はじめて御作拝見いたしましたが、安易に面白そうと手を染めて、顔面蒼白になりました。
母親としての責任の取り方、なるほど恐ろしい結末です。私だったら娘への仕打ち対する復讐もあったのかな、と少し感じました。この暴力は男女の間ではっきりと溝の刻まれる事柄なのかも、とひしひしと感じさせられるお話でした。
作者からの返信
カワセミ様
カワセミ様、お読み頂きフォローもありがとうございます!!(≧∇≦)
ちょっとこの作品は重苦しかったですね(;'∀')
自分で書いていて自分の人格を疑いました(笑)。
そう、この母の行動は責任と娘への仕打ちの復讐、両方を備えたものです。
もしも私がこの母の立場だったら……と考えてこのような展開にしました。
こういう話は実際にもあります。親としては、どう責任を取ればいいのか。子も大人だからと突き放すのか、もしくは……。
読んで下さり本当にありがとうございました!!(*- -)(*_ _)ペコリ
実際に家庭内で起こり得る話だと思いました。
家族の誰かが壊れるのは、恐怖と絶望ですね。
元々は歪んだ家族の問題で起こったことだとしてもお母さんの気持ちもわかりました。
作者からの返信
華さん
お読み頂きありがとうございました!♬
お星様もありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
このお話みたいな悲しい殺人事件は、本当にあることなのですよね。
どこの家庭でも起こりえる事、そして、誰もが闇に喰われる危険性もあるこの世の中です。
お母さんが取った行動も、理解できますよね。
妹にした行動は、母からしたら許しがたい事ですし、息子が犯罪者になる事はどうしても阻止したい事だとも思います。
ボタンの掛け違い、親の気持ちを歪んで受け取ってしまった子供、息子に理想を押し付け過ぎた親。
どこでどう間違えたのか、それを残されたお父さんはずっと考え続けていくと思います。
この暗いお話に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!!
一話ごとにコメントを残そうと拝読したはずが、一気に行ってしまいました。
母親の独白が重くてズシンときました。
どんなに愛情をかけて育ててもたった一言で、また何かをきっかけに壊れて
しまうんですね。妹への仕打ちは特に哀しかったです。
無雲さんの作品、引き出しの多さに感銘を受けてます。
この世の中の闇、病みを凝縮した家庭内の問題、解決の難しさを感じました。
完結お疲れ様でございました。
作者からの返信
ハナスさん、読みに来てくださってありがとうございます!!
かなーり重いテイストで書いてしまいました。
エッセイはライトに行けるのですが、創作物はこんなんばっか浮かびます。
爽やかには程遠いなぁ……。
人が壊れるきっかけって、他人からしたら些細な事なんですよね。
「そんなことで……」
ってなるんですけど、本人からしたら大事だったりね。
脳にあるお話を、もっと具現化していくためには、もっともっとガシガシとインプットしていかなきゃなぁって思ってます。
最終目標の実現のために、これからも色々書いて行こうと思います。
お星様もありがとうございました!!(ノД`)・゜・。♡
うわあああ。無雲さん、ヘビーなやつきましたね。全部が親のせいってわけでもないのでしょうね。生まれつきソシオパスやサイコパスとして生まれてくる子もいますし。そういう人も、育て方によっては、社会に順応できるようになることもあるそうですが。
山田詠美さんの「僕が勉強ができない」の中に、人を殺すことについて「赤の他人を殺したら大迷惑だが、身内のことは身内にしかわからないから何も言えない」みたいなセリフがあったのを思い出しました。
実は、地元でお世話になった塾の先生が息子さんを手にかけた事件があったんですよ。そういうことってあるんですよね。怖いというより、とても悲しいホラーでした。
作者からの返信
まりこさん、読みに来てくださってありがとうございます!
ヘビーでしたね。創作系で浮かぶのは大抵ヘビーなお話の私です。
家族殺しってとても多くて。
子供が道を誤った時に親がどう行動するか。
普段の接し方もあるのでしょうが、このお話の場合は最悪な結果になりました。
お付き合いいただきありがとうございました!
大きくなってしまった子を持て余すって、よくある話ですね。
また私事ですが、離婚騒動の時、義母が言いました。
「もう私はどうしたらいいかわからない(息子のこと)」って。その時の私は「自分で育てたんだろう」って思いましたが。
子育てって、なにが正解で、なにが不正解かわからない。子が大きくなった時に、どんな子になるかで、答えが自分に帰って来るんですよね。
本当に大きな大きな宿題じゃないかって思っています。
人はその人のキャラがあって、確かに優しい言葉を掛けられない人もいるわけです。けど、それでも親子仲良くやっている人たちも見てきました。なにが違うんだろうって考えた時。私が見つけたのは、やっぱり「ちゃんと向き合ったかどうかなんじゃないか」って思いました。きっとこの家のお父さんは、そのトドメの言葉を吐く前から、どれだけ子を関わったかってことなんでしょうね~。
いやあ、闇の無雲ワールドを見せつけられちゃいましたね!
これは確かに重い!!
でもたまにこんな話書いてみたくなるんだよなあ。
作者からの返信
お父さんについてももう少し書くべきだったと反省しております( ;∀;)
お父さんは、仕事人間で家庭を顧みていないという設定であります。
その記述が無かったorz
わい、後から気付く事が多すぎぃ。
子育てって、正解の無い難しい人生の大きな出来事で。
どんなに人類が進化しても、「これをやればOK」って事は無くて。
子供を育てた事のない私からしたら、人間の一生を背負うだなんて怖すぎますよ。やったことが無いからこそ感じる恐怖もあるのですよね。
脳内にはまだダークなテーマのお話があるんですよ。
創作系だとどうしてそんなに重いのばかり浮かぶの? って、自分で自分が分かりませんorz
編集済
無雲さんの作品はたくさんよみましたが、こんなに切なくなるお話は初めてです。
昌也は優秀な人間なのにどうして両親の事をこんなにも嫌っていたのかわかりません。親が子供の事を心配して、いろいろ助言をするのは自然だと思います。例え父親に言われた一言が気に入らないとしても乗り越えて欲しかったです。
完結お疲れ様でした。
作者からの返信
龍神さん、読みに来てくださってありがとうございます!
お星様もありがとうございました♬
昌也が両親を嫌っていたのは両親の想いを『過干渉』と受け取っていたからですね。
親からしたら『助言』でも、子供からしたら『過干渉』に受け取られることはままある事です。
ここで乗り越えちゃえるキャラはあえて書かなかったです。
私が描きたかったのは、親の責任の取り方とか家族の在り方なので。
お読み頂き、ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
三作目、ダークだって聞いていたけれど、これはすごいね。人の心にある闇が狂気に変わる恐ろしさを感じました。
けれど、両親なりに息子を愛していたし、妹はお兄ちゃんを誇りに思っていたんだよね。それが息子にとっては苦しかったという、歪み。
子供に挫折して欲しくない。なるべく楽な生き方をして欲しいと思って、親はレールを敷いてしまうけれど、子供にとっては苦しいものに感じてしまう。難しいね。
ずっしりとくる重いテーマだけれど、親子の関係性を問う大切なテーマでもあるよね。
書き切った無雲さんがすごいなって思う。
作者からの返信
そわ香さん、読みに来てくださってありがとうございます♬
お星様もありがとうございました!
うん。そわ香さんの仰る通りなのです。
親の好意は、時には子供には過干渉に取られてしまうのです。
そのバランスって、とても難しいと思う。
子育てって、正解がないですものね。
ちょっとでも、世間に疑問を投げかけられていたら幸いなのです。
殺人がもっとも多くおこるところは、家庭だそうです。
このお兄ちゃんも生まれた時は、きっと天使のようにかわいかったはずです。それが、いろいろあるとこうなるんですよねー
人はどこで道が違ってくるのか。難しい問題です。
作者からの返信
こころさん、読みに来てくださってありがとうございます!!
お星様もありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
家庭での殺人って多いんですよね。見知らぬ他人に殺されるより、家族に殺される方が多いんですよねぇ。
このお兄ちゃんも、ほんのちょっとしたボタンの掛け違えでこうなりました。
人が闇を抱えるきっかけなんて、人からしたら些細な事なのです。
その時家族はどうするか、答えの出ない永遠の問題です。
今まさに、思春期で難しい年頃の息子がいるので、考えさせられます……(><)
短いながらもぞわぞわとして、そしていろいろと感じさせられる物語でした。
作者からの返信
綾束さん、こちらも読みに来て頂いてありがとうございます!!
お星様もありがとうございました~♬
思春期男子、扱いが難しそうですね。反抗期だし、多感だし。
こういう事件って本当にある事で。
どんどん風化していって忘れ去られていくけど、心の闇っていうものは些細な事から生まれて肥大化していきます。
少しでも、考え続けて欲しい。そんな思いを込めました。
ズシンと心に響いて、色々考えさせるとてもいい作品でした。
子育てって、思うようにはいかないんですよね。
私もダメ親の一人です。
作者からの返信
佐野さん、読みに来てくださってありがとうございます!
お星様もありがとうございました♬
大分重い内容をぶっこんだので、どうしようと思っていましたが、お褒めの言葉を頂いてホッと致しました(#^^#)
子育てって、本当に難しいですよね。したことが無い私でもその難しさは分かる。いや、していないからこそ、ハードルが高く見える。
私は親に「私があのまま世間に殺意を持ち続けていたらどうした?」と問いかけた事があります。
そうしたら、「今頃殺していたかも」という回答を頂きました。
自分にこんな子供が居たらどうしたのだろう。
それを考えると眠れませんね。
重いね。
過干渉の末の悲劇。
残されたお父さんと妹さんのこれからの地獄を思うとね。
他に手は無かったのか?とも思うけれど。
でも、子供の行く末を憂いた結果ではなく、許せない行為の始末・今後を危惧して……というのがね。
手紙の最後に『愛してる』ってあるけれど、理想の家庭を愛してただけなんじゃないかな。
作者からの返信
コトさん、読みに来てくださってありがとうです!
うん。親からしたら良かれと思ってした干渉は、子供からしたら『過干渉』だったのです。
このお母さんは、現実を見てそうでちょっとピントがずれているかもしれません。いつもちょっと夢を見がちな、ね。
なかなか正解がない問いかけの内容だと思います。
自分がこの母親の立場だったらどうするかな?
こういう危険分子の受け皿も無いしね。
お付き合いありがとうございました♬
言葉がないわ、無雲ちゃん
こういう事件ってあるよね。もう親がどうしようもないってケース。どうしてとか他人は勝手に言うけど。親が殺すしかもう方法はなかったんですという、確かエリートの父親が息子を殺した事件を思いだします。
子を殺すか、子が他人を殺すかという切羽詰まった状態のとき、親はどうしたらいいのか、考えさせられます。
作者からの返信
絶句させてしまった……。
そんな中、お星様をありがとうです、アメさん!!
ありましたね、エリートの父親が引きこもりの息子を殺した事件。
あの事件はインパクト強かったわ。
こういう事態に陥ったらどうするか、うちの親にアンケートしたんすよ。
そうしたら、「殺すかも」って言われました。
賛否両論あると思いますが、危険分子と分かっている子供をどうするか、その答えは永遠に正解が出ないものなのだと思います。
家族って一番理想化されやすく一番閉ざされた世界ですね。家族の年月の積み重ねは負の積み重ねにもなりうることを凝縮したダイジェストで見せられるようでした。最後の母親の行動はお腹の中で育てた人ならではの気持ちに見えました。
作者からの返信
柊圭介様
お読み頂き、お星様も賜りありがとうございます!!(#^^#)
家族って、難しい組織なのですよね。
赤の他人ならば、いっそ恨むだけ恨めて楽だったなんて事もあります。
このお母さんは、後悔と絶望の中最後あぁいう行動に出ました。
一体子が何歳になるまで親が責任を取ればいいのか……。
家族主義が根強い日本では、それはこれから先も多くの人が考える難しい問題なのかもしれません。