第3話 ポンコツマジシャンと亀甲縛り。
前回にもないあらすじ。
森に放り込まれたので罠仕掛けて食料を狙ってます。
あ? んなこと話す価値なんてねェだろ? ……って、俺に誰に話しかけて――。
「わぁぁぁぁあああぁぁぁ!?」
「……」
……罠を仕掛けた方から悲鳴が聞こえる。とりあえず様子を見に、罠を仕掛けた場所へと向かう。
「助けて……!! 僕、なんか変な縛り方されてる……!!」
「……(ヤバい、ガチで亀甲縛り出来ちゃった)」
そこにいたのは、黒髪の可愛らしい服を着た少年。……うん、これは完全にショタだろう。というか、R18的な意味でマズいのでどなた様かモザイク出せませんかねコレ……。
……ただ、とりあえず他に実験体もいないので縄を咥えさせられないかと試してみる。
「――!? ――!!?(なんで!? なんで口まで!!?)」
「……」
……出来てしまった。どうしよう、ショタとのR18BL展開が出来てしまいそうだ。
「……悪ぃ、罠仕掛けてたらちょうどお前がすっぴりフィットしちまった」
「――!!?(嘘でしょ!?)」
あ、縄咥えさせてるからコイツ喋れねぇわ。
えっと、解除法は……。
「……すまん、解除法分からんからしばらくお前このままっぽいわ」
「――!?!?(嘘でしょぉぉぉぉぉお!?!?)」
罠師でどうやって戦えと? ~そもそもうちのパーティー前衛職いねぇじゃねぇか……~ @byakuya-botti
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