第2話 8G
星部先生「私はハーレム男子が大嫌いなのだ!
やれい、やっておしまいRガールズたちよ!!」
Rガールズの一人「先生、それだと複数形が並んで”たちたち”
ですよ」
・・Rガールズとは・・?そう、星部 涼先生率いる校内の
隠密精鋭少女部隊である。Rはリンゴの頭文字でもあり
ちなみに星部先生はビートルズのリンゴスターに似てる。
そしてリンゴには様々な意味があるが面倒くさいので省略させていただく。
星部「凪咲 渚という生徒がハーレム系男子っぽい!お前たち!!
なんとしてでもハーレムを食い止めろ!!」
Rガールズ全員(相変わらずイカレたオッサンだわ・・)
----------------
Rガールズの一人「おや~?先輩、今日のお昼は惣菜パンと野いちごドリンクですか~」
渚「ん?なんじゃい君は?1年か2年か?初めて見る顔だな。」
Rガールズの一人「わたくし佐々霧 凜と申します。あなたと同じ3年ですよ。」
渚「たしかに俺は高校4年生だが、3年生でお前のような後輩は知らんぞ。」
凜「フフフ・・知ってます?野いちごドリンクって無果汁なんですよ。なのに普通のいちご味じゃなくて
野いちごって・・ぷ。面白くありませんか?プププ。」
渚「あ、ああ、本当だ(汗)、ま、まぁ色々な事情があってこうなったんだろ。まあ美味しければ
果汁入ってなくとも、野いちごと名乗ってても問題なかろう。まあこの味と色で夕張メロンを名乗ってたりする
場合は問題アリだけども。。」
凜「しかも乳飲料なのにイチゴオレじゃなくて野いちごドリンクですよ。面白いですよね!」
渚「まぁ君が一番面白いよ。野いちごドリンクよりも。」
由紀「さすがね、野いちごドリンクを切り口に渚との距離を見る見るうちに縮めていくその熟練された巧みな営業能力。
さてはRガールズね!」
凜「・・なにこれ。ど、どっから声がしてんの・・幽霊??(きょろきょろ)」
渚「んー幽霊だろうかね。実は俺この幽霊と付き合ってんだよね・・」
凜(しかもRガールズを知ってるとは、こやつ、何者・・)
渚「ところでRガールズって何なの? 由紀ちゃんの敵?」
由紀「こいつらは隠密精鋭少女部隊よ。まだまだ数名いるから、これからすり寄ってくる女は全部ことごとく疑えばいいと思うよ。」
渚「なんかそれなら由紀ちゃんとお仲間なんじゃ・・(汗)」
由紀「たしかにハーレム系男子のハーレム化を阻止するための組織ですからね。ねえ佐々霧さん?」
凜「バラさないでください。バラされるの早すぎてみっともないじゃないですかっ!秘密をバラす者は
ここで消えてもらうところですが、困りましたね。。すでに消えてて見えないわ(汗)」
渚「ハーレム系がどうのとか言ってるあたり、ただの秋葉系オタク組織なんだろ・・(汗)」
凜「とりあえずバレたから出直すわ。。さらばじゃ!(汗ばびゅーん)」
由紀「ふん!渚は私のモノよ!べぇーだ!」
渚「・・。」
-----------------Rガールズ・アジトにて-
星部先生「え? 透明な彼女がいてRガールズのこと知っていただとぉ?」
凜「バレバレでした。でもその者は透明で見えないんです・・」
星部先生「ステルス迷彩服着てるのかもしれんな」
凜「いや、そんなもやもやな感じすらなく完全に見えないんですよ・・(汗)もしかすると
今もこの部屋に居るかもしれませんよ!!(汗)」
星部先生「な、、なぬーーー!おい透明少女よ!ここに居るなら返事をせいっ!!」
由紀「しーーーーーーーん。」
凜「ほら!こいつです!」
星部先生「お、おお。。ほんとに透明だな」
凜「まぁでも、彼女は我々と同じくハーレム化男子を排除するという志は同じかもしれません。
事実私が凪咲 渚への接近を妨害してきたのですから。」
星部先生「君、名前は?」
由紀「渡磯辺 由紀よ」
星部先生「そ・・その名前は・・八神一族かっっ!!」
凜「ご存知なのですか先生・・」
由紀「ていうか先生自身が一番ハーレムやってんじゃないですか」
星部先生「私はハーレム系男子ではない!!ハーレム系おじさんだからな!!ハーレム系は男子であってこそだからな!
ハーレム系おじさんよりハーレム系男子のほうが羨ましいだろ!そういうことだ!」
由紀「ん~、どっちが羨ましいと感じるかは人それぞれじゃないんですかね・・」
星部先生「とにかくオヌシよ、我らに姿をみせられぬか?」
由紀「ん~、チラ見せならOKよ、はい、チラッ。」
星部先生「もういっかい、もういっかい!・・ハァハァ」
凜「お二方、キモいプレイはやめようね。」
私はハーレム男子を絶対に許さない 闇教授 @professordarkness
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。私はハーレム男子を絶対に許さないの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます