6話  知らない文字

 Mは、今日も小説投稿サイトで物語を書いている。

 ある日、コメントをいただいた。


 あっ。お話の毎回にコメント欄、あるんだ。

 ――知らなかった。


 コメント返し、という新しい課題、キタ(←学んだ)。

 そして、やはり知らぬ文字が、デタ。

 ――解釈は可能だが、まちがってると、とんでもない事故、起こすよね。

 

「あのさ」

 我が家の若君を呼ぶ。


〈ノ〉〈シ〉って書いてあるみたいなの、わかる?」


  ※後日、気づいたが〈ツ〉?


 自分の携帯から目をあげずに、若君が。

「〈ばいばい〉だよ」



 ネット検索から引用。

〈「さようなら」「バイバイ」「では」「またね」などの意味で手を振っている様子を示す用語であり、正確にはアスキーアート(AA)。 意味を理解して用語を見ると、手を上下に振っている様子だとわかる。〉


 ノシ。←これがっ。


  ※後日、気づいたが、ノツ、であろうか


 いや、あすきーあーと(AA)?

 結局、知らない世界に放り出される。




〈告知コーナー〉『霧ノ國 不知日女(しらずひめ)』

        https://kakuyomu.jp/works/16817139554615908258

        最近 プロフィールに〈中学生〉とある方からフォローあり

        びびりました   

        上記は15Rだよー おねいさん向けのお話だよー

        あ そふとな表現は心がけております

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