うそのウソは真実であると願う

@nomurie28

第1話


ゆれる電車

ゆれる木漏れ日

通勤時間は往復3時間

私に唯一の自由を与えてくれる時間

この3時間が短いのか長いのかもう分からない

でもこの3時間が自分らしくまともな判断能力を宿してくれる

もうこんな生活終わりにしなよ

もうあの家に帰っちゃだめだよ

この言葉が頭をよぎる

これが正解だよね

まともな判断能力が警鐘をならす

自分でもそんなことわかってる

でも気づいたらあの家に居る。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る