ローデリヒ皇子って、ツェントルム帝室の常識の枠内では思いやりと常識がある好青年なんでしょうね💦 父皇帝だって、愛する妃の息子である彼を雑な扱いはしなかったでしょうし、だからこそ自分は無条件に愛され、何かを受け取れるに足る存在だと疑いもしない。そしてそれが、なおのこと性質が悪いですね(;^ω^) 相手を侮辱するつもりで言っていたのなら、まだしも救いようがあったように思います。だってそれなら、少なくともそういう発言は失礼にあたると理解はしているということですから……。
ローデリヒ皇子はこれまで生きてきて、支持基盤であり母の故郷であるザイツェタルクの常識を知ろうともしなかったらしいあたり、なんだか雲行きが怪しくなってきましたね。確かにこのまま即位したら、あるいは父以上に暗君になってしまいそうだあ(;´∀`)
作者からの返信
さすが米子さん、深い考察!!!
おおむねおっしゃるとおりで、作者もヒョエ~確かに~!!となっています。そうそう、ツェントルムでの常識の枠内では常識的な好青年で、ジークもこんな状況にならなかったらそれに気づかなかったのです。気づいてよかったですね。このまま皇帝になったらまったく弱者の痛みのわからない暗君になっていたことでしょう……。彼はわざとじゃない分たちが悪いです。
ちなみにパパ帝は結構わざとだったので自分が嫌われていることを感じながら死んでいきました。このへんクラウスの過去回想で詳しくやる予定ですが、肝心のクラウスが暗躍してばかりで登場しないのでいつ書けるのかわかりません……。
コメントありがとうございます!!
ローデリヒ、悪気はないだけに厄介ですねぇ。
自分の範囲内での常識でしか物事を語れないのでは、皇帝の器ではないと思われても仕方ないです。
この戦争を機にジークはいろいろなものが見えてきましたね。
作者からの返信
はい、すごく厄介です。彼みたいなタイプの人間のこういう意識の矯正ってどうしたらいいんでしょうね、現代日本にもわりといますよね。
ジーク、勉強になってますね。戦争なんかしないに越したことはないんですが、ジークのまぶたをこじ開けるのには役に立っているようです。
コメントありがとうございます〜!!