24話  お話の勝手口 日女について

 Mの書いたお話に出てくる〈日女ひめ〉について。

 毘売ひめ比売命ひめひめに近い感覚で使っている。Mの中で〈姫〉は北欧やゲルマン、中世ヨーロッパのイメージだった。

 

 『霧ノ國 不知日女しらずひめ』のときに使いはじめた。

 https://kakuyomu.jp/works/16817139554615908258


 これは史実を基にした日本の戦国時代が舞台。ただ、歴史もの初心者のMは自由度を増すためにも、ふわっと架空にしておきたかった。


 『白月はくげつを巡る騎士たち』(ただいま絶賛、尻切れトンボ中)でも、ヒロインは日女ひめと呼びかけられている。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330647852513230


 こちらは五大陸が地殻変動で、くっつきまくっているアジア大陸をイメージしている。古代日本種の末裔が、漢字の名前という設定。いつの時代だという科学が遺物となっている。Mの設定の真骨頂、ざっくり仕様。


 『白月~』を公開したあたりから、「私、ダークファンタジーを書くために生まれてきていない」と気づく。


 今、現在、更新中の『氷結魔導士のはやすぎるいろいろ』は、イメージ映像だけ中央アジア。お城は中世ヨーロッパ。気候は、そんなに乾燥してない。きっと、地殻変動が起こったのだと思う。(←すべて、この一言ですます)

 https://kakuyomu.jp/works/16817330660959295735


 ここでも王国の血筋の女子は、日女ひめと呼ばせている。


 以上。

 日女ひめ? と思っている方もいるかな~と、補足。

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