピンときていません。
他方石塚は、何やら心に留めています。
射殺への応援コメント
あわわわ、有元、撃ち殺されてしまいましたよう。
有元の話が本当なら、石塚ってひと、サイコパス系でしょうか。
どうなるのかしら。
作者からの返信
本城さん、コメントありがとうございます!
有元、仲間なのに!
いや、仲間だと思っていたのは有元だけかっ!
実際有元は石塚を見込んで尽力していましたね。
ただ、石塚はとてもドライで、そのあたりは割り切っていたのかもしれません。
すぐに「切り捨てられる」要員として……。
痩せた男への応援コメント
チューブラーベルズの庭さま
こんにちは。遅ればせながら、完結おめでとうございます。
ずしりと重厚なミステリでした。戦中戦後の、今の私たちからしてみると異様に感じられる社会情勢や人々の精神性がミステリの舞台を必然的なものに仕立て、見事な描写やトリックが有無を言わさず読み手を没頭させるような小説になっていると感じました。
個人的には、書籍化されて図書館にひょいっと並んでいても不思議じゃないレベルだと思っています(上から目線で失礼ですが……)。
作者からの返信
佐藤さん、コメントをありがとうございます!
わーーー、あまりに過分な言葉にめちゃくちゃ嬉しくて恐縮しきりです……!(;_;)(;_;)(;_;)
レビューまで書いて頂いて、本当に何と言っていいやら……。
これはっ!
自分も一日うほうほすることになります!(*^^*)
長い長いお話でした。
作者として、何としてもこの男を、安尾を、あるべきところにかえさねばならんと、ほとんど妄執のような感じで書き続けました。
自分にとっては成仏のようなものでした。
まず書き切れたことに安堵しましたが、こうして物語として最後まで寄り添ってくださったことは、自分にとっては夢のようなことです。
本当に本当にありがとうございます!(T_T)(T_T)
薄暮への応援コメント
チューブラーベルズの庭さま
こんにちは。
手順書のチラ見せ、「妾の少女たち」のところですね。ああ、これはぜんぜん意識してませんでした。なるほどー。
環ちゃんの十三年という短い生涯に思いをはせると、押しつぶされるような気持ちになります。おそらく血のつながった家族とは死に別れ、実母と似たキクさんとふたりで細々と生活を続け、そのキクさんを死なせないために、体を売り、スパイになり、そして人を殺し……。
手順書を盗み出すしたたかさはあったものの、十三歳の子供である未熟さやすれっからしになりきれない純朴さが彼女に死を受け入れさせたのかなあと思ったのでした。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
環に思いを馳せてくださったことを、すごくすごく嬉しく思います。
環は自分の中でもとても好きな人物ですが、だからこそ表現するのが難しかったです……。
トリックを優先するあまり、環の感情を描ききれなかったことはとても悔やまれる点です。
佐藤さんには……、肝心のトリック、見破られました……けど……っ!!!!(゚∀゚)アチャーー!
交渉への応援コメント
石塚が有元を撃った……
そ、そういえば、以前「この恩は返す」とか言っていたことがあったような。
それにしても、これはどうなるのか。
作者からの返信
明らかにおかしいですよね、これは。
状況がおかしいです……。
どうして石塚は有元を撃ったのでしょうか。
二人は仲間だったのではないのでしょうか。
安尾は何が起こっているのか困惑しています。
ここからは、石塚や安尾が、一体ニューギニアで何を体験したのか――。
過去が暴かれてゆきます。
切断死体への応援コメント
白猫と恵子さんが首を切られて!!
なんとむごい光景。
そして、有元がいるなんて!
しかも銃を持ってる、絶体絶命!
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
白猫と恵子さんが、そう……。
そしてタキ刀自が絶叫するあまり、安尾たちの作戦は露見してしまいます。
すべてぶち壊しです。
おまけに件の発作……。
絶体絶命です。
これは、物語の一つの山場と捉えてください。
女の死体への応援コメント
チューブラーベルズの庭さま
こんにちは。
誰もが、現実があいまいになるほど苦しい過去の経験に呪われ、引きずられ、ぎりぎりのところで生きていたんですね。苦しい話です。
作者からの返信
ありがとうございます。
石塚にもトラウマがあったわけです。
呪い――。
そう、これは本当、呪いですね。
戦後の混沌は、経験していない自分たちには結局わからないわけですが、実際に経験していたら、本当に身と心が引きちぎられるんじゃないかという話もたくさんありますね……。
勧誘への応援コメント
チューブラーベルズの庭さま
こんにちは。
なんと! 環ちゃんはスパイだったのですか!! これは考えもしませんでした。
でも、言われてみれば、なるほど。違和感なく閨に入り込ませるには、妾のスパイを潜り込ませるのが手っ取り早い。頭が良くて美しい環なら、有元が考えそうなことでした。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
女衒の考えそうな手ですよねぇ……。
そう、スパイだったのです!!😲😲
環は環で、止むに止まれぬ事情があったわけですが……。
当時の、少女売春や人さらいが横行していたというヤミ市の状況を、物語の中に落とし込んでみています。
命懸けの作戦への応援コメント
この作戦、成功するのでしょうか。
各個撃破は、良い手だとは思いますが。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
有元のような大男を相手にするにはこれしか方法がないように思います。
それでも、吹けば飛ぶような儚い作戦であることは間違いないですね……。
脱出への応援コメント
夏村さんが助けにきてくれた。
石塚や有元が戻ってくる前に、脱出……
まって、夏村さんが味方だという保証は、ない、かも。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
そう、夏村は安尾にとって話しやすく、ある程度気心がしれている人物です。
ですが、果たして彼を「仲間」と呼ぶほどに信用していいものか――。
安尾もまた逡巡してるのだと思います。
裏切りへの応援コメント
チューブラーベルズの庭さま
こんにちは。
野ブタ!!! 野ブタをかじって撃退でしたか!
においから過去を思い出すのと同じように、痛みから過去を思い出す。そのくだりが躍動的で、まざまざと目の前に浮かんできました。でも、野ブタをかじるのはすごいですね。
作者からの返信
おりゃーーー! 火事場の馬鹿力ーーー!!! ってなもんじゃないでしょうか(笑
鼻を強打すると、鼻腔内にツーンって鉄っぽい匂いがして、過去を思い出したことがあります。
はい、これは実際に作者が体験したことなんです(^_^;)
カニバリズムへの応援コメント
チューブラーベルズの庭さま
こんにちは。
安尾さんの行為はいわゆるカニバリズムとはちょっと違うようにも思えます。食べる目的で殺し肉を食むことと、大切に思っていた人が殺されたあとその亡骸を食べること。後者にとって、腹が満たされるということは副次的なことで、大事な人と一体化する儀式のような意味合いがあったりするのではないでしょうか。……うまく言えないですが。
安尾さんは本当はどのようなつもりでセラの肉を口にしたのでしょう。
作者からの返信
佐藤さん、コメントをありがとうございます!
そう、安尾がセラを食べたのなら、佐藤さんの仰るように、おそらく、何か自分の身の内に含ませるための、自分の中で生き直させるような儀式的なニュアンスを感じます。
だけど、安尾の思考に、そういう背景はなさそうですね。むしろ人肉食に対しては抗ってる様子。
安尾の中に残る、人を食らった記憶――。
……は、すぐのちに判明しますね!(^_^;)
独白――「無力」への応援コメント
ええっ、ケイちゃん、殺されてしまったの?
環ちゃんがケイちゃんと一緒に殺されなかったのは、口がきけないからかしら。
作者からの返信
――ケイが、殺されてしまった。
そう、これは一体どういうことなのでしょうか……。
もし例の二人が何らかの行動を起こしているのだとしたら、本城さんの疑問は……!
皆殺しへの応援コメント
環ちゃんが全て見ているのなら、それは彼女と話すのが一番ですよね。
けど、犯人によっては、話さないかもしれない。
殺人の原因が利権話なのか、他のことなのかによって、犯人は変わってきますね。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
安尾は環に何か一縷の望みをかけているようですね。
それもそのはずで、あの晩彼女は何か見たはずなのです。
少なくとも安尾はそう確信しています!
ただ、仰るとおり、環がそれを話すかどうかはまた別の話ですよね。
命懸けの作戦への応援コメント
チューブラーベルズの庭さま
こんにちは。
夏村さんのことも、完全には信じきれないんですよね。あの謎行動は何だったのでしょう。
作者からの返信
佐藤さん、ありがとうございます!
夏村はいい人のように思えますよねぇ……。
話もしやすいですし、貞治のことも愚直に信奉している感じはあるし……。
彼は信用に足る人物なのでしょうか。
やがて、あの謎行動の意味も明らかとなります。
編集済
製造の手順書への応援コメント
石塚と有元がビクトリイ製薬のスパイだったとは。
タキさんの推理も聞くと、ますます誰が殺人犯かわからなくなってきました。
作者からの返信
本城さん、ありがとうございます!
麻友は遺体で見つかり、安尾は記憶に何かを抱え、石塚らはスパイ……?
そして姿を消した香苗。
この物語は、以降加速度を増し転がっていきます。
こうして物語に寄り添ってくれることがとても嬉しいです。
どうか、ご無理のない範囲で……!!!m(_ _)m
(結構残酷で陰惨な描写も多いため……)
ヤクザと覚醒剤への応援コメント
いろいろ、やばい組織がからんできてますねぇ。
怖いです。
作者からの返信
あの当時、ヤミ市は混沌としていたみたいですね!
今の暴力団も、元々は自警団のような組織だったという経緯があるようです。
帰還兵、警察、進駐軍、戦争孤児。
まさに生きるためのごった煮ですよねぇ……。
記憶の底への応援コメント
チューブラーベルズの庭さま
こんにちは。
安尾さんのむごい過去が徐々に明らかになってきましたね。でも、その記憶にはまだ腑に落ちない点も残っており、理解不能な現状とも相まって、じりじりと焦燥感に駆られます。
ぞくぞくしながら読んでいます。
作者からの返信
佐藤さん、コメントをありがとうございます!
そして星を入れていただいて、本当嬉しかったです\(^o^)/ワ~!m(_ _)mハハーッ!
安尾はこのあと段々と、自分の記憶を掘り下げて行くことになります。
そしてある真実にぶち当たります……。
石塚や有元など、他の人物も様々な背景を抱えていることが徐々に明らかとなっていきます。
お時間が許せば、当物語にもう少しお付き合いくださいませ(*´ω`*)
編集済
記憶の底への応援コメント
日本兵はみんな優しいもの、と思って近づいてしまった、セラ。
かわいそうに。
安尾はまニューギニアで、石塚と一緒だったんですね。
「このご恩は一生忘れません」
と彼は言った。
つまり安尾に恩を感じていたのですね。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
石塚は、安尾に対してニューギニアで命を救われた恩があります。
安尾をヤマボシに迎え入れたのも、彼に恩義を感じていたからなのかもしれませんね!(゚∀゚)
他方、記憶を取り戻しつつある安尾は、ニューギニアでの石塚の行動に対して、一部違和感を持っているようです。
白い彼岸花への応援コメント
チューブラーベルズの庭さま
こんにちは。
展開に思いっきり引きずり込まれています。麻友さんの遺体をとうとう発見してしまった安尾さん、衝撃を受け、必死に遺体を掘り出すときに、あの発作が現れて苦しみ……。この発作の原因も、気になります。
ふと、独白って本当に環さんなのかなあと疑ってしまいました。白い彼岸花にフォークのように突き刺したあと……黒い、あの子だったら……、あ、しかも、あの薬……。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
さてさて、詳しい言及は避けますが、佐藤さん、あなたさまは「ピン!」と来られたのかもしれませんね……!(*_*)(*_*)(*_*)ヒャァーーーー
そして、勘が鋭いと言われませんかぁ?????(唇に指を当てながら……笑)
拘束への応援コメント
ええっ、セラさんて……焼かれて食べられてしまったんですか。
それはひどい。
そして、安尾だけじゃなく、タキさんも縛られているんですね。
安尾の記憶が確実ではないから、誰が犯人かはまだよくわからない感じですが……麻友ちゃんを殺したのは貞治で、それを見た安尾が逆上して、貞治を殺したかな。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
少女が焼かれて食われる……。
安尾の記憶の奥底には、そのような記憶が眠っていました。
彼は今で言うPTSDのような疾患を抱えていたものと思われます。
翻って南方戦線におきましては、あまり公には語られませんが、空腹のあまり人肉食が行われてたという記録は実際に残っているようです。
そしてタキ。
集落内でそれなりの立場にいるタキが縛られているのは、明らかに異常ですね……。
独白――「願い」への応援コメント
私が真相を聞きますよ、環ちゃん。
作者からの返信
>>私が真相を聞きますよ、環ちゃん。
乱入者X「どうもどうも、実はあの晩はですねぇ!」
作者「コラコラ誰やおまえは~!」
編集済
違和感への応援コメント
やはり、殺したのは有元で、埋めたのは石塚なのか!
いかにも犯人らしい犯人だから、違うのかな、とか思ってたんですが。
このままじゃ、安尾さんも殺されてしまう。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
仰るとおりです。
殺したのが有元で埋めたのが石塚なら、こんな犯人らしい犯人はないですよね!^^;
以降、二人の背景や思惑が徐々に見えてきます。
冷たい遺体への応援コメント
運んだのは石塚、すると殺したのは有元、香苗か、夏村が嘘をついているか。
それにしても、安尾さん、麻友ちゃんの遺体、掘り出してしまったけど、現場を荒らしたということにならないかな、心配です。
作者からの返信
本城さん、コメントをありがとうございます!
いやぁ、これは一本取られました!
確かに、これは安尾は早計ですよね……。
感情的に遺体を放っておけなくとも、実際警察を呼ぶのなら、本当これは早計でしたよね。
安尾、馬鹿ッッ!(ということにしておいてください……!!謝)
奇妙な足音への応援コメント
チューブラーベルズの庭さま
こんにちは。
重たい荷物を運んでいるかのような足音……誰が、何を運んでいたのか。気になります!
作者からの返信
重たいもの、それは……、やはり……。
アレ、かもしれませんね……。
夜、雨、殺人……、やっぱり。
佐藤さん、いつもありがとうございます!
こうしてコメントくださり、この物語に寄り添ってくださることが何よりも嬉しく光栄に思います。
ありがとうございます(^^)
ところで、自分は美麗な文章をまっっっったく書けないので、今、佐藤さんの文章からかなり色々技を盗もうとしています……!(笑
集落の未来への応援コメント
チューブラーベルズの庭さま
こんにちは。
なんと、実験動物は、知能向上薬の開発にも使われていたのですか。万が一、それが成功していたら、投与されていた動物たちがどんな気持ちでいるか……想像すると、いろんな意味で、かなり恐ろしいですね。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
実際とても酷い実験ですよね!
陸軍に731部隊(関東軍防疫給水部)のような、動物や人体を用いて生物兵器の開発を行っていた部隊も実際にあったようなので、例えば覚醒剤開発のために動物実験等を行っていた研究者もいたのかなぁと、そこから物語に落とし込んでみた次第です。
独白――「感謝」への応援コメント
シロヒガンバナを置いたのは、環ちゃんですね。
麻友さんの遺体を発見した安尾を見ていたのは、彼女ですね。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
いよいよ麻友が死んだことは決定づけられだようです……。
これで貞治に続いて、娘まで死亡したことになります。
ちなみに、この物語の当初のキャッチコピーは「妾の少女とある集落で起きた父娘殺人事件」でした。
白い彼岸花への応援コメント
麻友さん、やはり殺されて埋められていたんですね。
埋めたのは石塚で、殺したのは誰なんでしょう。
ん? 貞治が麻友さんを殺して、それを環さんが目撃して、貞治を環さんが殺した、というパターンもあるかな。
環さんの独白日記の時系列がちょいはっきりしないから、わからないけど。
でも環さんは十三歳だからなあ。非力な少女が貞治を殺せるかしら。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
貞治が麻友を殺したパターンは、有り得る気がしますね……。
環の非力は、仰るとおり、そう、大の大人を一人叩き殺せるかなぁ……? という疑問が残ります。
本城さんの考察は鋭いからいつもドキドキしています。
でもこうしてコメントを残して指摘してくださるととても嬉しいです。
ありがとうございます!
セラとヤギへの応援コメント
コメント失礼します( ´ω` )
どんどんと色々な情報が出てきて、組み合わせて行くのが楽しいですね
作者からの返信
鋏池さん、コメントをありがとうございます!
わーー、まさに「伽藍の悪魔」を読ませて頂いてるトコロでして、そのご本人さまからコメントを頂けるとは思いもしませんでした!
ゾクゾクしながら読んでいます!
ありがとうございます!
物語として、ちょっと情報過多気味なんですよねぇー……!^^;
産めない女への応援コメント
チューブラーベルズの庭さま
こんにちは。
香苗さんの境遇の悲惨さ、辛さ、胸中察するに余りありますね。それにしても、若かりし頃は土木や建築がお得意な才媛だったとは。なかなか意外で意味深です。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
暗く日陰の集落で、香苗は一体何を考えて暮らしていたのでしょうか……。
そうなのです、彼女が才媛であること。
そのことが、この物語のキーになるとかならないとか……?(どっちやねん
独白――「追跡」への応援コメント
石塚が麻友さんの死体を埋めたということでしょうか。
つまり、麻友さんはもう、死んでいる。
貞治も麻友さんも、どちらも、同じ人物が殺したのかしら。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
あの晩何があったのか。
誰にどんな思惑があったのか……、そして一体何を行ったのか……。
この物語は実のところ、おっと誰か来たようだ。
疑惑への応援コメント
安尾さん自身の記憶障害。
夏村の怪しい行動。
どうなるのかしら。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
安尾にとって夏村という青年は、話しやすく、また心を許せると思っていたかもしれません。
彼のことを信じられるのかどうか、今安尾自身も悩んでいるに違いないと思うのです。
そして仰るとおり、安尾自身、記憶に何かを抱えているようです。
創業者の一人娘への応援コメント
チューブラーベルズの庭さま
こんにちは。
麻黄で財を成した神谷家の一人娘が麻友さん、この名に因縁を感じますね。
作者からの返信
佐藤さん、コメントをありがとうございます!
もし男の子なら、そう、貞治は「麻太郎」……と名付けたかもしれません(笑
それはそうと、これはスレチかもしれませんが、「ごう、ごうとうなる」が実はサイドストーリーだということを他の皆様のコメントで知りました。
てっきり独立しているものだと思っていましたので、繋がっていると知り嬉しくなりました。
「イソヒヨドリの町で」を楽しませてもらおうと思っています!(*´ω`*)
セラとヤギへの応援コメント
えっ、安尾さん、記憶障害があるんですか。
すると安尾自身も容疑者のひとりになってしまいますが。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
正直、その発想めっっっちゃ鋭くてグサグサヒヤヒヤしてます……!!!^^;
実はですね、本城さんのコメントを読みながら、「お願いします、どうか本城さんが名探偵よろしく事件をズバズバと解決しませんように、神様ぁ……!」とビクビクしながら祈っているのです(笑
独白――「文字」への応援コメント
あいつ、はいったい誰なんでしょう。
気になるー。
作者からの返信
ありがとうございます!
物語のキモとなります故、なかなか言及できないのですが、少なくとも、集落の外部の人間とか突然の第三者等でないことは言明しておこうと思います!^_^
ヤミ市の女衒への応援コメント
有元がいるときに、麻友さんが見つからなくてよかったと、私も思います。
環ちゃんは、口はきけないけど、頭はいいんですね。
ドイツ語をおぼえるなんてすごい。
作者からの返信
ありがとうございますー!
麻友が見つからなくて良かったですよね!
もし麻友が見つかっていたら、安尾の反応を見る限り、おそらく大男と殺し合い必至ですね……。
そしたら物語はここで終わっていたかも……(T_T)
雨中行軍への応援コメント
有元というのは、いかにも昔の日本軍人の、暴力的で異様に偉そうにする典型的なタイプですね。
この男、お天道様に顔向けできないような浅ましいこと、いっぱいしてそうだなあ。
作者からの返信
ありがとうございます!
温厚な安尾もさすがにキレました!(#^ω^)
有元は、督戦的な任務に従事していた人間なので、威圧や脅しが染み付いているタイプですね。
仰るとおりです。
そしてこの後、彼の背景も次第に明かされます……。
独白――「後悔」への応援コメント
ええっ、まゆねえちゃんはしんだ?
そして、あいつ、をころす?
貞治はもう死んでるし……これは一筋縄ではいかない事件ですね。
作者からの返信
ありがとうございます!
後悔と悲しみ。
さて、〝あいつ〟に対する復讐が始まるのでしょうか……。
奇妙な足音への応援コメント
お母さんの香苗さんの犯罪を庇うために、麻友さんは置手紙をして失踪したのでしょうか。
ありえない話ではないですよね。
作者からの返信
ありがとうございます!
麻友は優しい娘です。
あり得なくはないですよねぇ。
自分がもし香苗ならもっともっと前に爆発してしまいそうです……!(T_T)
編集済
夏村の推理への応援コメント
殺された貞治は、他にも恨みをかってそうですよね。
確かに、麻友さんが犯人と決めつけるのは早計と思います。
作者からの返信
仰るとおり、貞治はありとあらゆるところから恨みを買っていたはずですね!
それと、本作「復讐の十三歳」ですが、読者を置いてけぼりにさせないために、前半の方に、時々人物紹介を挟み込んでみました。
これは、本城さんの「ギリシャ物語」を読んで、真似させてもらいました。
読者にとても優しいこの方法、リーダビリティに対する意識の高さ、見習わせてください……!(*´ω`*)
痩せた男への応援コメント
本日こちらの作品と出会い、一気に読ませていただきました!
数話ごとにゆっくり読もうかと思っていたら止められず、ラストまで……!
まさかの展開やどんでん返しに何度もびっくりさせられ、さらに戦中戦後の絶望的な雰囲気にもどんどん惹かれました。
それぞれのキャラ、特に主人公の結末には「あぁ……!」と思わず声が出た次第です。
カクヨムコンの読者選考は自分も無情っぷりをひしひしと感じておりますが( ノД`)、これは間違いなく相当高レベルの作品と思っています。良いミステリーをありがとうございました!
作者からの返信
なんとーー、めちゃくちゃ嬉しいです!
kayakoさん、ありがとうございますーーー!(T_T)(T_T)(T_T)
16万文字を読み切ってくださって、そしてこの物語に寄り添ってくださったこと……、本当に本当に言い表せないほどに嬉しいです。
★も入れてくださって、万感の思いです!(´;ω;`)
嬉しくて何度も何度もコメントを読み返してしまいました(T_T)(T_T)(T_T)
そうなんですそうなんです、読者選考は、ハイ、落ちます!(笑
星が全然足らんみたいです!!!(^O^)/
でもこうやって素晴らしい感想をもらえたことで、書き切って良かったと心の底から思えます。
集落の未来への応援コメント
なんだか、殺人事件からスケールが大きくなってきましたね。
脳の前頭葉を刺激するある有機物質を植物素体から抽出する、そんな研究をしてたんですか。
作者からの返信
ありがとうございます!
集落で生産していたものが除倦覚醒剤だったもので、ヤマボシは小規模ながらも動物実験や研究を行っていたようです!
ですが貞治が亡くなってしまった今、もはや研究する意味もないような気がしますねぇ……。
編集済
不和への応援コメント
自分自身が生きていくことすら難しい時代には、一番弱いものにしわ寄せがいくんですよね……
麻友ちゃんはがんばってくれているけど。
作者からの返信
ありがとうございます!
傷痍軍人や戦争孤児、PTSDを抱えた復員兵なども、とてもとてもご苦労なさったようです。
独白――「目撃」への応援コメント
これは、環ちゃんの独白でしょうか。
麻友ちゃんのほうが、首をしめられて殺されかかってるんですよね。
作者からの返信
いつもコメントをありがとうございます!
仰るとおり、麻友は何者かに首をしめられているようですね……。
ネタバレを避けるため言及は控えますが、この独白は後々重大な意味を持つようになります😲😲ハワワワワワ~
恵子への応援コメント
環と恵子を守ろうとして、麻友ちゃんは、一人でも戦っていたんですね。
頑張ってたんだ。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
麻友は強く優しい少女で、閉ざされた環境の中、必死で環と恵子を守ろうとします。
二人にとっての母……、もしくは姉のような存在だったのだと思います。
それと、お星さまをありがとうございます~!(^O^)/
ギリシャ物語、おっっっっもしろいですねぇーー
こんな軽やかな筆致は憧れます!
妾の少女たちへの応援コメント
紙芝居を見て楽しんだ女の子たち。
こんな無邪気な女の子たちが、ひどい目にあわされたり、無残な事件になってしまうなんて……
作者からの返信
いつも丁寧に読んでくださってありがとうございます!
仰る通り、この時代(戦後)の少女たちは、筆舌にし難い生活を送っているようでした。
作者目線となりますが、本作を執筆するにあたり、ヤミ市のことを調べておりましたところ、今の環や恵子以上に酷い生活を強いられる子どもたちは大変多いと感じました。
戦争という名のしわが、一番弱い者に寄っておりました。
失踪した娘への応援コメント
>安尾は、麻友を捕まえたくなかった。
私も捕まってほしくない気がします。
麻友さんでなくても、こんな家にいたくないですよね。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
仰るとおりですね。
麻友にとってこの家は牢獄であり、彼女は籠の鳥です。
彼女は自由を得るべきです。
安尾もきっとそんな風に思ったことでしょう。
独白――「決断」への応援コメント
えっ、まゆねえちゃんは、〝あいつ〟に、ころされた?
これは、環ちゃんの独白?
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
独白。
話すことができなくとも、思うところはあるようです……。
彼女は何かを秘めているのかもしれません。
〝あいつ〟とは一体誰なんでしょうか。
そして、麻友が一体どういう存在だったのかは気になるところです。
強姦未遂への応援コメント
うーん、そんなひどいことがあったんですか。
これは麻友さん、殺意を持ってもおかしくはないですね。
作者からの返信
ありがとうございます!
麻友の、これは実におぞましい告白でした……。
安尾にとっても衝撃でしたが、残念ながら彼は、麻友を慰める言葉を持っていなかったようです……。
口下手な彼は、「ただ聞く、ただ話す」、それぐらいしかできないみたいですね。
産めない女への応援コメント
麻友さんも、そのお母さんも、跡取りの男を産めってせめられて、追い詰められていたんですね。
作者からの返信
仰る通り、香苗に関しては心が死ぬぐらいには追い詰められていたのかもしれません……。
実際ヤマボシでの生活は、香苗にとっては、暗い暗いものだったでしょう。
置き手紙への応援コメント
手紙については、
● 本心から、麻友さんが書いた。
● 誰かに脅されて、麻友さんが書いた。
● 誰かを庇って、、麻友さんが書いた。
とか考えられますが、神谷貞治が何やらひどいことをしていたのは、事実のようですね。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
そうなのです……。
神谷貞治はどうやら鬼畜なようなのです。
手紙は間違いなく麻友の筆跡らしいのですが……。
あの夜に一体何があったのでしょうか……!
物語にお付き合いくださりありがとうございますーー!(T_T)
痩せた男への応援コメント
あーーー! 悔しい!
独白のカラクリはわかりましたが、犯人がわからなかった!
すべてが明らかとなった今、ストーリー構成というメタ的な視点から見れば、独白がわかった時点で、犯人もわかって然るべきだったなぁと悔しく思っていますw
いや、もしかすると犯人であってほしくないと無意識に願っていたのかも。
文句なしに面白かったです。
三話辺りから少しずつストーリーに引き込まれていって、登場人物にどんどん感情移入させられ、ページを捲る手が止まりませんでした。
ネタバレになるので内容に触れられないのが残念ですが、途中で色んな違和感はあって、最終的にはなるほどと納得できました。犯人の動機だけは少しモヤっとしていて、なんとも悲しい気持ちでいっぱいですw
完結おつかれさまでした。
うーん、これ読者選考通ったら、受賞狙えるレベルだと思うんですけどね。それぐらい面白かったです。
作者からの返信
うわー最後まで読んでくださって、ホントにホントに、嬉しいです(T_T)
その上そんなにまで仰ってくださって、もう嬉しすぎて、心臓がバクバクしています……!
読者選考はなかなか難しそうですが、念を送っています笑、(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
お星さまありがとうございますーーーー!
このお話は何とか読者さんに「誤認させる」ことがキモだと思っていたので、いかにレッドヘリング散りばめて、煙に巻いて、でもズルくならんように……、みたいなことを心がけました。
でも火乃玉さん、さすがだなぁと感じました!
カラクリを察して感づくあたり、やっぱりミステリーの手練にはなかなか通用しないんだなぁ~と痛感しました……!
いやぁ、まいったーー!
*作者よりへの応援コメント
PV23まじですか……でも、今は大分増えたみたいで。
かなり面白いです。でも、★は解決編が終わってからでw
これ犯人いなくない? と思いながら読んでいたんですが、やっぱりお約束的にこの中に犯人はいる的な感じっぽいですね。解決編が楽しみです。
作者からの返信
ここまで読んでくださってありがとうございます!
うわーホント、感無量です(T_T)
そうなんです、全然読んでもらえなくて、めちゃくちゃ落ち込んでいました。
犯人……っ!
それは……!
あっっっっ。
もう少しだけ、お付き合いください……!(^_^;)
トラウマへの応援コメント
父の貞治は私が殺した、と、娘さんの麻友さんの書置きが?!
作者からの返信
書き置きが……っ!
こ、これはもう確定ですね!?
それにしても、この物語はこれまでなかなか読まれてこなくて苦戦していたので、こうやってコメントを残していただけるととても嬉しいです。
ありがとうございます(*´ω`*)
容疑者の少女への応援コメント
環さんは、お妾さんなのですね。わかりました。
それにしても、殴るなり水ぶっかけるなりすりゃいいじゃねえか、とか、ずいぶん手荒なこと言ってますね。
そういう時代だったんですねえ。
作者からの返信
いや、本当そうですよねぇ……!
殴る蹴るは当たり前の時代でした。
環は不遇な出自の子ですので、書きながらもかわいそうでかわいそうで……。
疑惑への応援コメント
ここまで読ませて頂きましたが、面白いと思います。
ミステリーなのでどこまで内容に触れて良いのか判断が難しいのですが、どこが面白いのか具体的に書かせて頂きますね。
まず正義感の強い麻友に対して、かなり好感が持てました。これによって、麻友に対する興味を引かれます。しかも、キャッチコピーに「父娘殺人事件」とあることから、初期の段階から麻友が被害者になることが予見できました。(ここはまだ未確定の部分ですが)これによって私の中で何が起きたのかというと、麻友に死んでほしくない、無事でいてほしいという気持ちが生まれました。そして「どうなるんだろう?」という強い興味を引かれ、小説を読み進める上でのモチベーションへと繋がりました。
また、どんでん返しと銘打たれていることから、もしかしたら麻友は生きているんじゃないかとも希望を抱いており、目が離せない状況です。
私もミステリーはそこそこ読むので、どんでん返しと銘打たれると、色々なパターンを想像してしまいます。特に独白の人物がめちゃくちゃ気になりますね。物語のキーとなりうる情報が次から次へと明かされますし、何か仕掛けがありそうだとも勘繰ってしまいます。タイトルも「復讐の十三歳」ですし、すべてが計算されているように感じます。
文章も綺麗に整っていて読みやすいですし、雰囲気も出ていると思います。
あとコメント返信頂いた中で、登場人物に関して気にされていましたけれど、名作と呼ばれるようなミステリー小説でさえ、誰が誰だかわからなくなることがあります。これは、登場人物が多くなるとどうしても避けられない問題なのではないでしょうか。
私は記憶力が悪いので、きちんと読むためにメモを取らせて頂きましたw
作者からの返信
めちゃくちゃ光栄です……!
光栄に尽きます(T_T)
登場人物の件も、そう言っていただけると、ほっと安堵します……。
ただ今の心境は……、
「ああーーーっ! ハ、ハードル上げすぎたかもしれんーー! キャッチコピーに『奇想のどんでん返し』とか書いてしまって、ハードルがぁーー! ハードルがぁーー!」
なんてことを感じつつ、顔から火を吹いてキーボードを打っております……。
ミステリーを読み慣れた方を騙すのはやっぱり難しいのかぁ~~!?(笑
衛生兵と憲兵への応援コメント
徴兵検査で乙種の判定を受けると、衛生兵になるんてずかね。
あんまり知らなくて……すみません。
奥さんの環さんが疑われているんですね。
作者からの返信
ありがとうございますー!
衛生兵になる経緯は、志願や徴兵でもさまざまだったらしいのですが、乙種判定を受けた方が衛生兵や後衛に回されることはあったようです。
やっぱり少し当時の状況に関して説明不足でしたよねぇ……、いやぁ申し訳ないです。
いえいえ、環は奥さんではなく、十三歳の妾なのです(^o^)
衛生兵と憲兵への応援コメント
容疑者が年端もいかぬ少女で、可哀想な境遇というのは話に引きこまれますね。これに憤る主人公に感情移入しやすくなるというのは巧い!
他の方がコメントに書かれていたのですが、私も登場人物をメモしながら読もうかなw
作者からの返信
わー、読んでいただけるとはめちゃくちゃ光栄です、ありがとうございますーーー!(T_T)
登場人物の登場の仕方は、正直もうちょっと工夫したかった……!(泣
でも火乃玉さんが仰るとおり、ウェブにおけるミステリーって、やっぱりちょっと取っつきにくいですよねぇ……。
何と言いますが、「目が滑る」と言いますか、「入ってこない」と言いますか、やけに集中力を要すると申しますか……。
告白しますが、例えばクローズドサークルもの読んでても、途中で「あれ? こいつ誰やったっけ?」みたいなこともしゅっちゅうありました……。
これは念のため先に申し上げておきますが、もしなんだか話的に、ちょっと違うかなぁ? と思われましたらホント、遠慮なく離脱してくださいね(^_^;)
自分も他の方の作品を読んでいて、んーちょっと違うなぁ? って時は手を合わせてからそうしています!m(_ _)m
編集済
腹上死への応援コメント
コメント、お邪魔します。
おお、最初に死体を転がせ、というのが忠実に実行されている。
しかも、この死に方は衝撃的ですよね。興味わきます。
そして、文章が非常に読みやすく、作者さまの筆力の高さを感じます。
続きが気になります。
またきます♡
作者からの返信
仰るとおりです……!
本城さんのエッセイを読んでいまして、「最初に死体を転がせ」の記述がありましたので、
「おおおおおーー、まさに自分が苦心惨憺していたことじゃあああ……!」
と悶絶していました。
と、頑張っては見たものの、せいぜいこの程度のPVにしかならなかったのですが……(笑
今ギリシャ物語を読んでいます。
冒頭のつかみは唸りました。
読者としてはっきり「つかまれ」ました!
明らかに読み応えのある物語を見つけてしまい、とても嬉しく思っています。
痩せた男への応援コメント
いやあ、見事に騙されました😊
序盤から作者様の術中に嵌っていたわけですね。
あっぱれです‼
手紙が途中で切り離されていた理由も理路整然としていて秀逸でした。
ミステリ以外の部分でいうと、戦後まもなくならではの人心の荒廃した暗さが巧みに表現されていましたし、戦争を背景に主人公を中心とした人間ドラマも読みごたえがありました。
主人公の贖罪と救済の物語というテーマが全体を通して貫かれているのも、小説としての完成度の高さを感じました
とても面白かったです‼
作者からの返信
わーー、16万字超えを読んでいただいたことが、まずめっっっちゃ嬉しいです!
読み切ってくださったことが、なお一層嬉しいです。
あんまり読者のいなかったお話だったので、そう仰っていただくと、救われる思いがします……!(´;ω;`)
本当にありがとうございます。
すてきな★もくださって、自分の頭の中の「安尾」が笑った気がしました(´;ω;`)
痩せた男への応援コメント
面白かったです!! 拝読するのは一日につき数話程度に留めておこうと思ったのに、続きが気になって止められなかったです。
安尾さんには幸せになって欲しかったけれど、大切な人を殺されて穏やかには生きられませんよね……。
環ちゃん親子のエピソードは涙無しには読めませんでした。
作者からの返信
水無月さんが「面白かった」と言ってくださったその一言で、もう万感の感情が押し寄せてきます。
そして、すばらしいレビューを書いていただいて、本当こんなに嬉しいことはありません(´;ω;`)
なかなか反応がなかったために、嬉しすぎて、飲んでたお茶を吹きそうになりました。
本当にありがとうございます!
独白――「十三歳」への応援コメント
うわあぁぁ、モノローグの主がここで判明!
確かに「彼女」は喋られない……! やられたーー!!
作者からの返信
ありがとうございます!
いや、実際ちょっと力技過ぎるやろ、とは思いつつも……!!(^_^;)
そう言っていただけると、かなり、いや……めちゃくちゃ救われます!
裏切りへの応援コメント
野ブタだったかーー!!!!
家族と等しい間柄となったセラちゃんとヤギさんを惨殺されて思考が飛んでしまった安尾さん。セラちゃんを自分の一部にして保護する為にカリバリズムに走ってしまったのかと思ってました。前話まで。
でも本当は安尾さん、セラちゃんの身体を守る為に無我夢中で戦っていたんですね……。弱いのに。底値なしに善い人だった(泣)。
作者からの返信
ありがとうございますーー!
作者として、「◯◯だったかぁーーー!」のそのひと声が何より嬉しく思います。
ニッチな拙作を丁寧に読んでいただいて、本当に感謝しております。
ありがとうございます!
夏村の推理への応援コメント
キャラクター一人一人が丁寧に描かれていて、息づいていますね!
ボロボロの安尾に仕事を紹介してくれた石塚さん……。好印象を抱いていましたが子供を酷使する裏の顔が? 無気力そうに見えた香苗にも秘密が? 有元はそのまんま単純そうな男ですが。
序盤を拝読しただけでも充分面白いと思ったのに、ここにきて麻友ではない真犯人が居るかもしれないと匂わされて……。ワクワクが止まりません。これぞミステリー!
作者からの返信
わー、丁寧なコメントをありがとうございます!
そんな風に物語に寄り添っていただけると、本当に本当に嬉しいですー!(´;ω;`)
閉ざされた集落というクローズドサークル風の渦に巻き込まれてください~~~!(笑
腹上死への応援コメント
エッセイ読んで、気になったのでこちらに飛んできました。
冒頭も文体も、ものすごくいいと思います。私のようなミステリ好きは少数派?
応援します!!
作者からの返信
ありがとうございます!
すごく嬉しいです……!(´;ω;`)
私もミステリとホラーをカクヨムで、ヨムヨムしている派です。
自分は、三夜間円さんの「ふたつのわら人形」のお話を読ませてもらって、すごく好きになりました。
とても感心しました。
痩せた男への応援コメント
痩せた男は、安尾ですね。
彼はずっと、セラちゃんを食べた奴を捜していた。
石塚が名前を言っていたんですね。
壮絶なお話でした。
人間というものは、哀しいですね。
素晴らしい作品でした。
心に残るお話を、ありがとうございます!
作者からの返信
本城さん、この物語に最後までお付き合いくださって本当にありがとうございました。
長い長いお話な上、まっっっっったく明るくもない内容なので、陰々滅々としてしまったかもしれませんね……^^;
(それは、ギリシャ物語と比べるべくもなく……!!)
毎日本城さんからコメントがあることがとても嬉しかったです。
本城さんのコメントから、多くの刺激を受けました。自分にない視点、新しい発見がたくさんありました。
「そうか、石塚の視点に立つとそういう見方もできるか……!」とか、色々と考えさせられました。
この話は何度も改稿を繰り返していて、長らく宙ぶらりんになっていました。その間作者として、安尾を何とかしてやらねばならーん、とずっと悩んでいました。
こうして本城さんが読んでくださったことは、とっっっても救いになります!!!
本当にありがとうございましたm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m