ここまで読ませて頂きましたが、面白いと思います。
ミステリーなのでどこまで内容に触れて良いのか判断が難しいのですが、どこが面白いのか具体的に書かせて頂きますね。
まず正義感の強い麻友に対して、かなり好感が持てました。これによって、麻友に対する興味を引かれます。しかも、キャッチコピーに「父娘殺人事件」とあることから、初期の段階から麻友が被害者になることが予見できました。(ここはまだ未確定の部分ですが)これによって私の中で何が起きたのかというと、麻友に死んでほしくない、無事でいてほしいという気持ちが生まれました。そして「どうなるんだろう?」という強い興味を引かれ、小説を読み進める上でのモチベーションへと繋がりました。
また、どんでん返しと銘打たれていることから、もしかしたら麻友は生きているんじゃないかとも希望を抱いており、目が離せない状況です。
私もミステリーはそこそこ読むので、どんでん返しと銘打たれると、色々なパターンを想像してしまいます。特に独白の人物がめちゃくちゃ気になりますね。物語のキーとなりうる情報が次から次へと明かされますし、何か仕掛けがありそうだとも勘繰ってしまいます。タイトルも「復讐の十三歳」ですし、すべてが計算されているように感じます。
文章も綺麗に整っていて読みやすいですし、雰囲気も出ていると思います。
あとコメント返信頂いた中で、登場人物に関して気にされていましたけれど、名作と呼ばれるようなミステリー小説でさえ、誰が誰だかわからなくなることがあります。これは、登場人物が多くなるとどうしても避けられない問題なのではないでしょうか。
私は記憶力が悪いので、きちんと読むためにメモを取らせて頂きましたw
作者からの返信
めちゃくちゃ光栄です……!
光栄に尽きます(T_T)
登場人物の件も、そう言っていただけると、ほっと安堵します……。
ただ今の心境は……、
「ああーーーっ! ハ、ハードル上げすぎたかもしれんーー! キャッチコピーに『奇想のどんでん返し』とか書いてしまって、ハードルがぁーー! ハードルがぁーー!」
なんてことを感じつつ、顔から火を吹いてキーボードを打っております……。
ミステリーを読み慣れた方を騙すのはやっぱり難しいのかぁ~~!?(笑
安尾さん自身の記憶障害。
夏村の怪しい行動。
どうなるのかしら。
作者からの返信
コメントをありがとうございます!
安尾にとって夏村という青年は、話しやすく、また心を許せると思っていたかもしれません。
彼のことを信じられるのかどうか、今安尾自身も悩んでいるに違いないと思うのです。
そして仰るとおり、安尾自身、記憶に何かを抱えているようです。