第2話 登場人物の紹介
① 年齢は初めて登場した時のもの
【銀狼教の関係者】
銀色の毛並みを持つ雄狼。神の化身であるらしく、人の言葉を話す。
五百年昔、
砂漠の民・半氏の長。神の化身・銀狼に導かれて銀狼山脈の麓に西華国の都・
西華国の後宮に捕らわれて十年になる、髪の真白い美しい少女。言葉が喋れず記憶も保てない。年齢は12歳くらいだが、どうやら年をとらないようだ。
【趙家の関係者】
西華国の宮中を守る禁軍の将軍。
藍秀の母親違いで5歳年上の姉。気高く優しい気質で、見栄えも美しい女性。半氏の第三皇子の正妃となって嫁ぐ時、藍秀を侍女として伴う。この時の年齢は20歳。
この物語りの主人公・15歳
西華国の将軍・趙蘆冨の娘でありながら、母の出自が卑しいために、弟・蘆信とともに貧しく育つ。肌の色は浅黒く、髪は赤毛でくせ毛。自己流ながら剣術の腕が立つ。そのことを父に見込まれて、第三皇子の妃となった姉・陵容の侍女として宮中に上がる。
藍秀の5歳年下の弟・10歳
将軍の子でありながら、その出自のせいか、勉学や武術の稽古に身が入らず、悪友たちと遊びまわってる。
奴隷宦官の少年・17歳
この物語りのもう一人の主人公。
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